明日へと一歩を踏み出す理由



「──イヤな風だね」
 生温かい、湿り気を帯びた重い空気がからみつく。濃藍の髪を風に嬲らせたまま、セイランの瞳は灰色の濃淡に埋め尽くされた空を見つめていた。
 こんな空気は以前にも経験したことがある。永い歴史の中でも数えるほどしかないであろう、全宇宙に知れ渡った女王交代劇。史上で一番勇敢だと謳われた女王は、主星や近隣の惑星のみならず、宇宙の辺境までのすべての惑星を、寿命を迎え滅びへの道を歩み始めた宇宙から別の宇宙へと移し替えたのだ。そして新しい場と新しい統治者とを得て、今この宇宙は非常に安定した状態にあるはずだった。
 間を置かずに行われた謎だらけの女王試験も、旧宇宙の空間から新しく生まれた宇宙に開拓精神旺盛な女王を戴いて終了し、その後も順調に成長を続けていると聞いている。
 時の流れから切り離された聖なる地。過ごした日々は、つい昨日のことのように鮮やかだ。女王試験に思いを馳せ、セイランは大きくため息をついた。空気が重いせいか、それすらも息苦しい。
 ──こんな空気も、きっとあの人ならば一瞬でなぎ払ってくれるのだろうけれど。
「こういうのを、予感って言うのかな」
 セイランはひとり呟いた。


 セイランの予感は当たっていた。息せき切って駆け込んできたメルが、必死の眼差しで見上げてくる。重々しい声で、ヴィクトールが告げた。辺境の惑星に現れた異変に、風の守護聖ランディと鋼の守護聖ゼフェルが偵察に出かけたまま帰らないこと。間を置かずして宮殿が襲われ、女王陛下と残る守護聖達の身柄も奪われたこと。
 関係ないと、言ってしまうのは簡単だった。実際、戦闘の場で自分が役に立つとは到底思えない。だがティムカは即位直前にこの報せを受け、即位式を延期してまで同行を願い出たという。鮮やかな入れ墨に縁取られた墨色の瞳は使命感と熱意に満ちていて、暗雲の向こうの青空を、その色の瞳を持つ人を、セイランに思い起こさせた。
 新しい宇宙の女王は、数ヶ月前とは比べものにならない威厳と光輝とを纏ってセイランを待っている。
 肩をすくめて、セイランは同行を了解した。


*          *          *



「あーもう、みんなが来てくれて助かったよ! ぼくとチュピ、少し離れたところに閉じこめられてたでしょう、だから二人の様子がわからなくって。時々ケンカしてるらしい声が聞こえるたびに、もうどうしようって……」
 あと一日助けが遅かったらノイローゼになっていたかも知れない。そんなことを、緑の守護聖マルセルは大真面目に言ってのけた。ティムカやメルと抱き合って再会を喜ぶ姿は幼く微笑ましいが、なかなか骨のある……一筋縄ではいかない性質がところどころに窺える。相変わらずのケンカをしながら現れたランディとゼフェルは、それでも揃って皆に救出の礼と労いの言葉をかけた。
 と、空色の瞳がセイランを捉える。
 ほっとしたように微笑んだランディの記憶を最後に、セイランの視界は闇に包まれていた。
「セイランさん!」
 懐かしい声と、力強い腕の感触とともに。


 ふと目を開いてぼんやりした視線を動かすと、視界の隅に栗色の髪が映った。勇敢な女王のものよりも濃い、風に踊るやわらかなくせ毛。手を伸ばして触れようとすると、気配を感じたのかランディががばっと身を起こした。起き抜けで反応の遅れたセイランの腕に、石頭が激突する。
「った……。あっ、すいませんセイランさん! 大丈夫ですか!?」
 手を取られ、勢い込んで覗き込まれて目を瞠ったセイランは、次の瞬間笑い出していた。
「えっ? あ……?」
「まったく……。相変わらずですねあなたは。元気そうで何よりだ」
 落ち着きがないという皮肉は正しく伝わったようだった。ランディが言葉を詰まらせる。
「ほんとに無事で良かったよ。お姫様に助けられる騎士なんて笑い話にもならない。──まあ、僕たちのお姫様は、ずいぶんと立派な勇者様でもあるみたいだけどね」
「ええ、ほんとに……あなたが無事で良かった」
「──今のも皮肉だよ」
「それでもいいです。俺はあなたに会えて嬉しいから」
 ランディは再びセイランの手を取った。
「セイランさん……会いたかった」
 押しつけられた唇は熱く、セイランは耐えるように目を閉じた。


