PanPoint ® http://www.PanPoint.jp/ |
D1:「フカセ籠」に乾燥コマセを詰める提案
目的・狙い
きっかけになったことは、ずいぶん昔になりますが、店頭で’音の出るコマセ’を目にしたことです。
遠くにいる魚にコマセの在り処を音で知らせる・・・すばらしいと感じ入りました。飴が混入されて
いるらしく、海水に触れるとパチパチと音が出るとの由。あたかも小魚がエサをついばんでいるような
状況をつくり出すそうです。
しかし、よくよく考えてみると、コマセは事前に海水で練るため、撒く時には
音が出ないのではないか?・・・何らかの措置はしてあると思いますが、乾燥したままのものを撒けば、この懸念が
無くなるので最も効果的と思った訳です。
今回、「フカセ籠」を作ったことで、再び、この思いが現実味を帯びて来たように思いますので、提案します。
仕掛けの変更点
この件について、仕掛けの変更はありません。前ページで紹介している全ての仕掛け(A1〜)へ
適用できると考えています。
操作説明
フカセ籠へコマセを詰める方法が、これまでと違います。図1にて説明します。
前ページのppウキフカセ(A1)仕掛けを適用した場合で説明します。
加えて、ppマヨネーズ容器(C2)を利用した場合も想定しました。
フカセ籠の内籠と外籠を閉じたらハリスを巻いて、上向きの状態に保持しながら乾燥コマセを
注ぎ込みます。
注: 2003年9月1日以降の商品は、内籠の底部に穴を設けてあります。
前ページのカスタマイズ(ID=E1)参照
従って、乾燥コマセを入れる場合は、この穴を指で塞いで行うように
お願いします。
適合オモリを使った仕掛けであれば、このオモリを外籠の底部に入れて
内籠で閉じると、穴を塞ぐので、指で塞ぐことは不要と思われます。
実験で確かめる必要がありますが・・・。
その後、サシエで蓋をするようにして入れ・・・前ページのppウキフカセ(A1)仕掛けで
紹介している方法で全体を閉じます。サシエを入れてから、乾燥コマセを注ぎ込んでも構いません。
このようにして準備完了した後、投げるとしばらく沈下しません。コマセが軽いからです。そのために、
乾燥した海砂を混ぜて重くしておくことが必要です。混ぜるのではなく、海砂を適度に
注ぎ込んだ後、コマセを注ぎ込んでも構わないと思います。
テスト結果
数回、試みた程度で結果を報告できるまでに到っていません。あわせて、最近、’音の出るコマセ’が
店頭から消えたようです。冒頭で述べた疑問を皆が思って、売れなくなったからでしょうか?
どなたかご存知で、このテーマに興味を覚えた方、・・・確性実験してみませんか? 賛同頂ければ、本ページはお名前を冠した標題にして、
情報共有をさせて頂きたいと考えています。
最後に一言。風のある日は、使えないかもしれません。コマセを注ぎ込む時に飛ばされて、自分が食ってしまうことになりかねないと思うからです。
|