愛知万博旅行記3日目 【静岡行き】

前日の続きです。名古屋から直接静岡の田舎へ帰ります。



[23:55]
駅構内には、コミケへ向かう人が多くいる。ホームへ行くと、どうみても出展者と思われる人たちがいる。みんな「ムーンライトながら」を待っているようだ。どうやら、今日乗るのは間違いだったようだ。 乗車すると、前の席からカシャカシャという音が聞こえる。見れば、同人誌らしき冊子を作っている。紙袋にはたくさんの原稿。 豊橋、静岡、ヨコハマで目が覚める。あまり眠れないまま、星の見えない都会の中を、列車は東京へ滑り込む。

……というわけでムーンライトながらに乗って、東京まで来たわけです。


5時、駅構内のコンビニが開店。朝食を買った後、ホームへ。
[5:20]
東京に着いたムーライトながらが、折り返し静岡行きになります。5:20に東京を出発。
目覚めゆく都会を駆け抜け、列車は静岡へ向かいます。通勤客がどっと乗ってきました。

終点の静岡で乗り継ぎが設定されていますが、荷物も多く、座りたかったので熱海で下車。
熱海から浜松行きに乗り換えました。


9時半頃、金谷へ到着。大井川鉄道に乗り換えます。 何時の間にかダイヤ改正していたようで、予定していた普通列車が無く、次の列車はSL急行でした。料金が高いですが、本数も少ないので乗ることにしました。

図らずも、旅の最後にSLに乗ることになりました。 プラットホームには、すでに隣駅の機関庫から、石炭の香りが漂ってきています。
このSL急行は、SLだけでは力が足りないので、最後尾に電気機関車が連結されています。
縁の下の力持ちです。







これからこのシートに座り、30分ほどの旅を楽しみます。



オハ35の車内写真 (クリックで拡大)



扇風機。拡大すると↓

しっかりと国鉄の「JNR」の文字が残っていました。


列車は走り続け…


神尾駅名物「たぬき村」を抜け…



家山駅に到着しました。


金谷駅では、蒸気機関車がホームからはみ出していて写真が取れませんでした。
なのでここでやっと写真を。


C11 190でした。


家山駅では交換列車が行われます。やってきたのは元近鉄16000系。


モリゾーとSL。


改札口から。

SL急行券は560円。本当は終点の千頭まで乗っていきたいのですが、田舎は家山なので下車。
駅まで祖父が迎えに来ていました。ようやく旅行はおしまいです。



長々とお読みいただきありがとうございました。
1日目はこちら
2日目はこちら
旅行記トップはこちら