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――悪夢の始まり――
ワイズマン「できたぞ・・・女のファーストレベル。
力こそ男に及ばないが、女には男にはない能力を持っている。それは
生命を生み出すこと。・・・これで、我が作戦は完璧になるのだ!!」
ビーナ 「おはよーございますマスター!あなたが私達を創って下さったのよネ!?感謝しちゃうわ!」
ウォルタ 「それで、私達に与えられた使命とは何なのですか・・・?」
イリヤ 「私〜まだ眠いです〜寝ててもいいですかぁ〜?」
ワイズマン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ひょっとして失敗しちゃったかも・・・とワイズマンは思った。
ワイズマン「・・・まずは、お前達の先輩にあたる二人のファーストレベルに会え。そ・・」
ビーナ 「はーい!いってきまーす!」
ウォルタ 「任務、了解しました・・・」
イリヤ 「ま〜〜〜ってぇ〜〜〜」
ワイズマン「・・・お前ら・・・頼むから・・・人の話は最後まで聞け・・・」
ビーナ 「それで、その人のお家はどこかしら?」
ウォルタ 「・・・もしかして、話をちゃんと聞いていなかったのでは・・・」
イリヤ 「探せば見つかるよ〜〜〜」
ビーナ 「あっ!他のメアンさん発見♪ねえねえっ!ファーストレベルさんのお家はどこ?」
クロウズ 「へ!?あ、あんた達は・・??」
ビーナ 「ごっめーん♪自己紹介が遅れちゃった!私達、新しいファーストレベルなの!よろしくね!」
イリヤ 「さっきできたてのほやほやなの〜〜〜」
ウォルタ 「今後ともよろしく・・・」
クロウズ 「さ、左様でございますかっ、私はセカンドレベルのクロウズと申します!
以後お見知りおきをっ!」
ウォルタ 「急に腰が引けたわね・・・」
ビーナ 「それで、ファーストレベルさんはどこ?」
クロウズ 「ナイツ様とリアラ様の事っスね。ナイツ様はどこ飛び回ってるか知らんですが、
リアラ様なら・・」
ビーナ 「知ってるのね!じゃあ早速行きましょ♪」
クロウズ 「って、なんで乗るんですかい!」
ビーナ 「私達、生まれたばっかりでうまく飛べないのよ!」
クロウズ 「へいへい・・・」
ビーナ 「ところで、リアラさんってどんな人?かっこいい?」
クロウズ 「・・・まぁ、そうなんじゃないスか・・・ほら、着きましたぜ」
イリヤ 「ZZZ・・・」
ウォルタ 「起きなさい・・・リアラさんのナイトメアに着いたわよ・・・」
イリヤ 「ZZZ・・・」
ウォルタ 「・・・かっこいい男の人の家に着いたわよ・・・」
イリヤ 「え!?わ〜〜い!どこどこ〜〜〜?」
3人は一直線にリアラの元へ向かって行った。
クロウズ 「・・・・飛べるんじゃないかーーーーーっ!!」
ビーナ 「リアラさーーーーん♪」
リアラ 「・・・!?」
ビーナ 「はっじめましてーー!私達、新入りでーす!よろしくね♪」
ウォルタ 「どうぞよろしく・・・」
イリヤ 「わぁ、わぁ、男の人だぁ〜〜〜」
リアラ 「・・・・・・・」
ビーナ (ね、リアラさんどんな感じ?)
ウォルタ (別に・・・)
イリヤ (あたしは〜〜おっけーかなぁ〜〜〜♪)
リアラ 「何の話をしている?」
ビーナ 「やーーん恐いカオしないでー!」
だから、このカオは生まれつきなんだってば!
「ハロー!かわいいお嬢さん達♪」
ビーナ 「えっ?誰?」
リアラ 「・・・ナイツ・・何しに来た」
ナイツ 「決まってんじゃねーか。新入りさんに御挨拶に来たんだよ。」
ビーナ 「えー、じゃああなたがナイツさん?(ちょっとカワイイんじゃない?)」
ウォルタ (そう・・・?)
