徒然頁2

1.


狂った舌 
この文章書いた後少しキレすぎたと思った。だから少し手直ししますどうも、私は、行き過ぎるようで、、。いつもながら、でも私の実感だし、言えずに悩む人間も沢山知っているから、彼らの代弁者にあえて私はなろう。だから内容は残すことにしました。誰に書いてるかって?大人?子供?狂った舌と口のある人にだよ。
 最近俺は切れてるんだろうか。歳のせいか?
 私の青春時代、学生運動華やかりし頃だった。でも一度もデモには出た事がない。自分を亡くすような集団は今でも嫌なのだ。議論に終始し、言葉が人を狂わせていた。
 だがほとんどの議論は主観に基づいたものだった。そんな議論をしても時間の無駄としか思えなかった、今もそう思う。
 水掛け論だ。論理学では、条件に仮定が入ってる場合は、判断中止になるとしている。ほとんどの議論は主観のぶつかり合いだ。私は主観をぶつけた議論はしたくない、瞬間的に相手が主観を出してると悟ると、私には答えがない。だからいつも沈黙する。それで、相手が議論に勝ったと思い図に乗るから、突然私はキレてしまうのだ。
「あなたがそう思うのだったら、それでいいでしょ、他者に何で同意を求めるような問いかけをするのか、それも高飛車な口調で」
 人は私をノンポリとレッテルを貼った。兄は「ばけもの」と私を呼んだ。私を保守、右翼と呼んだ、左翼とも呼んだ、一匹オオカミとも呼んだ(これはまだがまんできるな、いや光栄ですね)。一体何を基準としてノンポリと言うのだろうか。なぜ人にラベルを貼りたがるのだろうか。政治に関心のない学生などいるわけがない。デモに出なければノンポリなのだろうか。長時間議論に加わわれば、進歩主義者なのだろうか。
 当時、声がでかくて、体がでかくて、ハンサムな男の子の言うことは女子学生も、うっとりと聞き惚れていた。これは今でも同じだね。どの職場でも同じだね。別にひがみじゃないよ。今更とんでもない。
「一体、この人は何を話してるのか理解できない。一言ですむことをなんで何十倍も言葉を増やすのだろう。主観に反論しても無意味だ。」
 そんな私だったからか、盾の会の人も、過激派の人も、色々話してくれた。彼らの話しを私は聞いてやったから。彼らもさびしかったのか、、。彼らは両方とも純な人だった。でも私には超内向の時代だった。
 今、私は理屈を言う人間が一番嫌だ。私の歳を無視してため口をきかれるのもいやだ。私もYES MANではなかったが、それは権威を笠に着た人にだけだった。だがそうでない年長者には一応礼儀は示した。教師になる前は、職場に、東大出もいれば、年輩の人は尋常小学校出だった。このことは徒然の1頁にも書いたからここでは省略しよう。仕事場が違えば、相手が年下の高卒の女の子でも、職場では先輩であるから敬語を使ったし、相手も私が大卒で年上だからはやはり敬語を使ったものだった。
 今、世の中知ったかぶりをして、ああだのこうだの言う人間が増えた。私はそういう人がたまらなく嫌いだ。言葉尻をとらえ勝ち誇る人(私は別にあなたの勝ちを認めた訳ではないのだよ、主観を主張されても、論理学上主観のぶつかり合いだから話しをやめるだけだよ)、あなたは何様なのだろうか。私はあなたの優越感を満足させるえさなのか。
 
