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オヤジの日記
2002年 10月13日〜10月19日

13 SUN.  朝、家を出てから5分か10分経った頃、娘から携帯に電話がかかってきました。「お父さん大丈夫?」って尋ねるものですから、どうしたのかと思ったら、家の目の前で交通事故があったそうです。それも、すごく高い音のブレーキ音の後に、ガシャーンという大きな激突音が聞こえたそうです。その頃、僕は、と言うと「Tears」と言う「お涙頂戴」の曲を集めたCDを聴きながら、しみじみと第三京浜をクルーズしていたのでした。(注)第三京浜は、3車線の高速道路で日曜祭日の朝のドライブは一際気持ちが良いのです。

 一日中、東北福祉大と練習試合をしました。午前の練習試合で少々調子の悪かった松崎選手が、昼休みにトレーナー室で格闘技の選手達を特集したテレビ番組「ZONE」のビデオを見ました。その中で「須藤元気」選手のコメントを見て何だか突然、開眼したようです。午後の松崎選手は、見違えるように打ちまくりました。彼女の中で何が弾けたのかは、分かりませんが「一つの言葉が一人の人間を変える事がある」ことを目撃しました。この変化が成長につながりますように!!

 夜には、全日本の選手達が帰って来ました。ご存知のような結果になって落ち込んでいるのか、何かあったからこのような結果になったのか、留守を守っていた我々に知る由もありません。でも、どんなに傷ついた選手達でも、僕達の仲間であることには間違いありません。心と身体を癒して一緒に頑張って欲しいと、うつむいた彼女達の姿を見ながら目頭が熱くなってしまいました。頑張れ、みんな。そして一緒に頑張ろう。それ以外、言うことはありませんでした。
14 MON.  今日まで勝ったり負けたりしていた東北福祉大との練習試合で全勝しました。その姿を休みであるにもかかわらず練習を見に来てくれたキャプテンの高橋みゆき選手は、どのように思って見ていたのでしょう。途中から合流した杉山祥子選手と温かい目で、歯を食いしばって頑張っている「若ロケ+大ベテラン」を見守ってくれているようでもありました。
 全日本選手達の休み明けには、一つにまとまって頑張って欲しいと心から思いました。

 今日までの3日間の連休で、中学生の選抜チームが合宿に来ました。長野県、埼玉県、静岡県の3チームですが、本当に皆、中学生とは思えないくらい上手いし、大きくてびっくりしました。そして多くの父母の皆さんが付いて来られました。ゲゲッ!僕の娘は中一でバレーを始めたのですが、やっぱりこうして実業団や高校に練習に出かける時には、僕も一緒に行くべきなのでしょうか?「親ばかに成り切れない親ばかに成ってしまいそう〜!!!」と思った瞬間でした。

 妻は、本格的にスクラップブッキングを教えるようです。コンサルタントとしての準備を着々を進めているようです。以前に比べたら、作業効率も良く、あっという間にサンプルのページを仕上げています。一緒に始めた趣味でしたが、とうとう母ちゃんはプロになってしまいました。・・・。
15 TUE.  またまた著名な先生に、膝を診て頂きました。今回は、前回に比較すると腫れはやや少なめで、約5ccの黄色い液体が出たのみでした。しかし、前回は25ccに加えて軟骨の欠片(デブリス)が浮遊していたことも考えると、やっぱりMRIを撮った方が良いとの診断でした。つまり半月板か軟骨が傷んでいる可能性があると言うことなんですよね。
 あの日立におられた某トレーナーも、半月板の手術後に昔のように走れるようになったとのことです。僕は、体重オーバーで昔のように走れないだけなのですが、どうして自分のこととなると決断できないのでしょう?「先生、僕は、消炎鎮痛剤だけで良いです・・・。」「本当は手術が怖いんです・・・。」やっぱり選手はたくましい。

 げげッ。今日は、CPVの原稿の締め切りでした。ずいぶん前にアウトラインを書き、写真を撮って安心していました。明後日は講義があるのに、今日から速攻で仕上げをしなくては・・・。日記を書いている場合ではないかも・・・。頑張ります。
16 WED.  とっても天気が良くて、ついつい会社(NEC)に入ったところで、写真を撮ってしまいました。

 この日は、ハワイかと思うくらい空が青かったのです。夕べの突然の雨が空気の汚れを洗い流したのでしょうか?この写真でその感じが出てるかな・・・。完全な無修正画像ですよ。

