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独断と偏見の"NiGHTS"解説 ここには、私が"NiGHTS"という作品をどうとらえているかを 御紹介したいと思います。もちろんネタバレたくさんなので クリアしてない人は読まないで下さいね。
 
ナイトディメンションについて
 
人間の脳のタンパク質が作っている世界。
 
っていうと夢も希望もあったもんじゃないですね(蹴)
でも、一人ひとりの「意識」(無意識含む)と繋がっているのは事実だと思います。
それじゃあナイトディメンションは一つの世界なのか、それともビジターの数だけあるんでしょうか。
エリオットとクラリスは同じ夢の中を冒険しました。
ある共通の想いを抱いた時、彼等の夢は繋がったのです。
ひょっとしたら、私達一人ひとりの夢の中にナイトピアがあり、ナイトメアがあり、
ナイツがいて、リアラがいて、ワイズマンがナイトピア消滅を計っているのかもしれません。
とすると私達も彼等のように自分の夢を守らなければ・・・!?
 
 
ワイズマンについて
 
ナイトディメンションに最初に生まれた知的生命体。全く計り知れない存在です。
何もかも超越しています。その能力も思考も。だから私などが書こうというのが無理な話です(^^;
いつどのようにして生まれたかはわかりませんが、ヒトがヒトとして進化し始めた頃かもしれません。
つまりヒトの意識が生み出したもの、と言えます。
ヒトは高い知能を得る代わりに悪夢を見続けたのです。最も大切なものを忘れないようにと・・・
だから「悪夢は悪いもの」と一概には言えないのです。確かに嫌な夢はみたいものではありませんが
本人の欠点や弱点を見せ、そこから逃避しようとする姿勢を戒めているのです。
それがメアン達にとって本意かどうかはわかりませんが・・・
ところで、ナイツ達がワイズマンを倒した後、どうなったんでしょう。生きていて再び
機会を狙っているのかもしれませんが、私の小説では都合により死んでもらっています。(爆)
・・・なぜなら、ナイツもリアラもこの物語の中で大きく成長したと考えているからです。
これからナイトメアを、ナイトディメンションを守っていくのは彼等でしょう。
 
でも、『クリスマスナイツ』ではまた閉じ込められてましたね、ナイツ・・・
 
 
ファーストレベルについて
 
人間の心の闇に付け入ることができるのは人間だけ―――――――
そう考えたワイズマンが全身全霊をかけて創りだした最強のナイトメアン。
だから姿だけでなく心も人間とそっくり。ただ、メアンだからクレイジーなのです。
ワイズマンのその考えは正しくもあり、間違ってもいました。
確かに彼等は他のメアンとは比べ物にならない程強力な悪夢を造り出し人間を苦しめることが
できました。しかし人間の心を与えられた彼等はそのうち「自我」に目覚めるようになりました。
そしてナイツは飛び出していってしまったのです。ナイツはそれだけでなく
ビジターと心を通わせるようになりました。ここから後はまた後ほど・・・
ところで、ファーストレベルってアクロバティックな体型ですよね。
足腰が細いのは身体を支える必要がないため、頭や手足が大きいのは飛ぶときの舵取りのためと
考えています。でも頭は邪魔そうだ・・・特にリアラ(笑)
アクロバティックな体型、身軽な動き、野獣のような獰猛さ・・・
それらは「道化」のルーツでもあります。道化は『人間と悪魔の中間の存在』だったらしいです。
ナイツやリアラがピエロに似てるのはそのせいかもしれませんね。
 
 
エリオットとクラリス
 
エリオットは、勉強もスポーツも何でもこなし、いつも注目の的。
でも感情をあまり表に出さないクールな少年です。それだけでなく、強い正義感を持ち、
善悪を正しく見極めようとします。困っている人を見ると放っておけない優しさも持っています。
友人を大切にします。もちろんナイツやクラリスも大切な仲間です。
仲間を助けたいという意志が、彼に大きな力を与えます。
クラリスは、内気だけどとても優しい少女です。人の心の動きをいち早く察知して
それを支えようとします。だけど繊細な神経は傷つきやすく些細な事で落ち込んだりします。
「大丈夫」「心配しないで」と言ってくれる人が側にいれば、彼女の力は十二分に引き出されます。
もちろんナイツやエリオットは、そんなふうに頼れる仲間なのです。
相手の気持ちを大切にするクラリスにはリアラの一番の理解者になってもらいました。
・・・何だか占いみたいになってます(笑)
 