そんなこと言われなくたって分かってら、どうだっていいことはどうだっていいんだ、もっとおおらかに世界を見ろよ。 
 私はよほど雑に見られるか、頼りなしに見られるようだ。なぜか今までの生活で教師が私を一番変人扱いするなあ。
 いつでも「教員の世界は違うんだ」で片づけられるなあ。でも評論家の話しはあなたは実によく知ってますね。ちょいと言葉に振り舞わされていないかい。
 組合のレクのバレーボールで、何度も小さな私にだけスパイクを浴びせかけたバレー専門の教員、しかもニタニタしてた。そんなに勝ちたいのかい。私はそれ以来組合のレクには出ない。
 ある学校で転勤したてのころ、「あっ次は社会だ早く席に着かなきゃ」と生徒が職員室から去っていった。「なに、この先生きびしいの、あたしこの人見たとき、授業成り立たない人と思ったわ。」これが女性教員の言葉だった。そばでどうどうと言える神経が分からない。そういう人が意外とセクハラの言葉だけには敏感なのだ、私の小さな体を見てそう言ったのだろうが、あなたは差別をどのように生徒に教えているんだい。そのくせ自己主張だけは一人前だったなあ。また、やたらタレントの話に夢中になるなあ。もっと生徒のことで話題が夢中になる方がいいね。生徒のことで笑えるのがいいよ、変な意味じゃないよ、可愛いから笑えるのだよ。
 まあいい、私は聖人じゃないから、人に理解されるのは難しいんだろう。私も私だけが正しいとは思ってないよ。だから無駄な議論には参加したくないんだ。私は逃げるよ。
 だが、言葉が人を死にいたらしめることがあるってことはもう一度思い出してほしい。私の手には追いつめられた時の名残があるんだ。いっちゃた奴もいた。いまだに閉じこもってる奴もいる。
 何も戦争からだけ、平和を学ぶんじゃないんだよ。
 あなたのその口が小さな争いを起こすんだよ。あなたの舌が人を狂わせるんだよ。つぶやきもささやきも、多くなりゃ兵器とおんなじだよ。
 日本も世界も口があふれてる。

アメリカの中学の先生からのメール

以前、私に高校弁務官の手紙を送ってくれた知人(先生ではありません、昔教師になる前一緒に英語を学んだ人です)が今度はアメリカの中学の先生のメールを転送してくれました。訳は知人です。

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テロにはじまり、アメリカの報復。これは、ある中学校(アメリカ)の  担任の先生 が、毎日自分が今まで教えた生徒に学級通信と言う形でメールを流したものです。
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>  もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を100人の村に  縮小するとどうなるでしょう。その村には・・・
 57人のアジア人 21人のヨーロッパ人 14人の南北アメリカ人 8人の  アフリカ人がいます
 52人が女性です。48人が男性です
 70人が有色人種で30人が白人
 70人がキリスト教以外の人で30人がキリスト教
 89人が異性愛者で11人が同性愛者
 6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍
 80人は標準以下の居住環境に住み、70人は文字が読めません。
 50人は栄養失調に苦しみ1人が瀕死の状態にあり
 1人はいま、生まれようとしています。
 1人は(そうたった1人)は大学の教育を受けそしてたった1人だけが コンピュー ターを所有しています。
 もしこのように、縮小された全体図から私達の世界を見るなら、
 相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、
 そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火をみる
 よりあきらかです。
 また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。
 もし、あなたが今朝、目が覚めた時、病気でなく健康だなと感じる
 ことができたなら ・・・
 あなたは今生き残ることのできないであろう100万人の人たちより
 恵まれた環境にあります。
 もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦悩、あるいは
 飢えの悲痛を一度も体験したことがないのなら・・・
 あなたは世界の5億人の人たちより恵まれた環境にあります。
 もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の
 恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことができるなら・・・
 あなたは世界の30億人のひとたちより恵まれた環境にあります。
 もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、
 寝る場所があるのなら・・・
 あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれた環境にあります。
 もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が
 入った入れ物があるなら・・・
 あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちのひとりです。
 もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・
 それはとても稀なことです。
 もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間2倍の
 祝福をうけるでしょう。
 なぜならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて,その上
 あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと
 恵まれた環境にあるからです。
 昔の人がこう言いました。
 我が身から出るものはいずれ我が身に戻り来る、と。
 お金に執着することなく喜んで働きましょう。
 かつて一度も傷ついたことがないかのごとく人を愛しましょう。
 誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう。
 誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう。
 あたかもここが地上の天国であるかのように
 生きていきましょう。


学級通信をメールで流す。日本はまだないなあ、だから私は掲示板を作ったのだ、いずれ日本でもそういう日が来るから。

2001,12,23 更新
内向的?

