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擁壁・法面目次はじめに今、我が国では行政改革や規制緩和が様々な形で進行する一方、 消費者のニーズも多様になり私たち都市造りに携わるものもその変化には 目を見張るものがあります。 このような変化に対しても当社はこれらの情報をいち早くキャッチし、
お客様に最新の設計や工法をご案内致し都市造りに貢献します。 擁壁・法面の処理(1)法 面1. 切土法面の勾配・小段
a. 法面勾配
b. 法面処理
2. 盛土法面の勾配・小段
a. 法面勾配
b. 法面処理
3. 法面保護と管理自然法面を残置した方が修景、安全、コスト面等でよい場合もある。 4. 緑地等の必要面積への算入5. 造成法面の植栽法面は従来、外来の牧草種子の吹付や芝張等による植栽が行われてきた。 これらの方法は比較的安価であり、施工方法も研究開発されていて降雨等による 法面侵食防止にも効果が認められてきたが、持続性・計画性・管理費の点で問題がある。 また、住宅環境をより豊かにするため常緑高木樹脂(シイ,タブ,カシ等)による植栽が検討され 採用されている例がある。 ただし、最近では行政機関において従来の工法(法型枠、芝張等)による法面処理方法は、 行政移管後の管理コスト増大から敬遠される傾向にあるので、十分な協議が必要である。 この場合、行政に移管すべき土地で道路残地が生じる場合は、設計時点において、 如何に民有地として処理するかを検討しておく必要がある。 最近のはなはだしい例では、道路用地に面した法面や道路残地を モルタル覆工させられた例がある。 昨今のガーデニングの普及により、むしろ民有地として管理させた方が有利な場合があり、 計画設計上留意すべき事柄である。 (2)擁 壁1. 基本検討a. コストと有効平地の兼ね合い
b. 任意擁壁(切土部2M以下、盛土部1M以下)1ヵ所に集約せず、任意擁壁の範囲内の分散配置の方がコスト的に安い。 c. 認定擁壁(切・盛土共に3M以下)
d. 修景(環境及び商品性)と擁壁擁壁の圧迫感を回避するための材質の検討。 また、北下りの場合の北傾斜法については日照も考えて擁壁工法を選定。 e. 法令上の規則
2. 細部の検討a. 擁壁のころびと宅地の条件
b.石積擁壁
![]() c.コンクリート及びCP型枠式直擁壁 (擁壁幅1mについて)死地面積0m20坪 d.プレキャスト直擁壁 (擁壁幅1mについて)死地面積0m20坪 ※ 直擁壁にすることで死地を解消(あるいは減少)できるが、 以下、直擁壁の損失について考察する。 3.メリット
4.デメリット
5.当社提案当社はこのようなメリット・デメリットに対して十分な検討を行い、 許可認定,供給側,需要側のそれぞれの立場に配慮した設計や提案を行います。 土地診断はもとよりエンドユーザーの居住後のグランドカバーやガーデニングに対しても、 様々なアドバイスや提案を行える企業です。 ブロック積擁壁の積方擁壁天場に法面がある場合 擁壁天場に法面が無い場合 CP型枠ブロック擁壁の設置例
1〜3Mの認定擁壁タイプ毎の標準にて施行可
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