恋愛小説


「アンジェリーク……。また、会えましたね」
 穏やかな微笑みには、しかし抑えきれない喜びが見て取れた。
 背が高くなった。顔立ちも、幼い丸みが消え、頬のラインがすっきりとして、聡明さを
窺わせる。低くやわらかくなった声が、アンジェリーク、ともう一度、その響きを味わう
ように名を呼んだ。
「ティムカ様……、お久しぶりです」
 万感の想いを込めて、アンジェリークは微笑みを返した。


 成長したティムカの姿というものを、実はアンジェリークは前に一度だけ見ている。し
かしその時は、失われたアリオスの記憶を取り戻すのが第一で、見つかった瞬間姿を消し
てしまったため、話をするどころか目を合わせる暇もなかった。
 だから二人にとっては、今このときが、永遠にも思えた時を越えての再会の場だ。あの
日、パーティを抜け出して、宮殿からの景色を二人眺めたあの夜から。
 最初の挨拶を交わしたきり、口にすべき言葉を探すかのように黙り込んでいる二人を見
かねて、レイチェルが割り込んできた。
「こんにちは! ティムカ様、お久しぶりです。すっごく背が伸びたんですね。カッコ良
くなっちゃって、この子ってば見とれて言葉も出ないみたいで……」
「ちょっ、ちょっとレイチェルっ!」
「アハハッ、ゆでだこみたいだよ、女王陛下☆ ──なんて、浮かれてばかりもいられな
いんだよねー。教官協力者の皆さんにも集まってもらったのは良いんだけど、わからない
ことだらけだし。でもダイジョブだよ、このコの悪運の強さには定評があるし、陛下やロ
ザリア様もいらっしゃるし、何たってこの天才補佐官レイチェルがついてるもんね!」
 陛下からお話があるみたいだよ、とレイチェルは先に立って仮作りの──と言っても陛
下の“力”で作られた立派なものだ──宮殿へと入っていった。
 相変わらずの、嵐のような去り方に、ティムカがくすりと笑みを洩らす。
「お二人とも、相変わらず仲良しなんですね」
 ちょっと拗ねたような顔でアンジェリークが返した。
「もうひどいんですよー、人使い荒くて。いまだに“陛下”って言ったら私じゃなくてあ
の方のことなんですから。……なんて、私も陛下なんて呼ばれても自分のことだって気づ
かなかったりするんですけどね」
 おどけて舌を出したアンジェリークに、ティムカは墨色の瞳を丸くして、堪えきれずに
吹き出した。
「ふふっ、あなたらしい。──でも僕も、初めの頃はそうでしたよ。周りも、特に幼い頃
から兄でもあり友人でもある人たちは、『ティムカ様、……じゃなかった陛下、』なんて。
僕は、名前を呼ばれるの好きですから、国王になっても皆に名前で呼んで欲しいんですけ
どね」
「ティムカ様……」
「ああ、やっぱりこの声が一番いい。あなたの声で呼んでもらうのが一番好きです。──
アンジェリーク、あなたはもう宇宙を統べる女王で、本来なら一国の国王に過ぎない僕が
声をかけるなど許される立場ではないけれど、……あなたのことを、以前と変わらずアン
ジェリークとお呼びしてもいいですか」
 肯定の返事をもらえることを期待しながら、それでも一抹の不安を拭えない様子でティ
ムカが尋ねる。アンジェリークは微笑みを浮かべ、こくりと頷いた。
「ええ、もちろん。──ティムカ様、この前お会いしたときも同じこと言われたの覚えて
いらっしゃいます?」
 女王試験が終了して間もなくのこと、予期せぬ外宇宙からの侵略から陛下を救うための
旅路で。
「あ……っ、そういえばそうでしたね。いやだなあ、僕、やっぱり緊張しているみたいで
す」
「え?」
「だって……、あなたが以前よりもっと素敵になっているから……」
 言いながら頬を染めたティムカに、アンジェリークも同じくらい赤くなり、やがて小声
でありがとうございますと答えた。


