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クロノアヒーローズプレイ感想
 
 
今度のクロノアはアクションRPGゲームということで
今までのシリーズより遊ぶ時間が長くなったようです。
一つのビジョンをクリアするのに一時間かかったことも…
そしてシナリオが期待していたとおり盛り沢山です。テキストは今までで最長だとか。
主人公キャラが3人に増えた事も内容をより濃くしています。
もちろん私にとっての主役はガンツなんですが。
「クロノア、目立つな」とすら思ってたり。(ぉ
 
世界観についてはいろいろ言われていますが、クロノアシリーズの集大成的パラレルとでも言いましょうか。
ビーチバレー、G2、そしてヒーローズの3つに特に言える事ですが、
それぞれに時間的繋がりはなく、設定が二転三転していますね。
はっきり繋がっているのはG1の最後とG2の冒頭くらいのものでしょう。(月光美術館はわかりません)
つまり、クロノアシリーズ全ての作品が、初代クロノアのパラレルであると考えられます。
キャラや地名などの大まかな設定は使い回しているものの、それらの関係や細かい設定などが
シリーズ作品ごとにリセットされている感じです。
具体的に言えば、例えば今回のヒーローズでは、ロロはクロノアの幼馴染みです。
つまりロロもポプカもチップルもずっとブリーガルに住んでいたようです。
そしてリングはじっちゃんからもらったもの。
もちろんクロノアはガンツやジョーカーとも初対面です。
確かに、こういったシリーズのあり方も、どの作品からでも入っていけるという意味ではいいのかもしれません。
世界観にどっぷり浸かりたい人には納得いかないでしょうが。
 
カスタマイズは奥が深いです。カスタマイズを面白くしているのが、「ブーストチャージ」。
単に強い武器に変えるだけでは逆に弱くなってしまう事もあるのです。
武器の特性と自分のレベルを踏まえて装備を整え、カスタムポイントを振り分け、
そのうえでアクセサリで補正するわけです。
キャラが増えれば、またそれぞれの役割分担やらアクセサリの分配など考えなければならない要素が増えます。
一つ残念なのは、最高レベルに達してしまうとこれらの作業がほとんど楽しめなくなること。
まあシナリオを全て終わらせるのに最高レベルまでいく必要はないからいいんですけどね。
でもバトルが単調になってしまうのは間違いないです。
 
バトルの内容はまずムゥが襲ってきてびっくりしたり、
ガンツがムーンウォークしてびっくりしたり、
ササルンを倒せてびっくりしたり、
ギガンティックボンバーするパンゴが貝を割るラッコのようでかわいかったり、
回復アイテムを使った時のガンツの「いけるぜ!」が「まだまだいけるぜ」の「いけるぜ」とも
「美味しい」という意味の「いける」とも取れて、さらに「まだまだいけるぜ」だった場合
「行ける」なのか「飲める」という意味の「いける」なのか、いろんな意味に取れて楽しかったり…
 
レオリナ「アホか。」
 
うちのパーティはガンツが常に一番強くなってました。逆にクロノアはおいてけぼり。
最終的にレベルが21も開いてしまいました。
結果、弱いクロノアはビクビクと遠距離攻撃し、強いガンツは敵のうじゃうじゃいる中へ
無鉄砲に突っ込んで行くという逆転現象が起こりました。
鉄砲持った無鉄砲。
 
こりゃ失礼。(←パンゴ)
 
 
それでは各ワールドごとにつっこんでいきましょう。
もちろんガンツが主役で。
 
゜゜゜゜以下は思いっきしネタバレですので未プレイの方は御遠慮ください。。。。。  
 
ワールド1 「1/3の夢旅人」
 
まず最初のシナリオです。ここでクロノアがじっちゃんと暮らしていることや
チップルに弟達がいること、ロロの両親が健在であることがわかります。
チップルは兄貴だったんですねー。しかも弟「達」ですから、弟一人ではないのです。
家に帰ると小さな弟達が「にいちゃん遊んで遊んで〜」と集って来る様子を想像してます。
しかしあんな頼り無くていいのか、にいちゃん。
いつか弟達のために立ち上がるにいちゃんを期待してます。
 
ま、それはおいといて、クロノアはヒカリサクラのつぼみを取ります。
…チップルがクロノアを「アニキ」と呼んだのは初めて見ました。
今までは「アニキとして慕っている」のであって呼ぶ時は「クロノアさん」だったのですが。
やっぱりチップルがブリーガル住人となっている以上「クロノアさん」じゃおかしいんでしょうね。
ロロが幼馴染みでも「クロノアさん」なのは巫女見習いという職業(?)柄でしょう。
あれ、でもチップルは「チップルくん」だったっけ?まあいいや。きっと彼はロロより年下なのだろう。
で、このヒカリサクラ、咲かないんだそうです。咲かなければ、種もできない。じゃあどうやって種を残すの?
という生物学的疑問はこの際置いとくべきなんですかね。
 
