呪われし船に終着を
GM | : | じゃあ上に行くと、船長っぽい服を着た、それでいて司祭風・・・・・・って俺、どんな設定書いてるだろう(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 船長っぽくて司祭風? わかんねーなー(笑)。 |
GM | : | サンドロの方を見ながらワイングラスをカチャカチャやってるね。 |
ボーデル | : | 骨なのに? |
GM | : | いや、人間。 |
アーティ | : | 生きてるかな? |
ボーデル | : | 生きてる訳ねぇよ。 |
アーティ | : | 片手がフックになってたり(笑)。 |
サンドロ | : | とりあえず皆、上がってくれ。 |
ボーデル | : | 「ワシ等ゲストじゃ、もてなせー。」 とか言ってやろうかな。 |
GM | : | 骨がもてなしてあげよう。 |
クロウ | : | 早く飛び降りて逃げてー!(笑)。 |
サンドロ | : | 待て、待て、待て。それ以前に1つ。 「この幽霊船は私達の船を襲って、乗組員達を殺したんだぞ。」 |
司祭 | : | 「襲わせたからね。」 |
サンドロ | : | 「その元凶のこいつが生きていてっ(噛む)、生きていていい訳が無いんだっ!」 |
クロウ | : | ぷぷっ。 |
GM | : | 台詞、噛まなければ格好良かったな(一同笑う)。 プリーストは知力で振っていいぞ。『プリーストLV+知力B』。 |
アーティ | : | あ、何となくわかった(笑)。 |
ボーデル | : | (コロコロ)知力ボーナスが2でプリーストが・・・・・・『13』。 |
GM | : | 彼の紋章から “ミルリーフ” の司祭だと思った。 |
サンドロ | : | なるほど。 |
ボーデル | : | ビシィ! 「この邪教徒が!!」 幽霊船の船長である事より、ミルリーフの司祭である事の方が問題である。 |
司祭 | : | 「パァパから受け継いだこのナァイスなゴースト・シップを、お前達みたいなクソガキに奪われてたまるか!」 |
ボーデル | : | 「なーにを言う! 人を襲わせておきながら──。」 |
サンドロ | : | (ボーデルを遮って)「黙れ、貴様に発言を許可した覚えは無いんだ。」 |
アーティ | : | 会話についていけないよ~(一同笑う)。 |
GM | : | なんでやねん。で? |
サンドロ | : | もう問答無用だよ。 |
ボーデル | : | 「とりあえず、この幽霊船は沈ませてもらうぞ。」 |
司祭 | : | 「そーんな事はさせるかぁ! 出でよ! パパァ!!」(一同大爆笑)。 |
アーティ | : | パパ!?(爆笑)。 |
パパ | : | 「ハイハイサー!」 |
GM | : | と叫びながらな、1体の 『変なの』がビヨ~ンと飛び出てくる。 |
アーティ | : | GM、お前の頭の方が変だ(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | どっから飛び出てきたんだ? |
GM | : | ・・・・・・どっからだろ?(一同爆笑)。 |
アーティ | : | たぶん、床を突き破って(笑)。 |
GM | : | そうだね(笑)。 って、床突き破ったってことは、下の船室のどれかにいたんじゃねーかよ(一同爆笑)。 |
クロウ | : | そうだよ(笑)。 |
パパ | : | 「お前らぁ、帰ぇれ。」(笑)。 |
アーティ | : | じゃ帰る(笑)。 |
GM | : | 変なのがいるので [ 怪物判定 ] でチェックして下さい。 |
サンドロ | : | ウオォーーーー!(コロコロ)『10』。 |
アーティ | : | (コロコロ)『12』。 |
クロウ | : | (コロコロ)9だから『13』。 |
ボーデル | : | (コロコロ)お、『4』だ。 |
GM | : | 最高いくつ? 13?・・・・・・『14』いった人は? |
アーティ | : | いない。 |
GM | : | じゃあ何もわかんない(笑)。とりあえずね、外見的特徴。肌が真っ白くて・・・・・・。 |
クロウ | : | イェティとか(笑)。 |
サンドロ | : | ワイトだと思うけどね。 |
アーティ | : | ・・・・・・パパがワイト?(笑)。 |
