<1株当たり利益=EPS>
増資のページの中で“1株当たり利益”という言葉が出てきました。
アルファベット3文字でいうとEPSになりますが…
このサイトではまだ取り上げてなかったので書いておこうと思います。
EPS(1株当たり利益)とは純利益を発行済株式数で割ったものです。
利益に関するものだから、値は大きい方が良い…と単純に思っていましたが、
これでは理解が足りないようです。
というのは。例を出して考えてみると、
・トヨタ:EPS=355円
・日産:EPS=125円
このようにEPSのみに着目するとトヨタの方が高いですが、
トヨタと日産を比較するには1株の値段が違います(トヨタ約5000円、日産約1200円)。
つまり効率の点からみると日産の方が優れているわけです。
このような点を補正するため
PERという指標が出てきたのかもしれませんね。
<数年経過をチェックしよう>
それではEPSは意味無いか? というと勿論そうではありません。
やはり企業の伸びを見るには大事な指標となっており、
前々年度、前年度、今期、来期と順調に伸びているならば
株価の伸びも期待できます。
ただしこのとき注意も必要です。
・1、2年でなく、数年の変化をみること
・資産売却など特別損失を計上している年もあるので、
営業利益(本業のみの損益)の伸びも合わせて見ること
そしてEPS、営業利益が毎年順調に伸びているのに株価が反応していなければ…
期待できる銘柄なのかもしれませんね。
ただここまで読むとわかると思いますが、
EPSはPERで十分代用できるのではないかと…微妙に意味合いが違うんですかね?