                    *                  *                  *


 街の人々が集う天使の広場は、アンジェリークのお気に入りの場所のひとつである。彼
らとの何気ない世間話の中から思わぬ育成のヒントを得ることも多く、彼女は三日と空け
ずに広場に顔を出していた。
「お嬢さんは、コーヒーはお好きですか?」
 いつものように広場を歩いていると、露天の小物屋をしている青年がそう声をかけてき
た。
「はい、好きです。──あ、でもどっちかって言うと紅茶の方が……」
「そうですか、それは良かった。新しくできたお店があるんです、今度行ってみたらいか
がですか。──目尻に入れ墨のある方と一緒に」
 いたずらっぽく付け足されて、アンジェリークの頬がかあっと赤くなる。俯くと、差し
出されたチラシに書かれた店の場所が目に留まった。
「あ、ここ……」
「あれ、もうご存じでしたか?」
「あ、いいえ。──ありがとうございます。今度行ってみます」
 チラシを受け取って、アンジェリークは礼を言って広場を後にした。


 新しく霧の中から現れた大陸を、ティムカは一人歩いていた。主星の郊外に見られた森
の中の美術館にも似た趣がある。人の手により程良く整備された森を抜けると、計算され
尽くした美しさの、レンガ敷きの小径とオブジェの並木が現れる。オブジェにはひとつひ
とつ仕掛けが施されており、いち早く訪れた鋼の守護聖ゼフェルが興奮した様子でその精
巧さを語っていた。
「へぇ……すごいな。──あ、これなんか……」
 アンジェリークが喜びそうだ、ふと口に上りかけた言葉を飲み込んでから、そんな必要
はなかったことに気づいて苦笑する。この三年間、彼女のことを忘れたことはない。けれ
ど、彼女との恋はティムカ一人の胸にしまわれているため、若き王の想い人のことを知る
者は王宮内にはいないのだ。妃に迎えることの適わない人を想い続けているなどと言って
は、周りが心配するのは目に見えている。
「アンジェリーク、──今度はあなたと二人でここを訪れたいですね。きっと気に入って
くださると思います」
 仕掛けのひとつひとつにはしゃぐ姿が眼に浮かぶ。聖獣の姿に似た像に微笑みかけて、
ティムカは奥のカフェテラスに足を向けた。


                    *                  *                  *


「おはようございます、アンジェリーク。昨夜はよく眠れましたか?」
「おはようございますティムカ様。──ええ、もうぐっすり。レイチェルに呆れられるく
らいに」
「ふふっ、それは良かった。あなたの寝顔はとても愛らしいんでしょうね。僕も見てみた
いです」
 微笑みを向けられ、アンジェリークの頬が赤く染まる。アンジェリークの動揺を不審に
思ったティムカは己の発言を振り返り、──慌てた声を上げて手を振った。
「あっ……! すいません、僕、そういう意味で言ったんじゃなくて、えっと……、──
あなたの表情はどれも素敵だから、もっといろんな表情を見たいと思って」
 南国の民特有の浅黒い肌をうすく染めて俯き、上目遣いに様子を窺うティムカに、アン
ジェリークはまだ少し赤い顔のまま、小さく頷いた。
「このアルカディアにも、素敵な景色はたくさんあります。それは一人で見ても美しいけ
れど、あなたと一緒ならもっと美しいと思うから……」
 もっとたくさんの出来事を、あなたと一緒に体験したい。
 そう言って差し出された手に応えて、二人は穏やかな陽差しの下へと足を踏み出した。