鐘の丘のジャイアントムゥをやっつけてると…出ました!月光仮面のおじさん、じゃなくて金色の死神!
主役登場。(違)
♪どこの誰だかわからない 赤いバイクを乗り回し
 ピンチになったらきっと 助けに来るぞ あいつが 噂のガンツさん♪
まさにヒーローの登場。クロノアは空いた口が塞がりません。
そしてなぜかヒーローのくせに、クロノアのヒカリサクラをネコババして走り去ります。つかみはOKです。
当然怒ったクロノアは、毛虫でも投げ付けてやろうとガンツの後を追います。一度目の対決です。
倒した時に豪快に爆発してお金と経験値(夢のかけら)に化けた時はビビりました。(笑)
二度目もそうなんですが、きっとあれは遠くからラジコンで動かしてるんです。
だから実際仲間になった時とHPが違うんです。きっとそうです。
幻獣図鑑に載ってるし。
 
(余談ですがこの時の「決闘」を描いたと思われる公式イラストがありますよね?
 そのイラストではクロノアはハンマーを持っています。
 しかしハンマーはこの時点では出てこないはずなんですが…)
 
結局怒ったクロノアにラジコンバイクを壊されたガンツさん。
「弁償しろ」と言いたいところをぐっと抑えて、クロノアにヒカリサクラを返すのでした。
しかしこのまま引き下がるガンツさんではありません。
バイク代のかわりにこき使ってやろうと、クロノアに「一緒に来ないか?」と声をかけます。
ヒーローになりたいんだろ?と言われると、ヒーローという言葉に弱いクロノアは
とは知らず旅立つ決心をしました―
良い子のみなさんは知らない人に声をかけられてもついて行っちゃダメですよ。
 
※一部間違った表現があった事を深くお詫びいたします。
 
ところで、せっかくじっちゃんが荷物をまとめてくれていたのに、
旅立つクロノアの手には何も持ち物がありません。ガンツも手ぶらです。お気楽ですね。
 
ワールド2 「ボクたち陸上生物」
 
『ガンツはヘンな奴だ。』
 
そうだね。
 
独りで生きてきた彼は、他人に対してかたくなに身を守っています。
弱さを見せれば負けると思っているのでしょう。
彼が時々見せる優しい顔、あれが彼の本質のはずですが、彼はそれを弱さと考えています。
それで相手につけあがらせないよう、優しさを隠すかのように相手を見下すような態度を取るのです。
クロノアをガキ呼ばわりするのは自分もガキだと自覚しているから、それを隠すためのハッタリです。
いつも真直ぐに生きているクロノアは何故ガンツが優しさを隠すのかがわかりません。
彼にとっては優しさは正義だからです。それが正しい事だと信じています。
優しさとハッタリとが織り混ざったちぐはぐなガンツの態度がクロノアには「ヘンな奴」と映るのでしょう。
しかしこの後クロノア、そしてパンゴとの出会いにより
ハッタリで固めたガンツの態度は劇的に変化していきます。お楽しみに。
 
このワールド2は全体のシナリオの中ではそんなに重要ではないのですが、
笑いあり涙あり、ガンツ節がたっぷり堪能できるガンツ好きにはたまらない内容となっております。
 
シナリオの内容は例によって(ぉ)パメラを正気に戻してあげるのが目的なのですが
初代クロノアの時と違うのは「親子の絆」を強く絡めてあるところですね。
以前のカラルは見ているだけでしたが、今回はカラルががんばります。
がんばらせるのがガンツです。ガンツはカラルの姿に自分をフィードバックさせています。
カラル・パメラをガンツ・バッツとするなら、ここでのガンツのポジションはジャンガです。
自分が悪役となることで彼等を救おうとしたのです。
あの時自分ができなかった事を…カラルに自分のような辛い思いはさせないために。
「ママを助けて」とすがるカラルの気持ちはガンツには痛いほどわかります。
ここでガンツの吐いた厳しい言葉はハッタリでも何でもありません。
あの時何もできなかった自分への後悔と戒めに他ならないのです。
もちろんバッツの死はガンツには責任はありませんが、自分を責めずにはいられないのでしょう。
うう〜、ここのイベントは何度見ても泣けるわぁ〜。(勝手に泣いてれ)
 
「笑い」の方も忘れちゃなりません。
クロノアのカナヅチに対抗するガンツの弱点、船酔い。
君たちは最高のライバルです。一緒にドーバー部で鍛えてください。
ガンツは船酔いどころか船の上ではまともに立ってもいられないようです。
銃がないとまっすぐ走れない(コミック版)とか、バランス感覚が悪いんでしょうかね。
こんな生粋の陸上生物である二人が海の怪物に挑もうなどと本気で考えてるんだから無謀であります。
クロノアの言う通りこれが彼等のチャームポイント(違)なんでしょうか。
結局は二人ともディープワンで潜るわけですが、ガーレンが作ったものではなさそうですね。
ジャグケトルでは普通に使われているものではないかと。ボルク製品かも。
でもこれが着られそうな人は町にはいなさそうなんですが(笑)
 
「死神ファイヤー」GET。
ガンツのガンマニアぶり発揮。嬉しそうだわ。
彼が無邪気に喜ぶ姿も貴重ですが、何より「ちりがみネタ」が出てきたのが嬉しかったですよ(笑)
いつでも鼻がふけるって結構便利そうなんですが、海底に沈めてあったちりがみが使えるのか?
それ以前にカラル達は鼻をふくのか???
 