 
ナイツとリアラ
 
お待たせ致しました。(笑)
この二人については、「数少ないファーストレベル」「同等の力を持っている」ため
「お互いライバル視している」としかマニュアルには書かれていません。
生まれた時期や順番、性別の有無などはファン小説の作者の方によっていろいろ考え方が違うようです。
だから私の考え方を書きます。
彼等が生まれたのはヒトがある程度の文明やらを築いてから。夢の世界はヒトの意識と
深く関わっているからです。
生まれたのはほぼ同時期。ただしリアラの方がちょっと先。(なんとなく・・・)
ナイツの方が弟っぽいような気がして(^^;
「同時」ではないと思います。ワイズマンが全身全霊をかけて創り上げた生命ですから、
一人創ってから再び力を貯えるのに間がありそうです。そして二人創ったら体力の限界(笑)
性別は(あれば)二人とも男性です。
普通なら男女創ると思うのですが、もし「増えて」しまったらワイズマンにとっては
困るので、敢えて同性にしました。異性だとなんとなくライバルって気がしませんし。
「兄弟みたいなライバル」になってきてます。(実際兄弟だけど)
 
ナイツは「傍若無人」。考えるより先に行動。よく言えば自由奔放、悪く言えば勝手気まま。
どこか人をバカにしたようなところがあるけど何故か憎めない。表情豊かで楽しい時は素直に笑うけど
嬉しい時は上手く感情を表せない。メアンですから。ワイズマンやリアラが絡んでくると
メアンの本性むき出しでくってかかります。
リアラは冷酷かつ残忍。一見すると冷静だけど、考え方などは過激。
でも外見や行動に隠された本心は純粋で、ドロドロしたものが嫌い。嘘をつくのは下手そう。
普段は冷静を装おうリアラもナイツに会うと最もクレイジーなメアンに戻ります。
ワイズマンの命令を忘れてしまうくらい。
 
 
物語の自分流解釈
 
ワイズマンが創り出した最強のナイトメアン、ナイツとリアラ。
リアラがしっかりすればするほど、ナイツは甘えてしまい、ワガママに育ちました。(つまりフツーの兄弟なんですが)
ナイツはリアラを頼りにし、リアラはナイツに頼られることで自分の存在の意味を見い出しました。
もちろんそんな想いを表に出すことなど、二人にはできないのですが、それでバランスを保っていました。
でもワイズマンにとっては、ナイツもリアラのようにしっかりして欲しかったわけです。
ワイズマンがそれをナイツに強要するほど、ナイツはワイズマンへの不信感を強めます。
そんなナイツにとってただ一つの逃げ道がリアラでした。リアラなら自分の気持ちを
わかってくれるはず。でも、わかっていても、リアラはワイズマンに逆らうことができません。
ナイツも素直に助けて欲しいとは言えず、ついに彼等の元を離れていきました。
あいつらなんか大っ嫌いだー!
 
全力を注いで創り上げ、我が子同然に育てたつもりなのに・・・
ワイズマンはこの事実に最も衝撃を受けました。そして考えました。
・・・ナイツは失敗作だったのではないか・・・
ワイズマンが出したこの結論が正しかったのかはわかりません。
ワイズマンはその事を口に出す事はありませんでしたが
リアラにはなんとなく伝わってきました。
このままではナイツが失敗作となり、処分されてしまう・・・!
このままでいいんだろうか、ワイズマンの考えに流されるままで・・・
リアラの願いはただ一つ。昔のように、3人が共存できれば・・・
リアラはあの時、ナイツを救うことができませんでした。
ワイズマンのやり方に口出しできなかったのです。でも、今度こそは!
リアラはこうして、ワイズマンにナイツをイデアパレスへ幽閉するように進言したのです。
 
でもリアラは悩んでいました。本当にこれで良かったのか?
自由を愛するナイツにとって、自由を奪われる事は死よりも辛い事ではないか?
ナイツを救うどころか、苦しめる結果になったのではないか・・・
事実、幽閉されたナイツは苦しんでいました。そしてリアラとワイズマンへの恨みを
つのらせていきます。そんなある日、勇気のイデアを持ったビジターが訪れます。
ナイツにとってはまたとないチャンスです。何とかして彼等を呼び込み
イデアパレスから脱出できました。こいつらを利用すれば、ワイズマンに復讐できる!
・・・最初はそう思っていました。
ビジター達はナイツが自分の為に力を貸してくれているのだと信じています。
俺はお前らを利用してるだけなんだぞ。お前らの事なんか知るもんか・・・
心の中ではそう思っていました。だけど知らない間に、彼等の喜ぶ声を聞く度に、
彼等を好きになっていることに気がつきました。
コレ、仲間・・・ってやつなのか?
自分でもおかしいけど、何だか嬉しくなってくる。
自分も彼等に力をもらってるみたいだ・・・
 