*          *          *



「よぉ。何やってんだよこんなトコで」
 ぼんやりと佇んでいたセイランは、後ろから声をかけられ気怠げに振り向いた。やわらかな木洩れ陽の影からゼフェルが現れる。のんきなものだ、現状を忘れてしまうそうになる。未だ常春の、あの楽園にいるかのような錯覚を覚える。
 皇帝の扱う魔導の影響は今や全宇宙に及んでいたが、この惑星は魔導の被害が比較的少なく、穏やかな空気が流れている。名前が名前なだけに鈍感なんだろう、などと目の前の銀髪の少年なら言うかも知れない、そう思ってセイランは小さく笑った。<眠れる大地の惑星>──豊かな自然に恵まれた星は、しかし魔導のせいではなく、人の手によりちょっとした危機を迎えている。
 そこで人助け、ならぬ星助けに乗り出してしまうのが、アンジェリークらしさというものだろう。宇宙の存亡の危機だというこの時に、小さなひとつの星の環境問題にかまけている場合ではないのではと、さすがのセイランでさえ思ってしまう。だけど憎めないのは、そんなところが、少し似ていると思ってしまうからだろう。
「こんにちは、ゼフェル様。あなたこそ、こんなところでサボリですか?」
 女王試験の頃を思い出しながらもすげなく返すと、ゼフェルが小さく舌打ちをした。
「ったく……、ほんっとに相変わらずだなおめーは!」
「どういたしまして。そう言うあなたは、少し大人っぽくなりましたね」
「はあっ? 何のイヤミだよそれは」
「嫌味じゃありませんよ。本当にそう思ったから口にしたまでです。──少し驚いた」
 呟いたセイランに、ゼフェルは意外そうに瞬きをした。続いて何やら考えるような表情になり、下草を指差し視線で座るように促して、ゼフェルもどさりと腰を下ろす。
「セイラン。おめー、あいつと何か話したか?」
「……いえ、特には」
「そか」
 後方支援や物資調達に回ることの多いセイランと、ヴィクトールやオスカー、謎多き流れの剣士アリオスに交じって前線で戦うランディとでは、行動を共にすることはあまりない。意識して避けているとか避けられているとかいうわけではないが、再会したあの日以来、二人きりで話をする機会はありそうでなかった。宇宙の危機を前にして、ランディの方はそれどころではないというのもあるのだろう。いくつもの傷を負いながらも敵に挑む姿は、まさしく勇者だとセイランには思えた。
「な、セイラン。おめー守護聖救出の順番、何でオレらが最初だったか知ってっか?」
 意外な質問に、セイランは軽く目を瞠った。隣の紅い瞳は真剣そうだが、ひとまずここはと混ぜっ返してみる。
「ええ。マルセル様も仰っていましたよね。僕がアンジェリークの立場だとしても、あなたとランディ様とが一緒だと聞いたら真っ先にそこに手をつけるかな。皇帝の侵略の前に、守護聖同志が相打ちで倒れたんじゃシャレにならないよ」
「──ああっ!? 何だよそれ! あいつらンなコト言ってんのか!!?」
「さぁ、どうだろうね」
「ったく……。そーじゃなくてよ。──よくあんだろ、災害とか、事故とか起きたときに、女子供を先に逃がすっての。要はアレだろ、オレたちが最初ってのは」
 揺れる下草を見据え、口元に寄せた親指の爪が歯と擦れ合う音がする。
「ああ、それで……」
 あんなに必死なのか。セイランは得心した。
「──わかってないね」
 小さく呟く。大人になりきれない紅い瞳の苛立ちは、彼が話題にしている人物のそれと同じなのだろう。
 子供だから? 守るべき対象だから先に助けられたのだと、あの人も本当にそう思っているのだろうか。
 ランディは、子供扱いされることをひどく嫌がる。実際に、経験不足であるという意味で子供なのは仕方ないとしても、それなりの役目を与えられ、役目の遂行を求められることを望む。
 守りたがっているのだ。
 セイランに対しても、その傾向はしばしば見られた。彼の両親のエピソードは、思いのほか、彼の行動様式に強い影響を残している。──それでも、彼はあんなにも、痛いほどの眼差しで真っ直ぐ前を見つめ続けている。
 否。だからこそ、……なのだろうか。
「わかってないね。あなたも、──あの人も」
 セイランは繰り返した。ゼフェルの瞳に反論の光が浮かぶ。
「アンジェリークがそんな理由で救出の順番を決めたと思うの。彼女はそんな、ただの慈善事業の一員じゃないよ、ひとつの宇宙を導く女王だ。──彼女はあのときの僕らに、何が一番必要かを分かっていたんだ」
 予期せぬセイランの強い言葉に、ゼフェルが驚いた顔をした。
『風よ!』
 良く通る声を思い出す。
『自由の風よ!』
 淀んだ空気を切り裂く清澄な風の刃。
 真っ直ぐ未来を見据える瞳。
「──あなたたちがいれば、僕らは始まったばかりの長い旅路に絶望せずにいられると、彼女には分かっていたんだよ」
 微笑んで、セイランは立ち上がった。
 無性にランディに会いたかった。


