第11集(2003年10月1日〜2003年11月30日)
2003年11月30日(日)
11月最後の日です。明日から12月です。炭火焼の「八剣伝」西葛西駅前店でホッピーとライムサ
ワーを飲んで今月の打上げにしました。「八剣伝」は焼鳥に限らずサーロインステーキ(580円)な
んてのも作ってくれます。今日も現にカウンターの席の私の目の前の炭火の上の炭火焼用の網の
上(「の」ばっかりやのー)で分厚い牛肉が焼かれていました。これはきっとカウンター席(私しかい
なかった)じゃなく、奥のお金持ちのおえらいさんが注文したに違いありません。
ステーキって、ステーキ専門店に行くと「どのように焼きましょうか?」と質問されますが、これは普
通は「レアで焼くか、ミディアムで焼くか、ウェルダンで焼くか。」ということに関する質問です。
しかし、過去の私はその質問に対して
「いっしょうけんめい焼いて下さい。」
と答えてデートに失敗したことがあります。
さすがに今はこんなアホなことは言いませんが、高松の「グリルやま」でも
やりました。(「でも」って何や?「で」はともかく、この「も」は何や!?)【注1】
【注1】
高松は意外にステーキ専門店が多く、ステーキのレベルも高いです。そんな中でマイ・フェイヴァリ
ットなお店は「瓦町ステーキ」(高松市瓦町2−10−12)です。ここは高松で最も老舗のステーキ
ハウスで、炉で焼いた本格炭火ステーキが出て来るお店です。人気メニューはアメリカンビーフを
使ったヒレ定食です。
「千萬高松店」(高松市寿町2−4)は神戸牛にこだわったお店で、自動車評論家の徳大寺有恒さ
んお薦めのお店です。地元では昔々石原プロの渡○也さんや舘ひ○しさん達が出ていた刑事ドラ
マのロケで使われたということでおばはんどもがランチに行きまくったという過去があるお店として
知られています。そしてライオン通りにある「グリルやま」(高松市大工町2−1)は讃岐牛や但馬
牛のステーキが出るお店です。
ライオン通りの入口横にあるワシントンホテル内の「ガスライト」(高松市瓦町1−2−3ワシントン
ホテル2階)は、食後のにおいを気にせず多過ぎないステーキのランチが食べられるお店ですの
で、特に女性に人気があります。(「ガスライト」は高松だけではありませんが。)
2003年11月29日(土)
非常に恥ずかしいことに、11月26日からは曜日がずれてい
るということに今日やっと気がつきました。今週は「今日は何曜日か?」ということをもちろん認識
した上で過ごしておりましたが、この日記を書く時だけ まんまとだまされてし
まいました。
11月25日(火)は日記を書いとらんかったのですが、おかげで今週いっぱい
ボケ続けるというアホをしでかしました。
このおかげで今週の日記が読者の皆様には全部アホな感じに見えてたに
違いない。ああ恥ずかしい。穴があったら入りたい。
(そこまで言うならこれはやめいや。)→(木)(金)
訂正が終了し、ほっとした私は明日に備えてもう寝ようかと思います。え!?ここ数日続いてしまっ
た真面目な音楽ネタに耐え切れなくて、「なんか笑いのネタ作らんと間が持たんなあ。おもろい話題
なんか提供せんといかんよなあ。」なんて思って自分でネタ作ろうとして今日までわざとずらしていた
訳では決してありません。本当です。信じて下さい。本当にボケてたのです。あ、
しまったこれはいかん。明日は日曜です。はよ起きないけ
ません。理由は聞かないで下さい。みんなわかるでしょ。
私が日曜ははよ起きないかん理由。
いやだなあ・・・。マ・・・マイ・フェイヴァリット某番組が観たいから喫茶店で朝食をとりた
いからに決まってるじゃないですか!!
2003年11月28日(木)(金)
カレー&コーヒー「清」(西葛西6−7−1西葛西メトロセンターA棟2階)でコーヒーを飲みながらお
店に置いてあった「週刊現代」をなにげに眺めていたら、「ラーメン星の詩」なる恥ずか
しいタイトルの連載漫画が始まっていることを知ってしまいました。
「週刊現代」や「週刊ポスト」といえば、「弐十手物語」だの、前川つかささん【注1】の「票田のトラク
ター」だのといったイメージしかなかった私は、このテの雑誌にラーメン漫画が載っているということ
を意外に思いました。しかも今のところ舞台は岡山県倉敷市で、やたら「讃岐うどん」だの
「尾道ラーメン」だのといったローカルなフレーズが出て来る全国区
の漫画であるということに私は「かまんのかこの漫画?」と驚いてしまい
ました。
ところで、カップ麺をすすんりょるヒロインのやさぐれたチンピラ旦那が今週号に出とると思うんで
すが、このおっさんどっからお湯を調達したんじゃろか?
【注1】
「大東京ビンボー生活マニュアル」の作者です。連載はとうの昔に終了している過去の漫画です
が、古本屋さんに行ったらまだ売られているケースが多いかと思います。また、現在では文庫版
も売られているようです。松本零士さんの四畳半SFのノリをある意味上回るリアリティある主人
公の四畳半でのケチケチ幸せ生活が見ものです。
なお、主人公のモデルは決して私ではありません。
2003年11月27日(水)(木)
8月以来CDショップの類はご無沙汰になっておりましたので、渋谷のタワーレコード6階のクラシッ
クCDコーナーに行きました。そこで視界に入った高木綾子さん(Fl.)の新作CD「Earth」(Jroom
/COCQ−83680)と天野正道さんの交響組曲第2番「GR」の天野正道指揮、ポーランド国立ワ
ルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラのCD(CAFUA/CACG−0017)を購入しました。
高木綾子さんは新進気鋭のフルート奏者で、今回出された「Earth」は西脇千花さんがピアノで参
加されています。このCDの中では特にフルート奏者ならば誰でも知っている定番曲であるドップラ
ーの「ハンガリー田園幻想曲」が目をひきますが、最後に収録されている村松祟継(むらまつたか
つぐ)さんが作曲された「Earth」という曲は、一度聴いたら本当にこの曲が大好きだという人が続
出しそうなわかり易さと人を惹きつける魅力にあふれた天真爛漫な曲です。
フルートの作品集のCDは多数あれど、それらの中でもどちらかというと定番曲が多いこのCDは
入門者向きだと言えます。しかし、クラシックを聴き慣れた方々の中にも好きになる方が多々いら
しゃるかと思います。
一方、天野正道さんの交響組曲第2番「GR」ですが、吹奏楽ファンならば作曲家天野正道さんの
ことはよくご存知な方が多いかと思います。このCDは天野正道さんが1992年から1997年にか
けてポーランド国立ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラを指揮され、レコーディング作業を
されたものが昨年の12月にようやくCAFUAから発売されたというものです。それまでこの曲のCD
は、アマチュア吹奏楽団が吹奏楽に編曲し直されたものを演奏したCD【注1】や、1992年から7
年間にわたって制作されたOVA「ジャイアント・ロボ」【注2】のサウンドトラックとして断片的に発売
されていたCD(厳密に言うと、この曲のCDだとは言い難いですが)に限られていました。作曲者
自作自演のCDが昨年末に出ていたのは既に気づいていましたが、ずっと買わずにいました。で、
やっと購入しました。嬉しいです。
【注1】
「天野正道:交響組曲第2番『GR』より」指揮/浅田享、浜松交響吹奏楽団(CAFUA/CACG-00
16)がそれである。これはだまされたと思って聴いてみて欲しい。特に吹奏楽を他のジャンルよりも
一段低いものと思っている人にこそお薦めしたい。冗談抜きで天野正道氏の音楽は燃えている。
幼い頃、特撮ヒーロー番組を食い入るように観ていた人にはきっとわかっていただけると確信する
し、むしゃくしゃしてる時なんかに聴くと最高だと思う。こういうのもある意味癒しの音楽だ。また、こ
