平成１９年９月１６日
今回はエアロデッキＳｉ　ＣＡ１ＣＡ３さんのご協力で！
ＣＡ３のＢ２０ＡＰＧＭ－ＦＩエンジンのアイドリング調整不能によるアイドリングの落ち込み不具合解消の修理を報告します
症状としてはアイドリングの落ち込みによって
①インギヤでの停車時の振動
②急停車時にエンジン回転が勢いでエンストする
③始動後すぐにエンスト
④エンジンの掛かりが悪い
等です！上記に上げた症状はＣＡ３で経験した症状を上げました
それでは作業です
実は作業画像が少ないんです･･････・・・・・・・・・・・・・・・・
いつものことですが作業をやりだすと集中しちゃってデジカメの存在を忘れちゃうんです
下記画像がスロットルボディの清掃前と清掃後です
左は真っ黒ですね！スロットルボディ内のバイパス通路もクリーナーを吹き付けては擦ってまた吹き付けては擦っての繰り返しです。かなりひどい汚れですよ！
これではアイドルスクリューを開けてもアイドリングが上がらないはずです
アイドルスクリューもＯリングがぺったんこだったので交換
下記画像のように汚れビッチリ
Ｏリングはぺったんこでスクリューのグルグル回っちゃいます
これでは走行中の振動で動いてたかもしれませんね！




清掃後スクリューを締めこんで最後にアイドリング調整をしましたが修理前と締め込み具合が全く違いました！
それだけバイパス通路が汚れていてエアーが通らなかったんですね。これじゃあアイドリングも低くなる訳です。
下の画像左はエレクトリックエアコントロールバルブ（ＥＡＣＶ）を外した後です
下右はＥＡＣＶ本体これもエア通路をクリーナーで何度も清掃しました
画像はありませんがサージタンクの裏側についているファーストアイドルバルブも脱着して同じように清掃しました。もちろんどちらも合わせ面のパッキンは交換です。
各部清掃が終わったら新しいガスケットをつけて取り付けです
このガスケットが張り付いていて綺麗に剥がすのが大変なんです（Ｔ０Ｔ）
あとは元に戻して完成！
この時画像はありませんがフーエルフィルターと燃料ポンプも交換しました！
画像とってないし・・・・・・・・・・・・
作業後の感想！
掛かりはもちろんアイドリングも規定値でキッチリ調整可能に落ち込み無く
インギヤでも停車も振動が出なくて快適！
幾分加速もスムースになったと思いますよ！
あ～～またこれで自分がやろうと思ってたことを
仕事で先にやってしまいしました
本当なら自分で実践してＣＡオーナーに勧めるのが良いんですがねー
ＣＡ１ＣＡ３さん資料ご提供ありがとうございましたｍ（＿＿）ｍ