 ランディは与えられた自室で腕の傷の手当てをしていた。お節介にも近いアンジェリークの慈愛と子供達の訴えのおかげでしばらく惑星間の移動はない。大きな戦闘もなさそうだということで、ランディは魔法による傷の手当てを辞退していた。治癒魔法を扱う者たちの消耗を考える以外に、自らへの戒めの意味もあるのだろう。見ているこっちの身にもなれとセイランは思う。自分はすぐに周りの心配をするくせに、自分を心配する周りの人間の心情を、ランディは考えていなさすぎる。
「セイランさん!? どうし……ぅわっ!?」
 ベッドの端に腰掛けていたランディを、セイランは歩み寄るなり肩を掴んで押し倒した。驚きに見開かれた空色の瞳を睨み下ろす。
「馬鹿な人ですね」
「何……」
「あなたはどこまで馬鹿で子供なんだ。全然変わっていないじゃないか……」
「セイランさん……?」
 反論しかけたランディが、その瞳を気遣うものに変えた。彼が時折見せるこの大人びた眼差しに、今まで何度、心を揺り動かされたことだろう。
「一刻を争うこの状況下で、ただの足手まといの子供を真っ先に仲間に加えるほど、僕らの選んだ女王はお人好しじゃないよ」
 女性は皆したたかだからね、と付け足して笑ってみせる。
 あっけにとられたランディは、次いで困ったように眉を寄せて笑った。久しぶりに見る表情だ、セイランは思った。
「参ったな……あなたには、俺のことなんか全部お見通しなんだ……」
「そりゃあね。僕だって伊達にあなたのことばっかり見ているわけじゃない」
 不本意ながら認めると、ランディは顔を赤くした。
「え。──そ、そうなんですか……?」
「多分あなたが思っているより──あなたが僕を見ているよりも、僕はあなたのことを見ていると思うよ」
 やっぱりわかっていない。どれだけ周りの人間が、彼の中に明日への希望を見出しているかなんて。
「窮地に陥った人々を奮起させるものは、現状を打破するための策と力、そしてそれをやってみせようという心だ。必ずできる、何とかしてみせる。──それはあなたの得意技だったよね」
 それがあのときの自分たちに一番必要なものだった。この長い旅路を続けるために。そして、ランディの姿があるということ自体が、あのときのセイランにとって必要なものだった。
「あなたはきっと、あなたらしい正義の心に突き動かされてこの戦いを続けているんだろうけど。──僕がわざわざこの旅に同行した理由なんてそれで充分だよ」
 その先に、あなたがいるから。
 切り裂いた闇の向こうには、必ず眩しい朝の光があることを知っているから。


