[1.概要]

 

 筆者は2003年4月に病院に強制連行されて(笑)意外な重病が発覚し、

その結果、棋界から足を洗うこととなった(んだろうな、多分)。

 病名は最初「悪性高血圧症」となっていたが、その後腎機能障害が見られな

かった事から現在は「高レニン血症」に訂正されている。

悪性高血圧症(腎硬化症)の症状は、

・ とんでもなくハイレベルの高血圧(筆者の場合、260/140)

・ 極めて強度の眼底変化(視覚障害/筆者はこれのせいで・・・)

・ 急速に進行する腎機能障害

(だが、筆者はこれを跳ね返したため「悪性」要件を欠き病名が訂正された)

が三大症状だが、他にも多彩な症状が現れる。高血圧なので

・ 心肥大(心不全の危険性が増す)

・ 動脈硬化の促進(早めにボケそう?)

さらに筆者の場合、追加ダメージとして

・ 多飲と多尿

・ 筋力低下と麻痺

(両者とも低カリウム血症の症状)が加わる。

 

 完治するまでの期間は「未定」って・・おいおい(苦笑)。

 なぜ未定なのかというと、その原因が不明であるからである。

 これだけハイレベルな高血圧だと、加齢による体質変化などではなく、他の

何らかの原因が疑われ、もしその原因を取り除けば血圧は正常にもどる可能性

が高い。したがって、その原因を調査したのだが・・

 原因はすぐに「極めて高度の血漿レニン活性」(通常の十倍あったらしい)

にあることが判明した。しかも、この系列の薬に敏感に反応して血圧が急降下

したため、原因がこれだけであることが判明した。

 血漿レニン活性が上昇する病気はいくつかあり、筆者の場合もそのどれかで

あることが判明して、簡単に手術で片付くと思われていたのだが・・

 

[2.につづく]

 

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