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フカセ籠は、海水でドロドロに練ったコマセと、パサパサに練ったコマセの両方を使います。
面倒なようですが、大変、簡単です。以下、この方法とコマセの消費量について紹介します。
図1に示す洗面器(釣具店で販売されているので、洗面器と言わないのかもしれない。)を利用します。
携帯するコマセ(乾燥したもの)は、コマセバケツに入れています。このバケツは、洗面器も収納するこができます。
この洗面器(内径=約16cm、深さ=約7cm)に、コマセバケツからコマセを移し、中央に凹を作ります。
そこへ海水を入れてスプーンで練ると、中央部はドロドロのコマセとなり、土手側は湿った程度のパサパサなコマセとして
使用することが出来ます。
ドロドロのコマセはフカセ籠へ入れ、パサパサのコマセはクレータへ詰めるものです。
なお、コマセバケツから洗面器へコマセを移したり、海水を注ぐためには、洗濯洗剤に付属しているものを使うと便利です。
この容量で約3〜4時間、もちます。足らなくなった場合は、コマセバケツから補充し、
その都度、海水を加えて練ります。
予備のコマセをフルに持つと、洗面器の3倍位、あります。これに洗面器の分を
加えて4杯分を計量してみると、正味(乾燥)1.2Kgです。
ちなみに自分が使っているコマセの原材料は、比重の重いオカラダンゴ(40%)とチヌパワー(40%)、それに
比重は軽いですが拡散性に優れたアミパワーグレ(20%)
(いずれもマルキュー製)をブレンドしたものです。
このようにブレンドすると、水深が約4m位までは、クレータへ詰めるパサパサなコマセの詰め具合で
イメージ通りのバラケをさせることができます。
すなわち、投げて沈下が始まり、ウキ(ガンダマ3〜4B負荷の自立タイプ)のトップが
見え隠れする程度に沈み込んで間もなく立ち上がり、フカセ籠が
開いてコマセをバラケたことが確認できます。
もし、ウキの沈み込みが無かった場合は、沈下の途中でフカセ籠が開いてしまったことになります。
この時は、クレータへ詰めるコマセを更に強く詰めてください。
スプーンの背で押すと、比較的、手が汚れなくて済みます。
それでも、ウキの沈み込みが無かった場合は、少しのチヌパワーを
別の袋に入れて携帯し、パサパサのコマセに付け足して、粘度を高めるようにすると良いでしょう。
この方法は、水深が約4m以上ある場合にも適用します。
逆にウキが沈み込んでしまう場合には、コマセ籠に詰めたドロドロのコマセが多かったことになりますので、
量を控えてください。
さらに、なかなかウキが立ち上がらない場合は、クレータに詰めたコマセが強すぎた、
または粘度が強すぎてクレータのコマセがなかなか溶解しないことが考えられますので、
この理屈を念頭において調整願います。
このように購入したコマセ(乾燥)の消費が少ないので、何回も釣りができます。経済的かつ、
釣行荷物の軽量化の面で助かっています。
皆さんの方で効果的なコマセの作り方を実践されておられましたら、是非、ご教授ください。
当ホームページをご覧になっている方々へ紹介して、そのKnow Howを共有させて頂きたいと願っています。
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