 暗い、明るい、何で人間が簡単にラベル貼られるんだろう。私はキレてた時代から高校時代は、内にこもるようになった。その時兄は私を「化け物」と呼んだ。「あいつはなあ、やっぱし」「まじめすぎんだよ」何でいかんのや?
 今はどうだ、マスコミでも簡単にラベルを貼るではないか。タレントでもアナウンサーでも大学教授でも売れるために、やたら声が大きく、早口になった。子供達でもおとなしい子は相手にされない、、、。犯罪者、普段は
まじめな人で、、、違うんだよ!もし、そう見えたとしたら、話せんようにその人を追い込んだと違うんやないか。
 おかしいやないか。まじめがなんで悪い!静かにしてるんが何で暗い言われるんや、おとなしい事がなんでマイナスなんや、誰か説明せいよ。

アフガンの未来?
 アフガン。いろいろな情報が飛び交っている。アメリカの批判、旧ソ連への批判、しかし解放(?)が進むと、タリバン下での人々の生活が報道されると、評論家は一斉にイスラム賛美をやめた。女性は労働を禁じられ、教育も拒否されていた。急に女性の救済をさけび始めた。おいおい、今までの議論はどこへ行ったんだよ。
 タリバン下での生活がひどかったのは前から分かっていただろうよ。イラン革命後のイランだって同じ事だった。ポルポト時代のカンボジア、文革時代の中国、戦争中の日本、、、狂気は人間を凶器に変える、、。フィリピンのメイドが今でもアラブの国でどんなひどい扱いを受けてるか知ってるんだろうか。
 まあいい、大事なのは、今も女性は恐怖に怯えて、なぐられ、子供は飢えているんだ。まずこれらの人を救うことだ。議論してる場合かよ。

ワールドサッカー
 いよいよワールドサッカー。でも私はサッカーフアンには悪いけど、日本でやることに非常な不安がある。もちろん危機管理のことだ。フーリガン対策、今のままだとパニックが起こるだろう。土曜の夜、新宿、渋谷、六本木は無法地帯だ。今でも取り締まることができないのなら、大量のフーリガンが来た時どうすんだろう。
 自動改札を果たして何人の外国人が乗り越えずに通過するか。電車内でらんちき騒ぎが起きたらどうやって制止するんだろう。今だって渋谷のチーマーもストリートギャングも取り締まれないではないか。不法就労、不法滞在するケースは倍増するだろう。今のペースで行くと、ドイツと同じく外国人排斥運動が起こるのは時間の問題だ。
 中高年が首を切られ、給料の安い若年層を採用する。道理に合わないよ。
 話題がずれた、暴走族の行為は何で犯罪ではないのか。それが
取り締まれないのならフーリガン対策なんかできないだろう。自販機を誰が見張るのだろう。暴徒の店への乱入を誰が阻止できるんだろう。
 安全になれきった日本人。経済効果だけを計算し、人間の心理を計算していない。そこが問題なのだ。

