直線上に配置

2004年 3月8日〜3月14日


 横浜の体育館に行き、いつもは選手とジョギングするコースを一人で走りました。ここ最近、とっても寒い日が続いていたようなのですが、今日は風もなく天気も穏やかで途中ではめていた軍手を外してポケットに入れるほどの「気持ちいいランニング」になりました。

 選手達と一緒に走ると見えないものが、一人でゆったり走ると見えてきます。やっぱり35歳を過ぎた頃から、選手と一緒に走るのは、結構、いっぱいいっぱいなんですよね。こうして一人で自分のペースで走っていると、「花も鳥も虫も風も感じることができるなあ」なんて思いながら走っていました。

 ゴール付近のカーブを曲がり、ふっと目を上げると富士山がはっきり見えていました。平日の昼間にこんなにはっきり見えるのは冬から春一番までの時期だけなのでしょうか?そう言えばあるNECの選手が、1年間もこのコースを走っていて富士山の存在に気付いていなくて・・・「初めて気付いた時にイリュージョンかと思った」と聞いて大笑いしたことがあります。

 何だか今日は分る気がするなあって思いました。1年生の時、やっぱり一生懸命になって走っていて気付かなかった富士山。1年経ってちょっと余裕ができたときに周りがちょっと見えたのでしょうか?

 しかし、それにしても「富士山」となると「ちょっと」どころではないデカサなのですが・・・(笑)。


 電池交換のために時計屋さんに預けていた時計が出来上がったと言う連絡が入りました。良かった〜!お気に入りが帰って来るぞ〜!

 「電池代と防水テスト料で3400円です。」「ハイハイ」ってな感じで支払いを終えて時計を受け取ったら、「当店の電池交換は3年保障になっております。3年以内に電池が切れましたら、この保証書と一緒にお持ち下さい。その時は、防水テストの2500円のみで交換いたします。」と言われ、「親切なんだ〜」と思い「はいっ!ありがとうございます」と言って店をでました。

 しばらく歩きながら、よくよく考えると「???」ちょっと疑問が・・・。「電池代よりもテスト代の方がはるかに高いじゃん!」別に考えなくても分ることですが、電池がただになると言う所に気を取られていて気付くのが「昔の蛍光灯」のように遅かったわけで、老化ではないと思いたい・・・のですが・・・。

 それにしても「やっぱりそうか」って感じですよね。今の世の中、形のないものに払うお金が多い!サービス料のようなものですが、とっても親切なウエイトレスが居たレストランでサービス料を取られても納得するのですが、「目に見えないもの」にお金を払うことに疑問を感じるのは、やっぱりオヤジ化が進んでいるのでしょうか??

10
 スペインに20年も住んでおられる方とお会いする機会がありました。僕が尊敬しているフラメンコの先生です。

 今日は、朝から原稿に追い回され誰とも会えないし、選手に昼飯を食べに行こうって誘っても嫌だと断られるし、何だか、どうしても横浜に行かなければならない用事も面倒くさくて行きたくないし・・・。なんていつもの日常に嫌気をさしながら、パッと開いた手帳のメモが、日本にいるとは思っていない先生の学校の電話番号でした。

 そう言えば3月に帰国する予定があるようなお話も聞いていたような、ないような・・・。まあ電話してみようと言うくらいの軽い気持ちで電話したら、「今、横浜で買い物中!」とのこと?「でぇ〜!そんなあ。」「良かったらシェラトンホテルのロビーで会いません?」と言われ、更に「エーーー?」実は、僕の横浜の用事ってそのホテルの2階にある銀行に行くことだったんです!な、なんて偶然なんでしょう!!

 先生には、一度、お尋ねしたいことがありました。ある自動車のコマーシャルで「地平線まで広がるくひまわり畑」を疾走しているシーンがあり、その画面の下に「アンダルシア地方」と書いてあるのです。その方面にお住まいの先生に本当にそんな「地平線まで続くひまわり畑なんてあるんですか?」それに続いて「あんなのCGですよね?」と聞こうと思っていたのです。

 後半の質問が出る前に先生の即答は「あるわよ。そこら中に!」でした。「げぇ〜!そうなんだぁ〜!」地平線まで続く「ひまわり畑」ってすっごいな〜とその超ウルトラど級の光景を想像して感動している僕の横で、その地方から帰って来られた先生は、「駐車場の支払機」がありとあらゆる状況に適応するために「喋り捲っている」ことに大受けし、笑いが止まらない状態になっておられました。その時も、まだその機械は、
「ご利用ありがとうございました」
と叫び続けていました。その時、先生は笑いながら「うるさ〜い!」とおっしゃっていました。

11
 昔、ある大学のバレー部でコーチや監督を歴任された人から聞いた話です。彼は、昔、NECに来て一緒に練習やコーチもしていたことがあるのですが、その当時、葛和監督や、吉川コーチにもとってもお世話になった・・・津雲選手や大貫選手からも多くを教えてもらったし、勉強になったそうです。何だか現在でもNECでお世話になったことには、感謝していて忘れられない思い出なんだそうです。

 で、ここまでのお話でも「こうして心から応援してくれる人がいるんだなあ〜。」と関心していたのですが、「理由はそれだけではないのですが、娘の名前は「リン」にしたんですよ!」と言われ、「どぇ〜〜〜!そ、そんな〜」・・・オヤジは、びっくりこいてしまいました。津雲選手のニックネームを・・・他にも理由があったにせよ・・・娘さんの名前にするとは!!

