アロア橋→釣り場&宿 リバーフィッシングとウルルン滞在記     2008.08.10-12
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釣行2日目まで完成! 3日目はもうちょい待って(^^;)>

- 1日目 -
ERICらと3日の別れ。    
今度は川を下り、宿泊地へ向かう。    
   
左が待望のガイド:ノビー    
右がノビー母の弟さん    
手前が息子マオキーだっ。
ノビーによると、これからノビーの    
家に一度行くらしい。約40分の船旅。    
   
マオキーはまだ懐いてくれないなぁ。    
「へぃ!シャイボーイ!!」    
アメ玉あげたら、ちょいと笑ってくれた。
左の写真は川の道中。    
ノビーがフライングフォックスとか言うので    
なんだかと思ったら、巨大こうもりだ(゚ロ゚;)    
哺乳類があんなに飛んでいいわけナイ!    
   
などなどしたら、ノビーん家が見えてきた!
とうちゃ〜く!    
早くもお子が2人お出迎え♪    
   
ノビー「あれがお前の家だよ!」    
TJ「どれ〜???」    
どぎゃしゃん! Σ(゚△゚;)    
ま、まさか壁がないとは。    
   
。。。ふ、ふふ。上等よ!    
いいじゃない!    
ココで昼夜3日すごすのだっ!

まず、会わせたい人がいるってことで    
となりの家に向かう。(写真の家ねっ!)    
   
そしたら、家族総出で歓迎してくれた(ToT)    
おとーさんなんか超やさしい。    
この村。いや村ではない。    
ここにはノビーの兄弟家族だけ住み、家は2軒。    
前は川で、後ろはジャングル。    
店があるとかないとかではない。    
   
おっ、お子が現れた!
TJは呪文サルゴラムを唱えた。    
TJはサルになった。    
子どもらは逃げ出した!    
   
ふふふふ。モンキーの人気は万国共通♪    
ってな感じで戯れてたら、少年が木に    
登って、ココナッツを取ってくれた。    
彼の名はアオ。チビたちと違って、    
見慣れぬ来客に興味はあるけど、    
ちょっと恥ずかしげな感じだった(^^)    
よく仕事もして、すぐに仲良くなった♪
じゃ〜、挨拶も済んだので、    
アオのくれたココナッツ飲みながら、    
ガイド:ノビーと、サポート:アオの体制で    
さっそくしゅっぱーつ!    
   
ふむ、微々炭酸な感じで不思議な味がする。

この時点でお昼すぎ。    
むぅ、今日はなんだかんだで、    
釣りする時間はあまりないな。    
   
河口から上流へ登り、キャスティング!    
がびょーん。ノーヒット。。。
   
かなりいい感じのストラクチャーを投げたおすが、    
アタリなし。軽い絶望を味わう。    
15時過ぎになって、ノビーが、    
「潮が止まったからもうだめだ。」    
   
今日は家に戻ろう。
壁のない我が家に戻るとご飯が    
用意されていた(゚▽゚)/    
   
白米に、魚、肉と野菜煮。    
うまぁ〜い。純粋な塩と素材の味が    
日本人には合う!
さて、飯も終わり夕暮れ。    
今日の反省会をする。    
   
ノビーに潮と魚の状況を聞き、ボクは    
日本から持ち込んだ タイドグラフと    
航空写真を取り出し、明日の戦略を練る。    
地の利とハイテクの融合。
反省会も終わり、一息着いたから    
じゃぁ〜、カラダを洗おう!    
ってノビーと笑う。    
   
おっ! さすがお父さん。一番風呂ですねっ☆

直後、あっという間に戦場と化した(笑)    
もうマオキーとはすっかり親友。    
   
子ども達と水を掛け合い、アオにも    
「来いよ!」水をぶっ掛け、アホのように    
飛び込み遊んだ。とてもとても。
家に着いたとき、    
「NAKANO、ウチにはシャワーもTVもない    
 お前、ダイジョブかい?」    
と不安そうに言ったノビーに    
ボクが 「 I don't care! 」と    
親指を立てると、ノビーはうれしそうだった。
「もはや釣果なんてどうでもいい。」    
そういったらウソになるけど。    
ホントでもあった。    
   
