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鉄腕アマノ
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2005/09/25 19:33:46 |
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25年前、朝4時母が二階に駆け上がってきた「おとうちゃまが息をしていないの」 それが父の死だった。すぐに脈をとったがもちろん反応は無い。 「心臓が動いてない」 「どうしたらいい」 「救急車を呼ぼう」 だめだという実感はあったけど、、。 「司法解剖です」 死亡前24時間以内に医者にかかっていないと司法解剖される。 その後はほとんど私と母で葬儀やら処理ををした。葬儀は私の職場の人が皆手伝ってくれた。はるばる遠いところから2日間も、、、。 今、母は施設、私も父が亡くなった歳に近い。4分の1世紀あっという間だな。療休になったのが去年の11月、こちらももうじき一年だ。 退職金やら年金やら考えるとかなりの損失と被害だが、、、。 NHKの教育テレビで認知症の特集をしていた、家族はみな同じ経験をしている。周囲の無理解も同様だった。ご意見を募集に私もメールを出した。そうしなきゃいられないからな。 敬老の日には半年ぶりで母を家に連れ帰った、弟は母のために手作りの料理、私は庭の剪定費用をみな出した。 元県知事の娘にして小学校から英文科まで首席、できすぎた母だ。しかし母ただの一度も自分を自慢したことがない、大声で騒がない、、いつも静かに読書し勉強をしていた。そんな母がいたから私は生きられたのだ。 肺から血を出していたのが私の幼年時代だからな。 今の時代、私が私が、自分が自分が、、、が何と多いことか、似非インテリも似非知識人も、にわかリッチも嫌なだけ。国際交流なんて自分の中では終わっている。でも私も消えゆくんだろうな、武士の末裔として、幕末を伝え聞いたものとして、、。
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