魔術を用いた暗殺者
ボーデル | : | アーティの後ろについていこう。 |
魔術師 | : | 「魔術師ギルドへようこそ。どのようなご用件ですか? 1.コモンルーンの購入。2.話をする。3.ましょ・・・・・・」 |
アーティ ボーデル | : | 魔晶石を買う!(爆笑)。 |
ボーデル | : | 1点20ガメルで(笑)。 |
GM | : | ゲームの価格かよ。20点の魔晶石が400ガメルで買えるという(笑)。それで? |
アーティ | : | では、以前ここに所属していたことを話してだな。 |
GM | : | 多分言わなくても分かると思うけど。 |
魔術師 | : | 「あ、不良品が来た。」 |
アーティ | : | ぬわぁ!(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | まぁいい(一同笑う)。魔剣についてあらかた説明するぞ。 「こういう魔剣を知らんかね?」 |
魔術師 | : | 「知らんな。」 |
ボーデル | : | 知らんのか(笑)。 |
魔術師 | : | 「我等とて万全ではない。この先も次々と新しい魔剣が発見されていくのだ。そうして少しずつ知識を深めていくわけだ。今のところそのような魔剣は知られていない。」 |
クロウ | : | 「どこかから盗まれたとか・・・・・・。」 |
魔術師 | : | 「知らない。」 |
肝心な事を話さなかった為、この後も魔術師ギルドでは大した収穫はありませんでした。 | ||
サンドロ | : | うぬぬ・・・・・・魔剣には負けん。 |
GM | : | あ? なんか言ったか? |
GM | : | サンドロが騎士団の訓練場に行くと、向こうからフレアホーン王子が駆けて来るよ。 |
フレアホーン | : | 「なぁなぁ! 一体どんな魔物と戦ってきたんだ?」 |
クロウ | : | プッ! ごめん(笑)。 |
サンドロ | : | 言えない。ゴブリンとコボルトばかりだとはとても言えない。あ! ジャイアント・マンティスがいた! 「まだ任に就いてから日も浅いのですが、ジャイアント・マンティスという魔物を倒した事があります。」 |
GM | : | すると王子は辞書をバラバラと検索し、 |
フレアホーン | : | 「これだね!」 |
GM | : | と、嬉々としてマンティスのページを開きます。 |
サンドロ | : | モンスターポケット図鑑(一同笑う)。 |
フレアホーン | : | 「すっげーすっげー!!」 |
GM | : | と、なつかれてますよ。しばらくすると解放されるけど。 |
サンドロ | : | いや、相手は一国の王子だからな。精一杯対応するさ。 さて、騎士団に来たはいいが、どう聞こうかな? |
ボーデル | : | もしかしたら、訓練所内で一人異質なオーラを放つ奴が居るかもしれん(一同笑う)。 どう見ても実戦訓練を積んでいそうな奴。 |
GM | : | そうだなぁ、中には筋の良い奴が居るだろうなぁ。 |
サンドロ | : | 仕方ない。まずは騎士団長の所に行ってみよう。会ってくれるかい? |
GM | : | うん、問題なく会ってくれるだろうね。 |
サンドロ | : | えっと・・・・・・「この魔法騎士団に所属する騎士は、全員コレコレこういうナイフを持っているものなのですか?」 |
騎士団長 | : | 「うむ、配給されている物だ。」 |
サンドロ | : | 「一人一本で?」 |
騎士団長 | : | 「いや? 請求すれば支給されるぞ。オプション的にもダガー、ショートソード~と、剣の類なら一通り揃えている。」 |
サンドロ | : | う~ん・・・・・・周りに人はいる? |
GM | : | 訓練中だから居るだろうな。 |
サンドロ | : | 「少し、二人だけで話しがしたいのだが。」 |
騎士団長 | : | 「・・・・・・告白なら夜にしてくれ。」(一同大爆笑)。 |
サンドロ | : | ちがっ、ちがうっ、からっ!!(爆笑)。 |
クロウ | : | マスター! 悪ノリし過ぎ(笑)。 |
GM | : | すまんすまん。 |
騎士団長 | : | 「いいだろう。」 |
サンドロ | : | シナリオ始める前、シリアスに行くとか言っていた男か、お前は?(一同爆笑)。 では二人になった所でだな、「最近この街で起こっている人斬り事件についてなんだが・・・・・・。」 |
騎士団長 | : | (机を叩く)バーン! 「憤慨じゃよ!」 |
いちいちマジギレしかける騎士団長をなだめながら(時には抜刀されつつも)サンドロは地道に情報を引き出します。 | ||
騎士団長 | : | 「この街には以前までこの様な事は無かったのに! まったくもって嘆かわしい!」 |
ボーデル | : | (唐突に)愛情一本、チ○ビダドリンク(一同爆笑)。 |