結局クロノアが泳ぐはめになることはなかったのですが
ガンツは船に乗せられてしまいました。
マップ上ではクロノアが元気よく歩いて渡ってしまいますが、
本当はジャグケトルとムゥンズを行き来するたびにガンツは生ける屍と化しているはずです。
そう思いながら今日も行ったり来たり…(笑)
 
ワールド3 「なぞの毒爪おじさん」
 
ムゥンズ遺跡。ムゥンズのスペルは「Moon's」ですが、これを見て始めて
幻獣のムゥの名前がmoonから来ているんじゃないかと気がつきました。(遅)
ここでいきなり意外な人物と出会ったので、アネモンさんにも期待したんですが、出てきませんでした…
用心棒、遊牧民のリーダーに続き、旅商人という新たな肩書きがついたディグロさんでした。
 
ここはシナリオ上とっても大事な場面です。良いおじさんと悪いおじさんに出会います。
ところでガンツはこの場所の事を何とも思っていなかったんでしょうか?
後のジャンガの証言から推測するに、ガンツは以前にもここへ来た事があると思います。
来ていないとしても場所くらいは覚えているはず。
それどころかこの遺跡は父が殺された現場である可能性も高いのです。
そりゃ嫌な予感もしますよ。
ガンツの首のふさふさの事をどうしても冬毛と呼びたくなるんですが(私だけ?)
「えりもと」が正しい表現のようです。
彼の襟元は嫌な空気を察してざわざわするらしい。
彼を見かけたら襟元に息を吹きかけてやりましょう。ぞわぞわ。
 
悪いおじさん登場
「毒のツメ 手入れしとくかァ(しゃーこ しゃーこ)←研ぐ音
「毒のツメだとォ!?」
「ああ、いかにも毒のツメのジャンガさまだ。
 で、ボウヤは サインでも欲しいのかい?」
「てめェ…よくもヌケヌケとォ!!」
※一部間違っています。
 
良いおじさん登場
「おやぁ?しまった、誰かいたのかい?」
…おじさん。
クロノア達にはおじさんの声が聞こえてたんだから、おじさんにもクロノアの声聞こえてたよね?
確信犯ですね?とぼけたってダメですよ。
ちゃんと「ホイ、いっくぞ〜」と声までかけてたじゃありませんか。
独り言じゃありませんよね?
探し物をしてるんだったらもっと慎重にやってくださいな。
探してるモノまで吹っ飛んだらどうするんですか。
だいたい、ここは遺跡ですよ。考古学的にも貴重な場所だと思うんですけど、
そんなハデに壊しちゃっていいんですか。
クロノアも「ゴーカイだなぁ」で済ませちゃってるし…
しかも部屋から出てみると、特大のスプレッドらしきものが点々と続いてます。
これ全部爆発させたら、遺跡は崩壊しますって。
「キミ、あんまりムリはせんようにな。」
そりゃアンタの事でショ!
 
真面目な話に戻りましょう。
ジャンガに再会した後のガンツは極度の緊張状態にありました。
長い間探していた相手がすぐ近くにいる。しかし、自分がいくら強くなったとはいえ相手は父を殺した男。
勝ち目があるのかもわからない。緊張と興奮と不安で彼の心は張り裂けそうになっています。
もちろんそんな状態でジャンガに勝てるはずがないのは本人はわかっています。でもどうしようもないのです。
クロノアもそれを察して、吐き出させようとします。「悩みがあるなら教えてよ」
クロノアの言う通り、こういうのは聞いてもらうだけでも楽になるものですが、
仲間のいなかったガンツにはそれがわかりません。
彼はますます混乱し、そしてやっぱり自分で全て背負い込んでしまうのでした。
「おめェにゃ わかんねェよ」
案の定ジャンガには弄ばれた挙げ句逃げられてしまいます。
ガンツの心は暴走し、全ての責をクロノアに押し付けてジャンガを追っていきました。
 
クロノアは自分が正しいと思った事をやってきたつもりでした。しかしその結果がこれです。
ジャグケトルでも、パメラ親子を救ったのはガンツ。
自分だったら彼等を救えただろうか?本当に自分は正しい事をしているんだろうか?
自分もガンツと同じヒーローになりたかったはずなのに、自分のやり方とガンツのやり方は
どうしてこんなにも違っているんだろう。だからガンツに見捨てられたんじゃないのか…
クロノアもまた、押しつぶされそうな不安と戦っていました。
でも今は頼りにできる仲間はいない。ガンツの気持ちもわからない。
だったら、やっぱり自分が思うように行動するしかない。
だから自分は間違っていないと、思い込むことにしました。
 