*          *          *



「なんでまたいきなりこんなところに……」
 グレイスの棲む森の環境保全の約束が取り付けられ、一行にようやく新たな一歩を踏み出す時が訪れた。
 出立を翌日に控え、ランディは突然グレイスに会いに行こうとセイランを引っ張ってきたのだ。
「だって、セイランさんグレイスに会ってないんですよね? せっかくなんだから、会っていかないと」
「人に懐かない種なんでしょう? 会えるかどうか分からないじゃありませんか」
「会えますよ。きっと会えます」
 ランディはきっぱりと言ってのけた。
「ほんとに相変わらずですね。その自信はどこから来るのさ」
 立ち止まり、振り向いたランディが口を開く。
「あなたがいるから」
 つられて立ち止まったセイランに、確信のこもった眼差しでランディが繰り返す。
「セイランさんと一緒なんだから、絶対会えます」
「──────そう、」
「はい」
 セイランは追求を諦めため息をついた。微苦笑が浮かぶのが自分でもわかる。ランディは、グレイスと同じく人に懐かないセイランを揶揄するような性格ではない。むしろセイランの、自然とそこにある物の本質を捉え美を見出す感性を評価しての発言なのだろう。──少々惚れた欲目があるような気もするが。
「逆じゃないのかなぁ……」
「え?」
「ランディ様。あなたわかってます? 僕は、感性の教官なんてものをやってはいたけど“ただの人”。あなたはれっきとした“守護聖様”。グレイスが現れる理由があるとしたら、どう考えても僕じゃなくってあなたでしょう」
「そんなことありませんよ! 俺だって、そりゃ確かに他の人にはないサクリアを持ってはいるけど、生きる時間も違うけど……、でも、何も変わらない“ただの人”です」
「……ふふっ、いいよ、そういうことにしておいてあげる」
 軽く流すと、案の定ランディがムキになった。
「ほら、あまり大声張り上げるとグレイスに逃げられますよ」
「え? ──あ」
 セイランの目線を追ってランディが振り返る。盛り上がった木の根に隠れるように、イタチに似た形をした小さな生き物が、二人の方をじっと窺っていた。振り向いたランディに一瞬怯えたような仕草をして、けれど逃げる気配はない。
「グレイス。──おいで」
 しゃがみ込んだランディが地に着くくらいのところで招くように指先を振ると、グレイスはじっとその様子を見つめ、次いでセイランを見上げた。まるで伺いを立てているようなその仕草に、セイランは小さく笑みをこぼす。それを了承の合図と取ったのか、グレイスは木の根を飛び越えると素早く二人の方へ駆けてきた。
 が。たたっと小さな足音を立てて走り寄ったグレイスは、ランディの腕を駆け上ると、肩を蹴り、何とセイランに飛びついたのだ。驚いて身を引いたセイランの身体をよじ登り、あっという間に肩まで辿り着いて、グレイスは満足げにキィと鳴いた。
 あっけにとられたランディが、振り向いた顔を苦笑に変える。
「まいったな……」
「振られてしまいましたね、ランディ様」
「はは、そうですね。──でも俺の言ったとおりだったでしょう?」
 セイランと一緒ならば、グレイスは必ず現れると。
「やっぱりこいつにもわかるんですよ。セイランさん、言葉には出さなくても、この森のことずっと気にかけていましたよね」
「気にして……いたかな」
「ええ」
 それをランディに指摘されることは、セイランにはとても意外だった。
「──誰にでも、生きるに相応しい場所というのはありますからね」
 ふっと真顔になって、セイランはぽつりと呟いた。気づいてランディが腕を伸ばす。掴まれた腕を離そうとして、しかしセイランは、そのままランディの上に自らの手をそっと重ねた。
「人の手により森を追われかけた彼らと、外宇宙からの侵略を受けようとしている僕らと、一体どれほどの違いがあるのだろうと思っただけですよ」
「守ります。グレイスの生きる森も、あなたの、──俺たちの生きる宇宙も、守ります」
「────あなたが?」
 ずいぶんな思い上がりですね。切りつけようとした言葉は、力強い腕に抱き取られていた。肩に乗ったグレイスごと、ランディがセイランを抱き締める。まるでその場の勢いにまかせたような、そんなやり方も以前と変わりない。
「俺ひとりじゃすべてを救うことなんて出来ないって分かってます。でも、一緒に戦う仲間がいるから、絶対に守りたいと思うものがあるから」
 いつもより少し低い声が耳元で囁く。
「向こうも、何か守りたいもののために戦っているのかも知れないよ」
 何せ、外宇宙からの侵略者については、何一つ分かっていないと言っても過言ではないのだ。その正体も、目的も、何も。
「それでも。俺は、俺たちは、この宇宙を守りたい。陛下をお救いしたい。自分の中の真実のために戦うしかないんだ」
 逞しさを増した胸をそっと押し返すと、ランディはおとなしく腕を解いた。だが眩しいまでに鮮やかな空色の瞳は、変わらぬ毅さでセイランを射抜く。
「セイランさん。明日からまた戦いの日々が始まります。きっともっと手強いモンスターもたくさん出てくる。大けがをすることもあるかも知れない。挫けそうになることもあるかも知れない。──でも、それでも俺たちは必ず、陛下を、宇宙を、守れるって信じています」
「ええ……」
「俺はみんなを守りたい。みんなが安心して笑って過ごせる時間を守りたい。けど、俺が一番守りたいのは、……セイランさん、あなたなんだ」
 毅い眼差しに見つめられて、セイランは動くことが出来なかった。
「あなたを守りたい。木洩れ陽の中の穏やかな時間や、朝靄を切り裂く朝の光や、……あなたの好きなものを守りたい。そのためになら俺は、戦いの待つ明日にだって、恐れず足を踏み出せます」
「──────僕は守られるだけのお姫様じゃないよ」
 ランディの想いは百も承知で、セイランはわざとそう言った。守られてしまうのは容易いだろう。けれどそうしたら、そんなランディを守りたいと思うセイランの心はどうすればいいのか。
「わかってますよ。今のは、俺が明日からまたがんばるために言っただけです」
「それにしてはずいぶん熱烈だったね」
 くすりとからかう笑みを向けるとランディが顔を赤くした。彼の言葉に、眼差しに、どれだけ心動かされたか、今伝えてしまうのは少しもったいないような気がした。
「じゃあ僕は、……そうだね、早くアトリエに戻って、のんびり絵を描いたり思索に耽ったりできるようにがんばろうかな。描きたいものもたくさんできたしね」
「描きたいもの?」
「ええ。闇を切り裂く暁の勇者。風に乗って、明日への希望を連れてやってくる……」
 ──あなたですよ。
 最後の言葉は声ではなく、触れた唇の動きだけで伝えられた。