ボクは、ただ単なる釣りだけど、    
こんな機会にめぐりあえたのが、    
ただただうれしくて床に就くのであった。



- 2日目 -
2日目の朝を迎えた。    
1日目は、夜中の移動、陸路、水路、    
釣りと怒涛だったので、かなりよく寝た。    
   
夜は壁もないのでこうやって蚊帳で寝る。    
ボクが目を覚ますと、子ども達がみんな着てくれた。    
   
やさしく話しかけてくれる彼らの言葉は    
英語じゃないので、わかんないけど。    
とてもいごこちがよかった。
さぁ、今日はリベンジしてやろうじゃないの!    
今日のクルーは学校に行くアオに変わり    
女の子・ジャマだっ!    
   
午前中満潮スタートで、正午に干潮を迎える潮。    
戦略どおり、潮の高いウチに上流を目指す。    
表層レンジを見限ったボクらは、ディープダイバーによる    
トローリングを織り交ぜることにした。。。そのとき。
強烈な引きが襲った。ガッチり閉めた    
ドラグを引き出し、1匹目をランディング    
。。。する寸前。フックアウト。    
   
が〜っ○▽j×■〜っ、すぐにリベンジ。    
ノビーとボクは再度同じコースを通す。    
きたぁ〜っ! さっきの比じゃない。    
ドラグがギャンギャンなり、ヒラマサロッドが    
弧を描く。    
   ブチっ!!    
50lbのノットが切れなす術がなかった。
衝撃的だった。。。    
あんな魚なんて、想像を超えていた。    
「ノビー! 一度家に戻ろう!」    
昼食を兼ねてタックルをより強靭にするべく。    
   
ノットとフックを交換していると、ノビーが    
Prowns(ポーンズ)なるモノを持ってきた。    
エビのことをこういうらしく、今晩    
食わしてくれるって♪    
   
大はタイガーポーンズ。小はバナナポーンズだって。    
学校帰りのアオが家で教えてくれた。うまそ〜。
ノビーは午後から、このポーンズを取りに行くらしく、    
午後からのガイドはチェンジだそうだ。    
   
ガイドは弟、名はジミー。    
ノビーと仲良くやってたので    
ちょっと不安だったが、「ジミーはできる!」    
と言うので、「おっけ〜ぃ!」と午後戦にむけ、    
肩を叩き合った。    
   
タックル準備完了、奥さんの料理と、    
ホットティーをかき込み。いざ出発!!

ちょうど正午。潮はド干潮。    
ジミーと話し、まずは河口へ。    
河口一帯は過去プランテーションがあり、    
今は川の形が変わりプランテーションは    
水の中。そう、昔の人の家は、今は魚の家なのだ。    
   
河口を効率よくディープダイバーをトローリングで流すが、    
アタリなし。途中、流れ込みやストラクチャーを見つけて    
ミノーをキャスト。
ノビーが、私の主体性を重んじてくれる人なら、    
ジミーは、自分のオススメを押し付けなくそっと    
教えてくれるガイドだ。    
ジミーの戦略にも共感でき、いつしか信頼していた。    
   
あるカーブのストラクチャーに来たとき、    
「Nakano、あそこだ、バラがきっといる」    
「よし」    
ボクはうなずき、ミノーをピンポイントキャストする。。。
トゥイッチとジャークの中間アクション2回。    
ストラクチャーから50cm離れた、3トイッチ目。    
   
 「がんっ!!」    
   
ひったくってきたぁ〜っ!    
   