クロノアはパンゴという新たな仲間を得ました。捕まっていた人たちも助け出しました。
でもガンツはいなくなったまま。
ジャンガほどのひどい奴にあんな状態で勝負を挑んでも返り討ちにあうだけなのに。
無理にでも引き止めた方が良かったんじゃないかと思いながらも、
一方でジャンガの仲間がロロのいる天空寺院に来るという不安な事も聞きました。
パンゴの目的も天空寺院にあるとのことで、二人で天空寺院へ行く事にしました―。
 
いーからガンツを探してくれぇ!(本音)
 
後のシナリオで判明する事ですが、このムゥンズに隠されていた遺産こそが×××××××なのですが
遺跡の中はムゥの壁画や彫像ばかり。
本当にここに×××××××に関するものがあったんだろーか。
 
ワールド4 「ガンツが出ないのでパス」
 
ダメ?
 
ワールド4 「バクダンおじさんのバクダン発言」
 
ワールド4の舞台は天空寺院です。
カリン塔のてっぺんから如意棒を伸ばすと行く事ができます。(嘘)
実際はどうやって登るんでしょうか。エレベーターでしょうか。
階段だったらパンゴが寺院通り越して天国行っちゃいそうだなあ…
 
ヒーローメダルとは何ぞ!
クロノア、念願のヒーローメダルを手に入れる。
免許みたいに試験があるわけでもなし、お金を払うわけでもなし。
強いて言えばメダル持ってる人の目に叶う事が試験だということでしょう。
大切なのはヒーローになる事ではなくヒーローであり続ける事なんですね。
メダルを持った人の紹介があれば誰でも(ムゥでも?)もらえるそうですが、
パンゴさんで良かったね。ガンツならそう簡単には紹介してくれまい。きっと金取るぞ。(笑)
「アイツその事知っててボクをこき使ったのか!」
知ってたのかもしれないけど、本当に知らなかった可能性もあります。何しろ彼のメダルは…
 
そんなわけなので、いかにメダルの持ち主が信頼されているかがわかります。
メダルの持ち主に認められて初めてメダルをもらえるので、紹介する方もそれなりに責任持って紹介してるはずです。
パンゴは誰に紹介してもらったんでしょうね〜。それに、あの人やこの人も…
しかし、メダルをもらった後に道を踏み外してしまったらどうなるんでしょうか…
あるいは魔が差してジャンガみたいなのを紹介しちゃっても、メダルはもらえますかね。
マンガみたいに真っ黒くなるのであれば、メダルの意味が全く逆になるので人には見せなくなるでしょうけど。
メダルを持ってる人はそれだけで尊敬の眼差しで見られたりしているようですが、
それでも怖がられてるガンツってよっぽどの事をしてきたんだろうなあ。死神だし。
 
謎なのはメダルを管理(?)してるのが大巫女様(天空寺院)であること。
ってことは大巫女様はヒーローよりもエラい(!?)って事なんでしょうか?
大巫女様自身はメダルを持ってるんでしょうか。案外ゴールドだったり?
 
クロノアのメダルはもらった時点では「ブランク」(空白)。中身の伴わない状態です。
彼は形だけヒーロー目指してたから、仕方ないですね。
中にはもらったとたんにゴールド、なんて強者もいるんじゃないかと。
ガンツはクロノアとは逆に形にはこだわらない(というか逆らってる…)ようなんで、「ブロンズ」って事なんでしょう。
彼の意志や責任感の強さはヒーローのそれですが、それがうまく表現できてないというか。
それら形と中身が伴ってパンゴのような「シルバー」メダルになる。
ゴールド(金)、シルバー(銀)、ブロンズ(銅)、ときたらブランクメダルは(鍋)ってとこかな。(絶対違います)
やーい、メダル。(違うって)
なお、おじさんの「ソンケことないって」は今週の踊るヒット賞です。パンゴさんには後で何か送りません。
 
メダルをもらった勢いで勇み足を踏んでばかりのクロノアを、パンゴはあれこれ諭してくれます。
「力んで足下を見失ったらどーにもならんよ〜。」
それを聞いた時まっ先に思ったのが、それをガンツに言って欲しかったってことです。
ジャンガを追い掛けるのはいいけど、君がやられちゃあ意味がないんだ。
そんな事になったら一番哀しむのはオヤジさんだろうに。
でもそれに気付かないまま彼は…
 
