|
キーコーヒー株式会社 第58期定時株主総会
2010年6月29日、キーコーヒーの株主総会がありました。
場所は、新宿文化センター、初めて行く場所です。
会場にはいると、トアルコトラジャコーヒーがありました。
他にも冷たい飲み物がありましたが、冷たいものはお腹を壊すので熱いコーヒーをもらいました。
コーヒーと一緒に、イタリアントマトのお菓子がもらえました。
会場で出されていたトアルコトラジャコーヒーは酸味が強くあり、ちょっと苦手な味です。
でも、世間ではこういう酸味があるのががいい味なんでしょうか?
10時に総会が始まりました。
議決権を持つ株主は29,045名で、議決権の数は221,327個
議決権行使書を含む出席者は10,528名(36%)で、154,290個(70%)だそうです。
ヘッジファンドの参入でコーヒー相場が乱れるとか言っていました。
売上げは前年比-5.3%で、営業利益前年比+44.8%だそうです。
減収増益、最近このパターンの企業、つまりコスト削減を強化した企業が多いようですね。
総会後にもまた、性懲りもなく、コーヒーを飲みました。
だんだん味に慣れてきました。
最初は、イタリアントマトのお菓子は手渡されていましたが、
そのうちにみんな勝手に取っていく様になったので、
私もいくつかもらって子供のお土産にしました。
総会の帰りにお土産ももらいました。
中には、有機栽培コーヒーのドリップオンと、トラジャブレンドの粉が入っていました。
質疑応答
中国市場での商品展開、和華の販売、中国市場のシェア・販売状況、商品の加工、飲食について。
和華を中心にだが、業務コーヒーの販売が多い。
市場が発展しているので、家庭用を強化する。
確定できるシェアを持っていない。
中国市場は、日本製と現地製の両方がある。
販売状況をみながら対応する。
飲食業は、7年の経験から、単独での参入は難しいと考えている。
お客様と一緒に進出し、コーヒーでサポートしていきたい。
サラウェイのトラジャコーヒーのフェアトレードがなっていないと生産者と問題になっていると聞いているがどうか。
フェアトレードは公平貿易の事で、適正価格で取引される仕組み。
トラジャで30年現地の人とコーヒーを作っている。
直営と周辺農家の買い上げがあるが、フェアトレードのトラブルは聞いていない。
現地の人とは協力的・友好的だが、トラブルがなかったとは言えない。
承知はしていない。
毎年、苗を周辺に配って、作り方の指導をしている。
一緒に作って世界的にも有名なものになってきている。
認証はいろいろな機関がしている。
熱帯雨林を守るとか、周りの環境をよくしていくグッドインサイトとか。
その地域をよくして、おいしいコーヒーを作ってもらうようにしている。
ソフトポッドシステム、いいシステムと思う。
どこに提案活動をしているのか。
コンビニで簡単に飲めるのか。
飲食店と職域に絞って販売している。
ソフトポッドはインターバルが長い、5杯以上出るところに提案している。
中華店、10〜20人のオフィスなど。
ポッドが進んでいるヨーロッパやドイツなどでは30%がポッドになっている。
将来は家庭でポッドを楽しんでもらうことも計画している。
ローソンやサンクスなど一部の店舗で簡単に飲めるコーヒーを出している。
ローソンは30店舗でソフトポッドの実験をしている。
1日50杯以上出さないと採算が合わない。
バラエティパック、飲むものと飲まないものが出る。
好きなものを買えないか。
バラエティパックは、9万店で売っている。
単品も売っているが棚の問題がある。
バイヤーと交渉して展開を増やしたい。
コーヒーの相場と為替の推移、これを見て将来的にコーヒー需要がどうなると推測しているのか。
人口が増えてコーヒーを飲む人が増えると、相場も上がっていくのではないか。
世界のコーヒー生産はブラジルベトナムを中心に増えている。
これに対して需要も増えている。
ブラジルやインドが生産国でもあるが消費も増えている。
コーヒーは収穫と収穫の間の狭間がある。
需給バランスでコーヒー価格は安定すべき。
しかし、投資の金が入って上下している。
需給バランス以外でのコーヒー価格の上下がある。
国内は人口が減っている。コーヒーの消費量は1人が年300杯ぐらい。
まだまだ高まる。
コーヒー相場はドルなので、為替影響を受ける。
弁当やデパートの地下は20年前と違う。
個人需要をどう取り込むのか。
決算での売掛金は企業相手のもとの思うが、消費者相手を増やすのか。
卸を広げるとか、喫茶店を増やすとか、方針を聞きたい。
個人需要のと取組みは、同じ気持ちである。
日本の市場はコモディティ化している。
安いコーヒーとスーパーから言われるが、コーヒー楽しみ優雅さを評価してくれるのは個人。
今まで百貨店で展開していたが、今期より直販営業部を作り、直販に取り組む。
売上げで個人に百貨店が売っているのも売掛金になる。
業務用と家庭用はキーコーヒーの大きな市場。
キーコーヒーのトアルコトラジャとか氷温とかブランドを出したい。
キーコーヒーの売り場は良くてもデパートの方針で閉まることもある。
成熟社会の日本で味のわかる、楽しむ人が増えていく。
そこに力を入れて行きたい。
コーヒーと健康の関係でコーヒーが評価されつつある。
キーコーヒーが力を入れるものは何か。
飲み方、砂糖やミルクの使いすぎは逆効果なので提案していくと良い。
コーヒーと健康について、様々な研究がされ、よい報告が出ている。
キーコーヒーでも研究している。
結果は製品に使用していく。
パッケージに載せるのは誤認されないように使っていきたい。
低カロリーの製品を市場に出していく。
かつてはコーヒーは健康に悪いと言われていたが、
普通の生活で楽しんで飲んでいけば健康に良い。
飲み方、コーヒーファンという機関紙で提案している。
コーヒーを1人10色、いろいろ使い分けて飲んで欲しい。
季節毎のコーヒー提案をしていく。
従業員の状況について、千人を超えるが、女性の幹部は何人ぐらい。
将来的な女性幹部の登用方向は?
今のところは女性の管理職はいない。
いたことはある。
性別での区別はない。
適材適所で人事をする。
その中で女性の登用が増えると思う。