10BASE−T |
LANの規格の1つ。
通信速度は10Mbps,伝送距離は100mまで。
|
100BASE−TX |
LANの規格の1つ。
通信速度は100Mbps,伝送距離は100mまで。
10BASE−Tと互換することが多い。
|
bps |
通信速度の単位。
「bits per second」は「1秒間に何ビットが転送できるか」を示す。
この値が大きければ大きいほど通信速度が速い。
なお「1kbps」は「1bpsの約1,000(or1024)倍」を示し、「1Mbps」は「1bpsの約1,000,000(or1024×1024)倍を示す。
|
DHCP |
IPアドレスを固定せずに接続のたびに異なるIPアドレスを割り当てる方式。
通常はDHCPサーバを探すパケットを一斉送信(ブロードキャスト)し、DHCPサーバが応答することで、利用されていないIPアドレスを割り当てられて初めてネットワークに接続できる。
この方式はプロバイダと回線事業者が同一の場合に利用されている方式の1つで、CATVの利用例が多い。
|
DMZ |
ブロードバンドルータの持つ機能の1つ。
外部(インターネット)から受信した全てのデータをLAN内の特定の端末に転送する機能。
|
IP |
データの相手先を見つけ、記録されているIPアドレスを持つ通信端末までデータを届ける役割を持つ。
|
IPoA |
IP over ATMの略。
ATMネットワーク上に直接IPのパケットを流す方式。
プロバイダがユーザに複数の固定IPアドレスを割り当てう常時接続サービスに利用されている。
またプロバイダと回線事業者が同一の場合に利用されているもののひとつ。
ほとんどがビジネスでの利用だが、個人向けにYahoo!BBが提供している。
なお企業に提供されるものはルータ内蔵モデムが一般で、プロバイダから提供されたIPアドレスを固定的に設定する。
|
IPアドレス |
IPが使用する接続相手特定のための識別番号のこと。
|
IPマスカレード |
プロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスを、LAN内にある複数の端末でも利用できるようにする技術。通常グローバルIPアドレス1つについて端末1つしか利用権はない。そういった際に利用する技術。
IPマスカレード機能を持つサーバかルータが変換を行う。
|
LAN |
ローカルエリアネットワーク(Local Area Network)の略。
狭い範囲(同一敷地内)でパソコン等の端末を接続・構成したネットワーク。
⇔WAN
|
LANケーブル |
別名イーサネットケーブル。
ケーブルにはツイストベアケーブル,同軸ケーブル,軽量同軸ケーブル,光ファイバーケーブルなどがあるが、家庭内LANには通常ツイストペアケーブルを使用するのが一般的。
このツイストペアケーブルはケーブル両端の端子(RJ45)の結線の仕方により、通常ストレートタイプとクロスタイプの2種類のケーブルに分けられる。
LANカードとLANカードを直接つなぐ場合はクロスタイプを使用。
モデム、ルータ、ハブとLANカードをつなぐには、通常ストレートタイプが使われる(ただし機器により違う場合もある)。
(参照)カスケード接続
|
LANカード |
別名ネットワークカードともネットワークボードとも言う。
パソコンをLANに接続するためのコネクタを持っている機器。
|
MACアドレス |
イーサネットアドレスとも言う。
LANカードやブロードバンドアダプタなどにそれぞれ割り当てられている認識番号。
利用しているマニュアルやシールで機器に明記されている。
同一のネットワーク内にある利用機器に対し、互いのMACアドレスを交換・認識することで通信を確立させるために利用。
|
MTU |
1回の転送で送信できるデータの最大値を示す。
送信側が設定できる。
安定した環境では値を大きく、劣悪な環境では値を小さくすることで転送速度が速くなる。
通常この値の設定はブロードバンドルータなどで行う。
ドリームキャストでブロードバンド回線を使用する場合、ルータのMTU値を設定しないと安定したオンラインプレイが望めない。
ルータの中には利用者が設定できないものもある。
(OS付属の telnet
を利用すれば設定できるが、方法が特殊なので破損する場合もある)
|
NAT |
1つのグローバルIPアドレスを、1つのプライベートIPアドレスに変換する機能。
1対1の対応しかできないので、端末の数だけグローバルIPアドレスを用意するか、グローバルIPアドレスを利用している端末が処理を終えるかないという欠点がある。
これを解決するのがIPマスカレードという技術である。
|
PPP |
コンピュータやLANを電話回線を利用しネットワークを利用するための接続規約。ダイアルアップ接続などがあたる。
|
PPPoA |
イーサネットを介さず直接PPP接続を行う通信規約。
PPPoAはADSLモデムに実装されている。
またPPPoA対応のブロードバンドルータはモデム一体型に限られる。
イーアクセスやアッカ・ネットワークスや東京めたりっく通信などが代表である。
|
PPPoE |
PPPの機能をイーサネットを通して利用する通信規約。
常時接続で多対多の環境で利用できるようにしたもの。
PPPoEはブロードバンドアダプタ(やLANカード)がもつMACアドレスによって双方の機器を識別し、その間に仮想回線を展開する。
NTTが提供しているフレッツADSLなどが代表である。
|
TA |
ターミナルアダプタ。
すでにある端末をISDN網に接続するために使用する端末アダプタ。
主に速度変換やプロトコル変換などを行う。
|
TCP |
受信相手からの応答を確認してから次のデータを送信する仕組み。
また届いたデータが送られたデータと同じか検知し、違う場合には送信元の機器に再送を命令させる機能のため、UDPに比べ信頼性の高い通信が期待できるが速度は遅い。