みんなのアイドル・ジョーカーちゃん登場
他のキャラが顔しか見えないのに対し、彼は顔だけでほぼ全身だから得ですね。(いきなりそれかい)
相変わらずの愛らしい口上でクロノアを怒らせてくれます。
彼にとってはクロノアのような単純な相手ほど楽しいものはないでしょうね。
逆にパンゴのような冷静な相手が一番苦手とみた。
自分の挑発に乗ってこないどころか逆に相手のペースに乗せられる始末。
まあそんな隙だらけな所もチャームポイントでありまして。
「なんたるヒキョーな!なんたるハレンチな!」
そりゃアンタの事でショ!
しかしいくら怒っても怒ってるようには見えません。ピエロだからね…迫力ないね。
だからこそ「変身」後のギャップにビックリさせられます。
今回確かに「変身」は見られたものの…何じゃこりゃあ?咲いたよ?「パカッ」(ムゥ植木鉢)って言わないのに。
(「パカッ」て言ってたら笑ったのに。)
それにしても、未だに彼の根強いファンがいらっしゃるようで頼もしい。
凶悪さと愛らしさが同居してて、間抜けではあるけどどこか気品も感じられる。不思議なキャラクター。
彼、と呼んでますが性別すら気にならない。実際、無性別じゃないのか?と思うくらい。
ジェンダーすら超越した魅力は普遍のものですね。
 
ワールド5 「疾風戦隊メダルヒーローズ」
 
ボルク!ボルク好きなんですよ。…いや住みたくはないですけどね、あんな危ないトコ(笑)
あの殺伐とした緊張感溢れる空気、それに比べて(見た目のせいか)なんだかのんびりしてる住人。
コロニアもそうだったんですけど。いいなあ。もちろん曲も大好きです。
あとブッピィも好きです。ここの町の人がブッピィの事を「いいよなぁ…うちにも一匹欲しいよなぁ…」
うちにも欲しいです。爆発しないのを。(ありません)
かとうひろしブッピィが特に好きですが、ガーレンが飼ってましたね…
 
さて、ワールド4でお休みしてたガンツが帰ってきましたが、しばらく見ない間に成長してしまってます。
多分別れた時のレベル+10くらいで出て来るんでしょうけど、武器も変わっちゃって…
ああ、何だか子供の一番かわいい時期を見のがしてしまったような、もったいなさを感じます。
ドラクエ5の主人公の気持ちがわかる(ぉ
クロノアとパンゴがロロとジョーカーを追っている間、ガンツはどうやってジャンガを追ってたんだろー。
そっちの方が気になって気になって。
…う〜む、やっぱりイヌみたいに鼻が効くんでしょうか…(笑)
 
そんなだからやっと再会できた時は感涙ものでしたねー…
クロノアの放った一言がまたいいんですよ。「負けちゃあ勝てないんだ!」
一見当たり前のようですが、これは天空寺院でパンゴが言った事と同じです。
「力んで足下を見失ったらどーにもならんよ〜。」
この言葉を、クロノアは自分なりに受け止め、噛み砕いて、そして自分のものにした。
それを彼なりに表現した言葉なんです。メダルの変化がそれを物語っています。
(ボルクに来た時点では「負けてもいいから絶対勝つ」なんて言ってたんですが。
 暴走中のガンツもまさにそんな感じでした)
このメチャクチャだけどストレートな言い回しがガンツには響いたんでしょうね。
当たり前じゃねぇかと笑いながらも、その当たり前の事を、すっかり忘れていたのですから。
ガンツは笑いました。本当に久しぶりに。心の底から笑いました。
今までの自分、周りを見ていなかった自分。そして自分の足下すら見失いかけていた自分を笑い飛ばすかのように。
「気に入った。それでいこうぜ」
クロノアを見下す一方だったガンツがはじめてクロノアを認めました。仲間意識が生まれたのです。
クロノアはガンツのオーバーな笑い方にムッとしたようですが、あの時以来緊張しきっていたガンツが
リラックスしているのを彼も感じたでしょう。
技だけでなく精神面でも強くなった彼等。彼等の視界が一気に広く明るくなったように感じます。
いいですね。涙出ますよ。
でもこのシーン最初に見た時の感想は「ガンツ口でかいね」だったのは内緒。
 
ヒーローズVS 熱帯植物イーモデード キュートなジョーカー
 
正直、咲いた、というよりもラッキョの皮がむけたような感じなのですが、フラワージョーカー。
ここでのやりとりもまたジョーカーらしさ全開。
積み上げた積み木…思うに、この事件を引き起こした張本人がジョーカーだったんじゃないかなあ。
前から不思議に思ってたんです。何で悪役があの3人なのかって。
そりゃ3人とも悪いやつですが、何ゆえ彼等が手を組んでいるのかと。
ジョーカーは混乱そのものを至上の喜びとしています。要するに事件を起こすのが趣味なんです。
事件を起こして、みんなが困っている様子を眺めるのが好きなんです(ヤな奴ですね)。
そして事件を終結させないよう、事件がますます大きくなるように走り回っているんです。
今回の事件は、ジョーカーが関わる以前からジャンガやガーレンのような要因が存在していました。
しかしそれらの要因を結び付け、実際に事件を引き起こした…積み木を積み上げたのは、ジョーカーだったと思うのです。
世界を支配しようとする意志を持ったガーレン、その手段を手に入れたジャンガ、
彼等を引き合わせそれを実現させたジョーカー。かくして、たった3人による世界征服プロジェクトがスタートした…
そう考えると見事な連係プレーではありませんか。まあこれは私の推測にすぎませんが。
しかし必ず、クロノア達のようなヒーローが現れ、必ず事件は終結します。
クロノア達が自分を倒す程の実力をつけてきた事を知ったジョーカーは、
事件の終結が近い事を悟りました。彼は事件の行く末がどうなろうと興味はありません。
彼は世界中を混乱させ、満足して消えました。
 
