●東北道ルート(白河・矢吹IC)
東北道から鹿角平をめざすコースは、ラーメンを食べるなら白河IC。温泉なら矢吹ICだ。
白河市の白河ラーメンは県内では喜多方と並ぶラーメンの町。市役所にラーメンマップが置いてある。矢吹ICからはあぶくま高原道路で矢吹中央(IC〜中央間は無料)が便利。矢吹中央の近くには、あゆり温泉、棚倉方面(県道44号)に走れば、中島村のふれあいの郷。東村のきつねうち温泉。白河方面に西白河広域農道を走れば泉崎村のさつき温泉こがねの湯がある。どれも入浴料は350円前後だ(露天はあゆり・さつきの両温泉にある)。なお県道44 は集落の中を走る場所が多く空間的に狭く感じる為、大型バイクには不向きかもしれない。棚倉では桜や紅葉の頃なら棚倉城に立ち寄りたい。大欅が向かえてくれる。棚倉から県道25で鮫川へ。鹿角平への近道には道標があるので見落とさないよう注意したい(近道はツーリングマップルにない道で、県道25・寅卯平から県道242・富田。 その先の田尻で関口にに抜ける道路。間違えても国道に出るので心配はない。遠回りにはなるけど……)。
                       
                     
 
                 
   
     
              ●東北道(栃木県・那須塩原IC)
「奥の細道」ゆかりの黒羽町から鹿角平へ向かうコース。あじさいの咲く梅雨時にお薦めのコース(黒羽城跡の空濠を埋めるあじさいが見事)。
黒羽から雲巌寺に寄り道し、そのまま茨城県大子町に抜けるか、八溝山を越える(奥久慈ルート参照)。白河の関を越えてみちのく入りしたいなら、黒羽に戻りR294を北上する。途中の芦野(那須町)の遊行柳には、旅の先達の句碑が残されている。国道をそのまま北上すると関東と東北を分ける境の明神だ。境の明神から奥の細道自然歩道の道標にしたがい東へ進めば白河の関跡がある旗宿だ。芭蕉が越えた当時は境の明神に新関があったが、古人(西行・宗祗など)を忍び古関(旗宿の)も訪れているらしい。関からはR294へ向かい棚倉経由で鹿角平へ。なお那須町伊王野から戸中峠を越えて棚倉への道は、峠の桜並木が4月中旬〜下旬頃に見頃となる。また峠入り口の蓑沢には彼岸花の群生地があり秋の彼岸頃が見頃だ。
                   
 
     
            ●磐越道ルート
船引・三春ICを起点に三春や阿武隈洞(
田村市滝根)から南下するルート。桜期の4月中旬頃は三春から滝桜(三春町)や地蔵桜(郡山市)などの名木が点在するルートを石川町の桜堤まで南下する県道40号がお薦め。石川からは古殿を経由し鮫川へ向かう。4月下旬頃ならR349が見頃。国道付近に永泉寺(田村市大越)や夏井川千本桜(小野町)越代(古殿町)などの名木が阿武隈高地の遅い春を彩る。どちらのルートも山間は狭道が残る。
オフならいわき三和ICから鶴石山林道などの(
荒川さんのHP/01年7〜12月の林道情報/バックナンバーに詳細)がいい。この辺は、距離こそ短いが行き止まり・枝道などのダートがひしめきトータルだとかなりのダートランが楽しめる。阿武隈高地で迷うのも面白いかも?
 
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          阿武隈高地の紅葉は、山頂部が10月中旬から、山間部の見頃は10月下旬頃。里の見頃は11月月上旬頃。新緑は5月の連休後が見頃。桜は里が4月中旬頃から。山の桜は4月下旬から5月上旬。