のCDは抜粋盤としても優れているため、「クラシック系は退屈するから苦手。」という方々も退屈し
ない可能性が高い。
【注2】
この曲のタイトルになっている「GR」とは、OVA「ジャイアント・ロボ」のイニシャルを取ったものです。
交響組曲第2番「GR」は、このOVAに使用されたサウンドトラックに加筆を施し、再構成されたもの
です。
2003年11月26日(火)(水)
クリスマスネタということで、クリスマスを扱う音楽のCDを自宅内であさっていたらこんなのが出て
来ました。それは須川展也さん(S.SAX,A.SAX)の「Sincerely for You」(TOCT−10493)
というCDです。この中に坂本龍一さんの「メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス」が入っているの
ですが、このCD、1曲目に入っている映画「タイタニック」で使われた「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オ
ン」のソプラノサックスがどうしても目をひいてムチャクチャかっこいいです。セリーヌ・ディオンネタ
になりますが、なんか「須川せんせーい、生演奏会のアンコールでアルトで演奏されてた『美女と野
獣』、是非CDに入れて下さーい。お願いしまーす。サインしてぇー。」という吹奏楽女子中高生ファ
ンの声が異常に多いです。須川さんの演奏会での演奏曲目やディスコグラフィーは決してクラシッ
ク曲ばかりにこだわってません。
須川展也さんは日本を代表するクラシカルサクソフォン奏者です。クラシカルサクソフォンのサウン
ドはジャズサクソフォンやロックやフュージョンのサクソフォンとはかなり異なり、アルトフルートをど
うにかしたかのようなサウンドです。(かえってわかりにくいわ。)なんか独特のひなびた、しかし癒
しだよねえといった感じのサウンドです。深夜に聴くと「今日も1日終わったのー。」という気分にひ
たれる可能性があります。そう、香川県民の皆様、あの深夜に流れる日東河川工
業のコマーシャルの雰囲気に近いもんがあるのです。【注1】
地域限定ネタはこの位にして、海外のクラシカルサクソフォン奏者のことにつきましては歴史上の
お方を含め、このサイトが詳しいのですが、須川展也さんは国内はもちろん、海外の評価も高く、
恐らくは世界で一番有名な日本のクラシカルサクソフォン奏者ではないかと思います。
クラシカルサクソフォンの話はこの位にして、私は他に無いかなーと自宅のCDを探し回りました。
「あークラシック曲で一番有名なんは、やはりチャイコフスキーの『くるみ割り人形』かのー。でもこ
の曲アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団の全曲版のCD持っとったけど、人にプレゼントし
てしもうたのー。」と思いながらいろんな曲を探しました。
チャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」のストーリーですが、簡単にいうたら「ヒロインの
クララという女の子がお兄さんと奪い合いをして壊してしまったクリスマスプレゼントのくるみ割り
人形のことを気にしながら床につき、ねずみのこの王様【注2】との1対1の戦いで形勢不利とな
ったくるみ割り人形を助けたお礼にお菓子の国に招かれる夢を見る。」という内容です。
【注1】
香川県民の中には、「このダムと川が出て来るコマーシャルを観んことには1日が終わった気がし
ない。」とか「深夜に日東河川工業のコマーシャルが流れたら急に眠たくなる。」という人が多数い
ます。全国版で言うとするならば、全然違いますが「NHKの君が代を観んことには1日が終わらん
人」に近いもんがある・・・・・・・・訳はないか。
【注2】
嘘に決まってるじゃないですか。
2003年11月24日(月)
もうすぐ12月ですが、今は昨年の12月9日(月)からしばらくこのホームページの更新を止めてい
たということをどうしても意識してしまう時期です。更新を止める前の私の日記を読んでいると、現
在の路線とは異なる路線で日記が書かれていたことが自分でも理解出来ます。昨年の今頃は整
体やリフレクソロジーの活動日記という色合いが強い当コーナーであったのですが、現在は仕事
や代替医療のことをほとんど書かないコーナーに変わってしまっております。また、かつては「だ」
体や「である」体を多用していた日記であったのが、今では「です」「ます」体が基本になっているこ
とにも気がつきました。
これって、長年漫画雑誌に連載されている漫画の単行本の1巻の主人公の絵と最新
巻の主人公の絵が全然違うというの・・・・・・・とは違うよねやっぱり。
「この日記の初期の自分は現在の自分とは違うよなあ。」と考えさせられてしまいました。で、これ
が日記を書くことの数ある面白さのうちの一つなのだと思います。
ところで、現在の私のマイブームは怪しい喫茶店です。先週は西葛西にいることが多かったので
怪しい喫茶店に行くことが出来なかったのですが、用事で行った先にあるコーヒーがむちゃくちゃ
おいしいお店、おかわり自由のお店、いかにも古臭い外観のお店、怪しいマスターやママがいる
お店、別の意味における満足度が高くて行ってしまうまずいもん出すお店、いろいろ入っては楽し
んでおります。で、今日はどこにも入りませんでした。
またまた話変わって、昨日は山下達郎さんの「クリスマスイブ」の話をしましたが、「クリスマスの曲
の中で何が一番好き?」とサラリーマン時代に女性の後輩から聞かれた時に私はジョン・レノンと
ヨーコ・オノの「ハッピー・クリスマス」と答えたことを思い出しました。この曲なんですが、トロンボー
ン奏者の村田陽一さん率いる「ソリッド・ブラス」のCD「DANCIN’
to SOLID BRASS」(VICL−
18105)に収録されている「ハッピー・クリスマス」が今の私のお気に入りです。
「ソリッド・ブラス」ですが、ジャズナンバーばかりにこだわらぬ活動を繰り広げられてまして、特に日
本国内では大変な人気ビッグバンドです。村田陽一さんのオリジナル曲もすっと入っていけるわか
りやすい佳曲が多いと思います。
2003年11月23日(日)
クリスマスイブが近くなったせいか、そこらじゅうで山下達郎さんの「クリスマスイブ」が流れていま
す。この曲、この季節の定番お約束曲になっていますが、中間部の間奏がパッヘルベルの「三声
のカノンとジーグ」のカノン【注1】と一緒だよねーという話を切り出しても理解されないことが多いの
がちょっと悲しいです。ご興味がおありの方はCDショップのクラシックコーナーにあるイ・ムジチ合
奏団だのホグウッド指揮エンシェント室内管弦楽団だのがやっているバロック音楽集なんかのCD
の中にこの曲が入っていると思いますんで聴いてみて下さい。
ところで、相当寒くなってきましたのでうちのカメ達がおとなしくなってしまいました。今年はTUBEの
前田さんが晩秋になってもずーーーーーーっとコンサート会場で歌われてて、なんかなかなか冬眠
に入られないので「今年はカメのことはまだええのかいな。」とタカをくくる訳はなく、加温飼育の温
度を上げました。うちのカメ達は実は冬眠をしない種なのです。
【注1】
カノン部分のみが俗に「パッヘルベルのカノン」として独立して「バロック音楽集」等のオムニバスの
CDに入っているケースが非常に多いです。
2003年11月22日(土)
定食の「秀花」で鳥唐定食を平らげた私は夜の7時頃、西葛西駅前に行ってみたら中村健佐さん
が南口でサックスを吹かれていました。クリスマスイブの日にディナーコンサートをされるそうです。
しばらく演奏を聴いた後、私はクリスマスイブが近いことを意識しました。一昨年前はいろんなプレ
ゼントが出来てとても幸せなイブでした。そして昨年は人の優しさにふれ、クリスマス関係では初
めて涙したイブでした。今年のクリスマスイブはどうなるのだろう?
