俳句

ここからは、ホームページでは縦書きが難しいのでやむなく横書きにします。でないと何倍も時間がかかってしまうので。

    みかけより心という心の中にみかけの愛
                               1990年7月10日
毎日を日めくりのごと捨てていく
                           2001,秋季

悲しくて 海にむかいて迎える正月  
                           1994春季号

蜘の巣に かかりて踊る蝶の舞い
                           1994冬季号

くちなしに 俺の心が分かるかな
                           1993秋季号

さかり猫サラリサラサラ去ってゆく  
                           1993夏季号

岐阜街道 この花何と問うてみる
                           1992秋季号

主待つマイホームのクリーナー
                           1992夏季号

ビデオ借り炬燵で見る三が日
                           1992春季号

たそがれて紫陽花の色 髑 1992冬季号

この句だけが唯一本欄採用だった。金子兜太氏がほめてくれたのが今でもうれしい。

電柱にさかり猫の声しみる
                           1991夏季号

みにくいアヒルの子は白鳥になって飛んだが焼け落ちた

                           1991冬季号


鬼が来るあの隅の電柱から
                           2001 冬季号

日直の 晴天一日冬過ぎぬ
                           2002 春季号

夕まぐれ おぼろに光る 紫大根

                           2002 夏季号

ワープロに 打ち込む黒き葬列

                           2002 秋季号

だじゃれ言う 生徒咳き込む 諸君風邪か

                           2003 冬季号

卒業の生徒らみんな アトムになれ

 春季号をどこかにやってしまった、、、、見つかったらアップしなきゃ。

                           2003 夏季号

サングラス 生徒ら逃げる先生怖い

                           2003 秋季号

柿の葉の 色づく庭を見る母は

                           2004 冬季号

縁側に 母のふりして猫を抱く

                           2004 春季号

桜咲き 生徒と昼食花見しながら

                           2004 夏季号

信長の 好みしオルガン聞き眠る


                           2004 秋季号

この国を もう一度洗濯するか秋の日に

                           2004 冬季号
       久しぶりに本欄採用だった、、、、嬉しい。

正月に 毎年日本人になってみる

                           2005 春季号


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