limited
機を織るように
ひとつ
ひとつ
糸を紡むように
ひとつ
ひとつ
夢を見るように
ひとつ
ひとつ
星を食むように
ひとつ
ひとつ
揺り籠
僕は必ず 君の眠りを見送る
緩やかな流れに船を漕ぎ出す君を
夢路へと 旅立つ君が
また僕の元へ還るように祈りながら
Seraphim
傷つくのは こわく
傷つけるのは もっと こわい
そう言って あなたは 自分を傷つけてばかりいる
もし 私を傷つけてくれたなら
その血をあなたの傷に塗りつけ
その傷を癒してあげるのに
折れた腕で あなたを傷つけない腕で
そっと抱きしめてあげるのに
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Vesper Verse
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