2003年11月20日(木)
代替医療関係の書物を多々出されている某出版社の方からお電話を頂戴しました。「セラピスト関
係の本を出版してみませんか?」というお話だったのですが、書き下ろしの原稿が現在ある訳では
なく、強いてあげればこのホームページの日記ぐらいしか書き散らした蓄積が無くて、まさか食いも
んの話ばっかり書いとるこの恥ずかしい日記をそのまんま「セラピストの本や。」いうて売る訳には
いかんだろうということで、今回は涙を飲んでお断りさせていただきました。
夜になり、私は自宅に帰る途中、ビールか発泡酒が飲みたくなりましたのでキリンの淡麗グリーン
ラベルとミニサラミとニッスイのちくわを買いました。ビールや発泡酒の類を買うのは1年ぶりです。
最近はチューハイをよく買っていましたが、なんか今日は発泡酒が飲みたくなりました。
ビールや発泡酒は帰省した際にKIOSKで売られている鯛ちくわと一緒に買って、瀬戸大橋線のマ
リンライナー内で飲むことが多かったです。時には鯛ちくわではなくハウスポテトチップスを買うこと
もありましたが、この商品は現在は見かけなくなってしまいました。私にとってビールや発泡酒とい
えば、なんか魚の練り製品を肴にするというパターンが馴染みになっています。
2003年11月19日(水)
今日も私は100円ショップ「キャン・ドゥ」西葛西メトロセンター店に行って服ブラシとシューズブラシ
を買いました。そして自宅に帰って早速買ったシューズブラシで珍しくシューズを洗いました。私は
靴に関しては本当に無頓着です。(誉められた話か。)スニーカーにしても、革靴にしても手入れを
しない方です。スニーカーの手入れの方法は恥ずかしながら最近教わりました。しかし、今履いて
いる英国製の黒の革靴はよく履いている方なのですが、もう3年はもっています。革靴はいいのを
選んだら本当に長持ちします。で、ボロボロになるまで何年も履くものですから、時に恥をかくこと
があります。サラリーマン時代は身だしなみで仕事上の値踏みをする人物に対応する実際問題か
ら、仕事用の靴をそれなりに綺麗にして買い換えていましたが、プライベートの靴の方は本当に汚
くなるまで履いていました。貧乏症なのだと思いますが、最後の最後まで付き合っていました。
2003年11月18日(火)
お昼にケンタッキーフライドチキンでチキンフィレサンドを食べました。西葛西駅前のケンタッキー
フライドチキンですが、もうクリスマスツリーが店内に飾られています。店頭の五千円札・・・・・じゃ
ないわカーネルサンダースさんの服装もサンタクロース姿になっています。これを見たらもう12月
をいやでも意識してしまいます。ところで、このチキンフィレサンドですが、日本独自の定番メニュ
ーだそうです。なんかケンタッキーフライドチキン日本上陸当初に「手が汚れる。」「めんどっちい。」
といった苦情が出てハンバーガーみたいに食べられるメニューが生まれたようです。それが大当
たりし、数ある新メニューが生まれては消えるというファーストフード業界においては長年定番メニ
ューとして定着しているという優れものです。飲み物やフライドポテト他の副次的なメニューを除き、
メインはこれしか注文しないという人ももしかしたらいるかも知れません。
夕方は西葛西駅のメトロセンター内の100円ショップに行き、ゴム製のトンカチが100円で売られ
ているのを発見しました。「これって、あの石川県にある整体のグッ○イなんとかいうてる『健○館』
が出している例のハンマーに似とるよね。」【注1】と思ってしまいました。100円ショップって最近よ
く見かけますが、特に置時計や電卓が100円というのは凄いと思います。これらって大昔は安くて
数千円はしてたんじゃないでしょうか?逆に菓子やレトルト食品やカップ麺等の食料品関係はもっ
と安売りしてそうなお店と比較して値踏みしているおばはんが多数いそうです。
【注1】
私はこのテの道具を使った整体の施術は特に致してはおりません。私がすると怖がられたらいかん。
・・・・・・・というか、このテの道具はいきなり出してきたらリラクセーションの雰囲気を思い切り壊すよう
な気がして怖くて使えないというのが正直なところです。私の整体のコンセプトは治療ではなくリラクセ
ーションが目的です。これはつかわないかんと割り切る思い切りのよい先生でないとこれらは使えませ
ん。私にはどうも使う勇気がありません。なんか「グッバ○なんとかシリーズ」に載
っているあのゴムハンマーをみると、「ちぇすとおおお
おおーー!」というのをどうしても連想してしまうのです。
・・・え、そんな感じじゃないんですか?そんな過激なもんとは違うんですか?使ったことが無いん
で、一体どんなもんなのか使い勝手をご存知な方のお話をうかがってみたいです。
2003年11月17日(月)
整体院のレイアウト変更をしようと思い、いろいろ考えた日でした。雑務も若干残っていましたので
それを終わらせてから西葛西駅前のドトールに行き、ブレンドコーヒーを飲みながら買っていた本を
読みました。気や波動、精神世界関係の各種エネルギーに関する本や手技療法をはじめとした各
種療法療術に関する本、そしてヒーリングに関する本が現在多数出版されていますが、それらは玉
石混淆の状況にあり、その中には事実に反するもの、真に受けて実践したらまずいもの等がありま
すので、時々私はチェックを入れています。仮に優れたものであったとしても全てのケースにおいて
万能ということはありませんので、そういった類のチェックも入れています。中には権威となった先生
がお書きになっているケースもありますが、健康に関することは一昔前なら正しいとされたことが最
近の研究では否定されてしまうといったケースが多いですので油断なりません。例えば悪玉コレス
テロール対策にはコーン油等の植物油に含まれるリノール酸が良いと1990年代初頭までは言わ
れていましたが、現在ではリノール酸の過剰摂取はかえって健康に良くないということが常識となっ
ています。長期過剰摂取となると尚更いけません。現在ではリノール酸には血管の中に血栓を作り、
血液の流れを悪くし、心臓病を誘発させる作用があることが知られています。それがためにリノール
酸を売りにするコーン油入りのマーガリン等の商品は現在では流行らなくなってしまいました。【注1】
ちなみに心臓によいとされる脂肪の中に青魚に含まれるオメガ3がありますが、このオメガ3にはリ
ノール酸の悪い働きを打ち消す作用があります。
リノール酸のことはさておき、ドトールを出た私は西葛西駅のメトロセンター内にある「光楽」(西葛西
6−7−54)でえびそばを食べたのでした。ここはリーズナブルな大衆中華料理店なのですが、一番
のお薦めはホイコーロー定食です。内訳はごはん、ホイコーロー、中華スープ、漬け物といった陣容
ですが、ごはんがもちもちしててとてもおいしい上、メインディッシュのホイコーローも同価格帯のチェ
ーン形式の中華料理店のホイコーロー定食のホイコーローとは一線を画する手の入れようです。
「光楽」の各定食は750円(消費税別)で、他に焼肉定食、酢豚定食、麻婆豆腐定食等がありますが、
特にホイコーロー定食は高級中華料理店の大皿でどかっと出る夏目漱石とお別れ覚悟(そろそろこ
の表現使えんようになりますね。)のホイコーローの味に決して負けないと思います。定食としてのお
手軽感とコストパフォーマンスの高さから「光楽」のホイコーロー定食の方を選ぶという人が出ても何
らおかしくありません。
【注1】
医師の先生からバターの摂取を止められているといったケースは別として、リノール酸を売りにしたマ
ーガリンよりもバターの方が遥かに安全度が高い食品だと言えます。更に、マーガリンの他、ショート
ニングも要注意だと言えます。
2003年11月16日(日)
「くすりの福太郎」西葛西店でアース製薬の「ごきぶりホイホイ限定復刻版」なるものを発見してしま
いました。それは一番最初に発売された頃の「ごきぶりホイホイ」を復刻再現したものでした。箱の
裏側に書かれてある説明の文章の雰囲気が実に古臭いです。そしてそれはシートを剥がしてにお
いがする特殊誘引剤が入った小袋を「ごきぶりホイホイ」の中央部に置いてデコボコ粘着シートで
捕獲する現在の形式のものとは異なり、透明なゲル状の粘着剤が小型の「ムヒS」みたいに小さ
なチューブに入っていて、ごきぶりがひっかかるように「ごきぶりホイホイ」の底面に消費者がその
チューブの粘着剤を塗ってごきぶりを捕獲するといった形式のものです。
「ごきぶりホイホイ」は1973年に初めて発売され、最初の3ヶ月で27億円を売り上げる大ヒット商
品となり、改良に改良を重ねて現在販売されているようなものになっていったそうですが、この粘着
捕獲形式のゴキブリ捕獲器を一番最初に発案されたのはアース製薬の制作陣ではなく、
サラリー
マンを定年退職されたアマチュア発明家の方でした。このお方はそのアイデアをアース製薬に持ち
込まれ、そして本格的な開発がアース製薬で進められたのです。
誘引剤や箱の形状の研究などが
30万匹のゴキブリ飼育と共に続けられ、商品化へと進み、そして販売にあたりネーミングが検討さ
れました。この「ごきぶりホイホイ」ですが、アース製薬の記録によりますと最初は「ゴキブラー」とい
う名前にして発売しようかという話だったのだそうですが、その名前は既に他人が他ジャンルの商
品で使用していたということから制作陣は他にいい名前はないかと困ってしまい、当時の会長であ
る大塚正士氏に相談したところ、「ほいほいはどうかね。ごきぶりがほいほい獲れて、ほいほい売
れて、ほいほい儲かるように。」という鶴の一声で「ごきぶりホイホイ」と決まったのだそうです。
しかし、私はごきぶりが入ったのをホイホイ捨てるから「ごきぶり
ホイホイ」なんかと思っていました。
まあそれはさておき「くすりの福太郎」を出た私は、弁当&定食の「一福」(西葛西5−10−14)に
行ってカキフライ定食(700円)を食べました。ここのカキフライ定食はカキフライ、サラダ(キャベツ、
トマト、パセリ)、生玉子、ごはん、味噌汁、たくわん2枚、かつおふりかけの小袋といった陣容で、
量が結構多くて気に入っています。
特に、こんなにおいしいパセリは初めてです。
(トマトもいけます。)
ところで、この生玉子なんですが、ごはんにかけるんですか?ふりかけどうしたらいいんですか?