ナイツが脱走した事を心の底で一番喜んだのはリアラです。
ナイツが再び戻ってくるなんて誰が考えたでしょう。
リアラの中に今までのいろんな想いが交錯します。
ナイツに言いたい事はたくさんある。でも言葉になりません。それはナイツにとっても同じ。
結局リアラがナイツにかけた言葉は、たった一言
「さあ、かかってこいナイツ!」
二人にとってはこれで充分だったのかもしれません。
思いのすべてをぶつけあえば言葉なんかなくても通じるから・・・
ナイツも精一杯それに応えます。
あれ、この気持ち、何かに似てるなぁ?なんて考えながら・・・
この勝負は、ビジターと力を合わせたナイツの勝利で終わります。
リアラは悔しいはずなのに、憎しみや恨みといった感情は湧いてきません。
そして彼等に全てを託します。
ナイツも再びリアラに会う事を楽しみにしているでしょう。
今度こそ「敵」じゃなく「ライバル」として戦おう・・・!
 
いよいよ残るはワイズマン一人になりました。
しかしワイズマンはナイツを今までよりも強力な結界に閉じ込めてしまいます。
・・・ここはまぎれもなくツインシーズ。エリオットとクラリスが現実で住んでいる街です。
そこにはピアンもメアンもいないし、今まで見たナイトピアやナイトメアのような
幻想的なものも何一つありません。現実そのものの姿。そして、二人も。
ワイズマンに吹き飛ばされたそこは小さな地面でした。見下ろすと吸い込まれてしまいそうな程
街は小さくなっています。・・・どうすればいいの?
・・・エリオットとクラリスもまた、最初はナイツの力を借りて自分の夢を守ろうとしていました。
でも今は違う、ナイツを助けたい!その想いが彼等を動かしました。
そしてついにナイツの元に辿り着いたのです。そこで二人は出会い、協力して結界を破ります。
ナイツは二人に分かれてデュアライズしました。でも力が落ちることはありませんでした。
そこまで二人が成長していたからです。
ついにワイズマンはエリオットとクラリス、そしてナイツの、勇気の力の前に倒れました。
喜びもつかの間、ふと気がつくとナイツがどこにもいません。探す間もなく二人は
ナイトピアへ戻り、目覚めの時を迎えました。
―――ナイツはどこへいってしまったの?助けてくれたあの人は誰?―――
 
現実世界へ戻ったエリオットとクラリスはナイツにもらった勇気を胸に
それぞれの「悪夢」を克服しました。でも心の底ではあの夢が気になって・・・
そんなある日。・・・ナイツの声が聞こえたような気がしました。
―――俺達、ずっと仲間だぜ。だから一緒にいろよな!―――
エリオットとクラリスは現実世界で再会を果たしました。
いつかまた夢の中で彼に会える事を信じて、二人は新たな一歩を踏み出すのです。
 
(『クリスマスナイツ』に続く♪)
 


