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2004年5月3日〜5月9日


 有田選手の本格的なリハビリが始まりました。丁度、その同じ日に、赤ロケは、シーガルズさんとの対戦を迎えました。

 シーガルズさんとのXリーグの対戦は、1勝1敗でした。実は、Xリーグで負けたのは今季が初めてでした。もちろんその時には、全日本選手も全員いたのですから赤ロケとしても現時点での最強メンバーで戦っていたわけです。そのシーガルズさんと、5人が抜けた状態で戦う・・・自ずから気合が入るわけです。

 思えば、4月の練習でも5人抜けた状態でのチーム練習には緊張感がありました。どんな大会にどんな状態で出ても、自分達の納得の行く試合をする・・・と言うNECの古くからの伝統は崩すわけには行きません。競技日程からして、お互いに順調に勝ち進んだ場合に対戦することになることは分かっていたので、相当意識していたと言っても嘘ではありません。

 結果は・・・。何だかドキドキして待っているのに中々入って来ない・・・。どうなったんだろう・・・。試合開始時間から2時間が過ぎた頃でしたか・・・一斉に色々な人からメールが入って来ました!「フルセットで勝ち!」「ウォーーーー!」勝ったぞーなんて有田選手の所に駆けつけたら、もう知ってました(笑)。有田選手には、有田選手の連絡網があるようで・・・。

 ちょっと時間が遅れて届いた選手達からの直接メールでは、全力を尽くして戦い抜いた感じが伝わってきました。全日本選手なしでの準決勝進出は、本当に良い経験になったと思います。どんなに練習していても試合でなければ・・・それも死闘でなければ分からない何かがあるんですよね。何だか嬉しいオヤジでした。


 ウルトラ残念な話ですが、JTさんには0−3で負けてしまったそうです。確かにJTさんにもかつての全日本選手がたくさんいます。大型選手もたくさんいますが、もしも自分達のプレーが十分にできたら、もう少し・・・なんて「たら、れば」は止めてここまで戦い抜いた健闘を讃えたいと思います(笑)。

 トレーナーの飯村さんからの情報でも、実質10人以下のチームでここまで連戦が続くとかなりきつかったようです。実際に、満身創痍になりながら戦っていた選手もいたようです。普段とは違うポジションで戦わざるを得なかった選手もいました。まあ、昨日の勝利で「ひょっとしたら・・・」なんて思う方が、ちょっと甘いですよね。どこのチームも本気で準備し、本気で戦っているわけですから、主力を抜いたチームにまんまとしてやられるわけにはいかないわけで・・・。

 しかし、驚いたことがあります。負けたのにも関わらず、「爽やかな戦いぶりだったよ」とメールしてくださった方がいらっしゃいます。その後の掲示板にも健闘を讃える書込みがたくさんありました。負けてなお感動をしていただける戦いができたのなら、最高ではありませんか?

 そして昔からかなり辛口な関係者から、「最後まで諦めずに明るく走り回っていた・・・」と聞いたとき、何だか若ロケ戦士達を誇りに思ったオヤジでした。たとえ負けても爽やかなチームが良いなって心から思うオヤジなのです。


 ちょっとした縁があって、初めての方にお会いする機会がありました。全然知らない人を紹介されるのって何だかワクワクするものだなあと思いながら、いただいた電話番号に電話しました。

 その方が、女性であること以外は全く分からない状態です。年配の方なのかなあ?怖い人だったらどうしよう・・・などと色々と想像しながらダイヤルしたら、とってもおっとりした感じの若い女性の声・・・。ほっとしながらお話を続けていたら、偶然にもご自宅がとても近いことが判明・・・。お医者さんでもある旦那さんも是非、お会いしたいと言ってるとのことで、急遽、近所のスタバで会うことになりました。

 実際に会ってみると、お声を聞いただけの時よりも、更におっとりとした感じの若い女性でした。小児科医である旦那さんもすっごく優しそうな人で、「すぐにお会いしましょう!」なんて話の展開になったのが不思議なほど・・・。見た目と行動力には相関関係はないものだなあと勝手に感じていました。

 更に驚いたことに、その女性は、ハープの奏者なのです。はっきり言ってオヤジのこれまでの人生の中には出て来たことのない職種の登場人物に感動してしまいました。

 実は、かねてからスピリチュアルな音楽や癒し系にハープが良く使われることが気になっていました。その辺のお話も是非聞きたいし、何よりも演奏されている姿を見てみたい・・・との衝動にかられてしまい近いうちに見せていただくことになりました。彼女のリズムとテンポに既に癒されているオヤジでしたが・・・。


 食いしん坊のオヤジですが、たまに食べ過ぎるとお腹を壊してしまいます。と、思っていました。しかし、偶然、自分には不得意なものがあることを気付くことがあります。別に嫌いではないので何でもパクパクと食べてしまうので、見逃してしまうケースがあるのですが・・・。

 さて、今日の発見は、ある程度、予測はしていました。何故なら自分自身が乳糖アレルギーであることは知っているからです。乳糖アレルギーと言うのは、簡単に言うと牛乳に含まれる糖分に過剰に反応してお腹が下ってしまうことです。人によってはもっとすごい症状が出る人もいるそうです。