「──ここって、ティムカ様がおっしゃってたお店ですよね」
 歩きながらアンジェリークが取り出したのは、先日天使の広場でもらったチラシだった。
「あ。ええ、そうです。こんなチラシが配られていたんですね、知りませんでした」
「息抜きにどうかってレイチェルにも誘われたんですけど、ティムカ様と行く約束してる
からって断っちゃいました」
 言ってぺろっと舌を出す。目を瞠ったティムカが口を開く前に、いいんです、と先回り
して答えが返った。
「私よりもっと息抜きが必要な人がいるでしょ、って。だってそうしないと、レイチェルっ
てば意地張って自分から誘いに行かなさそうなんだもの」
「えっ、そうなんですか? 僕はてっきり、どちらかというと強引に連れ出すタイプかと
思ってたんですけど」
「でしょう? でも意外と肝心なトコで押しが弱かったりするんですよねー」
 肩をすくめたアンジェリークに、あなたは逆ですね、とティムカが笑う。
「いざというときのあなたの潔さにはいつも驚かされます。何気ない言葉や表情にも、─
─ああ、この人は宇宙を統べる女王陛下なんだ、って」
「ティムカ様……」
 ふと遠くの景色に向けて呟くような口調に、若葉色の瞳が揺らめいた。それを打ち消す
ように、ティムカが力強い笑みを浮かべる。
「でも、僕はそんなあなたを誇りに思っています。そしてあなたに恋をした自分を。僕に
とって、あなたと、あなたへの想いは、僕が守る民たちと同じくらいに大切なものなんで
す」
 民たちよりも大切だとは言わないティムカを、アンジェリークは愛しく思った。自然と
口元がほころぶのがわかる。
「ええ。私もティムカ様のこと、私の宇宙と同じくらいに大切です。──あ、あそこです
よね! 早く行きましょうっ?」
 明るい口調で前方に見えてきた建物を指差して、アンジェリークは先に走りだした。