私なんか食い意地が張っていますので、両方ごはんにかけるという無謀なことをしてしまうじゃな
いですか。
2003年11月15日(土)
年賀状発売の季節ですが、今年はどうしようかと思っております。筆無精の私ですが、西葛西駅
前で年賀状を販売されている郵便局の方々をみているとどうしても意識してしまいます。しかし、
私のセラピスト関係の知人は一部のお方を除き出されない方が多く、虚礼廃止の傾向は今後更
に強まるのではないかと考えております。そういえば、今回の年賀状のお年玉の一等賞はハワイ
旅行なのだそうですが、実は私にはお年玉付き年賀はがきで一等賞が出て東芝製のビデオデッ
キを高松中央郵便局に取りに行ったという過去があります。そう、お察しの通り、私はそれで漫画
ばっかり録画していたというむちゃくちゃ恥ずかしい過去もあるのでした。わははははははははは。
大昔の話だからもう時効だよねー。もう書いてもいいよねー。
でも、「今は♪もう♪動かない〜そのび〜で〜お〜♪」【注1】
【注1】
実家のビデオですが、2年前に帰省した時には松下電器製の奴とソニー製の奴がなんか2台あ
ったんですが、私が愛用していた漫画鑑賞専用東芝ビデオは廃棄されたようです。
2003年11月14日(金)
最近寒くなって来ていて朝はうちのリクガメ達が固まっています。暖房をつけるとわさわさ動き出
します。もう冬が近いのだと思いますが、西葛西駅前に夕方出てみると、なんかご近所さんが仔
猫を籠に入れて「野良猫の両親から生まれた仔猫です。誰か引きとって下さい。」とやってました。
野良猫が両親ということは飼い主がいないということなのですが、「保健所のおっさんにつかまら
んでよかったのー。さすがにうちでは猫はこうてやることは出来んのー。誰かこうてやれや。あ、
それから君達仔猫で、しかも可愛い子でよかったのー。成獣だったら残酷な話やけど誰もこうて
くれんぞ。」と思いました。野良猫というものは「その飼い主が嫌で逃げ出す。」といったケースを
除けば普通は飼い主が捨てるから野良猫になるんだと思います。猫飼ってる人、家の事情はど
うであれ、猫は捨てんで飼ってやって下さい。
2003年11月13日(木)
久しぶりに焼鳥が食べたくなったので、炭火焼「八剣伝」西葛西駅前店で一杯といきました。ここ
の焼鳥は(西葛西駅前店限定かも知れませんが)焼鳥が一串から注文出来る上、【注1】若鳥一
串80円という気楽さがいいと思います。あと、餃子が7個もついて180円です。これで一杯という
おとうさんがいかにもいそうなメニューです。私は青りんごサワーとライムサワーを注文し、焼鳥タ
イムを楽しませていただきました。土日祝日を除き、午後5時〜午後6時の間はビール半額セー
ルなんてのもやってるみたいです。「八剣伝」は「信用がおけるお店で安く飲みたい。」というお方
にお薦めしたいと思います。
【注1】
焼鳥屋さんによく行ったことがあるお方ならご存知かとは思いますが、こういうのは「最低2串から
注文して下さい。」というお店や一皿に何串も入れてウン百円なんてお店が多いと思います。せっ
かく一串150円位だと思っても結局300円出てしまうというのが普通の焼鳥屋さんです。一串ず
ついろんなのが食べたいという欲求に応えてくれるお店はまだまだ少ないです。
2003年11月12日(水)
最近あまり音楽を聴いていなかったのですが、2日前にディスクマンを発見しちょっとCDを聴いて
みたのがきっかけになっていろいろ既に買っていたCDをまた久しぶりに聴くことが楽しみになりま
した。しばらくジャズ離れしていましたので、土岐英史さんのCDを久々にかけて聴きました。
土岐英史さん(A.SAX,S.SAX)は日本人のジャズファンの方であれば大抵ご存知ではないか
と思われる有名サックスプレイヤーですが、特に「イン・ア・センチメンタル・ムード」(FHCF-2018)
や「ザ・グッド・ライフ」(FHCF-2150)といった1990年代前半のファンハウスから出されているCD
が好きです。セルマーのサクソフォンの中でも特に傑作だと言われているアメリカンセルマーのヴ
ィンテージサクソフォンであるMarkZをこんなに繊細に鳴らされているジャズ系のサックスプレイ
ヤーは珍しいと思います。このMarkZはその前のモデルであるMarkYよりも概して派手に鳴る
ため、ジャズ系よりもむしろフュージョン系のサックス奏者に使用されているケースが多く、日本の
有名なサックス奏者の中では他には本田雅人さんが愛用されています。この方のプレイはメタル
のマウスピースを使用された輝かしく機動性に満ち溢れ、一発でこの人だとわかるほど明快なプ
レイで「こんな人知らない。」というお方であってもどこかで耳にしているのではないかという位、い
ろんな場所で流れています。
2003年11月11日(火)
夕食をとろうと「稲」(西葛西5−8−16)に入り、豚の生姜焼き定食(730円)を注文しました。ここ
は看板に「おふくろの味 稲」と書かれていますが、厨房にいらっしゃるのは男性ばかりのお店です。
夕食をとった後は古本屋に行って本を3冊買って帰宅しました。そのうち1冊を読んでるうちに眠くな
ったのでそのまま寝てしまいました。実は今は11月12日だったりなんかして。
2003年11月10日(月)
自宅を片づけていたら昔のソニーの充電池付のディスクマンやミノルタのカメラが出て来ました。
ディスクマンは高松にいた頃に買ったままずっと使わずにいたものです。懐かしくなったので、充電し
てCDを聴きました。高松にいた頃ディスクマンで聴いていたCDは主にクラシック以外のジャンルの
CDです。やはり、本格的なオーディオ機器にヘッドホンを繋げて聴くのと比較し、音の解像度に大き
な不満があるため、管弦楽曲はこれでは聴いていませんでした。しかし、サラリーマン時代、お手軽
感から購入し、あまり使うこと無く放置していました。
電化製品はあまりにも長い期間通電しないと壊れやすいですので、このディスクマンは壊れているか
と思いましたが、正常に作動したので嬉しかったです。これは電化製品ではないとはいえ、ミノルタの
カメラもそうでした。これは昔々、ミノルタのハイチックシリーズのうち、ゾーンフォーカスの「ハイマチッ
クS」を母が購入し、十数年位使用して新品のカメラを再購入したため、私が母からもらったものです。
ここの記録を見ると、「ハイマチックS」は1978年に3万3百円で売られていた古いモデルですが、オ
ートフォーカスのシリーズや現行の同業他社製品を含むこの価格帯のシリーズよりもうまくいけば綺麗
な写真が撮れる優れものです。しかも、中古店を探せば、この類のカメラはうまくいけば状態の良いも
のが500円〜1500円位で入手出来ます。「写ルンです。」では不満だが、本格的なカメラを買うには
予算が無さ過ぎる。しかもカメラなんて滅多に使わないという方は、この手のカメラの中古品を狙って
買うというのも良いのではないかと思います。上手に使えば何十年も使えるモデルです。
2003年11月8日(土)
株式会社BABジャパンの「セラピスト」vol.10号を読みました。この雑誌は前号までは年4回発行
の季刊誌だったのですが、このvol.10号からは隔月刊になりました。編集後記に「数年前まで、日
本では馴染みの薄かったセラピストの存在が認知されはじめ、少しずつセラピー文化が定着しつつ
あると実感しています。今後も、これまで以上に、セラピスト一人ひとりの意識とスキルを高めてゆく
ための一助となることができれば幸いです。」とあり、それを読んで私も嬉しかったです。セラピストの
人口や読者の需要が多くなったからこその隔月刊化だと思います。
さて、昨日は外出による用事が多く、日記を書かずして眠ってしまいました。池袋でお昼を迎え、「東
京一食堂」(豊島区池袋1−2−8)で日替わり定食を注文しました。池袋はあの有名な「大戸屋」発
祥の地ですが、その他にも気軽に行ける古くからの定食屋さんがたくさんあります。この「東京一食
堂」は手技療法の専門書店である「たにぐち書店」(豊島区池袋2−49−1)に寄った際によく食べ
に行っていますが、あ、岩城先生、昨日たにぐち書店で「月刊手技療法」の11月号を買って先生の
連載もう読みましたから・・・・・・・・って、おい何言ってんだ私は定食屋さんの話だったじゃないか。
話をもとに戻しまして、池袋には「東京一食堂」という定食屋さんがありますが、ここの他に私は「天幸」
(豊島区西池袋1−41−1)にも時々行っています。「天幸」ではハムかつを食べることが多いです。住
所が一見遠そうな感じですが、実は「東京一食堂」も「天幸」もそんなに離れている訳ではありません。
共にJR池袋駅北口から行くと近いです。
「東京一食堂」はマジで東京一いろんなもんを作ってくれるんではないかという勢いの黒板のお品書き
が最大のウリです。常時40種以上、そしてお品書きに無いのも含めるとなんか100種以上あるそうで
す。一方、「天幸」は北海道コロッケやハムかつ等、揚げ物に力を入れられている上、日替わり定食の
