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株式会社インプレスホールディングス 第18期定時株主総会

インプレスの株主総会がありました。土曜日に株主総会をするので、参加しやすい株主総会です。

株主数は13,574名で、発行株数は37,371,500株。
議決権を持つ株主数は11,310名で、議決権数は356,521個。
議決権行使書を含む出席株主数は2,356名(21%)で、議決権数は275,293個(77%)だそうです。

96年をピークに書籍業界はマイナス成長を続けており、インプレスもマイナス成長です。 返品率が業界では書籍が40.4%、雑誌が36.1%に対し、 インプレスは書籍が34.1%、雑誌が36.6%だそうです。 インターネットのページビューは伸びていて月刊3億ビューだそうです。

1時間ほど説明があり、質問ありませんかと社長が言っても、すぐに挙手はなし。 配当金ないのに、赤字なのに、誰も質問が出ませんでした。 このままだと、誰も質問せずに終わりそうだったので、ちょっと質問しておきました。

総会の後で、軽食をもらいました。 前はテーブルに料理が並んでいたので、争奪戦になっていましたが、 今回は1人1人にサンドイッチと飲み物を配っていました。

帰りに、本をお土産もらいました。 前は、これも争奪戦でしたが、今回はアンケートに欲しい本を3箇所チェックして本と引き換えるというやり方で、 混乱なく総会が終了しました。 もらった本は「日本百名山地図帳」「雰囲気写真の撮り方」「日本の野草」の3冊、 値段に直すと、それぞれ2200円、1800円、7600円です。

質疑

質問 欧米で出版が伸びてることについてどうか。
回答 日本の出版流通の特殊性が原因。 再販価格制と委託販売制で市場が大きくなりすぎてしまっている。 流通の再構築を業界全体として取り組んでいる。

質問 取締役2名が株を持っていないのはどうなのか
回答 貴重な意見として今後慎重に考えていきたい。 但し、使っていないがストックオプションがあり、株主と目線があっていないことはない。

質問 今期の予測はあったが、3年間の予測を教えてくれ。
回答 今後については公表していない。 先行きの見通しが立てづらいため。 構造改革は終わったのでゆっくりと成長できると考えている。 電子書籍は立ち上がったばかりなので、読みにくい。 利益目標は出せないが、リストラは終わったのでこれからは増益を確保したい。

質問 連結子会社の利益の上位と下位を教えてくれ。
回答 利益ベースでの上位はメディカルトリビュート6億円、山と渓谷社の1億8千万円。 下位はITリーダーズのマイナス1億、インプレスタッチのマイナス1億。 どちらも先行投資の会社。



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Presented by Ishida So