Takehiro Jet Cafe     sinse 2002.1.6     Last Update 2011.09.18
 
    

2011.09 東アフリカ・ウガンダ
- マーチソンフォールズ・ナイルバーチ -


 いつの日だろうか。。。
 
 見たことのない新しいものを見ても、もちろん感動はあるけれど。
 何か飽和してしまっていた。それはきっと成長なのだろうけれども。
 熱いものが、あふれるドキドキが感じ取れなくなってしまった
 
 ふと、気づいたことがあった。どうしてもここだけは行けないと思っていたところ。
 
 そう。それが、アフリカだ。
 
 ボクを含む大多数の日本人にとって、厳しい環境・貧困・治安悪・、
 病気・戦争。そんなネガティブなイメージしかない土地。
 オレは社会人。この歳になり、仕事に対して責任感もある。
 
 しかし、ぼくは行かなければいけないんだよね。
 ボクが感じている境界線を越えるために。
 知らないからこそだけの恐怖をまたひとつ消すために。
 
 たどり着いた東アフリカ・ウガンダ。
 そこにはさわやかな気候と大自然の中に、
 豊かな土地と言い表せない可能性が待っていた。

    


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- アフリカ・ウガンダ紀行 -



2011.09.04-10
マーチソンフォールズ・ナイルパーチフィッシング


 大勢のツアーでワイワイとなんてのはあまり興味がない。
 どうせなら人が行ったことがないところに自ら探して行きたい。
 
 "ナイル"の名を冠するこの魚の生息域を航空地図を手に、
 同時にアフリカらしい場所、ゲームが成立する場所を探し、
 釣り以外にもいろんなことを調べた。
 
 決めたその地は。
 ナイル川の源流。ビクトリア湖から始まるホワイト・ナイル。
 そのナイル川が6mの幅まで狭まり、アルバート湖に落下する滝。
 
  "マーチソン・フォールズ"
 
 その流速・流量は凄まじく、ナチュラルウォーターで、それは
 もはやヒラスズキをするかの様な磯と変わりない。
 
 この流速のなか100kg近いというナイルパーチが潜むことができるのか。
 
 日程はシビアだった。
 ドバイ経由のエミュレーツ。10時間+8時間のフライト。
 そしてエンテベ空港から首都カンパラが1時間半。
 そこからマーチソンフォールズ国立公園まで陸路6時間。
 
 6日間かけて、釣行できるのはなんと1日半。
 初めての土地で、初見の魚。習性もわからず、選べない気候条件のなか、
 釣りをされる方には、パターンをつかみ目的を達成するためには
 あまりに短い期間であることがわかるだろう。
 



 初日、首都エンテベより移動し、広大な国立公園に入った。
 いきなりサルやらカバやらゾウやら野生動物のオンパレードだ。
 
 キレイなリゾートロッジのランチなんて半分だけかきこんで釣りに出た。
 疾走するアルミボートの上で、ガイドと戦略について話す。
 
 30センチもあるを自ら釣りエサとするライブベイトと
 ルアーでのキャスティングで、緩やかな湖畔と激流の滝壺周辺を
 ラン&ウェイト&ガンする。
 
 湖畔は辛抱の釣りだった。かなり美味しいポイントが連続しているのに
 ルアーへの反応は全くないのだ。湖畔のスタイルは巨大魚を狙うため
 ライブベイトがメインのスタイル&戦略と、キャスティングゲームとは
 相性が悪いも大きい。
 
 ガイドと話し、ルアーキャスティングの割合を上げる。そして。。。
 恋焦がれた滝壺へ向かう。
 
 ボートでいける最上流まで行き、湖岸につける。
 両岸は崖がそそり立つ。滝壺へはアップダウンの激しいブッシュや森を進む。
 
 アフリカ眠り病を持つツェツェバエがたかり、枝をかき分け、
 時には生い茂る背丈もある草をこぎわけ、ロープ代わりにして、
 道なき崖を11フィートのロッドを持ちながらおりた。
 場所によっては20〜30分かかったと思う。そうこうして着いた川辺は
 
 圧巻だった。
 



 究極のバックウォーターフィッシングだ。
 
 渓流釣りはボクも好きだ。ルアーを選び、激流からヨレへ流す。
 ピックアップ寸前。。。
 
 でたぁぁぁ! ありえないでかさが、あの猛烈なアタックと印象を残して
 フッキングには至らなかった。
 
 わかっていたことだが、繊細な日本製のルアーたちに強靭なフックと
 リーダーをつけて、この激流を泳いでくれるモノがあまりに少ないことが
 なにか情けない。
 
 しかし、選択肢が少ないルアーを回し、レンジ/アクションを変えても反応がでない。
 時間はあまりに少ない。ガイドが移動すると言う。
 
 ボクは5分くれと言った。
 どうしてもこの場でやりたいことがあった。
 
 アロウズ・レアをセットし、流芯にキャスト。ドリフトさせながら、
 プールと急流の境をトレースし、足元の崖淵で8の字そして、
 縦に20cm程度のフォール&ショートポンピング。。。。。。
 
 バクンッ!!
 
 目の前で引ったくり、強烈に走りだした。
 緊張した顔に最高に変な笑いをしていた。


 1日半の釣果は
  ライブベイト     :パーチ2匹、キャットフィッシュ1匹
  ルアー・キャスティング:パーチ2匹
  ガイド(ルアー)    :パーチ3匹
 わたしの最大魚は21kg/128cm


 大きさなんて半分はもはやどうでもよかった。
 野生動物あるれる広大な土地にこんな釣りができたんだから。






- Data -
フィールド:Nile River / Murchison Falls
アレンジ :Greenleaf Tourist Club
タックル :Wild Breaker WB113R / ソルティガ4500
ルアー  :アロウズ・レア / ラパラ・マグナムF / スーパーシャッドラップ
ライン  :ヨツアミ・ウルトラキャストマン#6+リーダ100lb


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