2003年3月18日(火)

曇り(山口の天気)



母校の山口県立高森高校での講演の日を迎えました。9時半には来て欲しいと言われちょうど良い頃を見計らって家を出たのですが、踏み切りで引っ掛かってしまいました。

これには驚きました。だって1時間に一本くらいしか走っていない岩国と徳山を結ぶ岩徳線、しかも写真のように1両だけの電車につかまるなんて…。都会の人には分かってもらえないかも知れませんが、とっても珍しいことなんです。何だか宝くじにでも当たったような気分で学校に到着しました。

僕の講演のジンクスなのですが、直前に感動があるとかなり上手く行くんです。今日は、岩徳線を目撃していたのでかなり調子良く喋り始めました。しかし、会そのものもとっても堅いし、「一同、礼!」なんて雰囲気でスタートしたのでこちらも堅くなってしまいました。何とか気を取り直してオヤジギャグを飛ばしながら頑張ったのですが、残念ながら笑っていただくことはできませんでした。でも、ちょっとだけ泣いていただけたようでホッとしました。

高校時代に問題児だったのでちょっと敷居が高かったのですが、僕のメッセージはたくさんの後輩に聞いていただくことができました。「恩返しは若い人達に…」と言われた故オーソ・デイビス氏との約束が一つ果たせたことが、何だか嬉しいオヤジでした。

トップ 日記の目次 前の日 次の日