Nummer 13.5〜ソノ目的ハ〜
「やれやれ、さすが弟くんを見ているだけある。
僕の気持ちに気づいていたとはね。
これでも本気で愛そうとしたんだけどな」
「その位見ていれば解ります。
本当にモノにするなら、わざわざ俺に電話することはないだろうし、来るまでに何もしていないはずがない。
でも・・・だから解らないんだ。先生の目的は?
ただ面白半分に脱がせたのなら・・・
」
全てが凍りつくような冷たい言葉で何かを放った。完璧に兄は警戒心を持ってしまっている。
それは俺も同じで、先生の目的がわからなくなった。
「そんな恐い顔しなくてもいいよ。スパゲッティとチョコパフェのお礼だ。
まぁ、それからは君たち次第だけどね・・・。
ちょっとこれから仕事があるから、出て行ってくれないかな?」
脱がされたモノを着させられ、俺たちは無理やり家を追い出された・・・。