愛するということ


“愛する”とは どういうことですか?
その答えは、きっと、人によってちがう。


与えること。 許すこと。 受け入れること。

そばにいたいと思うこと。  SEXしたいと思うこと。


でもホントは、みんな同じことなのかもしれない。
『“愛する”とは、“幸せにしたい”と思うこと。』


親・兄弟、友人、大切な人はたくさんいる、愛している。
誰も「幸せになってほしい」と思う。
でも、“あの人”はちがうんだ。
「幸せでいてほしい」それはもちろんのこと、
でもできたら「自分が“幸せにしたい”」と思う。
あの人が幸せを感じる、その源も行き着く先も、
それが僕であればいい、そう願っている。
僕はあの人を幸せにしたいと思っている。



 信じるということ

「信じる」って、何だろう?
信用、信頼、信仰


「神」も「仏」も「主」も
みんな同じモノなんじゃないのか。


万物に魂なる神は宿っていて、それらを統轄するのが
「不動明王」だったり「天照大神」だったり「ゼウス」だったり
「シヴァ」だったりと名前を変えているだけじゃないのか。


だって、私は今「何か」の存在を感じてる。
それは幼い頃から知っていたモノ。宇宙を動かす「何か」
広い秋空に吸い込まれそうになるのも、寺社の境内が懐かしいのも、
レクイエムに心がいやされるのも、
太い川の濁流におののくのも、
その「何か」が私に語りかけてくるからなのに。
誰かに「それ」を伝える術を、私は知らない。



 伝えたいこと

あなたに伝えたいのは
そんなコトじゃないのに。

あなたに知ってもらいたいのは そんな想いじゃないのに。


どうすればいいの?
僕の足りないことばがあなたを不安にさせ、僕の過ぎたことばがあなたを傷つけ。


ただ伝えたいのは、
ぼくがあなたのことをたいせつにおもっているということ。

口でも手でも足でもいい。
なんでもいいから、だれか、あなたにこの想いを伝える為の一つの方法を教えてください。






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