GM | : | だからなんなんだ・・・・・・(笑)。騎士団長は本気で憤慨しているようだね。 |
サンドロ | : | 「大変申し上げにくいのですが・・・・・・昨日の夜の事なのですが、私、その者と接触致しました。」 |
GM | : | それは流石に騎士団長も驚くね。 |
騎士団長 | : | 「なに? それは本当か?」 |
サンドロ | : | 「それでですね、今から話すことに対しては、冷静に受け止めてください。」 と言っておこう(笑)。 こんなところで剣を振り回されたら嫌だ(笑)。 |
騎士団長 | : | 「任せておけぃ! わしは冷静じゃ!」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 下手をすると、一刀の下に切り捨てられそうだ(笑)。 |
サンドロ | : | では、一歩下がって急所の部分を守るぞ(一同笑う)。 「相手はこれこれこういう魔剣を使っておりまして・・・・・・」 |
騎士団長 | : | 「むぅ・・・・・・それには心当たりは無いな。」 |
サンドロ | : | 「それはまだしも、敵は逃げる最中、追おうとした私にナイフを投げてきたのです。そのナイフが・・・・・・その・・・・・・申し上げにくいのですが・・・・・・。柄にユニコーンの紋章などが・・・・・・。」 |
騎士団長 | : | 「そんな馬鹿な!」 (抜刀する仕草)ジャキーン!(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 「ひ、人斬りが出たぞっ!」(一同爆笑)。 |
GM | : | はっはっは。冗談は置いておいて(一同笑う)。 では彼は『信じられない』といった表情でボーゼンとしております。 |
騎士団長 | : | 「まさか・・・・・・そんなばかな・・・・・・この騎士団に所属する者に限って・・・・・・。」 |
サンドロ | : | 「騎士の名誉の為にも、なるべく内密に解決するのが良策かと・・・・・・。」 |
GM | : | では君の肩を『ガシィッ!』っと掴んで、 |
騎士団長 | : | 「これは内密に処理する。黙っていてくれないか?」 |
GM | : | 掴まれた肩がベキバキボキゴキ(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 「ぬあっ、のぉっ、くぁぁぁあ!」(爆笑)。 |
ボーデル | : | 凄い説得だ(笑)。 |
騎士団長 | : | 「どういったことなのだそれは? わしには納得できん。」 |
サンドロ | : | では全て話そう。昨日起こった事件を洗いざらいな。 「やはり調べるのは、この中でダガーを持っていない人間と、<リプレイス・サウンド> を使えるレベルの人間ということだな。」 |
騎士団長 | : | 「<リプレイス・サウンド> を使える者となるとそう多くはない。だが、最近平和だったためにしっかりとした管理をしていなくてな。誰がどれだけ魔法を使えるか、正確な情報は無い。」 |
サンドロ | : | 仕事を怠っていたのだな。ここでそれを洗い浚い調べれば片がつくと踏んだのだが。 |
ボーデル | : | 直接聞き込みで、夕刻になるとおかしな動きをする奴などを調べるしかないな。 |
サンドロ | : | それもチェックした方がいいね。 |
騎士団長 | : | 「よし、極力調べよう。」 |
GM | : | あと、2レベル以上の魔法を使える騎士をリストアップしてくれるそうだ。 |
サンドロ | : | 「その男、かなりのてだれのようです。注意した方が良いです。私のような未熟者と比較しても仕方ありませんが、私より相当使えます。」 |
騎士団長 | : | 「いや、無事に生還したお主もなかなかのものだ。あと、騎士団内での聞き込み調査に関しては許可しよう。」 |
サンドロ | : | 「分かりました。」 |
騎士団長 | : | 「わしの名は・・・・・・ニングスという。わしの名を出せば通じるようにしておこう。」 |
サンドロ | : | 「分かりました。それではなるべく秘密裏に行うよう、心掛けましょう。」 |
ニングス | : | 「うむ。よろしく頼む。」 |
サンドロ | : | 一応、お前達の持って行ったダガーも確認して貰いたい。 |
GM | : | じゃあ、今この場に出てきていいよ。 |
ボーデル | : | ザンザンザン!(足音?) 「これが問題のナイフですじゃ。」 |
ニングス | : | 「う~む・・・・・・確かに我が騎士団のナイフじゃ。それ以上の事は何もわからん。」 |
クロウ | : | 何かわからない? 古いとか。 |
ニングス | : | 「血の匂いがするな。」 |
ボーデル | : | その程度か。 |
サンドロ | : | では調査を開始するが・・・・・・どう調べるかな。 |
