株の格言

■名人になるより素人らしく

最初のころは難しいことに憧れました。難しいことをしなければ上昇銘柄を掴めない…株をはじめるとそんな気になります。

私は特に難しそうな分析を学ぼうとしました。ただ読んでみても書いてあることはよくわからず…

そんなときに見つけたのが“名人になるより素人らしく”という格言でした。素人がプロのように振舞うのはやはり難しいようです。

プロのマネをしようとしても、どうしても小手先になりがちです。なかにはプロ並の分析ができる人もいるでしょうが、それでも結果が伴ってるかは別の問題かと思います。

分析に精通しているプロでも失敗してるのですから…

素人は素人なりに自分なりのアプローチ法で取引をする… そのほうが自分に合っているのでは？　と考えるようになりました。

また。こんな話が紹介されてるのを本で見ました。

アメリカの田舎で大規模農場を営むオジサン。このオジサン、市場が暴落しているときにフラリと都会にやってきて、軟調な株を買いあさる。

そして4～5年、ほったらかし。。。

4～5年経つと暴落した株のほとんどは値を戻しているので、それを売って利益確定。結果、見事に財産の積み増しに成功… 株に関する難しい知識はほとんど無しにこのオジサンは大もうけできます。

こんなシンプルな方法でも“安く買って高く売る”という株の原則が守られています。

ちなみに書かれていたのはこの本でした。

こんなふうにはうまくはいかないでしょうが…自分なりの無理ない方法を見つけるのが良さそうです。