 僕がNECにお世話になり始めた頃は、かなり強制的に選手達全員に牛乳を飲ませていました。でも、乳糖アレルギーの僕は、必ず下痢になるので飲まないでいたら、当時の元気な選手に怒られてしまいました。好き嫌いではないのですが、仕方なく下痢を覚悟で飲み、まんまと超特急になってしまいました。

 そんなわけですから牛乳はあまり飲まないのですが、何だか加工された豆乳などは平気な気がしていたので、今日は「常温保存可能」と書かれたミルクを飲んでしまいました。60日間も常温で保存が可能と書いてあったのできっと成分は違うのではないかと思い、でっかいボールに山盛りのシリアルを入れ、その牛乳をたっぷりかけました。

 子供の頃以来食べていなかったシリアルは、ちょっと甘くて美味しくてパクパクいただいてしまいました。その甘さが残ったミルクもすごく美味しくて一気に飲み干してしまったのです。食べ終わって5分もしないうちにおトイレにこもる事になり、久しぶりの超特急。常温保存可能乳もオヤジには天敵であったことを思い知らされたのでした(号泣)。


 懲りないオヤジは、昨日の常温保存可能乳に続き、新しいものにチャレンジしました。いつ行っても「本日のコーヒーをホットでグランデ・・・」しか知らないスターバックス(巷ではスタバと呼ばれているらしい)で、選手が良く注文する「何とかフラペチーノ」を飲んでみたのです。ちなみに人気があるのは「抹茶フラペチーノ」だそうです。

 お店によっては、若干少なめのところもあるようですが、僕の顔も覚えられている行きつけのスタバでは、「珍しいですね」と言いながら、「何とかフラペチーノ」の上には山のような生クリーム!密かに「ゲゲッ!大丈夫かなあ」とお腹の心配をしてしまいました。それでもかわいいドーム型の透明の蓋をしてもらうと若者の仲間入りをしたような良い気分になって席に着き、いつものようにPCをいじりながら飲み始めました。

 やっぱりオヤジには、いつもの「本日のホット」それもサイズはグランデ!の方が向いている・・・ことを悟るまでに5分もかかりませんでした。生クリームに反応し始めた内臓たちは、それぞれが勝手な方向に動き始め逃げ道を探しているかのようでした。やっぱり下のほうに進むしかないことに気付くまでに僅か数十秒。つけっぱなしのパソコンを席に残したまま冷たく白い別の腰掛けにしばらくお世話になることになってしまいました。この苦しみ2日連続かよ!

 行きつけのお店にも天敵がいたんだなあとしみじみ思うオヤジでした。明日は、カフェベローナかな?


 結局、黒鷲旗と同様にアテネオリンピック最終予選も観戦できそうにありません。直前で怪我をしてしまった有田沙織選手のケアに専念しているためですが、その怪我をした瞬間が報道されてしまったようです。この掲示板でも、話題になり既に周知の事実とは言え、怪我をした瞬間が放送されるとあまりに生々しい・・・。しかも、傷害内容も公表されてしまったようで(涙)。

 実は、我々には「守秘義務」と言うのがあって選手の病気や怪我の内容を話してはいけないことになっています。だから僕のサイトで話題になっても、どんな怪我をしたか、どのような治療を受けたかなど詳しい内容には触れていませんでした。もちろん今後もそのスタンスは守るつもりですし、ここに来られる方々からはご理解もいただけると信じています。

 今日から、本気の戦いが始まった全日本の選手達には、沙織が元気にリハビリに取り組み、かなりのスピードで回復していることを連絡しました。彼女らには、大会に集中して欲しいと同時に沙織の気持ちも忘れないで欲しいと思ったからです。

 今回の五輪予選は、システムほぼ確実に突破できるはずですよね。でも、そんなことは関係なく一戦一戦全力で戦って歴史に残る全日本であって欲しいと思うオヤジでした。


 いつも走っているジョギングコースがあります。時間帯によっては本格的なランナーの皆さんが走っていて感心してしまいます。でも早朝などは、おじいさんやおばあさんが歩いていたり、とってもゆったり走っているおじさんやおばさんがいます。

 自分は、自分にとって心地良いペースでジョギングを楽しむわけですが、たまに折り返し地点やカーブのところで自分と同じようなペースで走っている人が目に入ると、自分のペースが乱れてしまいます。このままだと追いつかれるからペースを上げようとか、逆に後ろを走っていたらどの程度のペースで走ればどの辺りで追いつくかとか・・・。

 歩いている人や、とてもペースが違う人(すごく速い人か、とてもゆっくりな人)の場合には、気にならないのに丁度同じようなペースの人達にいつも惑わされてしまいます。その際も、「遅くなる」ことはなく、無理してでもペースアップしてしまいます。

 何でなんだろう・・・と考えるとやっぱりライバル意識が関わっているような気がします。「やだやだ!今でも負けず嫌いが、どこかに宿っていたのか…」と思いながらも、意外に若いじゃん…なんて言ってみたりして…。

 そう考えていて気付いたことがあります。では、ぶっちぎりの速さで追い抜いていく人達からするとオヤジはどう見えているのだろう???やっぱりオヤジはオヤジに見えるんでしょうねえ!

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