東北・磐越道ルート
冬 季 情 報
ツーリングマップル補足
水戸(常磐道・那珂IC)方面からは、R118かR349を北上する二つのコースがある。久慈川沿いに遡上するR118は久慈川にかかる沈下橋に寄り道しつつ 大子町の袋田の滝で一休みし、天気が良けれ ば好展望の八溝山に向かおう。山頂からは遠く富士・飯豊まで見渡せる。オンロードは県道を往復だが、オフロードなら矢祭から真名畑林道〜山頂〜棚倉町と繋げば、尾根と渓谷のダートが楽しめる(棚倉に抜ける県道八溝線はダートだがオンでも行けそう? 05年。かなり舗装化が進んでいた。極楽橋からの渓谷沿いにダートが残るのみ)福島県に入ってからは渓谷美で知られる矢祭町の矢祭山(ツツジと紅葉の名所。塙町風呂山のツツジも見事)で休みたい。なお袋田や矢祭には鮎やコンニャクなどの奥久慈の名物が売られているので食したい。塙から先は、滝好きならR289で江竜田の滝に寄りたい。温泉好きなら湯岐温泉へ向かおう。共同湯(山形屋管理/350円混浴)がお薦め。露天なら湯遊ランドはなわ(千円/平日800円。17時以降半額 水休)だ。湯岐からはR349で鹿角平へ。鮫川村内まで来れば道 標が要所ゝにあるので迷うことはないだろう。
 
ハイペースで走行できるのが、もう一方のR349。休息ポイントは国道沿いの日立市の玉廉の滝や里美の下滝などがある。大きく?寄り道したいなら、水府(常陸大田)の竜神大吊り橋(竜神峡)や里美牧場がある。特にお薦めは、武生林道(全面舗装。ただし狭道のワインディングで小振りのバイク向き)や細崎入林道(通行止め/04年現在)だ。どちらも尾根沿いの展望のよい道でさざなみの様な奥久慈の山々がいい。なお武生林道は平家の落人伝説が残る山村風景の中を走りたいので持方経由でR461に抜けたい。滝好きならR349沿いの矢祭町滝川渓谷がお勧め。片道1時間半以上かかると思うが、滝川48滝と言われた連瀑帯で歩道が整備されている(以前を知るものには、されすすぎの感はあるが誰でも安心して歩ける)。
このルートはバイクを止めてのんびりしたい人に向く。茨城県北茨城市(常磐道・北茨城IC)から五浦海岸などへ寄り道しながら県道27号で花園(見事なシャクナゲが地名の由来。神社に名残あり)へ。ここの花園神社や七つ滝(小さな滝が集まり/落差72b)に寄り道しつつ、花園渓谷を遡上し、南回りで猿ヶ城渓谷の小さいが趣きがある滝を経て亀谷地(湿地)へ至るルート。バイクを停めて小さな滝巡りで楽しもう。この辺は早春系の花(5月上旬頃)が多く楽しめる。源流の趣の道を走り県境を越えてR349にスイッチ。阿武隈高地の高原の様な山頂部の道を走れば青生野に着く。ひと風呂浴びたいならモミジラインの別名もある県道27号を走り湯岐温泉へ向かおう(奥久慈ルート参)。オフロ ードなら花園神社から七つ滝〜柳沢(県道)〜栄蔵室山(君田・亀谷地林道)とダートを走り繋いで亀谷地へ。更に弥太郎・鷹ノ木沢・四時林道〜R289で鹿角平まで走ろう。寄り道には横川仏具線(以前は土砂流失でえぐれた悪路だったが、05年はえぐれもなく走りやすかった)もお薦め。仏具山山頂からの小名浜のパノラマがいい。