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2004年 4月19日〜4月25日

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 今日のトレーニングでは、選手達と共に少し太極拳を体験する機会を得ました。ここでは直接、お名前をご紹介できませんが、少林寺拳法のご経験があり、太極拳を教えておられる先生に来ていただくことができ、短い時間でしたが太極拳のさわりの部分を教えていただきました。・・・と言うのは、やっぱり慣れない動きは、全然できないんですよね。

 特にオヤジは、股関節が硬く膝が悪いので一番大事な基本の姿勢やゆったりとした動きも、何だかウルトラ・ギクシャクしてしまい笑いの種になりかかっていました。

 中国に行くと公園や広場で多くの人が、早朝から太極拳をしておらえる姿を見かけます。とってもしなやかで緩やかな動きは、簡単そうで気持ちよさそうなのですが、初めての人間にとっては中々難しいことが良く分かりました。

 またそれぞれの動きにも、たくさんの小さなこだわりがあり、それらが正確にできないとバランスを崩してしまうことも分かりました。逆に、余計な力が邪魔になる部分、アバウトでも問題ない部分などもあり、やっぱりどこかで身体活動には共通する何かがあるんだと感じました。

 選手達は、トレーニングが「太極拳の体験講座」に変わり、最初は喜んでいたのですが、終わった頃にはかなりくたばったようでした。「何事も甘く見てはいけないのだ!」と心の中ではつぶやきながら、一番、バテバテになっていたのではオヤジでした。

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 これは、昨日の話しだったのですが、お昼休みにいつもNECの公式HPを製作していただいている会社の方々にお会いしました。

 今回は、HPのお話ではなくてビデオのお話です。選手達のモチベーションを高めるためのビデオ制作ができると言うお話でした。実際に、ラグビーやアメリカン・フットボールの世界で使われたビデオを見せていただいたのですが、不覚にもオヤジは涙がこぼれてしまいました。こんなスチュエーションでも、涙するなんてオヤジ化も相当進んでいるようで・・・(涙)。

 思えば、我々もかつて何度か名場面集などのビデオを作ったことがあります。それを試合前などに見ると、何だか内側の方からふつふつと力が湧いてくるような・・・そんな感じになってしまうのは、自分達のビデオを編集しているからかなあ・・・と思っていました。

 しかし、今日、全く知らない人達の普段触れることのないスポーツでの大活躍の瞬間のビデオに感涙してしまい、その先入観が間違っていることに気付きました。考えてみればメジャーリーグやNBAの名場面集に大感動するわけですから、当たり前と言えば当たり前なわけで・・・。

 誰かが何かに必死で取り組んでいる姿、そして目標を達成し、夢を実現し、勝利を勝ち取って雄叫びを上げている姿にやっぱり感動するんですよね!記録やメダルの色も大事かも知れないけど、やっぱり最後は「人」に感動するとつくづく思うオヤジでした。

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 僕の知人の車を見せてもらう機会があり、河村選手も一緒に見てきました。オヤジは、自分は乗ることに興味がありましたが、河村選手にはモデルになってもらっちゃったりして!そんなわけで、見せていただいた車と河村選手の2ショット!


 これは、車の車高が低いことと、河村選手の背が高いことの二つの要因による相乗効果で何だか不思議な構図になっているのかなあと思うオヤジでした。

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 有田選手が中国で怪我をして帰って来てから、中々、日記の更新も掲示板への登場もできない状況が続いていましたが、昨日の分をアップしたときには、すごい反応でびっくりしました。

 それも赤ロケの話ではなくて車のこと・・・。やっぱり車に関しては詳しい人が多いんだなあって!実は、僕も学生の頃はやたらと知っていたような気がします。あの当時(1980年ごろ)は、排ガス規制が厳しくなり、2ドアの33ナンバーが一時的に消えていた頃でした。

 クラウンやマークUの2ドアがなくなったのも、その頃でしたが、フェアレディーZだけは2×2の形で2800ccを残していました。さすがにこの時期には、Zも2シーターは自重して出していなかったようですが・・・。

