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ラストバトル!!
注意:クラリスとエリオットはシーズタワーで出会った時に
お互いの名前を知った事になってます。ついでに、最初
リアラと戦った時にナイツとデュアライズしていたのは、
本当はエリオットだけどクラリスにしといて下さい。
ついに来た。ここが、ナイトメアを司るワイズマンの居城!
ナイツ 「ワイズマン!!よくも今まで俺を閉じ込めやがったな・・・
今日こそお前を倒して本当の自由を手にいれてやるぜ!」
ワイズマン「憎いか。憎め。それでこそナイトメアンだ」
ナイツ 「訳わかんねぇ事いってんじゃねぇ!!いくぜ!!」
ワイズマン「慌てるな、おまえの相手はここにいる」
三人 「!?」
クラリス 「リアラ!!どうして?倒したはずなのに!」
ナイツ 「なぁに、何度でもぶっとばしてやるだけさ」
クラリス 「でも、なんだか様子がおかしいよ・・・?」
エリオット「来た!!」
ナイツ 「そうはいくか!」
以前と同じように、リアラをパラループの中へ誘い込んだ。
ナイツ 「どうだ!!」
クラリス 「おかしいわ、ナイツ!なんだかダメージを受けてないみたい」
ナイツ 「そんなバカな!?」
エリオット「あっ!あれは・・・」
ナイツ 「ジャックルのマント!!・・てめぇ、リアラとセカンドレベルたちを
融合させやがったな!!俺達をなんだと思ってやがる・・・!」
クラリス 「・・・リアラ・・・かわいそう・・・」
ナイツ 「容赦はしない・・・悪いがここで引き下がることはできないんだ」
ワイズマン「お前は知っているのか?リアラがお前を助けた事を」
ナイツ 「!?」
ワイズマン「リアラがお前を幽閉するよう懇願しなかったら、お前はとうに吸収されていたはずだ」
ナイツ 「何だって・・・!?」
エリオット「ナイツ!リアラを助ける事はできないのか?」
ナイツ 「うっせーよ!!・・・俺だって自分がやるべき事ぐらいわかってらぁ!」
クラリス 「ナイツ!」
ナイツ 「お前との決着はお預けにしといてやるぜ・・・だから戻ってこい!リアラ!!」
リアラ 『ウオオオォォォォォ!!!』
ナイツ 「お前達も協力してくれ!リアラを呼び戻すぞ!!」
二人 「うん!」
「リアラ」のからだが巨大化する!
ナイツ 「ギルウイングか!?」
エリオット「弱点はシッポの先だ!」
ナイツとエリオットがシッポに向かった。しかし「リアラ」は素早く逆に巻き付かれてしまった。
ナイツ 「うわぁぁ!!!」
クラリス 「ナイツ!エリオット!!」
ナイツ 「くそ・・・こんな・・・」
クラリス 「やめてリアラ!今のあなたは本当のあなたじゃない!思い出して!」
ナイツ 「リアラ・・・また・・・ケンカしてぇよな・・・そうだろ?
俺には聞こえるぜ・・お前の・・・声・・・
どうした?もっと・・・声だせよ・・聞こえねェぞ」
リアラ 『グオオオォォォ・・・』
シッポが崩れ落ちる。ナイツ達は解放された。
ナイツ 「そうだ、その調子だ。お前が立ち上がらなきゃ勝負になんねぇぜ」
エリオット「リアラ!」
クラリス 「リアラ!」
ナイツ 「リアラ!戻ってこい!!」
「リアラ」の体が崩壊し始めた。
三人 「リアラ!?」
ワイズマン「やはり使えぬか・・・」
ナイツ 「許せねぇ・・・てめえだけは、絶対許せねぇ!!!」
ワイズマン「もう一度吸収し、創りなおすまでだ」
ワイズマンの宝石から光が放たれた。光の中に吸い込まれていくリアラ・・・
クラリス 「やめて!!」
ナイツ 「クラリス!?」
突然クラリスがデュアライズを解いて、光の中へ飛び込んだ。
やがて・・・二人の姿は完全に見えなくなった。
ワイズマン「愚かなビジターよ・・・」
エリオット「ナイツ!二人を助けなきゃ!!」
ナイツ 「ああ・・・クラリスはもともとワイズマンが創った命じゃねぇから、
簡単には吸収されないハズだ!・・・でも・・・」
エリオット「リアラは・・・」
ナイツ 「わかんねぇよ!とにかくクラリスを助けるぞ!!」
エリオット「でも、どうやって?」
ナイツ 「さっき見ただろう、奴の力はあの宝石にあるんだ。あの宝石が生命エネルギーの源なんだ。