美しい魚体が見える。    
「バラだっ!」    
   
ジャマとボクが叫ぶのは同時だった。
60cmのバラ。ちょいと小さいが、    
ボクの心を安堵させるには、十分だった。    
   
「ジミー、朝のパプアンバスにリベンジしよう!」    
   
バラを手にしたボクとクルーは、あの強烈な引きの    
ヌシを狙いに行くのだった。

バスミノーから、ディープダイバーにチェンジし、    
こんなようなストラクチャーの際をスルーさせる。    
   
ノビーもジミーもトローリングスキルが上手い。    
こちらが、どれくらいの深度のルアーか言うと、    
寝ガカリと魚の境界線をトレースしてくれる。    
   
そして。。。    
写真より3倍激しいストラクチャーを通ったそのとき。
ロッドがしなり、ドラグが唸った。    
すぐさま後ろをみると巨大なクチが    
水面から飛び出し、巨木の上で、    
テイルォークが始まった。    
   
「バラだっ!! さっきよりデカっ!」    
   
ジミーはすぐさまストラクチャーから遠ざけるように    
ボートを操作。ついにバラはネットに収まった。
陸地に上がり、ホクホクなジャマと写真を撮った。    
ジミーとしょんべんして、一服。    
〜んっ、ハンドシェイクして肩を叩きあったのだった。    
   
「どんな気分だい?」    
   
「さいこーだよっ!!」    
   
ってね。

あっという間に夕方になっていた。    
ノビーには    
「3時か、4時には戻ってこいよ!」    
って言われてた。    
   
ジミーが何時って聞くから、3時半というと    
「じゃ、4時までやろうっ」    
って、わかってるねっ。
帰りはまたトローリング&キャスティングしながら    
家に戻る。    
   
ジミーが、あそこで魚が動いたっていう。    
親指立てて、ミノーをトイッチしたら、    
出てきたぁ〜。    
大きめのマングローブジャック!
この日はパプアンバスを手中にはできなかったが、    
バラを手にして満喫だった。    
   
じゃぁ、帰ろう。    
   
ノビーの門限を過ぎた夕日の川が    
とてつもなく綺麗に見えた。
2日目の釣果。    
普段はルアーフィッシングではリリースが    
多いのだけど、食べることにした。    
   
バラとバスはPNGでももっとも    
高価なんだそうだ。
家に帰ると、家族総出で待っていた。    
「Nakanoー! どうだった!?」    
ノビーが掛けてきた声に親指立てた。    
子どもたちもはしゃいでいた。    
   
今日は家族の1員が自分の村に帰るって    
船を漕いでいった。    
別れ際の顔、すごいうれしかった。

じゃー夕飯たべよーか♪    
   
そう。今日はあのポーンズだっ。    
うめぇ〜 d(^゚)    
   
ちなみに野菜は「エッグプラント」    
ナスのことだよ♪
飯喰って、やっぱり昨日と同じく    
水浴び戦争して、夜が更けてきた。    
そう宿泊は今日で最後なのだ。    
   
子ども達はボクと、ボクのキャメラを    
掴んで離さないけど、大人達も    
やはり異人のボクとの会話が    
同じ用に楽しみなようだ。    
   
ここからは大人の時間!    
早く寝なさいねって感じで、    
ちょっとかわいそうだった(笑)
   
で、大人の時間。いろんなことを話した。    
PNGの言葉のこと、人種の数、食べ物のこと    
文化のこと、日本のこと。    
蚊のこと。恐ろしいことに飲みかけの    
水を放置しとくと、ヤツラ、タマゴを    
生むんだって、で、知らずに飲むと。。。    
マラリア感染。恐るべし。    
   
それはそうと、パプア人は体質的に    
お酒は飲めないそうだが、    
タバコ好きは相当多いようだ。
ほっそいタバコ吸ってるから、    
「ボクにもくれよ」って言ったら、    
うぅ〜んて顔した。    
「どしたの?」    
「自分で作ってんだよ。」    
「は?」    
高いから、フィルタなしのタバコ買って、    
こうやって新聞紙で細いの作るんだって(^^)
で、試してみた。ゲホゲホぅ。    
みな爆笑。でも全部吸ってやったわ♪    
   
不思議なことにこうやってたべってると    
蚊がこない。不思議と思って聞いてみたら、    
明かりがついてるときや、煙をたくとき、    
人がしゃべってるときはほとんど来ないそうだ。    
   
で、夜寝静まったりすると寄ってくる。    
おきてるときは足元からくる。    
   
お〜ぅ、ベリークレバー。    
   
いろんな話をして最後の夜はふけていくのだった。



- 3日目 -
   
   
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