 時間が早いせいか、店内は思ったよりも空いていた。オープンテラスのカフェは、満席
よりもこうして半ば空席になっている方が開放感があって良い。
 店内を見回して席を探していたアンジェリークが、あ、と声を上げた。つられてそちら
を見たティムカの口が、同じように小さく呟く。
「マリー! こんにちは、あなたもここへ来てたのね」
 親しげに声をかけて歩み寄るアンジェリークの背中を、ティムカは目を瞠って見送った。
 アンジェリークの声に顔を上げたのは、同じくらいの年の、褐色の髪を肩のわずか上く
らいに切りそろえた少女だ。何かを書き付けていたらしく、テーブルの上には筆記帳が広
げられている。
「あ、お話書いてたのね。ごめんなさい、邪魔しちゃったかしら?」
「こんにちは、アンジェ。気にしないで、ちょうど詰まってたトコだったの」
 肩をすくめ、そのまま前で組んだ腕を伸ばして溜息をついて、マリーの黒褐色の瞳がア
ンジェリークの後ろに立つ人影を捉えた。
「あら、お連れの……って、ええっ! ティムカさんっ!!」
「こんにちは、マリーさん。アンジェリークとお知り合いだったんですね」
「えっ……? ティムカ様とマリーって、知り合いだったの……?」
 何度か会話を交わしたことがあるらしい様子に、アンジェリークが瞬きをする。
「ええ。初めてここに来たときにお会いしたんです。お話の登場人物のイメージが固まら
なくて困っていらして、」
 ティムカの持つ雰囲気が何となく描いていたイメージに近かったらしく、モデルになっ
てくれと頼まれたのだそうだ。
「え、マリー、それってこないだ話してくれたお話?」
「そう、主人公が栗色の長い髪に青葉の瞳で元気いっぱいで、あなたと一緒ね、って言っ
てた話。──でさ、アンジェ。もしかしてアンジェとティムカさんて恋人同士なの?」
 照れくさそうに、しかしはっきりと頷いたアンジェリークに、マリーは目を見開き、う
そぉ……、と呟いた。
「やだ……。あたしってば予知能力かなんかあったりするのかしら……」
「マリー?」
「マリーさん?」
 同時に首を傾げた二人の呼びかけに、マリーががばっと顔を上げた。
「だってねっ!? ──あ、やだ、喫茶店で立ち話なんて馬鹿みたいだわ。どうぞ二人も
座って」
 勢い込んだ自分を恥じるようにそそくさと座って、二人に同席を促す。顔を見合わせて、
二人も同じテーブルについた。すぐに近づいてきたウェイターに注文をして、再びマリー
に目を向ける。
「実はね、アンジェに似た子が主人公の話と、ティムカさんにモデルを頼んだ話って同じ
話なんだけど、──なんと、その二人は恋人同士だったりするのよねーこれが」
 目を瞠った二人は、続いて聞かされたその物語の概要にさらに驚いた。
「明るくて元気なフツーの女の子と、異世界の王子様との恋物語なんだけどね、──」
 自国の争いを鎮めるため異世界に救いを求めて旅に出た王子は、そこで一人の少女と恋
に落ちる。ところが王子を追ってやってきた敵に、少女の世界も危機に陥ってしまう。事
情を打ち明けた王子に少女は彼の世界に共に行くことを決意し、幾多の苦難の末、少女の
中に眠っていた力が目覚め、世界に平和が戻る。
「もちろん二人は結婚してハッピーエンド! ──って、どうしたの二人とも?」
「──え。うん、……びっくりして」
「でしょう!? 最初この話の原型考えたときには、あたし二人の存在すらまだ知らなかっ
たのよ。で、アンジェに会ってびっくりして思わず声かけちゃって。ティムカさんに会っ
たときもそう。なんかこう、……あとちょっとで掴めそうで掴めなくて、ふって顔上げた
らお店に入ってくる人がいて、これだっ!って思ったのよね。でも、二人が恋人どころか
知り合いだとも思ってなかったのに、これはもう運命の出会いよね!」
 興奮した様子で話すマリーに、二人は顔を見合わせた。
「運命の出会い……。ええ、そうですね。僕とアンジェリークの出会いも、マリーさんと
の出会いも、何かに導かれて、出会うべくして出会った、そんな気がします」
「ティムカ様……」
 若葉色の瞳を見つめ、穏やかな笑みを浮かべてティムカが口を開く。応えるようにティ
ムカの名を呟いたアンジェリークの呼び方に気づいてマリーがぱちりと瞬きをした。
「あれっ? アンジェって、ティムカさんのこと様付けで呼んでるの?」
「え。──あ、うん」
「もしかしてティムカさんってえらい人? 二人の出会いとか聞いていい?」
「ええと……、私がある試験を受けたときの先生だったの。先生は他にも何人かいらした
んだけど、みんな様付けで呼んでて、それでそのまま……」
「へぇ〜。ティムカさんの方が年下だよね、落ち着いて見えるけど。何の先生だろ、礼儀
作法か何かかな?」
 なかなか鋭いところをつくマリーに、二人は内心舌を巻いた。
「そっかー。じゃあ二人は先生と生徒なのね!? や〜っ、いいわあ〜」
「そ、そうかな……?」
「そうよ! ──決めたっ、次の話はそれにしよう! あ、今書いてる話、出来たら二人
にも見せるからね、じゃ!」
 突然創作意欲に駆られたらしく、マリーは慌ただしく席を立ってかけだしていった。ぽ
かんとして後ろ姿を見送り、そのまま互いに顔を向ける。
「──行ってしまいましたね」
「ええ……。──でも、……はあ、びっくりした。こんなことってあるんですね」
「そうですね、僕も驚きました」
「ティムカ様、異世界の王子様ですって。──ぴったりですよね。ホントはもう王様です
けど」
 放心状態から立ち直ったアンジェリークが、いたずらっ子のように瞳を輝かせた。
「あなただってぴったりですよ。新しい宇宙を育て、僕らの宇宙を取り戻し、今もこの地
を救おうとしている。──どんな物語の主人公にも負けない、スーパーヒーロー、いえ、
スーパーヒロインですね」
「まあっ!」
「ふふ、」
 肩をすくめて笑い合い、ひとしきり笑ったところでティムカの手がアンジェリークの頬
へと伸ばされた。真顔になったアンジェリークを、墨色の瞳がじっと見つめる。
「アンジェリーク。あなたはこれからも、様々な伝説を残し、たくさんの書物の中で語り
継がれていくのでしょう。でも、……恋愛小説の主人公になるのは僕の前でだけだ、──
って、思ってもいいですか」
「ティムカ様……」
 呟いて、頬を染めたアンジェリークが小さくうなずきを返した。
「アンジェリーク……。──ありがとうございます」
 微笑んで、頬に置かれた手が滑り、細い身体を抱き寄せる。両腕の中に包まれたアンジェ
リークが目を閉じると、こめかみにあたたかな唇が触れた。髪を撫でる手は、今ではアン
ジェリークのものより一回りも二回りも大きい。
 手のひらに促されるまま顔を上げると、水色の入れ墨が近づいてくる。
 触れるだけのキスは、すぐに離れた。
「アンジェリーク、」
 愛しています、と告げられた言葉が直接唇に触れる。ついばむキスを何度か繰り返し、
身体を離して、──ティムカはようやく今の状況を思い出した。
「あ……。すいません、こんなところで。あなたが愛おしくてたまらなくなって……」
 カフェテラスでのキスよりも、その後の台詞にアンジェリークの頬は赤くなってしまう。
やがて小さく息をついて、出ましょうか、とティムカが言った。頷いて、差し出された手
を借り立ちあがる。
 アルカディアの中心地に戻る途中、森の中の遊歩道で、聖獣のオブジェの前でアンジェ
リークは立ち止まった。
「ねぇ、ティムカ様。──これからも、私たちにしか綴れない物語を、二人で綴っていき
ましょうね」
 言ってくるりと振り返る。目を瞠ったティムカが口元をほころばせた。
「ええ。──先に言われてしまいましたね」
 苦笑交じりの微笑みには愛しさが溢れている。差し伸べられた腕の中に飛び込んだアン
ジェリークは、少し背伸びをして、今度は自分からキスをした。

