Yell

君が好きだよ
僕の言葉で君が元気になるのなら
適切なアドヴァイスだろうが根拠のない励ましだろうが
いくらでも言ってあげる

君には幸せになって欲しいんだ
だって 大切な親友だからね
好きなことも 得意科目も
人との関わり方も 選んだ将来も
何もかもが 全然違うけれど なぜか君といるのは楽しい

必要なときに そばにいてあげられなかったことも
       そばにいてもらえなかったことも あるけれど
今はまた こうして電話で話せているじゃないか

僕が君の道を決めることはできないけれど
無数にある人生の岐路において
もし 君が迷ったなら
僕が君が進むと良いと思う道を
これなんかどうだい?って
そしたらこんな良いことがあるよ、すごいだろう?って
唆してあげることくらいはできるよ
だからまた電話しておいで



猫になりたい

猫になりたい
日溜まりで丸くなって眠る猫に
夜闇に双眼をきらめかせる猫に
しなやかな躯で狩りをする猫に
膝の上でまどろむ猫に



NO TITLE

本当に欲しいもの  それは揺るぎない“自信”



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