■第10条 損の法則から早く抜け出よ
<損しやすい理由とは?>
『はじめたころは、どうしても損しやすい?』
良心的な株のアドバイスをするとき、多くの人がこう言います。
私が株をはじめるときもこういうアドバイスを聞きました。
『それでもなんとか利益を出すゾ。』
と、息巻いて株の世界に入りましたが、やはりこの法則にやられました。
そして今、改めて“なぜ損しやすいのか?”を考えると、
“利益確定が早く、損確定(損切り)は遅くなる”というのが1つあるようです。
『あれほど始める前に勉強したのに、実践となるとどうしてもできない…』
恐らく始める人が1度は通る道なのかナと思います。
<要因から脱出>
私がはじめて買った株は、タイミングよく買ったと同時に下げました。
そして損益はマイナスのまんま1、2ヶ月が過ぎていき…
…この間ホント、ブルーです。。。
損切りとかいろいろ考えましたが、買ってすぐ損するのもイヤだったので、
結局そのまま持ち続けます。
しかししばらくして“原点に到達するか、否か?”のところまで株価が戻ってきました。
このときは『原点に届いて、すぐ下降していったらイヤだな…』と思い、
原点株価で手放してしまったのですが、今度はそのあと怒涛の株価急上昇です。(泣)
『ちょっと利益が出たら、元に戻るのが怖いから売ってしまう、一方、損は大きくなるまで抱え込む』
このような文章をはじめる前にも読んだかと思いますが、
1年後再び同じようなことを書いています。
それほど実践となるとやはり難しいのかナと…
“初心者は損しやすい”はやはりあると思うので、その“要因”からなんとか抜け出してみてください。