類は600円で食べられます。
「東京一食堂」を出た私は「天幸」にも寄ろうかと思った訳ではなく、次にいかねばならぬタコねばならぬ
場所に行くため、営団地下鉄池袋駅に向かって地下に潜って行ったのでした。(田尾団長またまたごめ
んなさい。)【注1】
【注1】
麺通団の田尾団長ですが、別にタコに似ているという訳ではありません。田尾団長はよく「これいかにタ
コに。」や「いかねばならぬタコねばならぬ。」といった表現をお取りになることがあるのです。香川県のタ
ウン情報誌で一時的に流行ってしまったローカルな表現ですので皆さん流行らさんで下さい。お願いしま
す。
2003年11月6日(木)
神田小川町でお昼を迎えました。神田小川町といえばもうあそこしかないとうどんの「丸香」(千代田
区神田小川町3−16−1,日祝休)に行き、「つけ」【注1】と「ゲソ天」を注文しました。
「丸香」はセルフ形式のうどん屋さんよりもやや高い価格設定ですが、ここの店主は香川県の麺通団
その他のうどん食べ歩きグループの人気投票で第1位になった【注2】あの「山越」で修行された方だ
そうです。その怪しい噂を聞きつけてなのか、12時20分頃行ってみると物凄い行列という訳ではない
のですが、15人位の行列が早くも出来ていました。さっさと食べるなら今のうちです。都会の口コミは
恐ろしいです。そのうちシャレにならん人数の行列がお昼時に「丸香」の前に出来るかも知れません。
「丸香」が神田小川町に出来て何が一番嬉しいかというと、「山越」で大人気のメニューである「釜玉」
が「丸香」でも食べられるというのが嬉しいです。
(今回頼んどらんやんか。)
「『釜玉』とはこれいかにタコに?(麺通団の田尾団長ごめんなさい。)」と質問されそうですが、これは
「行ってみてのお楽しみということで。」と意地悪なことを言うかめ吉なのでした。なんかめざましテレビ
の「今日のわんこ」みたいだな。
「丸香」でうどんを食べた私は神田神保町方面に行き、書泉グランデで新事業の資料を発見した後、
神田古書街の某古書店でアイドルの写真集の古本を売っている古書の樹海の森に迷い込んでしま
い、ZARDの昔の写真集が14万円で売られているのを発見してあごが外れそうになりました。
「これやったらそうなりそうな1500円〜3000円位の写真集を今から買い占めたら十数年後は物
凄いことになりますなあ。」なんていかんことを考えてしまいました。で、誰がそうなるんか誰かわかっ
たら教えて下さいなんちゃって。(冗談です。本人全然そんなことする気ありません。)
【注1】
「丸香」のうどんの「つけ」ですが、ざるうどんがざるではなく、丼に入っている様を想像して下さい。
【注2】
その時の状況は「恐るべきさぬきうどん第3巻」(ホットカプセル刊)に詳しいです。上位10店は「S
級指定店」なる称号が香川県のうどん食い連中によって勝手につけられています。
2003年11月5日(水)
最近はまっているカップ麺があります。東洋水産の「紺のきつねそば」です。おあげのみならず、乾燥
肉が結構入っています。「赤いきつね」や「緑のたぬき」みたいに定番商品になって欲しいのですが、
あんまり売れないとなると消えると思います。おあげというと大豆で出来ていますが、かつて日本人は
肉ではなく、大豆と米で蛋白質を摂取していました。
蛋白質はアミノ酸という珠が鎖のように連なったネックレスのような構造をしています。その鎖の繋がり
が消化酵素によってアミノ酸に分解され、身体をつくる組織の材料とされます。アミノ酸には22種類あ
り、そのうち体内で合成できない必須アミノ酸というものが8種類あります。その必須アミノ酸の比率を
スコアにしたものを「アミノ酸スコア」といいますが、肉や玉子等の動物性食品は概してそのスコアが優
れていると言われています。しかし、大豆はアミノ酸スコアのバランスにおいてメチオニンというアミノ酸
が不足しており、リジンというアミノ酸は豊富に存在しています。このリジンは人間の身体の組織の修復
や抗体やホルモン、酵素が作られるのに欠かせない働きをします。反対に米はメチオニンが多くリジン
が不足している食品です。大豆製品と米を同時に食べることによってかつての日本人は蛋白質の摂取
において偏ることがないようにしていたのです。肉が御法度とされ、戦場では魚介類を摂取しにくい戦国
時代や安土桃山時代における武田信玄や徳川家康は米に味噌、胡麻等を混ぜた兵糧を兵士に与えて
いたため、粗食ではあってもその兵士は非常に強かったと伝えられています。もちろん、だからといって
肉を食べてはいけないというわけではありません。医師の先生によって止められている方は除きますが、
肉は食べてもよいのです。
2003年11月4日(火)
高田馬場にある「はなまるうどん」でかけうどんとゲソ天を食べた私は代々木に行きました。代々木とい
えばあの若貴・・・・・じゃなかったKONISHIKIさんが通われてる「漢法・赤ひげ堂」があるところですが、
非常に悔しいが我が母校である香川大学よりも原宿を歩いているコギャル達(死語)にとっては遥かに
有名な学校である、あの代々木アニメーション学院があるところでもあります。その代々木アニメーショ
ン学院はまあどうでもええんですが、「漢法・赤ひげ堂」のパンフレットの写真を見た私はスタッフが女性
を除き、院長先生をはじめヒゲ男ばっかりなもんで「この治療院はおもろいのー。」と思ってしまいました
が、そんなんはまあどうでもええんですわ。とにかく代々木での用事を済ませた私は新宿まで歩いて行
きました。そして紀伊国屋書店で資料を物色し、事業の新ネタを探った私は非常に疲れたので地下鉄
に揺られて眠りながら家路についたのでした。
2003年11月3日(月)
文化の日です。明治天皇がお生まれになった日なのですが、日本は明治維新以降、第一次産業のみ
に頼らぬ国家として今日に至ることとなりました。第一次産業は農林水産業がそれに該当するとされて
いますが、それらの産業が重要な産業であることは皆様ご理解いただけることと思います。しかし、日本
が高度経済成長を成功させたのは、第一次産業のみに頼らぬ国家であったからに他ならないと思いま
す。
第一次産業や鉱業のみに頼ることが出来ない日本は加工貿易によって裕福になっていきました。例え
ば、ノルウェーで産出される硅石はそれだけだと1トンあたり数千円です。しかし、それを買って純度92
%に精製すると100倍の価値になります。それを更に日本は半導体チップにして儲けていたのです。鉄
鉱石であっても、日本からは良質な使えるものが出ませんが、それを製鉄するノウハウは日本が一番持
っていましたから、海外から鉄鉱石を安く買ってそれを精製してエンジンを作ることが出来る鉄にすると、
1000倍位の値段になります。このように第二次産業を発達させれば土地が狭く、資源に恵まれずとも
金持ち国家にはなれます。日本は主に高度成長期から1980年代のバブル期まではこれで国際社会に
認められようとしたのでした。しかし、バブル崩壊以降、日本は不況にあえぎ、アジア諸国が技術上の競
争力をつけ、「日本はもはや技術では食えない。これからはサービス産業を発達させるべきだ。」と考える
政治家が出るようになりました。しかし私はそれではこの苦境を脱することは出来ないと思っております。
バブル崩壊前の1980年代、日本製品はテレビでも、自動車でも、ビデオでも、時計でも、安く故障が少
なく信用力の強いものだったので世界の主に先進国に盛んに輸出されていました。ビデオなどは一時的
にせよ、世界のビデオの95%が日本製品だった時代があるのです。レーガン大統領の時代までは日本
は外貨を稼ぎまくり、アメリカはそれによって赤字国家になってしまいました。今の日本とは全く状況が異
なりますが、何故当時はこうであったのでしょうか?理由は明白です。当時の日本の企業、特に第二次
産業の企業が技術力に力を入れていたからです。アジア諸国の追い上げがまだ地味であったことも理由
として挙げられます。更には国内外の需要を問わず、購買欲をそそる商品を出せていたからです。購買欲
をそそる商品、特に高額商品が出せないとメーカーは儲けられなくなります。そして国民の趣味嗜好はサ
ービス産業に走ることになってしまうのです。ただ「物として所有して所有欲を充足する。」よりも、より楽し
いもの、より美しいもの、より気持ちが良いもの、より格好が良いものを求めるようになります。しかし、サ
ービス産業の場合、お金が落ちることはあっても生産されることがありません。サービス産業を否定する
訳ではないのですが、そればかりになってしまうのは問題があります。かつてのアメリカは政策により、サ
ービス産業のウエイトが全産業の70%を占めるようにしたがために工業国家としては停滞し、大赤字国
家になったため、今はそれを巻き返そうとする動きがなされています。やはり第二次産業に力を入れる政
策は重要だということを既にアメリカは学んでいます。日本はそれをいつ学ぶことになるのでしょうか?
