ライブレポート
Candy Dulfer & Hans Dulferの巻・その2


12/17/2002(Tue) 2nd stage
at Osaka Blue Note


Warning!!
大阪公演初日のネタが絡んでる部分もありますので、このページは、初日のライブレポをご覧になった後でお読みになる事をオススメします。初日のDulferライブレポは、こちらをご覧くださいね。





12月2日から始まったダルファー親子のJapan Tourも、いよいよ最終日。2nd stageという事もあって、観客の壊れっぷりもかなり見応えがありました(ええ、多勢に漏れず私もブチ切れてましたが・笑)

ライブの内容は、前の日とほとんど同じでしたが、ステージ上もパワー炸裂!! ボーカルのジョンもボルテージ最大ってカンジだったし、前の日とはまったく違う雰囲気で、とても楽しめました。あんまり激しくって、
途中で酸欠起こしかけて頭がクラーッとなっちゃったぐらいです(←それって激しく踊りすぎちゃうんか自分?・笑)


特に観客の反応がね、すごく面白かったんです。アメリカのドラマで「シットコム」っていうジャンルがあるでしょう? 『奥様は魔女』とか『フルハウス』、最近だったら『フレンズ』みたいな、観客の笑い声や溜息が入ってるヤツ。まさにあんなカンジの雰囲気だったの。パパのジョークでドッと笑いが起こったり、「ワタシ寂しい。だって、これが最後のステージなんだもん(←
泣きのジェスチャーつき)」っていうキャンディの言葉に「Ohhhhhhhh......!!」ってザワついてみたり。私としては、プレイももちろんなんだけど、ステージ上と観客との言葉のキャッチボールがすごく楽しめるステージだったなって思います。


2回目にしてやっと分かったんだけどね、パパがたまにサックスを横にしてブルブル振ってる時があったの。なんだろって思ってたんだけど、あれって多分、サックスにたまった水分を落としてるんですよね? 初日のレポでも書いたけど、ほんまスゴイよ。
ボトボト落ちてるんだもん。小学生の時に使ってたリコーダーのお尻の部分から漏れてきてたのなんて、全然比べモンになんないぐらい(←当たり前やっちゅーねん)さりげなくそんな事をしつつ、瓶ビールをグビリと飲みながら爆音テナーを吹き鳴らすパパ。めっちゃめちゃカッコ良かったっすよーー(惚) うちのオヤジと同い年なんて、絶対にウソやわ....。


キャンディは日本語が上手。今年2月のライブでもそうだったように、今回のステージでも日本語をたくさん披露してくれました。これがまた結構高度なんですよ。「日本に来れてとても嬉しいデス」とか「みんなの事、ダイスキです」とか....ポール・マッカートニーは
「押忍!!」ばっかり言ってたけど(笑)、キャンディの日本語はちゃんと文章になってたもの。きっと耳がいいんでしょうね。


そんな彼女、おそらく今回の来日を機に覚えたのでしょうか。大阪ステージ両日とも
「なんで?」って言葉を好んで使ってました。それでも充分cuteだったけど、関西弁のイントネーションで言ってくれたら、もっとウケたかも....「なんでぇ〜?」(笑)


ステージが終わってからお手洗いに行く時、ちょうどサイン会のために控え室から出てきたキャンディとバッタリ。例の帽子が目印になったのか、私の事、覚えてくれてたの〜〜〜!!(激嬉)「Oh, Hi!!」って、私の腕をポーンと叩いてくれたんです。こーゆーのって、そうそう体験できる事じゃないもん。普段はブラッキーな私も、すっかりミーハー度200%状態に陥ってしまいました(恥)


その後、前の日に時間がなくてできなかった記念撮影をしてもらいたくて、もう一度サイン会の列に並んだんです。前の日とは逆に、今回はパパから先制攻撃を食らってしまいました。


「おー、キミ、また来たんか!!」(笑)
「そー、また来ちゃった。今日はね、キャンディ持って来たの」
(ギャグのつもりで持って来た、チュッ○チャップス20本入りのカンカンをテーブルに置く私)
「え、キャンディ?」
「そー」
「困ったなぁ、また太る〜〜〜(苦笑)」
「ダイジョーブやって!!」


なんかめちゃフツーの会話してるやん....と思いつつ、写真をパチリ。やりー、ダルファー親子と3ショットぢゃん!!


「ホントありがとう、とっても楽しかった!!」


そう言って、パパ&キャンディと握手してもらった。しかも、パパからは
手の甲にチューまでしてもらっちゃいました。さすが『ナイト』の称号持ち、紳士だわ〜〜(照)



そしてその後....



私の次は、友人Kクンの番でした。Kクンも、二人にプレゼントを差し出す。


「あなたからもプレゼント!?」
「はい、チョコレートです....」


そう言った瞬間、周りにいた一同(含・店内スタッフ)が揃って「Ohhhhhhh!!!!!」と雄叫びを上げたのは言うまでもありません(爆笑)



さらに、その後ろに控えてたのが友人Sクン。
どさくさに紛れてキャンディとケータイで2ショット



こやつら〜〜〜、彼氏彼女かい!!



「お前、反則〜〜〜!!(怒)」
「げーっ、それ犯罪やで。絶対許されへんわ!!(激怒)」


そして出来上がった画像が、これまたかなりのナイスなショット。おかげで彼は、
一瞬にして周りを敵だらけにしてしまったのでした(笑)



私はその後、バーで一息ついていたバンドメンバー達の中に潜入。ノリノリだったボーカルのジョンに近づいて「Hi」と挨拶をした。


「ジョン、すっごく楽しかったよー!!」
「おー、Thank you!!」
「ねえねえ、バンドのみんなと記念撮影したいの。いいかな?」
「Yeah, もち」


Sクンにカメラを預け、へんてこりんな例の帽子を脱ごうとする私にジョンが言った。


「え、それ脱いじゃうの?」
「だってー、せっかく写真撮ってもらうんだもん。じゃあさ、こうしようよ!!」


そう言って、
ジョンに帽子をかぶせてしまうという、半ば暴挙めいた行動に出た私。


「おー、似合ってる似合ってる!!」


他のメンバーから茶化されながら帽子をかぶった姿のジョン達と、写真撮影。なんだかもうすっかりパーティ気分で盛り上がってました。



特にステージが終わってからは、人気アーティストのサイン会って言うよりはむしろpartyみたいなノリで、すごく楽しかったです。彼らのパワフルで素晴らしい音楽的才能ももちろんだけど、こんな風に私達と気軽に接してくれる気さくなキャラも、彼らが人気者である要素の一つなのでしょうね。



底抜けに楽しかった二日間のライブ。その一瞬一瞬がとても刺激的で、そこで体験した何もかもが、私にとってホントに大事な宝物となりました。このステキな思い出たちが、これからの私の新たなパワーになってくれそうな気がします。



また頑張ろーっと!!