あの宝石を壊せば、中にいるはずのクラリスは助かるはずだ」
エリオット「わかった!あの宝石だね!」
ナイツ 「行くぜ!!」
しかしワイズマンの前では二人だけではどうしようもなかった。
あっという間に大きなダメージを負ってしまう。
ナイツ 「ク・・・クラリス・・・」
デュアライズも解けてしまった。
エリオット「ナイツ、しっかり!」
ワイズマン「今度こそお前も吸収してやろう・・・む!?」
突然ワイズマンの宝石から一条の光が出たかと思うと、音をたてて砕け散った。
そこから出てきたのは・・・
ナイツ 「リアラ!?」
リアラはナイツの前に来ると・・・
ナイツ 「クラリス!」
クラリス 「ナイツ!」
リアラ 「・・・・・・」
リアラは何も言わずに去っていった。
ナイツ 「一体何があったんだ?」
クラリス 「私、あの中で、今にも消えてしまいそうなリアラを見つけたの・・・
リアラは私に手を延ばしてきた。 リアラが恐ろしい奴だってことはわかってた。
でも、私、迷わなかった。あの時のリアラの目・・・
初めて会った時のナイツと同じだった・・・」
エリオット「そうか、リアラとデュアライズしていたんだね」
クラリス 「うん。デュアライズすれば、きっと助かる。リアラの考えてることなんとなくわかった」
ナイツ 「よし!!仕切り直しだ!さっきエネルギーが流れ出たおかげで元気がでたぜ」
二人 「うん!!」
ナイツ 「さっきも言ったけど、宝石がなければ奴は何もできなくなるんだ。
残り二つの宝石を奪うぞ!」
二人のナイツはワイズマンに向かって飛んだ。攻撃をくぐり抜けると、
エリオット「何だ?これ以上進めない!」
ナイツ 「バリアだ!大丈夫、俺達が力を合わせればこんなもの・・・!」
三人 「えいっ!!」
バリアが破られた!そして・・・
エリオット「・・・やった!やったよ、ナイツ!!」
ナイツ 「よぉぉぉっし!!あと一つだ!3つのうち2つも失えば、奴の力も相当落ちるはずだ!
この調子で行くぜ!!」
ワイズマン「・・・愚かな。この3つの宝石は、互いに力を抑制しあっていたのだ」
ナイツ 「何だと?」
ワイズマン「本当の恐怖を味わうがいい・・・」
制御を失ったワイズマンの攻撃は凄まじく、近づくことさえできない。
ナイツ 「もう・・・だめ・・・・なのか?」
激しい攻撃に傷ついたナイツ達は力なく地上に降りる。
ワイズマン「吸収できなければ破壊するのみだ」
これで最後といわんばかりの巨大なエネルギー弾が襲ってくる!
そのとき、何を思ったか、ナイツは二人とのデュアライズを解き
まっすぐ弾へむかっていった。
二人 「ナイツ!?」
ナイツは攻撃を一人で受けた。体中が裂けるようだった。自分一人じゃこんなに弱かったなんて・・・
しかしおかげでエリオット達は無傷ですんだ。 倒れたナイツに二人が駆け寄る。
エリオット「ナイツ・・・どうして・・・」
ナイツ 「な・・なんで・・・かな・・・俺が・・他人をかばうなんて・・・」
クラリス 「他人じゃない!・・・仲間だから、仲間だからかばってくれたんだよね・・・?」
ナイツ 「へ・・へへ・・おかしいよな・・・俺が・・・泣いてるのか、俺・・・?」
エリオット「ナイツ・・・」
ナイツ 「・・やっぱり・・ヘンだな・・泣いてるハズなのに・・・・
(涙が出ない・・・・・・・)
ワイズマン「お前を吸収してやろう。楽になるぞ・・・」
エリオット「やめろ!!そんなことはさせない!!」
ワイズマンに向かっていく二人・・・しかし不思議な力で動くことができなくなってしまった。
ワイズマン「全て・・・全てが私のものだ・・・」
ナイツ 「ち・・・っくしょう・・・!!」
ワイズマンが三人を吸収しようと、バリアを解いた時だった。
後ろから何者かが猛スピードで突進し、ワイズマンの最後の宝石を奪い去ったのだ。
ワイズマン「う・・おおおぉぉ・・・・・」
ワイズマンの体がみるみる色褪せていく・・・
ナイツ 「や・・・やったぜ・・!見ろ、ワイズマンの・・・最期だ・・・!」
ワイズマン「・・・私・・・は・・間違っていたのか?・・・」
ナイツ 「な・・?」
ワイズマン「ナイトメアンを・・・お前達を創ったのは・・・間違いだったのか?」
ナイツ 「・・・・・・」
