第7集(2002年12月1日〜12月6日)


2002年12月6日(金)

地下鉄トラベルサービス、株式会社ぱど、明光企画と広告関係の打ち合わせが続き、しかも明
光企画以外は広告料金支払いもあった。合計で今日だけで10万円近くのお金がまた消えた。
広告費、もう百万単位で使った。それでも今日はクライアントゼロであった。看板が無いことのハ
ンディ、場所を借りられないハンディはかくも厚いものなのか。【注1】今日の葛西新聞やぱどに
広告が載っているのだが、こういう結果だとさすがにヘコんでしまう。この整体院大丈夫かと自
分で言ってどうする。例えばパチンコで負けて10万円すったとかいった話なんてのはある意味
自業自得だが、真面目にやっててしかも施術も好評なのにこれでは唖然を通り越してもはや涙
も出ない。
預貯金の方も怪しくなってきた。だが、それでも自分の道を行くのが自分の人生なのだと思う。
撤退にはまだ早過ぎる。それに自分の魂の声はこの道を否定してはいないのだ。

来客がないとフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルやサラ・ボーンやカウント・ベイシーの曲
をかけて聴いている。本当にここは整体院なのか?いっそのことジャズ喫茶か名曲喫茶にでもし
てしまおうか・・・。(このビルでは出来ないけど。)

最近、セラピーやヒーリングとは全く趣を異にし、しかもアカデミックな医学界から見ても賛否両論
出るかも知れないが、とてもユニークな医師の先生の治療法が非常に気になっている。今、その
先生(以下、M先生とします。)の治療を受け、肺癌、それも転移しまくりの状態から生還された方
による本を読んでいる。なんと、末期癌のレントゲン写真がわずか二ヶ月で綺麗になっている例す
らあるのである。それもその症例が決して珍しいという訳ではなく、M先生の診療所内ではごく当
たり前のようにあるというのである。それだけでも驚異的だが、こういった気骨があるM先生が国
内にいらっしゃるということを私は本当に嬉しく思う。このM先生の話はまた日を改めて書いてみた
いのだが、今日はもう夜遅いからこの辺でおしまい。

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話が変わってしまい誠に恐縮ですが、明日、明後日とEメールのサーバー工事のためメール閲覧
が出来なくなります。メールがしばらく読めなくなりますので対応しきれないことがあるかも知れま
せんが、ご容赦宜しくお願い致します。


【注1】
不動産業者が(空室が実際には余りまくっているはずなのに)店舗をなかなか提供しないのは日
本の景気悪化に一役買っていると私は思う。独立開業したくても出来ない風潮は真に労働したい
人間に仕事をするなというに等しい。こんなことで日本の再生など到底無理だと思う。なんとかし
て欲しいと心の底から思う。あと、数年前よりも不動産の価値が著しく下がっているというのに家
賃や駐車場料金など不動産の賃借料の類が数年前と全く変わらないというのもおかしな話であ
る。年々減収で死にそうなサラリーマンがいる一方で、寝ながらでも景気とは関係なく収入が入
る人がいるのが今の日本である。はっきりいってどうかしている。土地を没収したら共産主義みた
いになるからそれはしてはならないが、今の賃貸借契約の風潮には法的および政治的メスを入
れるべきだと思う。でないと賃借費に潰されるサラリーマンや会社が続出するだろう。


2002年12月5日(木)

午後2時30分から女性の方がリフレクソロジー60分のコースを受けられた。午前中に室内の波
動次元の状態が上がってたのを下げたくなくてBGMをかけることを避けた。
癒しの曲集とされるBGMがかえって波動次元を下げてしまうのは皮肉な現象だったが、これが
私の頭を悩ませることになってしまった。普通の人ならば癒しのBGMが無いとなんだか落ち着
かないかも知れないのだが、室内の状態を維持出来るCDが手元に無く、無音楽で実施した。

波動次元が真に高い音楽のCDはあることはあるのだが、波動次元の高低を読める人以外の人
にとってそれが理想的なBGMになり得るか否か確かめるのが怖かった。いろいろ公表したら面
白いことになるかも知れないが、チャクラ全開のキラキラCDは存在する。クラシックの分野だとフ
ィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル(略してPJBE)のCDはその類である。クラシックにはま
るで興味が無いという方々であってもなぜか彼等の演奏は魅力的に映る。全員がチャクラ全開の
スーパーアンサンブル集団なのだが、私は特にテューバ奏者のジョン・フレッチャーの演奏にしび
れるものを感じる。
CDは実にたくさん出ているのだが、特にお薦めしたいのは「アイネ・クライネ・ブラス・ムジーク/
PJBEアンコール集」である。ジョン・フレッチャーがテューバの重ねどりでアイネ・クライネ・ナハト
ムジークの演奏をしていたりしてとても楽しい。このCDの中でもヘイゼルが作曲した「クラーケン」
や「ミスター・ジャムス」等の演奏は好きになる人が特に多いのではないかと思う。ただし、CD収
録曲全体を俯瞰すると彼等の音楽は癒しというよりも活力がつくCDというべきか。とにかく稀に見
るチャクラ全開の演奏だ。この世にはこんなにも嬉しげに演奏する管楽器奏者集団のCDが存在す
るのである。