心の病

 私はこれを書こうかずいぶん迷った。でも、私だから書かねばならない。
 精神病。この言葉に対する日本人のイメージはずいぶん悪い。精神科に通ってるだけでもう人生の落伍者にされてしまう。あの病院のドアを開けるまでの勇気、そしてまわりを見回さなければ入れない状況。人影が消えて入らねばならない、悲しさ。
 我慢、頑張れ、これほど人を追いつめる言葉はないんだ。
 私は小児ノイローゼだった。今は鬱病傾向の治療を受けている。少年時代、誰も助けてくれなかった。キレル子として通知票にもさんざん書かれた。
 キレル自分、生真面目な自分、冗談ばかり言う自分、全部ひっくるめて私なのだ。そう納得したらずいぶん肩の荷が軽くなった。
 だから、人の言葉にはひどく敏感なのだ。世の中どうでもいいことを言い過ぎるよ。
 「体も風邪をひけば心も風邪をひく」あるカウンセラーの先生がそう話してくれた。アメリカなら自分の専属の精神科医を持つことはステータスシンボルだ。格別恥ずかしいことではない。
 足の悪い人に誰が、「さあ歩きなさい」「なんで歩かないんだ」と誰も言わないだろう。
 話すことが苦手な人に「おいもっと話せよ」なんで?
 片隅で本を読んでると「暗いなあ」なんで?
 「お前大学出たんかよ」悪いか?
 「お前詩書いてるんか、自分で満足してるんじゃない?」
 「教師には痴呆になる人が多いですよ」これはあるヘルパーに言われた。
 「だからそんな人間になるんだよな」我が母に会った事もない教師が私の事をそう言った。私が母の事を話した後だった。私の母は小学校から英文科まで首席だった。簡単な曲ならすぐ採譜した。三カ国語を話す。独学でピアノを弾く。その母は今、精神分裂病なのだ。同じ言葉を、生意気な生徒と親にも言われた。相手は誰にしろ私は許せない。悪いけど、どうどうと書くよ。言って良いことと悪いことがある。それは誰でも同じだ。
 だが私自身、母のために奔走しもう主任もいいと宣言しつつも、母の妄想を聞くと時にこらえきれなくなる。実際、家を飛び出てしまったこともある。これは誰にでも起こりうることだ。
 今の日本、見かけの明るさ、おもしろさが優先される。言葉が多い人が頭の良い人間と思われる。
 本当の共生を言うならば、誰でもこうした事実を隠せずに言うことができる社会に成らなくては行けないのだと思う。マイナスのイメージを作るテレビはもう少し考えてもらいたい。

セクハラ

 どこどからどこまでがセクハラなんだろうか。テレビを見ると女性が商品に成ってると思うんだが、違うか?夜の番組、あれはセクハラではないのか。かっこいい人が言うと、ユーモアになり、そうでないと、セクハラになるのか。
 おじょうさん、ぼうや、可愛い、もセクハラだそうだ。じゃあ町中セクハラだらけだ。
 もー娘、ミニモ、これってすごいロリコンではないのか。子供が商品にされている。違うかなあ?
 言葉尻をとらえて、攻撃される方が実は泣き寝入りしてるケースがある。その際の救済措置はあるのか。
 不必要な接触とか、あからさまな傷つける言葉は問題としても、弁護士さんが「相手がセクハラと感じたらセクハラなんだ」と話していたが、この場合もし誰かが故意に特定の人間を陥れようとしてこの権利を行使した場合はどうなのか?その意味では多角的に考察せねばならいと私は思う。痴漢と間違われて仕事を失った場合、賠償責任は誰にあるのか。
 むしろ、日本の場合強姦罪など刑が甘すぎるところに問題があると思うのだが。
 子供をターゲットにした番組、商品はアメリカの方が日本よりも規制が厳しいはずだ。そのくせ全米美少女コンテストをしている気が知れないが、、。どうだろうか。