2003年11月1日(土)
スーパーマルエツに行きました。前にも書いたかも知れないのですが、スーパーマルエツはダイエー傘
下のスーパーです。2階の売り場ではダイエーホークスが日本一になったので、喜び勇んで「あの歌」
を流していました。「♪いざゆ〜け〜無敵〜のぅ〜若貴軍団〜♪いざゆ
〜け〜炎〜のぅ〜若貴軍団〜♪我ら〜が我らがぁ
〜ダイエーホークス〜♪」
・・・で、この曲、ダイエーホークスの歌なのに何で
若貴を応援してるんですか?
2003年10月31日(金)
高田馬場方面に出ました。高田馬場でお昼を迎え、午後は結構時間が自由に使える予定でしたので、
中華そばの「べんてん」に行きました。ここは行列に並んだら最後、1時間は待たないといけないという
恐ろしいお店です。午後の予定が詰まっている人はあきらめ
て下さい。仕事を。
(食うんかい!!)
午後はヒマを思いっきり持て余していた私は「ここのどでかい中華そばが食べたい。」というただそれだ
けの理由で「べんてん」の行列に加わってしまいました。
「べんてん」の中華そばですが、中盛りの麺の量がそこら辺のラーメン屋の4杯半はあります。大盛り
を無防備に注文などしようものなら、1kgの麺をどでかんと入れられてしまいます。特にそこの女の子、
何も考えんとそんなことはせんようにして下さい。彼氏を是が非でもこでぶちゃんにしたいというのなら
お話は別ですが、結局彼に食うてもらうことになるぞ。
「べんてん」で私がどの大きさの中華そばを注文したかというのは非常に恥ずかしいんで書かんことに
します。
2003年10月29日(水)
衆議院選挙の件で選挙カーや街頭演説が目立つようになりましたが、今回の選挙は日本が今後じり貧
になっていくのか再興するのかがかかっている重要な選挙だと思います。皆様よくご存知かと思います
が、国会議員は法治国家である日本の立法を担う方々です。立法はごく簡単に言うと、法律を作ったり、
変更したり、廃止したりするということですが、法律一つで大企業の業界地図が変わってしまったり、国
が傾いたり、国民が戦争に巻き込まれたりするのですから、その仕事は極めて重大だと言えます。
今、日本が国際的に取り残されて不況にあえいでいるとか、大企業がリストラに追いまくられたり、失業
者が多々出たり、中小企業の倒産が相次いで自殺や一家心中が増えたりしているといった問題、そして
将来に魅力を感じない若者達が真面目に働こうとしなかったり、人によっては犯罪に手を染めたりしてい
るといった問題があると言われていますが、各政党党員の方々(無所属の方もいらっしゃるでしょうが)が
立法機関に参加してそれらについて何か出来ないだろうかという駆け引きが今回の選挙でなされるのだ
と思います。選挙演説やチラシ等でそれをアピールする訳ですが、「こうすれば日本が息をふき返す。」と
いう名案を出せ、しかもそれが実際問題として可能であるという演説を聞いてみたいです。大同小異であ
れば「○○党の人だから。」「有名人だから。」「握手してくれたから。」「かっこいい人だから。」「もう何度
も議員さんやってはるから。」「有名な政治家のご子息だから。」「この人は地元のためにエンヤコラしてく
れるから。」等に流されて終わりです。おしまい。
2003年10月28日(火)
「Otegami.com」ですが、障害報告が出ました。今までのメールが全部消えています。10月23日(木)
以降に送られたメールにつきまして、私が読まずに返事が書けなくなっているケースが出てしまっている
ことを心からお詫び申し上げます。
現在は当ホームページ付属E−Mailへのメール送付や、返事を私が書いて送ることが可能になっており
ますので、必要な方はお手数をおかけし申し訳ございませんが、再度メールをお送りいただけましたら誠
にご幸甚に存じます。
プロバイダからもらったメールアドレスはホームページに直接載せると危険だということからフリーメール
サービスを利用させていただいておりますが、今回はそのフリーメールサービスがいたずらの対象にな
ってしまいました。今後、「Otegami.Com」にスパムメールの被害が何度も出るようであれば他のメー
ルサービスへのメールアドレス変更も検討していこうかと考えております。
さて、本日は比内鶏が急に食べたくなりましたので、「もね」(西葛西5−1−5サンシティ西葛西B1階)に
行きました。ここは比内鶏の焼鳥が食べられるお店ですが、午後6時から翌朝の5時まで営業していて長
居が出来る良いお店だと思います。
比内鶏は三大美味鶏に数えられている鶏で、幻の地鶏として知られています。「もね」の比内鶏は、自然
な放し飼いの中、146日間かけ、一羽一羽丹念に飼育した雌鶏を焼鳥にしています。高級な比内鶏をお
手頃な価格で賞味出来るのが魅力だと思います。
「もね」という店名ですが、印象派の画家であるモネ(1840−1926)から来ています。モネの絵が店内
に飾られています。
2003年10月26日(日)
「Otegami.com」ですが、復旧作業がまだ完了していないようです。(届いたメールも読めない状態です。)
メンテナンス完了を確認出来ましたらこの日記でそのことを書こうと思いますが、私自身外出が多い身です
ので遅れるかも知れません。ご容赦宜しくお願い致します。
さて、本日は門前仲町での用事を済ませた後、森下方面に散策に出ました。森下には「高橋商店街のらくろ
ード」という通りがあります。この通りはのらくろ関係のものを売っているお店が多い通りなのですが、特に「帽
子のマルケイ」や「NORAKURO−フジヤ」といったお店にのらくろのグッズが多く置かれています。その通り
の延長上に「江東区森下文化センター」(江東区森下3−12−17)があり、その中に「田河水泡・のらくろ館」
なるコーナーがあるということを知り、私は行こうと思ってしまったのでした。
田河水泡(本名:高見澤仲太郎、1899−1989)ですが、当初本名の姓である「TAKAMIZAWA」と読ませ
る意図でつけられた「田河水泡」というペンネームが理解されにくく、結局「たがわすいほう」と読まれることを
黙認するようになったと知りました。田河水泡は幼年期から青年期までを江東区で過ごした漫画家で、戦前
に活動した漫画家の中では最も著名な漫画家だと思います。
田河水泡の「のらくろ」は昭和6年から連載が始まった漫画で、「少年倶楽部」に掲載されていましたが、昭和9
年当時のアニメーションが短時間ながら「田河水泡・のらくろ館」で上映されており、昭和初期に既に短編作品
であればかなりしっかりしたアニメーションの動画制作技術が日本国内にあったということに驚かされました。
勿論それは1930年代に制作されたディズニーのカラーのフルアニメと比較するとモノクロの上、稚拙さが目立
ちますが、無声映画ではなく、一見の価値はあると思います。当時既に焼鳥の屋台があったこと等や時代背景
による制作の制限もみて取れます。
森下を後にした私は、残務整理のため西葛西の整体院に戻り、残務整理をした後、お好み焼きの「丁家」(西葛
西6−9−19)で豚玉焼きを食べました。なんかお酒が欲しくなったのでお品書きを見ると、タヒチの「ヒナノビー
ル」というビールが500円で売られているのを発見しました。更に、お店の壁に「ヒナノビール」のポスターが貼ら
れていました。それを読んでみると、「『ヒナノ』はタヒチでは日本における『花子』にあた
ります。女性の可愛い名前の代表として使われています。」といった類のこ
とが書かれていました。
・・・・・・・・吉川ひなのって、タヒチに行ったら山田花子に
なるんかいの?
