Subject: 中学英単語 179eight Date: Mon, 17 Mar 2008 07:10:00 +0900 (JST) From: Chick Tack mag2 0000139181 ■■■ English Words for Junior High School Students 20080317 ■■■ ● 中 学 英 単 語 ■■■● ■■■ ● ●179 eight 毎週月曜日発行 Chick Tack ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 179.eight <発音>―――――――――――――――――――――――――――――――― ★[eIt エイト] eat の過去形 ate と同じ発音になります。 eight のように gh を発音しない単語はたくさんあります。「重さ」を表す weight も gh を発音していません。 daughter, high, light, night, through の gh は発音していません。特に high, light, night の i は[aI]アルファベット読みの二重母音になり ます。eight は i の前に e があり、ei とすでに二重母音になっているの で、さらに「エアイ]とはなりません。 enough, laugh の gh は[f フ]の発音になっています。 ghost の gh は[g]の発音です。h は発音されません。 <品詞と意味>――――――――――――――――――――――――――――― ★[名詞][形容詞] {複数形:eights[eIts エイツ]} {序数:eighth[eItθ;eIθ] ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ☆(1)8、8つの I have eight pencils in my pencil case.《中1》 「私は筆箱の中に8本の鉛筆を持っている」 「私は筆入れに鉛筆を8本入れている」 数を表す言葉は、その数がある名詞の前方に置いて使います。日本語で「鉛筆 を8本」と書いてあっても「8本の鉛筆を」と読み直して英語にしてください。 (×)I have pencils eight. We were very tired, so we went to bed at eight last night.《中2》 「私たちはとても疲れていた。それで、昨夜は8時に寝た」 at eight は、at eight o'clock を示しています。 How much is it? -- It's eight thousand yen.《中2》 「それはおいくらですか」「8千円です」 eight など数量形容詞がついたとき、thousand, hundred の後ろには複数形 の s はつきません。thousand の複数形が thousand, hundred の複数形が hundred と考えることもできます。ただし、「何千もの人々」「何百もの ボーイフレンド」などと言うときは、thousands of people, hundred of boyfriends というふうに thousands, hundreds という複数形を使います。 また、ドル(dollar)は複数形の dollars がありますが、円(yen) の複数形 は yen で、yens という形はありません。 <語源>───────────────────―――――──―――――─ _ インド・ヨーロッパ語族の一番の祖先では、okto(u) のような形が8という数 字を表す言葉だったと想定されています。 古ゲルマン高地語では、ahto となり、古サクソン語、古英語には eahta, ehta の形で引き継がれ、eight に至ります。 古ゲルマンからの分れで、現在のドイツ語・オランダ語は、どちらも acht が 8を表すつづりです。 _ _ 古ゲルマンよりの先の枝分かれでは、ギリシャ語が okto、ラテン語が octoで す。こちらの系統から現代英語の October が生まれています。October は 元々は8月を表す語でしたが、年初に2月が加わり、2ヶ月後ろにずれて10 月になりました。 現代英語でも octo- とついている単語は数字の8と関係があります。 octopus[オクトパス]というのは、octo が「8」、pus が「足」という意味 で「タコ」を表しています。 オクターブ(octave)という音楽用語は、上と下の同じ音名(ドレミファソラシ ドの下のドと上のドなど)の音程のことを示していますね。これは「完全8度」 といって8度違うのです。 つづりに oct が含まれていますね。 ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ 漢字の「八」は、物が2つに分かれている様子を表しています。九までの数字 の中で2で割り切れる数字の最大の数が「八」です。そのため均等に分かれる ことを表したもののようです。 「八」は下が開いているので「末広がりで縁起がよい」とされています。また、 『君が代』の歌詞の中に「千代(ちよ)に八千代(やちよ)に」とあり、数が 多いことを表す数字でもあります。「花のお江戸は八百八町(はっぴゃくやち ょう)」や「大阪八百八橋」「嘘八百」というのも、この例ですね。 「一」を「壱」と書くときがあるように、「八」は「捌」と書くこともありま す。「八」に「分かれる」という意味があるとわかると、納得できますね。 <英語感覚養成英文>―――――――――――――――――――――――――― ●前回の英語感覚養成英文 Do you eat out a lot?(ヒント:a lot は、この文では often;many times) 日本語訳例:あなた(たちは)よく外で食べるのですか。 →あなた(たちは)よく外食するのですか。(≧ 3 ≦)o口 out「外で」→eat「食べる」で、問題なさそうですが、知っていないとなか なか言えない表現だと思います。 ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ●今回の英語感覚養成英文 この英文は、どんな内容を表しているでしょう。日本語訳を考えてみて下さ い。説明は、次回のこのメルマガで。 It's only eight days till[to] the entrance examination. (ヒント:the entrance examination「(その)入学試験」) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 次回は eighteen です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― このメールマガジンは、“まぐまぐ!”を利用して配信されています。 http://www.mag2.com/ 当メールマガジンは、無料でお読みいただけます。 このメールマガジンの登録・解除は、下記のページからお願いします。 http://www.mag2.com/m/0000139181.html バックナンバーは、下記のページのリンクからご覧ください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/index.html もっと難しいものをお読みになりたい方は、『英語の文法と語法』の配信を申 し込んでください。 http://www.mag2.com/m/0000190027.html ∈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡∋ <(` ) Chick Tack ( ) E-Mail Address : mit_desde1994@ hotmail.com / | 魔笛を観に行こう: http://tatsuku.web.fc2.com/ ∋ ∈ Chick Tack 英語5文型: http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/ 愛知哲仁 の ギリシア哲学への招待状:http://philos.fc2web.com/ ∈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡∋ メール・アドレスは、コピーして、あて先欄に貼り付けてから、@ と hotmail の間の半角スペースを削除してください。面倒かけます。 ┛ おすすめ英会話・英語教材や無料サービスなどの紹介ページ ┛ http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/recommend.html ┛ ┛ ◆あとがき◆ 三重県でも、県立高校の後期入学試験が終了しました。ホッと一息といきたい ところです。 ○o。.(-θ-)y-~~ しかし、私事ながら、3月末日で学習塾の塾舎を閉める予定のため、後片付け や各種手続きで、忙しく過ごしています。14年半は、アッと言う間でした。 花粉症の方は、春はお嫌いかも知れませんが、私にとって春は複雑な季節です。 寒いのが苦手なので、暖かくなるのはいいのですが、年度初めで、経営が成り 立つだけの生徒が集まるだろうか、という不安が毎年体をおおっていました。 意外に思われるかも知れませんが、対人恐怖症で、かっこ悪いところを極力見 せまいと緊張します。特に春は、新入生と初対面となるため、手足の汗が乾く 間もなしです。保護者の参観などということになれば、ブルブルと手が震え、 ただでさえ不格好な字が、さらにくずれます。気付くと、何を言っているのか 自分でもわからないことを言っています。そのため、参観はお断りしていまし た。 不安が増す今年の春は、うららに浸るため、近所の桜並木を見に行かなくては、 と思っています。(_ _)(-θ-)(~ O ~)ファ…(~ O ~)(-θ-) ・・・‥‥……──────────────────────……‥‥・・・ (c) Matsumiya Institute of Thinking 2008 ・・・‥‥……──────────────────────……‥‥・・・ |