きっと今頃はまた別の世界で、大事件を起こすべく「積み木」を探しているのでしょう…
影が深いほど光は輝く。彼のような存在こそなくてはならないものなのです(迷惑だけどね)。
 
(次ワールド予告)
真実を求める冒険は、やがて世界を揺るがす事件へと発展し、ついには彼等を宇宙へと誘う!
クロノアヒーローズ・ヒーローサイドストーリー
さらばクロノア、永遠なれ。
 
ワールド6 「猫の遠吠 死神の泪」
 
月に来ちゃいました。勝手に借りるのと盗むのは一緒です。
ガンツは酔わなかったようですね。
「フン、あんなもんよりジャグケトルの船の方がよっぽどスリリングだったぜ」
クロノアの世界も科学が進んでるって事ですねー。敵がガーレンなせいもありますが
メカっぽいものはとりあえずガーレンが作ったかボルク製って事にしとけばつじつまが合うわけですか。
でもあまりそういう現実的なものの考え方が出て来るとだんだんクロノアらしくなくなっていくような、
初代のファンタジーな雰囲気が失われていくような、そんな気もします。
夢の世界であるはずなのに理論的に説明がつけられてるあたり、違和感を感じてしまいます。
そりゃもちろん夢とは言ってもつじつまが合ってなければいけないんですが、
そのつじつま合わせがきっちりしすぎてて想像の余地が残されてない。答えが一つしか出て来ない。
(…難しい事なんですけどね、そのバランスをとるのは。そういう意味で「1」はやっぱり凄い作品ですな…)
そして科学が進めば武器も発達します。銃や爆弾、ミサイルにレーザーなんて出てきたら
クロノア本来のアクションである「風だま」で敵を捕まえたり、それを投げるなんてことも
遥かに原始的に見えてしまいます。そんなんで太刀打ちできるか!ってなもんです。
これだけ人殺しの兵器が揃う世界になれば、血なまぐさいものが見え隠れするのも仕方ないのでしょうか。
…尤も私はそういうの好きなんでいいんですが。
初代の絵本のような雰囲気が好きな人はどう思うでしょうね。
 
で、その血なまぐさい最たるものがここに出てきます。
冷酷無惨凶悪残忍極悪非道卑怯卑劣残虐無慈悲な裏切り者の人殺し鬼畜冷血ハンター(←言い過ぎ)
毒のツメのジャンガちゃん
…やっぱりジョーカーの呼び方っていいのか?これで?…前半言い過ぎなだけ?
恐らくクロノア史上最も罪深き実績を持って登場した男でありましょう。「裏切り」ってとこが特に。
…いや、これは誉めてるんですよ、悪役としてね。いやぁ悪いのが出てきたな。
もちろんこんな悪い人になったからには彼にも暗い過去がありそうですが、そこまでは詮索できません。
そしてガンツの性格をひねくれさせた張本人。
詳しくは「X年前の真実」を読んでいただきたいのですが(EDバレ含みます)
「1」のクロノアに置き換えるとヒューポーにじっちゃんを殺されたようなものです。
そりゃガンツでなくても人間不信に陥りますよ…逆に言えばそんな彼に心を開かせたクロノアは大した奴だ。さすが主人公。
 
「オレもおこちゃまだ」はヒーローズの中で一番好きなセリフです。
やっと自分の弱さをさらけだせる友達ができたんだね…
クロノアみたいに、最初から自分の全てを見せる事ができれば最高なんですが、それは神サマでもないと無理です。
クロノアは神サマですよ、だから汚れちゃいけない、それゆえ彼は学習能力がない(笑)
ガンツは神サマじゃないしあんな過去がありますから自分の弱さをひた隠しにして生きてきたのです。
でもクロノアと出会って、弱さを出せる強さを見ました。彼は弱いから強いのです。
弱いから、彼は仲間とくっつき合って生きているんです。だから強い。ガンツにはそれがなかった。
でも、この一言でガンツは仲間とくっつき合う事ができました。
この時の彼はノリノリ(死)です。はしゃいでます。怖いものナシです。
ブリーガルで出会った頃やG2の時と比べたら嘘のような変化ですよ。
今度はそんな最高の状態で、ジャンガとまみえる事になります。
私としてはここがクライマックスなんですけど、「くたばりなぁーッ」がちょっと気になる。(笑)
 
オヤジの無念を晴らすため、とは言いましたが
この「仇打ち」の真意がそれだけではないのは、彼にはわかってました。
ジャンガを倒しても父は帰ってこないし、それどころか復讐など新たな憎しみの芽にしかなりません。
これは彼自身の過去との決別に他なりません。あの時の哀しみと恐怖を乗り越えるための最後の試練です。
本当の敵は彼自身の中にあったのです。
だから、彼はジャンガの命を奪おうとはしませんでした。
仲間と手を結び一回りも二回りも強くなった彼にとって、過去の自分は「情けなくて涙が出る」ものなのでしょう。
彼の仇打ちはこれで終わりました。
終わったはずでした。
その時、
大切な人を失う哀しみ、裏切られる恐怖が、再び彼を襲います。
 