イリヤ (あたしは、おっけー〜〜〜♪)
ナイツ 「みんなこんなうさん臭い所にいないでさ、俺がもっと楽しいとこに連れてってやるよ!」
ビーナ 「わーーーい!やったぁーーー!」
ウォルタ 「しかたがないわね・・・」
イリヤ 「行く行くぅ〜〜!もうどぉにでもしてぇ〜〜〜♪」
ナイツ 「というワケだ。んじゃなっリアラ♪」
リアラ 「・・・・・」
リアラは、白くなっているスキに女の子達を取られてしまった。
まぁいい、あんなやかましい連中の世話を焼くのは御免だ・・・なんて思ってると、
しばらくして3人とも戻って来た。
リアラ 「どうしたんだお前達・・・ナイツはどうした?」
イリヤ 「私達と遊んでるうちに疲れちゃったみたい〜〜〜」
リアラ 「な・・・何をして遊んだんだ??」
イリヤ 「お人形さんごっこ〜〜〜」
ビーナ 「違うわ、戦争ごっこよ!」
ウォルタ 「誰が一番恐ろしい悪夢を創り出すか・・・」
リアラは背筋に悪寒を感じた。
ウォルタ 「そうだわ・・・リアラさんも悪夢を創ってみてくださる?参考にするので・・・」
ビーナ 「うんうん!やってみて!」
リアラ 「・・・・・・わ、わかった・・・・・(断れない!)」
リアラはありったけの力を使って悪夢を創り出した。
ビーナ 「キャー!キャー!こわーい!」
イリヤ 「リアラさんてば、ひっど〜〜〜い♪」
ウォルタ 「なるほど・・・」
リアラ (こ・こいつら・・全然平気なのか!?)
ビーナ 「じゃあ、私達もお返ししちゃおう♪」
ウォルタ 「私達の悪夢も見て下さい・・・」
イリヤ 「え〜〜〜〜い♪」
リアラ 「や・・やめ・・・・ぐぎゃああぁぁぁぁ!!」
・・・気が付くと、ベッドに横たわっていた。3人がかりは卑怯だ・・・なんて思いながらふと
隣を見ると、そこには同じようにナイツもぐったりしていた。あいつもやられたのか・・・
ビーナ 「あっ!気が付いた?二人ともすっごく疲れてるみたいだけど、昨日何かあったの?」
リアラ (今日だ!!)
ビーナ 「でも大丈夫!私達がつきっきりで看病してあげるんだから!ハイ、これ、ジャックルから
もらった薬よ!」
イリヤ 「私の料理を食べたら、すぐ元気になれますよぉ〜〜〜」
ウォルタ 「栄養剤を注射します・・・」
ナイツ 「冗談じゃねぇ・・!誰がジャックルの薬なんか飲むかっ・・!」
リアラ 「そ・・それは、炭か!?」
イリヤ 「ひっどぉ〜〜い!ちょ〜っと焦げただけじゃないですか〜〜〜。はい、ア〜〜〜〜ン♪」
ウォルタ 「麻酔を注射します・・・」
次の瞬間、二人は全速力で逃げ出していた。
イリヤ 「あれ〜〜?元気になっちゃった〜〜〜」
ビーナ 「きっと私達の愛の力ね♪」
ウォルタ 「そう・・・?」
ワイズマン「ど・・・どうしたのだ、お前達!?」
息を切らせて飛び込んで来たナイツとリアラはお互い顔を見合わせた後、そのまま倒れこんだ。
しかしこれは悪夢の始まりに過ぎなかったのである・・・
ワイズマン「・・・お前ら・・・頼むから・・・仲良くしてくれ・・・」
ふうう〜、かなりぶっ飛ばして書きました。疲れたー!
オリジナルキャラを使うことにあたっては
海外サイトの影響そのまんまです。でも、みんな同じような顔してるので
私ならこうだっ!ていうふうに考えてみました。
わりと良くまとまって、キャラクターも出来てきたので、
個人的には大満足です。ギャグ書けたし(^^
はたして、これが皆さんに受け入れられるかどうか・・・
それは個人の好みだからしょうがないんですけどね。
受け入れられなくてもしかたがないです。受け入れて欲しいとも言わないし。
とにかく、ここまで読んで下さってありがとうございました。
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