オヤジの日記
2002年 12月22日〜12月28日

22 SUN.  この日は、8チームによる総当り3回戦制で行われているVリーグの1順目最終日と言うことでチームとしても相当気合が入っていました。実は、昨シーズンの1レグ(1順目)で全勝を達成していた東レさんが、対戦相手だったわけです。
 その東レさんは、昨日のパイオニア戦で今季2敗目を喫しており、この日、いつもにも増して気合が入っていました。
 で、わがNECも1レグにおける全勝と開幕からの連勝記録を心の片隅において、1点1点頑張ろうと相当集中力を高めていたのです。

 が、しかし、恥ずかしいことにトレーナーのおやじは、体調を崩していました。昨日の試合が終わった頃から異変を感じていたのですが、今日になって体のだるさも来てしまい、スタッフの控え室がないものですから、廊下でうずくまっていました。本当に面目ない。トレーナー失格じゃー。と思いながら自己嫌悪のめまいと戦っていました。

 チームは、スタッフの一人が体調を崩していたって関係なく3−0で快勝。内容的には大接戦で、絶対にあなどることのできない強敵であることを確認したような試合でもありましたが、本当に良かった。次の試合までには万全の体調に戻して頑張ろうと心に誓ったオヤジでした。
23 MON. この日は、完全にダウンしてしまいました。行動をしなかっただけでなく、何も考えずに過ごしてしまいました。恐るべし風邪!皆さん、風邪を引かないように健康管理をしましょう!
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TUE.  久しぶりにウエイト・トレーニングをしました。遠征先でも補強だけは続けるようにしているのですが、やっぱりしばらくバーベルを持っていないと体力が落ちているような気がします。

 選手達は、ウエイトができていなくても、試合で体を動かしているせいか、そんなに衰えている感じはしません。試合での体の動かし方は、どう考えても本気モードなのでそんなに短期間で筋力的に極端な落ち方はしないのかも知れませんね。

 問題は、我々スタッフです。バーベルを持っても力が入らない感じで…。ちょっとショック。
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WED.  クリスマスの日なのに体調が悪くて落ち込んでいました。何とか仕事だけはちゃんとやろうと栄養ドリンクを飲んで頑張りましたが…やっぱりきついよね。

 この日は、まだまだHPを更新する元気もなくて、娘のクリプレをゲットするために立ち寄ったワットマンのパソコン売り場で自分のサイトを覗いて見ました。

 一部の人はご存知だと思いますが、この日の夕方ちょうど5時ごろに「おやじ治療家」というハンドルネームの方から、僕の治療活動が違法であるとのご指摘がありました。

 しかし、僕のNECとの契約の中で「治療」という業務は入っておらず、鍼灸あん摩指圧マッサージの資格を持った飯村トレーナーがその部分を担当しています。またNECの体育館がある横浜事業場には、病院の機能を持つ健康管理センターがあります。何か事故や怪我が発生した時には、ドクターの酒井先生に管理責任者になっていただいており、同じ工場内でレントゲンを撮って頂く事もできる体制が整っています。

 ついでに僕がトレーナーズボードでお答えしているような内容も違法ではないとの確認が取れています。相談に対して無料でアドバイスすることは、「医業」にはならないのだそうです。ちょっとほっとしました。
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THR.  重い体をひきずって早朝勉強会に行きました。何だか大学もとっても静かで、普段なら大勢いる早朝練習をしている学生さん達も冬休みで合宿にでも出かけたのか姿がありませんでした。そして、いつも会場とさせていただいている625教室も鍵がかかったままだったので研究室の片隅でひっそりと勉強会をさせていただきました。

 10年以上も続けていて、たとえ一人でも参加者がいる限り続けるなんてカッコいい事を言ってますが、さすがに参加者が4名くらいになるとちょっと寂しい感じです。内容的には、個人的なお話が聞けたりして個別ニーズには応えやすくなるような気もしますが…。

 この日は、大学の講義もなかったので、早朝勉強会が終わり次第、かっとんでNECの体育館に戻るオヤジでした。
27 FRI.  さて風邪が大流行と言うことで、僕も真犯人の一人なのですが、熱はちょっとだけ…いわゆる微熱だけだったのですが、選手の中には高熱にうなされる者も出て来てしまいました。守秘義務があるのでこれ以上は言えませんが、インフルエンザが大流行しているとの噂が入ってきました!
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SAT.
 と言うわけで、なんと鴨居駅の近くにある牧野記念病院の副院長である斉藤先生が、わがNECまで往診してインフルエンザの予防接種をして下さいました。何と助かるお話ではありませんか!本当にありがとうございます。

 オヤジもこれはチャンスとばかり打っていただこうとしたら、「既に風邪を引いている人はだめだよ!」との一言!がーん。僕にも何かしてくれ〜。と願いつつ、先生と看護婦さんの送迎役をかって出たのですが、ただただ世間話に終始して何もしてもらえずに帰って来たのです。

 オヤジはひとり、自己の健康管理ミスを反省しながら、選手の健康管理だけは失敗しないぞと誓うのでした。

  

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