最後の最後まで裏切り者で、いやぁ、ジャンガ悪い奴だね。
 
ワールド7〜ナハトの闇〜ED 「君は自分のためにヒーローになれるか」
 
ここから先は話の繋がり的に分割できないので一気にいきます。
 
悪夢に墜ちて行く夢の旅人。夢世界で見る夢とはいかに。
人を信じる事を思い出しかけているガンツを再び裏切るとはジャンガも悪い奴ですよ。
しかし、ここでまた過去に戻ることはできません。ガンツはあくまで前を見ました。
ジャンガを見逃した事を後悔はしない。している暇はない。今はクロノアを助けるだけだ。
信じることの大切さを知ったガンツには裏切られる事はもう怖くなくなっていたんですね。
自分をかばってやられたクロノアを助けられなければ仇打ちは終わらない。
ジャンガの毒が速効性ではなかったのが幸いし、解毒は成功しました。
もしあの時クロノアがガンツをかばわず、ガンツがやられたとしても、クロノアとパンゴが彼を救っていたでしょう。
固い結束で結ばれた彼等にはもうジャンガの卑怯なやり方も通用しないって事です。完全勝利。
しかし何故速効性の毒を使ってないんでしょうか、ジャンガは。
相手に毒を注入してから解毒剤を見せつけ、「欲しけりゃ吐いちまいな」みたいな事をやってたんでしょうか。ヤな奴だ。
 
しかしジャンガもガーレンの犬にすぎません(ネコですけど)。
彼等はガーレンの元へ急ぎました…そこでガーレンが彼等に示したのは、なんとゴールドメダル。
おっ、面白い展開だ。(ぉ
「ワガハイは世界ムックリ選手権金メダリストなのだぁーっ!!」(←言ってません)
ここで我々は再び「ヒーローって何だっけ」という原点に戻されるわけですよ。
それ以前に「ガーレンがヒーローなんて嫌だ」でしょうが(笑)
何故ガーレンがゴールドなのか?
結論から言いますと、これは当たり前なんですよね。
ワールド6で月の長からナハトゥムの伝説を聞いた時、ガンツが言いました。
「そのナハトゥムって奴も、大方ガーレンと同じ穴のムジナじゃねぇのか?」
だとしたらガーレンはナハトゥムと同じ考え方をしているってことです。
ヒーローメダルを作ったのはナハトゥムですから、当然、ナハトゥムに近付くほどメダルのランクは上がるわけです。
だから、ある意味ガーレンはナハトゥムに、スターメダルに最も近い男。ゴールドメダルで当然です。
逆にクロノア達がメダルのランクを上げてきたのは何故だったか考える…
クロノア達は「スターメダルで世界を支配」なんてことは考えてません。
彼等は自分が選んだ道を自分で切り開いて進んでいます。
次に踏み出す一歩に全力を注ぎながら。
 
ヒーローに善も悪もありません。自分が正しいと思う方へ全てを賭ける、それだけです。
そもそも、善悪の価値観など人それぞれ。正解はないのです。
クロノア達もガーレンも、それが正しいと信じてここまで来たのです。
ガーレンのやっている事は、我々から見ると悪行にしか見えませんが、
ほら、ガンツだって死神だなんて呼ばれているでしょう。ガーレンも同じ事です。
ガーレン自身は正しいと思っているのでしょう。自分に支配されることが全世界の幸せなのだと。
本人に悪意は全然ないんですよ、あれで。ほんと呆れるほどの自意識過剰な自己陶酔っぷりです。
やはり奴は夢世界一のドリーマー…でも、彼は一生懸命やってるんです。
その人が正しいと思って一生懸命やっている事を誰が責められましょう…
とはいえ、それはやっぱり世界中の人にとっては迷惑な正義なわけで(笑)
ヒーロー同士(って言うのも嫌だけど)、決着をつけなければなりません。Fight for my own way!
 
問題:バグポットDの「D」とは何の略か。
(1)ドーナツ
(2)ドラえもん
(3)ダイコンダイスキ
(4)ドドンガドン
(5)大丈夫じゃねぇよ!なまら怖かったよ!
 
