2002年10月31日(木)〜11月17日(日)





草間 彌生(くさま やよい)

10歳の頃から水玉、ネット模様をモチーフに絵を描き始める。
1957 渡米。ニューヨークの初個展で大成功を収める。
1960 ボディペインティング、ファッションショー、反戦運動など「ハプニング」と呼ばれる草間独自の世界を展開。全米の注目を浴びるアーティストとなる。
1968 自演自作映画「草間の自己消滅」など、映画界においても数々の賞を受賞。
1973 帰国。アートの制作を続けながら、小説・詩の創作も始める。
1983 小説「クリストファー男娼窟」で野生時代新人文学賞を受賞。
1986 ヨーロッパ、アメリカ各地で個展。国際的評価も一段と高まる。
1996 国際美術評論家連盟より賞。
1998 草間彌生大回顧展、アメリカ、東京を巡回する。
2000 芸術選奨文部大臣賞、外務大臣賞受賞。ヨーロッパ主要都市から韓国、東京と巡回個展。
2001 朝日賞受賞。その他、写真界、映画界など美術界以外でも多彩に活躍。
現在 世界各国からの展覧会のオファーに応えながら、独自の創作を続けている。もっとも注目されているアーティストの一人である。
(「無限の網」草間彌生自伝より)
目の覚めるような蛍光ピンクのネット作品(194×390)など、100pを超える大作数点。めずらしい水彩画、カボチャや靴の小立体、ウィーンで公開されて以来秘蔵されていた作品。他にも、油彩、版画、不思議なミクストメディアなど、内容も変化に富んだ作品ばかり30点を超える個展となります。
また、これまでほぼ公開されていなかったビデオの上映も行い、さまざまな方向からとらえた「草間彌生の世界」をお届けいたします



              夕映えの空 1999 アクリル 162×228p

いちご  1981
アクリル 117×91p
かぼちゃ  2001 
アクリル  53×46p
オブジェ 靴