 しばらく経ってからでしょうか次々と高級なスポーツカーが登場し始めたのは・・・。その中でもぶっちぎりの存在感のデビューだった憧れのNSX。マニアの間では、空中姿勢が良いことで知られているのですが、車にとっての空中姿勢って何なんでしょう?バレーボールの選手だったら分かるのですが(笑)。

 その頃、僕の知り合いがNSXを持ち、河村選手のような長身選手がNECに入っていることなんて夢にも思わなかったなあ・・・。と割と複雑な思いで書いた日記だったのでした!反響があって密かに嬉しいオヤジなのです。

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 オヤジの日記には、あまりチームの練習のことを書いたことがありません。やっぱりチームの状態や戦略・練習内容などを一般公開することはタブーなように思うからです。だから、練習に触れるとしたら、機密を漏らさない範囲になるわけです。

 全日本組が、チームを離れて1ヵ月半が経ちますが、現在のチームは引退者も除くと11人しかいません。この人数で練習をし、いよいよ1週間後に迫った黒鷲旗全日本選手権に望むわけです。

 当然のことながら、練習の緊張感は高まって来ています。もしも、順調に最初の予選ラウンドを勝ち抜いていくとベスト8では、Xリーグ中にも苦しんだシーガルズさんと対戦することになります。それを考えるとスタッフも選手も、気合が入るというか・・・正直に言うと「期待と不安」が頭をよぎってしまいます。

 今日の練習では、監督だけでなく選手も熱くなっていました。やっぱり言い訳はしたくない!だから、やるべきことはやって全力を尽くしてチャレンジする。それが赤ロケのスタイルだと言う事ですよね。今日の雰囲気を見て若い選手達に「頼もしさ」を感じたオヤジでした。

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 ランニングトレーニングに参加して、選手に遅れを取ってしまうのは、ある程度、オヤジ化が進んでいる44歳としては、仕方がないなあと思えるようになって来つつあるのですが、お弁当が一つしか食べれなくなったことは、ウルトラショックです。

 NECでトレーナーとして活動するようになった頃は、短距離系でも長距離系でも結構、一緒に走ることができました。もちろんジャンプやパワーでも簡単には女子には負けなかったように思います。

 そしてメシ・・・その当時から「早食い」に関しては葛和監督がぶっちぎりでトップですが、量に関しては岩崎トレーナーも中々のものでした。週末は、会社の食堂がなくお弁当だったりするのですが、昔は余ったお弁当があったりすると平気で2つ食べていたりしたものです。それも、選手が一つ食べる間に・・・。何の自慢にもなりませんが・・・(笑)。

 それが、最近はあまり食べられなくなってきたのです。今日などは、自分が選んだ「のりデラ」(たぶんデラックスのり弁当の略)を食べきれず、いくつかのおかずを山田コーチに食べてもらいました。

 一人前のお弁当を食べ切れずにおかずを分ける・・・なんてどうなっているのでしょう!いよいよ押し寄せてくるオヤジ化の波が食欲にまで及んでいることにショックを隠せないオヤジでした。

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 なんとCSのフジテレビで有田沙織選手が怪我をした全日本対中国のテレビ放送があったそうです。しかも、有田選手が、怪我をした瞬間、そして4、5人のスタッフに運び出されたところも、ばっちり映っていたとメールを下さった人がいます。

 ゲゲゲ!それは大変だ!実は、ドクターもトレーナーも、怪我をした瞬間のメカニズムをすごく大事にしているんです。何故怪我をしたのか、どう怪我をしたのか、そしてどう予防するのか、その映像に全てのヒントが隠されているからです。決して「悪趣味」だからではありません(素)。

 今回放送されたチャンネルは、相当マニアックな局なので僕のHPで録画した人を募っても、あまり反応はなさそうなので最初からテレビ局の方にお願いすることにしました。彼女が怪我をした時も、かなり親切にして下さった方がいらっしゃるのです。

 怪我をしたら、たいていの場合、「最悪の瞬間はもう終わったんだよ。今日からは復帰に向けて一歩ずつ前に進もう!」と言うのですが、手術が必要な場合はちょっと事情が違います。手術をしてからが、本当の勝負になります。

 沙織の完全復帰への旅は、始まっています。そして二度と同じような事故が発生しないように祈るオヤジでした。

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