今年最後の徒然2001,12,31

○どうも振り返ると、今もキレてるような気がする。でも、私は特別な存在ではない。HPを通して語り合える人も増えた。何を間違えて教師に転職した。私のような人間だから、こうしたことを言わなければと思う。
○精神の病は恥ずかしいものではない。「体も風邪をひけば心も風邪をひく」自分を素直に出してみようじゃないか肩が軽くなるよ。
○頭がいい、何を基準とするんだろう。IQ?今時IQなど役にたつものか。本来個別に時間をかけて調査するものだ。一斉にやったIQテストに信頼性が高いとは言えない。現に、以前は行っていたIQテスト、今はやらない。実際、成績との相関関係はそれほどなかった。
では、学歴?じゃあなんで、高級官僚が悪いことをするのか。善悪の判断がつかない人間が頭がいいのか。私は成績をつけても、1の子が悪い子と思ったことはない。自分ができると過信して、ノートをとらずにいた生徒が80点とって悔し泣きしていたのを覚えている。IQ70の子が80点とったことがあった。なんの操作もしなくても(当たり前だ)その子は3だった。どちらが尊敬できる?
○ストリートギャング:彼らをなぜ逮捕できないのか?
○暴走族:彼らもなぜ取り締まれないのか。
○なぜ、マスコミは今になって迷惑特集などするのか。
○しつけは家の問題だ。
○高校、大学、会社・・・そのパターンしか人生ないのか。それからはずれると落ちこぼれとよばれるのか。
○三高パーティーなどなぜやるのか。
○3Kという言葉を生み出したのはだれなのだ。
○世界は名もなき人々が作り出しているのだ。
○人には得意、不得意がある。それを画一化することが、平等な教育なのか。
○中学を出て就職する。なんでそれが悪いんだ。私が以前教師なる前いたところは、東大出もいた、尋常小学校出もいた。だがみな仲間だった。今でも小学校しか出てない人と年賀状をやりとりしている。私が尊敬できる人物だ。
○胸はって、「僕は就職する」って言った生徒がいた。私は名はあげなかったが、集会でほめた、それは本心だった。
○みんなが公立普通科に行かなきゃいけないのか。そんな社会を誰が作ったんだ。そんな雰囲気があるから、「落ちこぼれ」と思って悪に走るのだ。
○公立へ行きたくても行けない子がいる。選択枝を広げるのだったら、もっと私立や専修学校へ行きやすくする環境を作ることだ。
○バブルを招いたのも、崩壊させた者もみなエリート(何を基準?)ではないか。彼らは今も高級クラブで遊んでる。それを税金で保護してる。
○アメリカのキンゼイ報告書、これは間違いだった。これがフリーセックスを助長させた。多くの犠牲者を出した。モラルを低下させ、家庭崩壊を招いた。金権主義がそれに拍車をかけた。
○日本のマスコミも企業も、自称進歩主義者はキンゼイ報告書を絶賛した。今、彼らは自らの責任に沈黙している。
○私は落ちこぼれだった。キレていた。体も病気のせいで伸びなかった。私自身が差別を受けた。だから、口先だけの差別撤廃論者にかみつく。案外そう言う人からひどい言葉を浴びせられたものだった。
○このごろ学校に毎日のように、電話が来る「マンション買いませんか」ほとんどすべての先生に来る。休みに日直していると「日直の先生いらっしゃいますか」ではじまりまたマンションの話し。よほど教員は甘いと思われているんだろうなあ。はっきり言ってこれは迷惑電話、メールのたぐいだ。なぜか、新宿のマンションが多いのだ。ちょいとなめてないかい。
○この間電車の中で大学生が話していた「○○は先生になりたいんだって。」「あいつ教職とってんかなあ」「ないよ、でも私立なんか免許なくてもなれるんじゃない」世の常識はこんなものか。
○最近は教員採用選考試験(選考が必ずつく:教師は知識だけではないからだ)が難しくなった。それは違うね。職業希望者で換算するとたいして変わらないのだ。昔から、社会なら9割以上とらないと、一次は通過しないのだから。
○教師になって、良い先生にも出会った。また裏も見た。派閥、情実人事、生徒にとって良い先生が、先生にとって良い先生とは限らなかった。私も人のこと言えないが。それぞれ教師だって得意、不得意がある。それを生かせる環境を作ることだ。でも、転職組としては会議の長さ、理屈ぽさ、視野の狭さは(私も人の事は言えない)辟易することがある。転職、独身はまず管理職にはなれない。道がけわしい。なんでかなあ。