2003年10月25日(土)
当ホームページがE−Mailでお世話になっております「Otegami.com」が緊急メンテナンスのため、暫く
の間利用出来ないということになってます。返事が遅くなっていて申し訳ございません。メンテナンスが終わ
り次第、メール関係のことをしていこうと思っております。
話題変わって、本日は秋葉原に買い物に出ました。夕食は「おはち」でとりました。最近こういうお店多いで
すよね。用事が済んで神田淡路町方面まで歩きましたが、今日は土曜日で営団地下鉄淡路町駅から徒歩
2分のところにある「栄屋ミルクホール」が開いてなかったのが残念でした。
「神田には古い店が多い。」とこの日記に書いたことがありましたが、このお店も昭和20年の開店で古いで
す。「ミルクホール」という店の形態は明治期に始まったとされ、昭和初期に全盛を迎えたのですが、主にお
金が無くてカフェーやサロンに入れない学生に重宝されていた大衆喫茶だと言われています。
「栄屋ミルクホール」の当初のメニューはミルクやミルクコーヒーをはじめ、団子、きんつば、どらやき、しる
こ等、甘味処として機能していたといえるものでしたが、昭和30年代に入る前にラーメン等の食事メニュー
を始められたのだそうです。昭和20年代後半の時代はまだ米販売の統制があり、食堂という名称が自由
に使えなかったため、結局「ミルクホール」の名で通されたようです。その時代と今とは全く時代背景が異な
りますが、トリガラや香味野菜、昆布を使ったラーメンスープのだしはノスタルジー満載の味で昭和20年代
に作り始められた当時の味を今に伝えられているとのことです。私はこのお店は店名から想起される「喫茶
店」としての魅力よりも今となってはラーメン屋さんとしての魅力の方が大きいと思っております。それくらい
に古典的なラーメンが魅力的です。しかし、地元の方々にとっては銭湯の帰りにちょっとミルクコーヒーでも
飲んでいこうかなんてノリで親しまれて来たお店なのだろうと思います。「カフェオレ」ではなく「ミルクコーヒ
ー」なのがミソです。気取ってないところがいいのです。
2003年10月22日(水)
新大久保での用事を済ませ、「めしや丼」の新宿百人町店で「鶏みぞれ定食」(650円)を食べた後、新
宿方面に出ました。新宿の「思い出横丁」(新宿区西新宿1−2)を通りましたが、ここには定食屋さんや
焼鳥屋さんが多数あります。しかも定食関係が新宿にしては比較的安いお店が多いです。非常に気に
なりながらも今回は私の頭の中の食い過ぎ警報が邪魔して素通りしてしまいました。
「思い出横丁」ですが、西暦2003年とは思えない空間です。昭和の高度成長期の焼鳥屋さんが何軒
も集結して営業しているような雰囲気です。こういった雰囲気にはやはり酔っ払いオヤジが似合います。
その横丁を西武新宿駅方向に出てちょっと振り返ってみると西新宿の高層ビル群がすぐ近くにあること
に気づかされ、特に夜はいいものだと思います。
2003年10月20日(月)
午前中から昼にかけて霞ヶ関に行った後、渋谷に移動し「恋文食堂」(渋谷区宇田川町25−6)で遅い
昼食をとりました。注文したのは「若鳥のハーブ焼定食」(680円)です。この「恋文食堂」ですが、お薦
めは「若鳥のハーブ焼定食」と「恋文ロールキャベツ」(650円)です。食後のコーヒーは100円で飲め
ます。セルフのうどん屋さんとは異なり、食後も結構居座れそうなところもよいです。ペンギンマークの
ユニオン中濃ソースなんてローカルなソースが置かれているのも田舎の怪しい「ミルヨーク」だの「ドリプ
シ」だのといったローカルな飲み物をつい連想させてしまいます。さすが渋谷のお店はおしゃれだねえ。
「恋文食堂」の中に入ると、昔なつかしのペーパーグライダーだの駄菓子だのが売られている上に「恋
文食堂」の絵はがきやTシャツまでが売られています。また、円筒形の古いポストが店内に置かれてい
て、そこに手紙やはがきを入れるとお店の人が郵便局に届けられるそうです。更には「恋文食堂」の入
り口からしてポストしています。よほど食い意地が張ってでもない限り、おっさんにはなかなか入りづらい
外観をしています。
この「恋文食堂」が出来たきっかけになったのが渋谷にある「恋文横丁」です。昭和23年に渋谷駅前に
進駐軍兵士に向けてのラブレターを代筆する「恋文の店」が開店し、若い女性が朝から晩まで列をなし
ていました。これを題材にした小説が出来、映画化までされ、この店がある通りは「恋文横丁」と呼ばれ
るようになりました。「109」の裏手にあった「恋文横丁」は今では標柱と看板だけが残されています。
2003年10月14日(火)
荻窪の「ぶたや」の伝説の「豚肉の風味焼き」が急に食べたくなったので荻窪に行きました。「ぶたや」
の「豚肉の風味焼き」はもともと成城で40年続いた定食屋さんの看板メニューだったもので、そのお店
の閉店が決まった際に当時サラリーマンだった風味焼きの一ファンがその店主に作り方を教わって脱
サラの末、始められたのが荻窪の「ぶたや」なのだそうです。
「豚肉の風味焼き」は、やや厚めのロースやヒレの豚肉にスパイスをまぶし、オイル入りの醤油ベース
のタレで焼き上げるものです。私が知る限り、2003年10月13日現在、豚肉の風味焼きを出している
お店は荻窪の「ぶたや」のみです。この味は一度食べるとくせになってしまいます。時々食べに行きた
くなるのです。特にキャベツとの相性が良く、食が進みます。
荻窪の「ぶたや」でロースの風味焼きを食べた私はちょっと荻窪の街を散策し、営団地下鉄丸ノ内線に
乗って銀座に移動しました。銀座では中華そば屋の「萬福」(中央区銀座2−13−13)が新装開店して
たのでつい行きたくなったのですが、「ぶたや」でもう豚を食べましたので、「これ以上豚になっ
てはならぬ。」【注1】とぐっとこらえてやっぱり入ってしまいました。
「萬福」は大正時代に初代の店主が中華そばの屋台を始められたのが最初だそうで、昭和4年からは
現在の場所でずっと変わらぬ中華そばを出されているそうです。しかし、戦災を耐えてきた店舗が老朽
化し、この度店舗新装ということになったとのことで、なんかビルの外観だけ見るとレトロな洋食屋さんみ
たいな感じになってます。しかし、中華そばはやはり改装前のまんまでした。
ところで、営団地下鉄【注2】と書いて思い出してしまったのですが、我が母校の香川大学がなんか私が
知らん間に香川医科大学と合併したらしく、【注3】学章が新たに決まったそうです。しかし、そのマーク
は営団地下鉄の空飛ぶ怪しい円盤マークにちょっと似ています。田舎やけん誰も突っ込まんかったんか
いの?【注4】
【注1】
「もうなっている。」とか「こいつは生まれながらの豚だ。」とか「人間の真似をしている豚がいる。」という
説もあるのですが、どうかほっといて下さい。
【注2】
営団地下鉄の正式名は「帝都高速度交通営団」です。なんか戦前の名前をそのまんま残しているので
はないかというものものしさがあります。初めてこの名前を見た時は驚いてしまいました。
【注3】
わざとらしい。
【注4】
2004年4月1日から営団地下鉄は「東京メトロ」と改名し、同時にマークも変わりました。
2003年10月7日(火)
用事があって吉祥寺に行きました。はなまるうどんで昼食を取りましたが、このはなまるうどん、数ある
天ぷらの中でも「ゲソ天」(イカの足の天ぷら)は特に私が好きな天ぷらの一つです。もちろん今回も注
文しました。
さて、はなまるうどんにはおでんがあります。そして、香川県では珍しくない光景なのですが、特にセル
フ形式のうどん屋さんはおでんも売っているということがよくあります。しかし、お店によっては精算する
場所から最も遠い所におでんが置かれていることがあります。これは並んで精算の順番を待っているう
ちにおでんが冷めるとお思いの方が多いのではないかと思います。お店のレイアウトのセンスが問われ
る所以です。
