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■EPSとは

1株当たり利益=EPS

増資のページの中で“1株当たり利益/EPS”という言葉が出てきました。 よくわからなかったのでメモしておきます。

EPS(1株当たり利益)とは、純利益を発行済株式数で割ったものです。 利益に関するものだから、値が大きい方が良い…と単純に思っていましたが、 これでは理解が足りないようです。

というのは。具体的に考えたほうがわかりやすいです。

この場合、EPSに着目するとトヨタの方が高いです。 しかしトヨタと日産では1株の値段が違います。 つまり効率の点からみると日産の方が優れているわけです。 このような点を補正するため PERという指標が出てきたのかもしれませんね。

数年経過をチェックしよう

それではEPSは意味無いか? というとそんなことはなく、 やはり企業の伸びを見るには大事な指標となっています。 前々年度、前年度、今期、来期とEPSが順調に伸びているならば株価の伸びも期待できます。

ただしこのとき注意も必要です。

そしてEPS、営業利益が毎年順調に伸びているのに株価が反応していなければ… 期待できる銘柄なのかもしれません。 ただEPSはPERで十分代用できるのではないかと…微妙に意味合いが違うんでしょか。