ボーデル | : | まずはソーサラーレベルだな。あと、2週間前から起きたということで、2週間前に魔剣を手に入れた者が怪しい。 |
クロウ | : | じゃあ聞きに行く? |
サンドロ | : | そうだな~。聞き込みも出来るだけ怪しまれないようにしたいしなぁ。 |
ボーデル | : | じゃあワシは向かんのぅ。 |
アーティ | : | 俺もだね(笑)。 |
クロウ | : | じゃああたしも!(笑)。 |
サンドロ | : | お前ら(笑)。 |
クロウ | : | 夕刻になってから探しに行くのも良い手だと思うけど? |
ボーデル | : | おとり調査か。正直やりたくないな(笑)。 |
クロウ | : | アーティ、お前がやれよな(笑)。 |
アーティ | : | それ、死ねって言ってるだろ(笑)。 |
ボーデル | : | まてまて、さっきのGMの言葉を思い出せ。 アーティではヴィジュアルシーンであの世に送られてしまう(一同爆笑)。 俺達が駆けつけた時には、既に血みどろのひき肉が転がっているだけだ(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | そうなる可能性は非常に高いな(笑)。 |
[ 生死判定 ] が怖いから、瀕死の重症を負った事にするという意味だったのだが。 | ||
ボーデル | : | それとも、実戦経験を積みたいギラついた野郎を探し出すか。 |
GM | : | すみません、フレアホーン王子を筆頭に沢山いそうです。 |
アーティ | : | 犯人は王子か?(笑)。 |
ボーデル | : | 腕試し、という可能性もあるかもしれんの。何せ手にしているのは魔剣だしな。 |
サンドロ | : | とりあえず、ある程度レベルの高そうな奴と話しするか。 |
パーティは、それなりにレベルの高い騎士との接触を試みます。 | ||
ボーデル | : | でも、冒険者しか狙われないという事は、騎士団の者は誰も襲われていないんだよね? |
GM | : | うん。今までに辻斬りと出逢った騎士は居ないそうです。 |
サンドロ | : | やはり犯人は騎士団の者だろうな。 |
ボーデル | : | ここは街でおとり調査がよかろう。 |
サンドロ | : | そうですね。ラヴェルナ様も自由にしていて良いと言っていたしな。できれば早めに捕まえて止めなければな。まったく、あの薄汚い猫といい不吉なものだ。 |
ボーデル | : | うむ。わしらも見回りを行おう。 |
サンドロ | : | 私は立場上、部屋に残るぞ。とりあえず夕刻の何時かに、例の『スケルトンの断末魔』亭にて集合という事で。 |
GM | : | いつの間にか店の名前がエライ事になっているは気のせいか? |
クロウ | : | 気のせいでしょう(笑)。アーティはまた部屋に居るの? |
アーティ | : | いや、俺も歩き回る。 |
サンドロ | : | クロウ、お前も部屋でじっくり仮眠を取っておけ。 |
クロウ | : | そういえば貫徹したんだった(笑)。じゃあ部屋で寝てまーす。 |
ボーデル | : | では見回りじゃ。お前も故郷を見回るのは本望じゃろう。 |
アーティ | : | それもまた一興か。 |
GM | : | では君達の後ろから、ちょっとラフなスタイルの騎士達が出てくるね。 |
騎士 | : | 「わっはっはっは~。巡回は置いておいて、とりあえず酒場にでも行くか~。」(笑)。 |
ボーデル | : | 行ってろ。非常にタイミングが良いな。怪しいからつけてみるぞ。 |
アーティ | : | 酒が飲みたいだけでしょ。 |
ボーデル | : | ばれていたか(一同爆笑)。 |
完全にサボリを決め込んでいる彼等は酒場に直行。むしろボーデルの方がエールを飲んだりとハメを外していたが、警備隊はそのまま城へと帰っていく。 | ||
ボーデル | : | 戻っちゃった? ち、外れか。 |
GM | : | そんなところで君達。特にボーデル。なんか知っているような・・・・・・ |
ボーデル | : | 殺気? 奴か!? |
GM | : | それを漂わせる者が一人、ふっと君の前を横切ると、そのまま裏路地へと入っていった。 |
ボーデル | : | 誘われてる? ちっくしょう脂汗が出るぜ。どうするべきか。 |
サンドロ | : | 隣の奴に「ちょっと見てきてくれ。」とか(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 俺にかー!?(爆笑)。 |
クロウ | : | 見失う前に早く行けよ!(笑)。 |
ボーデル | : | 真昼間だし、大っぴらには行動しないだろうから突っ込むぞ。 |
クロウ | : | きっと死なない。大丈夫。 |
GM | : | では、路地の奥の方へ入っていっているのが確認できるね。そのまま曲がっちゃった。 |