ワイズマン「私は・・過ちを犯し・・罰せられたのか・・・?教えてくれ・・子供達・・・」
ナイツ 「・・あんたは間違ってなんかいねえ・・・!!ただ・・・子供を可愛がり過ぎただけだ・・」
ナイツの目から涙がこぼれ落ちる・・・
ワイズマン「・・ありがとう・・子供達・・・・・・」
ワイズマンはそのまま、動かなくなった。
ナイツ 「親・・俺の・・・」
ナイツも気を失ってしまった。
二人 「ナイツ!!」
呪縛から逃れた二人が心配そうにナイツを見つめる・・・
エリオット「どうしたらナイツを・・・」
その時、二人の目の前に現れたのが、ワイズマンの最後の宝石を持ったリアラだった。
ナイツをかばおうと身構える二人。
リアラ 「お前の持っているその宝石を、奴の胸の宝石に重ねるがいい」
二人 「!?」
リアラ 「マスターは死んだ。ナイトメアは元の姿に戻る」
クラリス 「・・・元の姿・・・?」
リアラ 「マスターが生まれる前は、ナイトメアはナイトピアと同じくビジターによって
つくり出される世界だったらしい。しかし、マスターが生まれる前の事だ。
詳しくは誰も知らない」
リアラの話に聞き入る・・・。
リアラ 「今ナイトメアはナイトメアンの支配から解放された。これからお前達の見る悪夢が、
本当の悪夢になるだろう」
エリオット「・・・どうやっても、悪夢から逃れる事はできないのか・・・」
リアラ 「理想ばかり描いていても何も始まらない、現実を見据えてこそ明日が創られる」
確かにそうかもしれないと、二人は思った。
クラリス 「リアラ・・・あなたは?」
リアラ 「・・・また来るがいい。ナイトメアはいつでもお前達を歓迎する」
少し笑ってそう言うと、リアラはどこかへ飛び去ってしまった。
エリオットはリアラに言われた通り、宝石をナイツの胸の宝石に近付けた。宝石が触れあった瞬間・・・!
エリオット「うわぁぁぁ!!!」
まばゆい光で、周りが何も見えない。
エリオット「ナイツ!・・・クラリス!!」
次の瞬間エリオットが見たものは・・・
――― エンディングムービーへ続く ―――
簡単に進み過ぎてます。本当ならもっとためておく所も
ポンポン進んでます。まあいいか。
それにしても、パクりまくってるなぁ(^^;
FENさんのアメコミ版の訳とか、ナギラさんの小説とか、
好きなマンガやゲームのキャラのセリフとか、影響うけまくってます・・・
実は、これを書いた後になって気付いたのですが、
本当にワイズマンの宝石が、攻撃する度に減っていました。
ナイツのビデオ見てて初めて気がつきました。
自分でもビックリです。
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おまけ。リアラの奇妙なエンディング
ナイトメアにはもう、セカンドレベル達の姿はなかった。
あの時、セカンドレベル達とともにワイズマンに吸収されようとしたリアラは、
クラリスとデュアライズすることによって難をまぬがれた。
しかしセカンドレベル達までを助け出す術はなかった・・・
その後、リアラは小動物を飼いながら静かに暮らしていた。
・
・
・
トカゲの「ギルウイング」。
メダカの「ガルポ」。
子猫の「クロウズ」。
ウサギの「パフィー」。
そして・・・
「ねぇパパ!このマント借りてもいい?」
「ああ・・・なくすんじゃないぞ、ジャックル」
そう!リアラはワイズマンから奪った宝石で、
セカンドレベル達を生まれ変わらせたのだ!!
彼等にもうセカンドレベルだった頃の力も記憶もない。
それでも、側に置くと、懐かしさに心安らいだのだ。
そしてもともとファーストレベルとして創られたはずの
ジャックルだけは、ファーストレベルの子供として生まれ変わる事ができた。
「ジャックル。そのマントはどんな事が起きても
一度だけお前を守ってくれる。大切にするんだ」
「ふーん・・凄いんだね!でもどうしてこんな凄いマントを、パパが持ってるの?」
「・・・お前が大きくなったら教えてやる」
「パパぁ〜!いっつもそればっかりなんだから〜!!」
終わり
しまった、ふざけ過ぎだ(自爆)
笑い飛ばしていただければ幸いです・・・
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