 練習を見ているとやっぱりひと夏で全員、何かしら変化があるものだと感じました。それぞれの選手によって違うのですが、体力的に変わった選手もいれば、技術的な変化が見られる選手もいます。本人達は、わずかずつの変化に気付かないかも知れませんが、VカップやVリーグで力を発揮して欲しいと思いました。

 今日は、ママさんバレーをパスして原稿を書いていました。実際には、ずっと書き続けているわけではないので無駄な時間をコントロールできれば、2時間くらいのママさんバレーの練習に参加しても問題ないはずなのに、「原稿を書かなきゃ!」という使命感というか自らへの強迫観念に行動が抑制されている感じです。
17 THR.  早朝勉強会には、6時15分に家を出て、第三京浜経由で環八に入り、駒沢通りで右折、そのまま日体大まで向かうルートでドライブしています。早朝だと15分で到着します。それがラッシュアウアになると30分以上かかるんです。東京って大都市なのに、道路はお粗末ですよね。

 日体大での講義は、僕に対する学生さんの期待はわからないまま3回目を迎えました。パワーポイントを用いたプレゼンテーションをしているわけですが、やや暗くすると寝てしまいますよね(僕だったら・・・)。実際は、本当に真面目に聞いてくれています。一人でも喜んでくれる人がいたら、頑張ります。

 今日は、早朝勉強会でも、講義の中でも、「アファメーション」と言う言葉を知っているか問い掛けてみました。残念ながら、クラスにいた人は誰も知りませんでした。あるHPの言葉をそのまま借りると「アファメーションは、自分に対して語りかける肯定的な宣言の言葉のことです。アファメーションは、自分に対して意識的に良い言葉を選んで言い続けることによって、自分自身の意識や心のあり方を変えて、自分の望む方向にすすんでいく方法」だそうです。
 そう言えば、88年に日本リーグで初優勝した頃、「できる、できる、絶対できる!!」と声に出して言っていたような記憶があります。知らず知らずにアファメーションしてたんだなあ。

18 FRI.  何だか気付くと早朝勉強会の報告メールがアップされないままでたくさん溜まっていました。毎週、一生懸命、ノートをとり報告してくれる日高君に申し訳がないと今日は、3日分仕上げてアップしました。もっと頑張って最新のものまでご紹介するようにしたいのですが・・・。ごめんなさい。

 今日のウエイトトレーニングには、葛和監督も参加しました。監督はベーシックな種目を声を出して本気で行っておられます。かなりの期間、続いているように思います。幾分か大胸筋も発達して来たようです。更に、ウエイトが終わった後で一人でロードワークへ・・・。昔、HPがここに移転する前に葛和さんのランニングについてコメントを書いた事があります。「何を考えながら人は走るのでしょうか。」僕は、一人で走っているときに、トイレでしゃがんでいる時より色々なことを考えるのですが、監督は一体何を考えながら走っておられるのでしょうか。

 妻は、今日もママさんバレーに。くたばっていた旦那は、手伝いには行かず、家に潜んで傷ついた心と身体を癒していたのでした。
19 SAT.
 通勤中にふと空き地に目が行きました。アッ、ススキだ。心の余裕がなかったから今まであまり気にしていなかったのですが、すすきが群生している・・・。ところが次の角を曲がったら、一面、まっ黄色!「セイタカアワダチソウ」が完全支配している。あらら、と思いながら注意してみていると、ススキが優勢な所と、セイタカアワダチソウが勝ち誇っている所が交互にやってくるのです。

 午後のランニングトレーニングでは、日本で3番目に汚いことで有名になった鶴見川(実際、そんなこと誰も知らなかったのに「タマちゃん」の出現で報道された)の土手を走りました。そこには、日本の秋の象徴ススキと北米から流れ込んできたセイタカアワダチソウの壮絶バトルが・・・。どうやら、セイタカアワダチソウは、ひとたび根付くと地下を支配して他の進入を許さないようです。人の良い大和撫子(ススキ)は、うっかりわずかなスペースを北米からの黄色い訪問者に譲ってしまい・・・やがて辺り一面を占領されてしまうって感じ・・・。頑張れニッポン、負けるなニッポン。

 そう言えば、全日本男子バレーの合宿地を訪ねて富士山の麓をドライブした時、果てしなく広がるススキの原っぱに感動したのを思い出しました。やっぱり富士山にはススキの方があってると思いませんか?で、もう一度、頑張れニッポン!

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