○教師を低く見るのはなぜかなあ。試しに試験問題やったらあ。反対に「教師は他の職業と違うんだ」とか「その理由は」とか必ず理屈から入ったり、挨拶も言葉使いもろくにできない教師は、どうかと思うがね。
○遠慮しすぎで怒れない先生。、、俺はいや私だって子供の時は怒られたものだ。大人への言葉使いが悪いのなら、子供の時になおさせるべきだよ。企業の友人がさかんにこぼしていたがね。
○社会秩序が崩壊した場合(すでに崩壊しつつある)、直すのは容易ではない。経済的損失はすごいよ。計算した人あるかい。荒れた学校じゃ夜遅くの家庭訪問なんてざらだよ。その合間で研究したり、部活やってたら体どうなる?大きな声で言えないが(あっ言ってるか)、私の勤める県、毎月何人も死亡記事が互助会のパンフレットに出てる。でも過労死には一つもなってないけどね。
 教師へのお薦め、日記をつけることですね。家族のためにも。大阪では労災の訴訟で勝訴してる。組合はこういう時こそ援助しなきや。
○自治労の金が私用に使われた。日教組大丈夫かなあ。選挙に使われていたら、問題だぞ。だいたい、組合の動員で選挙のビラまきするんだからなあ。で、動員費が出るのだ。
○昼食指導は仕事なのか。神奈川では教員も昼休みをとれと言われている、昨年から、、。またお勧めする。日記をつけよう。部活、研究、教材研究、生徒指導、どのくらい時間がかかったか。これ本気で取り組んだら、県は敗訴するよ。
○県議会の手当、あれこそ高すぎるよ。まず自分たちからなおしたら。
○もつとも組合も、職員の救済は一度もしたことがないからなあ。なんとか党の人、なんとかしなよ。一度、選挙の応援演説の動員に出されたよ。動員費でたよ。でも、私は神奈川県民じゃないんだよ。議員さん、政党のお偉いさん、みんな喜んであなたの演説聞いてんじゃないんだよ。なのになんでそう言う場所で教師の批判をするんだい。そんなこんなで、教師が選挙で投票しないんだよ。分かるかい。組合みんなやめようかなんて話しになるんだよ。
○ずいぶん書いたなあ。少々辛辣か。これは私自身への自戒でもあるのだ。
ここから今日私が本当に書きたかったことを書く。
 今の日本や世界にたらないもの、ずばり言う
「愛」だ。だがこれほど分かりやすく難しいものはないのだ。
 これは私にも必要なのだ。私は私を愛してくれた母の変わった姿を見て優しくできないのだ。もちろん、介護保険とか私ができることは年休とってもやった。でも目の前に尊敬していた母が、妄想を口にすると、いらだちは押さえられないのだ。
 愛することは苦痛を伴うのだ。
 あなたは好きな女性が顔を大やけどして愛せるか?
 あなたは好きな男性が、精神を病んだら愛せるか?
 あなたは自分に殴りかかる者を愛せるか?
 あなたは、あなたのものを奪った者を愛せるか?
 あなたは、自分の家族を殺した者を愛せるか?
 あなたは讒言した者を愛せるか?あなたは砂漠を歩いて一人分の 水しかなかったら、それをもう一人に差し出すことができるか?
 あなたは自分を撃った者、刺した者を愛せるか?
 あなたは救命胴着を他人にあげることができるか?
 あなたは戦争になったら敵国人を愛せるか?
 あなたは戦争が終わって、敵国人を愛せるか?
 あなたはあなたを裏切った恋人、伴侶を愛せるか?
 あなたはあなたを愛してる人が清い心でしかし容姿が醜い人だっ たら愛せるか?

これができないから悲劇の歴史は繰り返すのだ。
いじめれた子がいじめっ子になるように。
迫害された国が今度は迫害する側にまわるのだ。
まるで仕返しのように犯罪を正当化さえするのだ。

では私は?今のままでは、YESという自信はない。
昔、映画「エデンの東」で「愛されないって辛い事よ、愛されないと愛することさえできないのよ」とアブラが話す場面があった。
人間に育てられたチンパンジーが出産をした。その瞬間、チンパンジーは驚き、子供をすてた。子供の育て方を知らないのだ。普通チンパンジーは出産すると、小猿の胎盤を食べたりして小猿を世話する誰にも教えてないのに、、。小猿は死んだ。
チャールス=ロートン主演の「ノートルダムの○○○男」最後のせりふ「石に生まれてくれば良かった」悲しいせりふだ。かなうことのない愛だった。

愛は大きな自己犠牲が必要だ。私も世界も、日本もこれが必要なのだ。