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初心者の背伸び




■信用取引

<信用取引は怖い?>

『そろそろ信用取引のしくみでも…』

株をはじめて約1年、 やるやらないは別にして、ひと通りのことを知っておこうと思うようになりました。 しかし信用取引のイメージは“怖い!!”のひとことに尽きますから… ビビリながら勉強していこうと思います。

信用取引はお金が少ししかなくても、その3倍くらいの株が買えるという うれしい仕組みです。証券会社との信頼のうえで成り立っているので 信用取引と呼ばれます。

ただ、もちろんうれしいばかりではなく、借金をして株を売買するわけですから、
・手数料が多少高い
・追加でお金を取られる場合がある
・負けたときは今まで以上にブルーになる

また、金額の大きい取引が可能となる分、 大きな損失を出す可能性も大きくなります。


私が思うに、うまく使えば便利だが、自分を見失うと怖いカード払い… 同じような感覚ですかね。いずれにせよ信用取引に手を出す場合は 今まで以上の自己抑制が必要のようです。



<カラ売り>
信用取引のもうひとつ大きなメリットとして“下げ相場でも利益が出せる”ということがあります。 いわゆる“カラ売り”というやつです。

カラ売りとは、自分の持ってない株を売ることを言います。 持ってないものを売るなんておかしな話ではありますが、 証券会社との信用のもとで、このおかしな取引が成立するわけです。

例えば。TBSの株が跳ね上がっていたとき、 『ちょっとTBSの株を誰かに売っといてくれる?』 と証券会社に頼みます。 このときTBSの株を持っていなければ、“証券会社にTBSの株を借りた状態”で売るわけです。

そして後日。TBSの株が下がったときにこの“借り分”を返します。 友達に3000円借りたならば、そのまま3000円を返さなくてはなりませんが、 証券会社に株を借りた場合、株の値段に関わらず、株そのものを返せばいいわけです。

TBS1株には変わりませんが、安いときに買って返す… この差額分が自分の利益となるわけで、 これが下げ相場でも利益が出せる仕組みとなっています。

もちろん株価がそのまま上がれば逆に損を被るわけで。 便利な仕組みと思いきや、やはり一筋縄にはいかないようです。





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