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テトラポットの上に 釣具を拡げるための水平面 を確保する台

テトラポッドで釣りをしている時に、釣り具を海へ落としたことはありませんか? 釣り座の傍に道具が置けなくて、行ったり来たりの不便を強いられたことはありませんか? 安心して物が置ける場所が適宜に作れたら、大変、助かります。 市販品を調べたり試したりしましたが、適うものがありませんでした。

過日、この事について友人の鈴木さんに相談したら、’ユニークな台 ’を手作りしてくれました。
これが素晴らしい使い勝手を発揮します。 どうして気付かなかったのか・・・まさに’灯台下暗し’のアイデア製品です。

以下、このアイデア製品を紹介しましょう。

構造は、図1に示すように、長方形の平板の4隅に脚がある平凡な台です。 しかし、この脚にアイデアがあります。
前2本の脚と後2本の脚の長さが異なります。 平面に置いたら、傾く代物です。

これを図2のような釣り座の傍にあるテトラに置くと、此処に平面の場所が出来ます。
急峻な傾きを持つテトラなどには適うべきもありませんが、脚の据える位置を選びながら置けば、 大方の状態に適用できます。
4本の脚で支える以外に、平板裏の一箇所と前後いずれかの2本の脚による3点支持や、 平板の辺が一箇所または数箇所が支点になる場合があります。 更には、平板を橋渡しにして平面を作る場合もあります。

図3は、此処にバッカンや飲み物などを載せた様子です。



テトラに限らず、凸凹した磯場でも使えます。図4が、その使用例です。

携帯も苦になりません。バッカンの上面に被せて持ち歩くことが出来るからです。 図5は、その様子を示しています。
この様子から、蓋無しバッカンを使っている場合であれば、突然の雨などに備える蓋としても利用できそうです。



現在使用中の台は、木製です。頑丈で且つ軽く作ってあります。 とにかく便利、重宝しています。

追記
脚が中空のパイプ構造であれば、市販の竿置きをパイプに挿すことが出来るようになり、 竿置きを備えていないバッカン(又はソフトバッカン)にとって便利になります。
現在は使い古しの短竿を再利用した手作りの竿置きをバッカンの縁に差していますが、 市販の竿置きをパイプ脚に挿した方が安定性の面で、優れていると考えているからです。
なお、テトラでなく平坦な波止で釣りをする場合は、この台を背面置きにすることで竿置きの台として 活用できる(・・・そのようにして欲しい)と思っています。

この点、鈴木さんへ追加相談案件として伝えてあります。


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