以下は普通のキャラ紹介になります。もちろん独断と偏見入り。 メインキャラ(ナイツ、リアラ、エリオット、クラリス、ワイズマン)は 上に書いたので省略させていただきます。 この他にも私のオリジナルファーストレベルもいます。   ナイトピアン(Nightopian) 無邪気で陽気な夢の住人。 好きなことして勝手に生きてます。(うらやましい・・・) でも弱い生き物なのでメアンに食べられる事もあります。 ストーリーには直接関わらないけどなくてはならない存在です。   メピアン ピアンとメアンの間に生まれる生物。 性格はピアンとあまり変わらないけど、メアンの血も混じってるだけあって やる事は凶悪で、嫌がるピアンと無理矢理交配しようとします。 ピアンや他のメピアン、側にいればメアンとも交配したがるし、 好感度も下がりにくい、お気楽な奴らです。   スーパーピアン メピアン同士の交配の結果、ピアンのパーツのみが遺伝された時に 生まれる、ピアンの最終形態(?)。 本質はピアンなのでメアンやメピアンが嫌いで、側にいると 石を投げつけます。それがたとえたった今自分を生み落とした親であっても・・・ でもこの石に効果はなし。 このスーパーピアンがする事はただ一つ、ピアンタワーの建設。 メアンに食べられる事はないけど、他のピアンと交配もせず、その一生を ピアンタワー建設に捧げるのです。
★セカンドレベル★   ジャックル(Jackle) 本場ヨーロピアン魔殺術(キラー・マジック)ゾリンゲン・カードを操る。 『私の名はジャックル。人は私を地獄の魔術師(ヘルズ・マジシャン)と呼びます』 (↑なんじゃそりゃ?) ワイズマンがファーストレベルを創ろうとして失敗したのがこいつだそうです。 だから実力もクレイジーさもセカンドレベル一。 おとなしくしてれば賢く見えるけどキレたら手がつけられない。 日々怪しい薬品を研究しているらしい。 パフィーに好かれて困っている。   ギルウィング(Gillwing) セカンドレベル一の巨体を持つ(一応)ドラゴン。 頭はカラッポで、言葉を話せない。主人に対してのみ従順。 つまり、ワイズマンの番犬みたいなものです。 こいつのお腹(?)にへばりついて 『コバンザメ♪』なんて言ってるのは私だけでしょうか?   パフィー(Puffy) どこにでもいる世話好きで噂好きなおばさん。 夢の世界では唯一の「女性」のようです。(ピアンは雌雄同体だし、サードレベルもそうだと思う) 彼女の屋敷はよーく見るとおもしろいです。 彼女やサードレベル達の肖像画(?)や、バスルームの 鏡の映り込みには、なんとトイレが・・・!! あと倒した時に側の扉が開くことがあります。何か出てくるんですが、 あれがソニックチーム様が言っていた「隠れキャラ」なのでしょうか??   クロウズ(Clawz) 意地悪な黒猫。ネズミ花火や爆竹など爆発物をたくさん隠しもっていて 嫌いな相手にこっそり使う。 そのくせ上司(?)の前では調子がいい。 だからあまり部下に信用されていないようです。 いつも爆発物を持ち歩いているので自爆することも。 逃げ足の速さは天下一品。   ガルポ(Gulpo) 獰猛な顔つきの巨大魚。 冷静で無口。比較的マトモな方だが周りがあんな奴やこんな奴なので影が薄い。 水から出されると身体が乾いて弱る。今日もピッチピッチ♪ どっかの鯛やたらのような足は生えてません。(笑)  
★サードレベル★   シュリープ(Shleep) ヒツジさんです。一生懸命ふくらむのですが、障害物にもなりません。 あくびしてるみたいでやる気が感じられません。 でも投げやすいしメピアンもかわいいのでお気に入りです。 ちなみにスプリングバレーコース1にいる2匹のシュリープは「ボビー」と「ジョン」という 親子らしい・・・(ジョンが親父。)密かにナイツファン?   ハロウ(Hollow) トリさんです。なんかとぼけた顔で憎めないです。 偉いメアンさん達の間で伝書鳩っぽい使い方をされていそうです。 移動スピードはあまり速くありませんが(ダメじゃん)   キルクル(Kircle) ヤドカリ(?)さんです。 ナイツをつかんで必死でひきずりおとそうとします。 そのまま地面につくと爆発しますが死んだわけではなく、 コースを一周すると復活します。   スニップ(Snip) ウサギ(?)さんです。 フローズンベルコース1に2匹しかいないレアな(?)メアンです。 すばしこくて捕まえにくいので、よくピアンが犠牲になります・・・ でも何しろ全ドリーム中に2匹しかいないので存在すら忘れがち(殴)   ガオ(Gao) ライオンさんです。サードレベルでは一番強いのではないでしょうか。 でもメピアンがあんまりかわいくないです。卵もなぜか小さいです。 強くて見た目もかっこいいので偉いメアンさんが傍に置いてそうです。   ベロル(Verol) カメレオンさんです。 ブルーチップに化ける時、ボーナスタイムにはちゃんと金色になってくれます。 舌を伸ばしてピアンを捕らえるところを見てみたかった(きゃーっ)   パーティ(Party) 金魚さんです。 くちびるがちょっとパフィーです。シッポもハデハデです。 メピアンもハデハデです。でも卵がどーしても「スイカ」に見えてしまいます。   マムゥ(Mamu) マンボウさんです。よくピアンを食ってくれます(怒) しかも爆弾がひじょーにやっかいです。 でもメピアンがかわいいので許します。正面向いたとこなんてもう(笑)   カトル(Cuttle) イカさんです。なぜか海ではなく渓谷にいます。 よく足にひっかかります。で、そのままナイトメアに突入しちゃって リアラやジャックルに苦戦しまくってます。   クルール&ポール(Crewle&Pole) カエルとオタマジャクシ(?)です。 二人一組のメアン。じゃあメピアンはどうなるのかと思ってたら・・・なるほど(笑) でも卵が気持ち悪いんです。両生類って・・・ 逃げ足は意外と早いです。

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