2002年12月4日(水)

株式会社ぱどのMさんと12月20日に出る「ぱど」の広告原案打ち合わせを実施した。その後は
おととい買った本の読書をしていたら電話が鳴った。出てみたら男性の方の予約であった。

この方は整体30分のコースを受けられた。ホームページをご覧になってのご来院で、昨日しょう
もないことを書いたばかりだったのでとても恥ずかしかった。施術の方は無難に終了したが、少し
首にやり残しが出たのでマッスルエナジーテクニックで緊張を解放した。その後、この方と当整体
院で実施しているヒーリング関係の話を少しした。

今日はお問い合わせや広告会社関係の話を含めると結構電話があったなあ…。


2002年12月3日(火)

ホルン吹きのSさんが来院された。シベリウスの交響曲第二番の演奏会を終えられ、次はニール
センの交響曲を演奏会で取り上げられるそうだ。

私「ニールセンの交響曲って、第四番が『不潔』とか『死滅』
  とかって言われてなかったっけ?」

Sさん「それは
『不滅』です。」

またもやしょうもない会話を交わしてしまったが、Sさんの楽団が演奏するのはやはりその第四番
「不滅」なのだそうだ。

Sさんはホルン吹きだ。私も楽器をかじったことがあるので大体わかるのだが、ホルン吹きの人
って本当に凄いと思う。この楽器は楽譜を読むのが難しく、しかも音を非常に外しやすい。ギネス
ブックでも一番難しい楽器だという書かれ方をされているほどだ。この楽器の演奏でカッコいいと
思うのはマーラーの交響曲第一番「巨人」の最終楽章である。ホルン奏者が全員ベルアップして
立ち上がって演奏するのである。席の位置によっては鳥肌が立つくらいカッコいい。アバドやムー
ティが指揮した演奏がビデオかDVDになって出てなかったかな?確認してないからわからないん
だけど、もし小澤征爾さんがウィーンフィルを振ったのが出たら迷わず買うと思う。

そういえば、「巨人」「不滅」で思い出したけど、長嶋茂雄さんが次のアテネオリンピックの野球の
日本代表チームの監督に就任されるんだってね。私も嬉しいです。なんせ、長嶋監督は現役
引退時に
「読売巨人軍は永遠に仏滅です!」という名台
詞を残された方だもんなあ……。うん…うん…。




え?違うの!?【注1】

それはさておきSさんである。今回のSさんはリフレクソロジー30分のコースを受けられた。前回
の整体の時のような大失敗はしなかったのでほっとした。


【注1】
読売巨人軍の皆様および、その
ファンの皆様ごめんなさい。
m(_ _)m


2002年12月2日(月)

整体院定休日。銀座の日本リフレクソロジー協会(RAJA)に行き、じぞうリフレのMさんとリフレ
クソロジーの練習をした。Mさんの右脛には十数年前に自転車の事故で怪我をした時の痛みが
今も残っている。もう何をやっても駄目なのだとなかば諦められていた。整体でなんとか働きかけ
をしたいと思っていたが、Mさんは当整体院にはまだいらっしゃったことがなく、いつも会うことに
なっているRAJAの自習室ではリフレクソロジー以外の施術は禁止されているので、今日までず
っとそのままの状態が続いていた。私も波動整体療法の話をするきっかけがつかめず、今日まで
ずるずると来てしまっていた。

だが本日、やっとニューバージョンの浄化を試みることに成功した。ぱっと見、手を当ててるとしか
見えないので施術なんて以前の問題である。誰にも咎められることはなかった。
(ごめんなさいRAJAの皆様)

練習終了後、Mさんから「十数年歩くのに脛に違和感があり歩き辛かったが、こんなに楽に歩け
るようになるとは思わなかった。」というお言葉をいただき、やっと長いことほったらかしていた宿
題が出来たような気がした。脛の変形まではさすがにどうにも出来ないというのが正直なところ
なのだが、1回でこれならまあいいかなと思い直した。

Mさんと別れた後は神保町に向かい、書泉グランデで本を数冊買ってから西葛西に戻り、床屋
に行った。


2002年12月1日(日)

12月最初の営業日。午後、当サイトの紹介メールを出す作業をしていたら女性の方がお一方来
院された。この方は宮崎県の方で、神奈川のご実家に帰省されてたとのことだった。当整体院は
当サイトでお知りになったと聞き、本当に嬉しかった。私には全国規模の雑誌に広告を頻繁に出
せるような金銭的余裕は無いのだが、インターネットのホームページはそんな私にとっては貴重
な広告媒体である。一昔前なら有り得ないようなことが出来るようになっている。

Iさんが当整体院で選択されたコースは整体の30分コースであった。終了後、左膝が普段は大丈
夫でも床に膝をつけたりすると痛いことがあると聞き、左膝に波動整体療法の手法で浄化交流を
した。ちょっと気負い過ぎたかなと反省。これは今後の課題でもある。

Iさん、今日は本当にありがとうございました。良い贈り物になったかどうかはなはだ怪しい出来で
お恥ずかしい限りでしたが、日本全国から応援して下さる方々がいらっしゃるということがただただ
嬉しくて、まだ私はこの小さな整体院と共に歩んでいけそうだと思いました。


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