 「それで新婚旅行は、葛和さんのお勧めでイタリアに行ったんですよ!」とも・・・。またまた「ゲェ〜!」オヤジ的な考えでは、新婚旅行の行き先は、新妻の希望を最優先するものではないかと思うのですが・・・。

 何だか話を聞いていてビックリの連続で「ドキドキ」状態になっていたら、「それでイタリアの美術館を歩いていたら部長に出会ったんですよ!」って。部長と言うのは、彼が大学で監督をしていた時のそのチームの部長さん。長く日本バレー協会でも要職についておられた大先生。もちろん我々も公私共にお世話になっている先生なのですが・・・。

 何でまたイタリアまで行った新婚旅行、その途中で知っている人・・・どころか、ものすごくお世話になった人に出会うか??ちょっと時間がずれていても場所が違っていても出逢うわけがないのに、それが全て一致するのか?

 驚きの連続の話に、もはや感動を通り越して疲れ切ってしまったオヤジでした。

12
 山口県での講演、および講習会のためにまたまた移動しました。今回は準備が悪くて、しかも午前中の練習を見てからのお出かけだったので、明日の帰京まで羽田の駐車場にマイカーを置きっぱなしになります。予測では多分、6000円前後。羽田がリニューアルした直後はもっと高かったのでまあ仕方がないかって感じで搭乗しました。

 山口宇部では、お迎えに来て頂いて一緒に駐車場まで歩き、車に乗り込みました。そしてその車は、そのまま下関に出発。「あれっ?料金所は?」僕の疑問に、「あーっ!ここの駐車場はただなんですよ。」「でぇー!そんな〜!」うるさいオヤジは、絶叫してしまいました。

 まあ土地の値段が違うのだから、当然と言えば当然なんでしょうけど、比較にならないところが凄過ぎるなんて思っていたら、また出ました。無事に講習会を終え、本日の宿舎に到着した時の気付き・・・。「ご宿泊の方の駐車料金、一泊200円」「・・・」今回は、絶叫ではなく絶句。この料金は、僕が良く原稿書きなどで立ち寄らせていただく某ホテルのパーキングの20分と同じわけで・・・。

 こんなどうしょうもないことに感動してしまうオヤジは、これを日記のネタにしようと思い、案内してくださった方に話したら、毎日読んで下さっているとのこと・・・やっぱり約束通り、このネタを書いてしまった意外に律儀なオヤジでした。

(後日談:結局一泊二日の羽田の駐車場は6600円でした)

13
 山口県のバレーボールフェスタの講習会を担当させていただきました。トレーニングやウォーミングアップの実技を頼まれていたのですが、さすがに歳には勝てずちょっと「喋り」の方も入れさせていただきました。6時間も動きっぱなしでは、オヤジが壊れてしまいそうだったものですから・・・(笑)。



 とってもたくさんの皆さんと楽しく動くことができて、充実した一日でしたが、密かに筋肉痛の予感があるオヤジでした。

14
 美田麻衣ちゃんの結婚式に行って来ました。本当に素敵な結婚式でした。現役時代には知り得なかった彼女の日常や現在の状況なども聞けて何だかほのぼのしてしまいました。麻衣さんには、実は双子の姉妹がいらっしゃいます。その妹さんがマイクを向けられたインタビューに、オヤジは完全にノックアウトされ、滝のような涙を止めることができなくなってしまいました。この涙腺の緩さは、やっぱりオヤジ化の証拠かも(涙)。

 考えてみるとNECのOGの中には、結婚して家庭を築いている皆さんもたくさんおられますが、まだ独身の方々もいらっしゃいます。1988年2月に「日本電気」として初優勝した時のコート上に立っていた6人のうち結婚していない人が、5人いるような気がして仕方がありません。勘違いかも知れませんが、オヤジの情報では、間違いないような気がするのです。

 それぞれの皆さんのプライバシーに触れるのは良くないとは思いながら、「多くの人に集まっていただき、祝福してもらえる」機会ってあまりありませんよね。何だか苦楽を共にした選手達のためだったら、「祝福」に駆けつけたいなあ〜。そんでもって勝手に感涙しちゃいたいなあ〜。なんて思ったオヤジでした。

(画像は関係者の希望もあって非公開とさせていただきます)

次の週へ
日記の目次に戻る
トップページへもどる