                                           fin.




こめんと(byひろな)     2001.12.13

忘れた頃にUP第2弾(笑)。またの名を、【FRUIT SABEL】のサイト開設祝い第2弾……、の、ティムコレfor理真さんです。
っていうかフルーツサーベルさんサイトOPENしたのいつよ?(^^;)。第1弾・絵真さんへの頼天をお届けしてからもうどれだけの月日が流れたことか……(^^;)。5000HITお祝い記念☆って言った方が、いやそれにしても……(遠い目)。と、もうダメダメな感じで(^^;)。で、さらにそれから一月以上経ってからの、自分トコでのUP(^^;)。
さて。
このお話、ティムカさん、こんな感じでいいかしら……?と、ドキドキしながら書いていました。だってティムカ様といえば、理真さんのダントツイチオシダーリン。ティムカ様なら何でも好きとおっしゃる理真さんですが(笑)、せっかくなら、なるべく理真さん好みなティムカ様を書きたいじゃありませんか。
私の中で、ティムカっていうのは純情くん(笑)にも鬼畜くんにも出来るキャラで、っていうかトロワティムは“腹にイチモツ隠し持ってる男”なイメージです(苦笑)。で、今回目指したのは、純情っぽさを残しつつ、でもしたたかな男(爆笑)。「寝顔が見たい」なんて言ってるしね。このあと弁解して赤くなるのは、純情の証なのか、それとも計算……?(笑)
カフェでのティムカの台詞、「恋愛小説の主人公になるのは僕の前でだけ」は、すっごく悩みました。や、ここからタイトル来てるんで、こういうこと言うのは決まってたんですが。言い方をね。どうしようかなと。でもまだ大人に・したたかになりきっていないティムにしようと思ったので結局このようなかんじに。したたかティムなら、聞かないで言い切ります(笑)。
“すい〜とねおろまんす”というジャンルを意識して書いてみたこのお話、ラストはもちろん、キスシーンv(笑)
皆様の心にも、素敵な恋愛小説のページが綴られていきますようにv


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