吉祥寺での用事を済ませた私はJR線で移動し、総武線大久保駅で降りて楽器店に入って楽器を見ま
した。新宿区大久保や百人町は楽器店が多く、特に中古の楽器の掘り出し物を探すのによいスポット
です。このようなスポットは東京だと他に御茶ノ水がありますが、地方の方で特に管楽器にご興味がお
ありの方は上京された際に寄ってみてはおいかがでしょうか?アルトサックスなど、地方で一流メーカー
のプロ仕様の新品を買った場合は30万〜40万か50万位(あるいはそれ以上)かかるかも知れません
が、しっかり楽器を選べる人ならば数万〜20数万位で中古の良品が入手出来るケースがあります。(ウ
ン十万〜百万円超のビンテージの「アメリカンセルマー」等のモデルを除きます。)掘り出し物が見つけら
れる人ならば旅費を使ってでも買う意味があるかも知れません。
2003年10月6日(月)
池袋の「たにぐち書店」で「月刊手技療法」の2003年10月号を買いました。「五反田ライトセンター」の
岩城貴美雄先生が「ブレインリフレクションテスト&リモートインペクション」という検査テクニックに関する
連載を開始されてました。
池袋の「たにぐち書店」を出てからはお茶した後、笹塚に移動し、株式会社BABジャパンにご挨拶に行
って参りました。広告部の高橋様、本当にありがとうございました。
さあ、おなかがすいてきましたぞ。笹塚の観音通り商店街を歩く私は定食屋さんを発見し、そこに入りま
した。お店の名前は「常盤食堂」(渋谷区笹塚1−21−10、土曜休)です。
「常盤食堂」では本日のサービス定食てある「生姜焼き定食」を注文しました。昔ながらの食堂で、椅子
とテーブルのコーナーに私は行きましたが、畳敷きのお座敷もあります。
笹塚を出た私は続いて大森に行きました。あの大森貝塚で有名な大森です。リラクゼーションショップの
「リフレクションU」(大田区山王1−4−9、日曜休)に行きたかったのですが、なんか雨が降ってるのが
気になりましたので100円ショップのありかをコンビニの真野あずさ似のお姉さんに聞いて105円の傘を
買ってから行きました。
「リフレクションU」ですが、アロマセラピーやオーラソーマ、そしてハーブティーのグッズが売られている他
にアロマ関係のボディワークやリーディングセッションのスペースもあり、要予約ですがそれらのサービス
を受けることも出来ます。私はちょっと買い物をして店員さんとお話ししてその場を去りました。
2003年10月3日(金)
今日も「秀花」に行きました。ササミのチーズ巻き定食を注文。これは「秀花」ならではのメニューだと思い
ます。
定食屋のオリジナルメニューを狙って食べに行くというのもなかなか楽しいもので、有名どころでは神田淡
路町界隈にある「松栄亭」の「洋風かき揚げ」なんてのがあります。これは夏目漱石も絶賛されたという「松
栄亭」の人気メニューですが、私が思いますにこのお店はオムライスもいいです。神田淡路町界隈には古く
ておいしい料理屋さんが多々あります。散策しておいしいお店を見つけるというのも楽しいものです。
東京の老舗料理店はお店によってはドラマのロケにも時々使われています。料理店に限らず、お洒落な感
じのお店は時にドラマの喫茶店なんかに使われることもあります。出入が自由なお店ならば、そういったお
店を狙って行ってみるというのも楽しいかも知れません。神田ではありませんが、例えばこれなんか某番組
で喫茶店として使われていました。で、ここなんかは今、やはり某番組で「スマなんとか」とかいう怪しい組織
のアジトに使われてるようです。行ったら化け物にされてしまうかも知れません。
私なんかこの番組が終わるまでは怖くて近寄れません。
2003年10月2日(木)
最近は定食がマイブームになっています。整体院の近くに安くておいしい定食屋さんがあるのですが、今
日久しぶりに豚の生姜焼き定食を食べに行きました。そのお店の名前は「秀花」(西葛西6−24−2)で
す。
「秀花」の定食は一部の定食を除き、消費税込みで600円です。しかも全品エビフライ、ライス、味
噌汁、サラダ付きです。もちろん、豚の生姜焼き定食にもエビフライがついています。
「秀花」は西葛西の住宅地にちょっと入ったところにありますので、地元の人達にもあまり知られていない
かも知れないと思いますが、このお店を知ったご近所さんや「秀花」の近くでお仕事をされている方々の
間では気軽に定食を食べたり、お酒を飲んだりするお店になっています。
2003年10月1日(水)
おでんが急に食べたくなりましたので「やまがみ」(西葛西6−7−1)に行きました。【注1】
ここのおでんですが、だしがすっきりしていてとてもおいしいです。グレープサワーとライムサワーを注文し
てまずはさつま揚げといきました。焼きちくわも、玉子も、大根も、よくだし汁の味が染みていて食が進み
ます。
関東のおでんダネの中には「ちくわぶ」というものがありますが、これは小麦粉で出来ています。ということ
は「ちくわの形をした私の大好きなものではないですかあ!」と思って食べて
みたら全然違う味がしました。【注2】
さて、おでんダネの中で私がとても大好きなものの中に「いいだこ」があります。「やまがみ」にはたこの足
はあってもいいだこはありません。このいいだこのおでんは高松市の観光地である屋島の名物で、「れい
がん茶屋」「松観荘」「桃太郎茶屋」(いずれも高松市屋島山上にあります。)で売られています。
屋島のいいだこおでんは、いいだこをかつお節、昆布、醤油、味醂(または粗目の砂糖)の入っただし汁で
煮込んだおでんで、香川特有の辛子酢味噌をつけて食べるのですが、ひと串に2匹のいいだこがついてい
ます。
丸亀の骨付鳥の「一鶴」やぷりぷり県料理の「暗黒星人」が首都圏進出をしたみたいに、いいだこおでんに
も屋島山上だけじゃなくて高松市街や首都圏に進出していただきたいのですが、未だにこいつらの発見が
出来ていません。
特に首都圏の皆様、「ここにおるぞー。」という連絡求む。おしまい。
【注1】
おでんは江戸時代から始まった料理で、豆腐に味噌をつけて焼いていた田楽が「おでん」の語源であると言
われています。田楽から現在のように煮る形式になったのは江戸時代の中期あたりからのようで、豆腐、こ
んにゃく、大根等を煮て当時は煮物に近い料理であり、味付けも味噌でなされていたようです。それが江戸
時代末期に醤油が発達して現在の醤油に近くなるとだし汁の味付けに使用されるようになり、おでんは今の
おでんに近いものになっていったようです。
しかし、一般の家庭料理として出てくるようになったのはやはり太平洋戦争後からです。それまでは主に小
料理屋やおでん専門店や屋台で食べられるものでした。おでんは今ではうどん屋やコンビニエンスストア等
で簡単に求められる料理になっています。
【注2】
おでんは別名「関東炊き」「かんと炊き」と呼ばれていますが、これはおでんはもともと関東発祥の料理だか
らだという説と、関東は関係が無いという説があります。私は関東発祥説が信憑性が高いと思っていますが、
関西圏のおでん愛好家の方々は納得がいかんと思われるかも知れません。ところで、おでんは関東と関西
で違いがあるのかというと、これはあります。関東のおでんのだし汁は、かつお節と昆布でとっただし(必ずし
もかつお節と昆布を使うとは限りません。関東の場合、鶏ガラでとるお店もあります。)に濃口醤油と砂糖で
甘辛く味付けするケースが多いのに対し、関西のだし汁はかつお節と昆布でだしをとった後、薄口醤油と塩
と酒で味付けしたり、お店によっては味醂や砂糖を使ったりして微調整しただし汁を使うことが多いです。
また、関東のおでんダネの食材はちくわぶ(穴が開いたナルトのような形状をした食材。小麦粉で出来てい
る。)、つみれ(鰯等の魚のすり身)、すじ(魚の練り製品)が入っていることが多く、関西のおでんの場合は
ちくわ、牛肉のすじ、さえずり(鯨の舌)が入っているケースが多いです。
「かめかめ日記第12集」をお読みになりたい方はここをクリック!