通常、ポートの設定はブロードバンドルータなどで行う。
UDPとの比較 信頼性:高 速度:低
ゲームキューブでブロードバンドアダプタを使用する場合には、ルータのTCPとUDPのポートを空ける必要がある。
|
UDP |
相手からの応答を確認せずに次のデータを送信する仕組み。
そのためTCPに比べて送信が高速であるが、きちんとデータが届いているかどうかの信頼性が低い。
データが届いていない場合、ゲームでは自分や相手の位置情報が正しく伝わらないことが多い。
通常、ポートの設定はブロードバンドルータなどで行う。
なおPSO側でできるUDPの設定は、この機能を有効にするかしないかだけである。
TCPとの比較 信頼性:低 速度:高
ゲームキューブでブロードバンドアダプタを使用する場合には、ルータのTCPとUDPのポートを空ける必要がある。
|
UPnP |
ユニバーサルプラグアンドプレイ。
接続するだけで簡単に利用できるようにする機能。 |
WAN |
LANとLANを公衆回線や加入電話網を利用して相互接続したネットワーク。
⇔LAN
|
イーサネット |
LANの項目を参照。
|
イーサネットアドレス |
MACアドレスを参照。
|
イーサネットケーブル |
LANケーブルの項目を参照。
|
カスケード接続 |
ハブの下にハブを接続する方法。
ハブ間はクロスケーブルで接続する。なおカスケード接続専用のポートがある場合はストレートケーブルを使用。
接続台数は伝送信号の安定のために、1つのLANにつなぐハブは4台以内に抑える必要がある。
またルータにはハブの機能を有しているのもある。
|
1 |
2 |
3 |
4 |
ハブ1 |
一般LAN |
一般LAN |
カスケード |
カスケード |
ハブ2 |
一般LAN |
カスケード |
一般LAN |
カスケード |
ケーブルタイプ |
クロス |
ストレート |
ストレート |
クロス |
※一般LAN:一般のLANポート
※カスケード:カスケード接続専用ポート
※1の接続はPC対PCのピアツーピア接続。
※2〜4の接続はハブ対ハブの接続を想定。
なお一方はハブ付ルータでも可。
※4の接続やケーブルは一般的ではありません。
特にケーブル自動判断機能付ならどちらもOK。
(参照)LANケーブル
|
グローバル(IP)アドレス |
インターネットに接続された範囲で利用され、インターネットの世界で使用できるIPアドレス。
インターネット・ルータ間を指す。
⇔プライベート(IP)アドレス
|
スイッチングハブ |
集線装置。
「1対多数」のように複数ある配線を1つにまとめる装置。
10Mbpsと100Mbpsの2種類の回線速度に対応したものがある。
端末Aから送られたデータを全ての端末に送ってしまう(リピータ)ハブに比べ、スイッチングハブは端末Aが送りたい端末Bにのみデータを送るように制御してくれるハブ。これによりデータの混雑が送りにくく快適な通信が行える。
|
スプリッタ |
xDSLで音声信号とデータ信号の周波数を分離する機器。
|
ダイアルアップ(IP)接続 |
モデムやTA(ターミナルアダプタ)を利用し電話回線やISDNからインターネットに接続しているプロバイダまでを接続する方法。
|
ターミナルアダプタ |
TAを参照。
|
ダイアルアップルータ |
公衆回線網を使ってプロバイダと接続する機能と、LANに接続する機能を持った機器のこと。
現在は公衆回線網側がISDN網というのが一般的。
フレッツISDNでDC版PSOをするには必要な機器。
|
ハブ(Hub) |
集線装置。
すべての種類のハブを指していう場合やリピータハブを指して言うこともある。
「1対多数」のように複数ある配線を1つにまとめる装置。イメージ的には3口タップ付きの延長ケーブルを想像してもらえればよい。このタップ部分がハブと同じような役割をしている。
10Mbpsと100Mbpsの2種類の回線速度に対応したものがある。
なお通常のハブはリピータハブのことで、これは送信されたデータを端末全てに送ってしまうので、データの混雑が発生しやすい。これを回避するにはスイッチングハブという別の集線装置を使うとよい。
|
ナローバンド |
低速(約128kbps以下)な通信環境のサービスを指し示す。
電話,FAX,ナローバンド用モデムに使用される。
⇔ブロードバンド
|
プライベート(IP)アドレス |
LANのエリアで利用されるユーザが利用できるIPアドレス。
ハブ・端末間のIPアドレスを指す。
NAT機能やIPマスカレード機能をもったサーバやルータにより、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスが関連付けられている。
なおプライベートIPアドレスでは外部に出ることはできない。
⇔グローバル(IP)アドレス
|
ブロードバンド |
別名広帯域。
高速な通信環境のサービスを指し示す。
xDSL,FTTH,CATV,FWA,IMA−2000など約500kbps以上の通信回線を指す。
⇔ナローバンド
|
ブロードバンドモデム |
モデムの項目を参照。 |
ブロードバンドルータ |
ルータの項目を参照。 |
ポート |
PORTと言うように港をイメージしたら分かりやすい。
要するにデータの出入り口やコネクタの差し口を示す。
|
モジュラケーブル |
電話やFAXやナローバンド用モデムに接続するケーブル。
端子はRJ11。
LAN用のコネクタより一回り小さい。
|
モデム |
使用している回線に合わせてデータを変換し送信する装置。
アナログ回線やデジタル回線それぞれに合わせたそれぞれのモデムが存在する。
なおブロードバンドモデムの中にはルータ機能付きのものもある(一般にルータータイプと呼ぶ。それに対してルーターがないものはブリッジタイプと言う。)。
|
リピータハブ |
ハブを参照。
|
ルータ |
WANを利用してLAN間接続するための装置。
なお最近のルータはハブの機能を有している。
|