答え:真面目に考えてね
 
そのバグポットどんぱっぱ(違)を倒したクロノア達。でも「ガーレンが…稲ぇ!?」(←パンゴレベル)
結局ナハトゥムは復活するのでした。
 
ナハトゥムと同じ意志を持ち、ナハトゥムに、スターメダルに最も近い男、ガーレン。
しかしそれは同時に、ガーレンは決してナハトゥムを超える事ができないということでもあります。
同じレールの上を走っていれば、追い付く事はできても、並んだり、追い抜いたりはできません。
結果としてガーレンはナハトゥムに負け、取り込まれてしまいました。
でもクロノア達はナハトゥムとは違うレールを走るヒーロー。
それぞれがナハトゥムを超えられる可能性を持っていました。彼等はナハトゥムと互角に並び…
一瞬だけ、ナハトゥムを超えたのです。
ナハトゥムは滅びました。スターメダルとともに。
しかしスターメダルはきっとクロノア達のメダルの中に取り込まれたでしょう。
次は彼等が伝説を紡いでいくのです。
 
ナハトの闇は収まりましたがロロは目を覚ましません。
世界中の夢が彼女一人に委ねられたのですから、彼女の精神には想像を絶する負担がかかっていたはずです。
眠り病とはちょっと違うんじゃないかと思いますが。夢にまどいし者、ですね。
最初はガーレンによる強制でしたが、夢を護るために自分を眠りの中に押し沈めたのでしょう。
そしたら帰ってこられなくなってしまった。
クロノアの声ももう届かないのか…
その時、ヒカリサクラが光った!ほんとに光るんですね、ヒカリサクラ。
 
〜『月と夢の伝承』の一節〜
「眠りの病にとらわれし者、あるいはその夢にまどいし者
 風渡る地ブリーガルに唯一その光を宿す花の息吹にその身をさらせ。
 しかしその花は固く、地上にて開く事はない。
 されど星のくびきから放たれた時、豊穣なる輝きで夢を癒す。」
 
これはヒカリサクラの事を指しているようですが、
『月と夢の伝承』にはもう一つ、こんな事が書かれていました。
 
「<ナハトの闇>を覚ます朝は、唯一ブリーガルの地に昇るのみ。」
 
この「朝」とは、クロノア自身の事だったのではないかと思うのです。
この「朝」がヒカリサクラなのだとしたら、ロロが持っていましたから、クロノア達の出番はなかったですしね。
…だとしたらクロノアって伝説のヒーロー?強い星の戦士〜♪(←違います)
「朝」の具体的な正体をつかめないままブリーガルを悪夢に沈めて安心してしまったのが
ガーレンの誤算でしたね。その時既に「朝」はもうそこまで来ていたんですね。
もっとも、その誤算のツケがまわってくる前にナハトゥムに負けた方が誤算だったか。
 
しかし、こんな伝承が残ってるなんて、ムゥンズの民ってかなりの文明を築いていたんですね。
そのわりには脳みそトーフ状な幻獣を「聖獣」扱いしてますけど(笑)
少なくとも宇宙へは行けたはずです。そうでなきゃ子孫が月に住んでるはずはない。
そしてヒカリサクラが宇宙で咲くのを知っていたわけでしょう。
咲いたのを見たからヒカリサクラという名前が残っているんでしょう。
その光の効能も知っていたし…
しかもブリーガルにはヒカリサクラの伝説が古くから伝わっていた。
ひょっとしたら、ブリーガル住人の祖先もムゥンズの民なのかもしれません。
遥か昔、ナハトゥムと共に地上を離れる時に、一部の民はナハトゥムの復活を恐れ地上に留まり、
保全装置ともいえるヒカリサクラを守るためブリーガルへ移り住んだ…
そして万が一<ナハトの闇>が起こってしまった時、自分達の子孫がそれを阻止すると予言していた…
じゃあクロノアはムゥンズの子孫かい。
月面人達は宇宙服を着ていたけど、もしかしたら、中身はクロノアそっくりだったりしてね。
 
結局、エンディングまで見ても謎は残ったままです。
スターメダルがいつからあったのか。なぜナハトゥムが持っていたのか。それともナハトゥムが作ったのか。
確かにナハトゥムはヒーローだった…でも彼はガーレンと同じ。
一人で世界を支配しようともなると当然、反発する者が現れる。実はそれがムゥンズの民で、
彼等がナハトゥムをスターメダルごと月に封印したのではないか。
…でもそれなら何で封印の解き方をわざわざ残していったのか気になる。
いつかナハトゥムを超えるヒーローが現れるまで待っていたんだろうか。
スターメダルを封印してもヒーローメダルを残したのはそのため?
そのヒーローメダルも何故天空寺院が管理してるのか?メダルの数に限りはないのか?
持ち主を失ったり、紛失したメダルはどうなるのか?
そして大巫女様はヒーローなんだろうか?
 
ますます謎は深まるばかりね。(お前がややこしくしてるんだ)
 
こうしてクロノアの冒険はひとまず終わりました。
しかしヒーローメダルもブランクに戻ってしまいました。
やっぱりクロノアには学習能力はないようです。もう忘れちゃったんですね。
やっぱりヒーローであり続けるのは大変みたいです。
「また冒険に出ればいい」
旅に出るのが冒険じゃない。
悪いやつと戦うのが冒険じゃない。
他の二人のヒーローは知っています。
三人はこれからもお互いの魂を感じながら別々の道を歩んでいくのです。
 
「で、ガーレン倒すといくらもらえんだ?」



 

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