「あっ、……や、だ、ゼフェッ、……もうっ」 「なにがヤだよ、そんな顔して」 わざと問いかけてやると、ランディが眉を寄せしがみつく手に力を込めた。 「そんっ……な、あっ、うご……っかな……で……」 そんな顔でそんなことを言われて、言うことを聞けるわけがない。 「アアッ……!! ゼッ、フェルッ……も、やめっ……」 「なんでだよ。……気持ちイイだろ?」 囁きに背がのけぞる。ふるふると頼りなく首を振って、ランディが揺さぶられるままに 声をあげた。 「やっ……も、い……ッ、すぎっ、おかしっ……くなるっ……!」 思わず動きを止めてランディを凝視した。全身を朱に染めて、ランディは忙しなく息を している。 「……もーアタマきた」 「えっなんでっっ」 「なんでじゃねーよ、かわいいコト言いやがって」 「なっ……、あっ!」 腰をぐいと掴みなおして引き寄せる。より深くを突かれて無防備な声が漏れた。 「今日はもう寝かさねーからな」 内部に埋め込まれた主張が脈打つのを感じてランディの腰が揺らめいた。ゆっくり身を 引くと、引き止めるように内襞が絡みついてくる。わざと乱暴に押し込んで、声をあげさ せることをくり返す。 「ん……っ、やっアッ……!」 「気持ちよすぎておかしくなるだと? ──なればいいだろ。もっと。オレのことしか考 えらんないくらいにおかしくなればいいだろ」 「やっ……ゼフェ……っ」 「気持ちイイならイイって言えよ、欲しいンなら欲しいって言えばいいだろ!」 激しく揺さぶられ突き上げられて、ランディの目尻に官能の涙が浮かぶ。 「ぃあっ! あ、はっ……ん、く……んぅっ」 「言えよ……ッ」 「ぁ、ゼフェル……っ、い、イイッ、──アアッ!!」 ひときわ高い声をあげて、ランディの腕が脚が、ゼフェルの身体にしがみつく。ゼフェ ルを包み込む熱い柔襞も、時を同じくしてゼフェルを絡め取るような動きを見せた。 「くっ……ランディ……!」 身体の中で暴れる熱を、一気に外に引きずり出される。放たれた熱のかわりに、ゼフェ ルは腕の中の身体をぎゅっと抱きしめた。おわっちゃう
こめんと・ばい・ひろな 2001.1.9 |
鋼風ぱ〜と2! てゆーかこれがホントの ヤッてるだけの“やおい”ってヤツっすね……。 ああ、こんなの書いてていいんだろうか。 ちなみに、これ、書いたのは『衝動』と同時期です。 |