fin.





こめんと(byひろな)     2002.9.28

TOPカウンタ23016(ダブルスマイル)Getの高橋詩鶴さんからのリクエストは、「ランセイ@天レク。キスありv」でした。
例によって例のごとく、そんなにランディが好きかいセイランさん、な話に(苦笑)。好きで嫌いで、守りたくて壊したくて、どうしようもないくらいに好きならしいので、もう仕方ないですね。ご愁傷様(をい)。
それにしても、天レクで、ランディとセイランで、──グレイスのイベントを持ち出してくるヤツはそうはおるまい(笑)。だけどセイランさんには意外と懐くと思うのですがグレイスちゃん。いやランディにも懐くだろうけど(動物同士? 笑)。my設定で(?)セイランさんは木洩れ陽の中に佇むのがお好きなので、森の生き物とかのこと、考えたりするんじゃないのかなと思ったらこんな話になりました。
そして。
──────ランディ、何あんたそんな押し倒されてんの(^^;)。毎度誘われ攻めなうちのランディですが、はっきり「押し倒された」と書かれたのは今回が初めてです(笑)。あああ……。けど最終的にはランディが攻めですから! 最後の最後で天然勝ちなのと同様に!(笑)
詩鶴さんには「押し倒されてもかっこいいランディ」と、もったいないお言葉をいただきました(笑)。次はちゃんと押し倒せるようにがんばります(がんばらないといけないのか? 笑)。
私、詩鶴さんちのランディの煮えきらなさ(笑)が好きなので、これからもどんどんランセイ描いてくださいねv


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