ボーデル | : | おお、曲がったか。 |
サンドロ | : | 見失ったね。ばいばいぶー(一同笑う)。 |
ボーデル | : | ふざけるな(笑)。追うぞ!! |
GM | : | 追っていくと。では、曲がり角を曲がった所で、君達の追っていた目標が旅人風の男の胸を魔剣で刺し貫いている現場に出くわします。そしてフードで暗くなっているが、通り魔は君達の方を見ているようだよ。 |
ボーデル | : | ・・・・・・これはヤバイぞ。 |
クロウ | : | 死ぬなよ~(笑)。 |
ボーデル | : | しかし見過ごせん。武器を抜いて突っ込もう。戦闘? |
ボーデル | : | <ライトニング> を使えるとは。流石にレベルが高いな。 |
GM | : | ではどうするか? |
アーティ | : | むぅ・・・・・・どうしていいやら。 |
ボーデル | : | 全て放置して寝たいぐらいだ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 夕刻にはまだならないかい? |
GM | : | 時間を経過させていいなら夕刻になるけど? |
サンドロ | : | ではクロウを叩き起こして『スケルトンの断末魔』亭に行こう。 |
クロウ | : | ああ・・・・・・眠い(笑)。 |
GM | : | その間に気付いた事だが、見回りは2時間ぐらいで交代している。 |
サンドロ | : | うむ、では行こう。ほらクロウ起きろ! |
クロウ | : | むー。 |
GM | : | 君ら二人は回復してないからな。 |
ボーデル | : | 仕方あるまい。 |
GM | : | じゃあ『断末魔』亭に着いたよー。 |
サンドロ | : | どうしたアーティ? 頭から血が出てるじゃないか(一同爆笑)。 |
GM | : | むしろ焼け焦げてんじゃないかな(笑)。 |
サンドロ | : | そうか。どうしたイメチェンか? アフロなんかにして(一同笑う)。 |
クロウ | : | 何があったのかしら? |
ボーデル | : | ふっ、また奴に遭っちまったぜ。 |
サンドロ | : | 奴は昼間にも出るのか。 |
ボーデル | : | 最初から囮をやっていれば良かった。 |
アーティ | : | しかも <ライトニング> まで使う。 |
サンドロ | : | 3レベルか? どんどん目測レベルが上がっていくな。 仕方ない、今は見回りだ。 |
ボーデル | : | 「火の用心。」 パンパンとかやりながら。 |
クロウ | : | 似合いすぎ(笑)。 |
アーティ | : | 雷用心だろ(一同笑う)。 |
GM | : | (もうバレてるみたいだしいいか)そんな君達を見ているのか、猫の鳴き声が聞こえてくるね。 |
クロウ | : | 猫を捕まえよう(笑)。 |
ボーデル | : | 捕まえて三味線にしてやるわ(一同笑う)。 |
GM | : | (どういうネタだ?) |
サンドロ | : | (アーティに視線を送り)こんな夜に不自然な猫が居るなんて、不吉なものだ。 |
アーティ | : | ・・・・・・。 |
サンドロ | : | (アーティを凝視しながら)そういえばあの夜もこんな猫が居た様な気がする! 不吉なものだ! |
アーティ | : | ・・・・・・そう? |
サンドロ | : | ぶち殺すぞこの野郎!(一同爆笑)。 お前本当にソーサラーか? |
GM | : | 君もいずれソーサラー3レベルになるのだろう?(笑)。 |
アーティ | : | ・・・・・・あ、ああっ! そういうことか(爆笑)。 |
サンドロ | : | お前これ以上ソーサラーレベル伸ばすな! この先ファイターやれ!!(一同爆笑)。 |
アーティ | : | やれと言われればやりますがっ!!(笑)。 |
サンドロ | : | ・・・・・・そういえばあの夜もこんな黒猫がいたっけな? |
アーティ | : | それに対して、「ああ、それはファミリアかもしれない。」 と返せば良いんだな? |
クロウ | : | 猫を捕まえよう。 |
GM | : | いや、何処にいるか分からないな。闇夜の黒猫だし隠れてるし。 |
ボーデル | : | 隠れているのでは仕方あるまい。 |
サンドロ | : | カモフラージュ的な話しでも聞かせてみるか。「今日の冒険も成功だったし、これから酒場にでも行くか~。」 |
クロウ | : | 「そうしようか~。」 |
GM | : | 酒場から出てきた人間が何を言っている(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 「に、二次会でも行くか~。」(笑)。 |
アーティ | : | 「はしごはしご~。」 |
GM | : | いいけど。君達が歩き出すなら、猫の鳴き声は遠ざかって行くね。 |