[4.対局]
このゲームでは外交も戦争も将棋対局によって行なわれる。
対局により、プレイヤーは「軍資金」を得ることができる。
ここでは対局の種類を説明する。
(1)小競り合い
プレイヤー全員が参加可能な対局である。また、相手に誰を選んでもよい。
(同じ軍団に所属していてもよい)
なお、1週に2回同じ相手と小競り合いを行なった場合、2回目以降は加算しない。
原則として、持ち時間15分/秒読み1分で行なう。
得られる/失う軍資金は以下の通り。
|
勝者 |
敗者 |
||
基本点 |
ボーナス |
基本点 |
ペナルティ |
|
通常 |
+1 |
+0 |
−0 |
−1 |
下克上 |
+2 |
+0 |
−1 |
−1 |
ここで「下克上」とは、格下のクラスの者が格上のクラスの者を倒すことである。
ペナルティについては次の規則に従う。
・ 足軽衆はペナルティを受けない。
・ 独立勢力(城主)・外様衆は自分の軍資金にペナルティを受ける。
・ 譜代衆は自分の所属する軍団が持つ軍資金にペナルティを受ける。
(自分自身の軍資金にはペナルティを受けない)
・ 一門衆は、同じ軍団や陣営(同盟者)と戦ったときのみペナルティを受ける。
他の陣営や独立勢力・足軽衆との戦いではペナルティを受けない。
(なお、一門衆の持つ軍資金が、そのまま軍団の軍資金となる)
(2)お手合わせ
通常、一門衆と城主(譜代衆・外様衆・独立勢力)のみ参加できるが、足軽衆も参加
できる場合がある。
これは「戦略行動」(後述する)の一つである。また、通常は他の陣営との対局となる。
(例外として「演習」などがある)
原則として、持ち時30分/秒読み1分で行なう。
得られる/失う軍資金は以下の通り。
|
勝者 |
敗者 |
||
基本点 |
ボーナス |
基本点 |
ペナルティ |
|
通常 |
+5 |
+5 |
−0 |
−0 |
下克上 |
+10 |
+10 |
−5 |
−5 |
お手合わせでは豪商が軍資金を提供してくれるので、軍資金が増加する。
ボーナスとペナルティは以下のように扱う。
・ 一門衆はボーナスとペナルティを両方受ける。
・ 譜代衆のボーナスとペナルティは、属している軍団の軍資金に加算される。
(自分自身の軍資金には影響が無い)
・ 外様衆と独立勢力はボーナスとペナルティを両方自分の軍資金に受ける。
・ 足軽衆は通常参加できないが、参加できる場合(演習など)には譜代衆と同じ
扱いを受ける。
(3)合戦戦闘
交戦中の陣営で「合戦」が行なわれた場合や、交戦中の陣営に属する相手とのお手合
わせ(一騎討ち)が行なわれる場合がこれになる。
これは「戦略行動」(後述する)の一つである。また、当然、他の陣営との対局となる。
原則として、持ち時30分/秒読み1分で行なう。
得られる/失う軍資金は以下の通り。
|
勝者 |
敗者 |
||
基本点 |
ボーナス |
基本点 |
ペナルティ |
|
通常 |
+10×n |
* |
−5×n |
* |
下克上 |
+15×n |
* |
−10×n |
* |
n : 合戦の「規模」 通常は城のレベル+1
* : 仕掛けた側は −5×n 受けた側は0
仕掛けて勝っても軍資金がマイナスとなるのでは、何のために合戦するのか?
と思われるかもしれないが、合戦に勝てば、このゲームで何よりも重要な「城」を
自分の陣営のものにすることができるのだ。
なお、合戦には別のルールもあるので後述する。