GM | : | (ルールブックを開いて)・・・特徴ねぇなこいつ。肌が異常に青白くて、眼球が白濁している。 で、口が物凄い勢いで 『パクパクパクパク』 と。 |
アーティ | : | 何なんだ? |
GM | : | 適当に言ってみただけ(笑)。 |
アーティ | : | そういうの混乱するから(笑)。 |
サンドロ | : | ま、いいや。とりあえず戦闘ラウンドだな。 |
GM | : | 後ね、グールが1体。 |
サンドロ | : | OK。「ゲスめ。貴様の声は耳障りだ。」 |
司祭 | : | 「馬鹿者。パパァの餌になってしまうがよい。」 |
GM | : | 「馬鹿なー!!」 と叫んで男は倒れます。 |
サンドロ | : | 最後に言いたい事がある。 「この位の腕がないと、この旅はこなせないからな・・・・・・」 |
GM | : | なんで最後だけシリアスでまとめるんだよ。途中であんな馬鹿やってるのに(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | 辺りを探して、この幽霊船の核になりそうなものを探そう。 |
GM | : | 宝箱があるぞ。 |
クロウ | : | 鍵掛かってるかどうかかな。(コロコロ)8だから『14』。 |
サンドロ | : | 鍵が掛かってるかどうかは調べちゃいけない、今度から。そんなのはガチャってやればわかるから。 |
GM | : | 鍵は掛かってないよ。 |
クロウ | : | [ 罠発見 ] は(コロコロ)あ、駄目だね。8、『14』。 |
GM | : | いや、高いって。罠がある。 |
クロウ | : | じゃ [ 罠解除 ] (コロコロ)11だから『17』! |
一同 | : | おお~(関心)。 |
GM | : | ピーン。 |
クロウ | : | 外れたよ。 |
GM | : | モワッ。あまりの見事さに感動して毒ガスが漏れちゃった(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | カチャッと開けてみるぞ。 |
GM | : | 開けるとね、中に1本の杖が入ってるぞ。 |
アーティ | : | (身を乗り出して)何だ何だ? |
クロウ | : | セージ技能! 高い人から鑑定してよ。 |
アーティ | : | (コロコロ)7なんだな。『11』って奴かな。 |
GM | : | わかんない。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『13』! |
GM | : | あ、分かった。これは【名も無き杖】。クォーター・スタッフ(14)の+1です。 |
アーティ | : | 持ってっちゃうよー(笑)。 |
クロウ | : | どうゆう効果? |
GM | : | 攻撃ダメージに+1、当然発動体にもなります。で、魔法のダメージのみに+1の修正がある。付与者は “乱暴者のゴルチ” という人です。 |
アーティ | : | ゴルッチィ~!!(絶叫) 貰っちゃっていい? |
GM | : | そりゃ好きに。あと魔晶石が1個。あ、サイコロ振って。魔晶石がわかるかどうかが問題なんだ。 |
クロウ | : | (コロコロ)8だから『12』。 |
GM | : | 最大12か・・・・・・あ、わかんね。宝石が1個出てきた(笑)。 |
アーティ | : | 高そうな宝石だ! 持ってこう!!(笑)。 |
サンドロ | : | じゃあこの宝石はラヴェルナ様に鑑定してもらおう。こっち側から扉開くかな? |
GM | : | 開くね。あ、すまん。更に鍵が3本見つかるぞ。 |
アーティ | : | あ、落とし戸の所ね。牢屋みたいな感じの。 |
GM | : | それぞれ酸化してて非常に脆くなってます。・・・・・・あ゛あ゛ーーー!(突然悲鳴)。『冒険者LV+知力B』で振ってくれ。 |
サンドロ | : | (コロコロ)6ゾロ。 |
GM | : | 良かった。この事実は判定に成功しないとわかんない事だったんだ。脆くなっていて、1回さして回すと折れちゃいそうだな。 |
サンドロ | : | じゃあもしかして鍵の判別に失敗したら終わりか? つまり鍵が3つあって、それぞれにピンポイントで当てないといけないんだな。 |
アーティ | : | ああ、入れた時に折れちゃえば、もう次を入れられないからか。 |
サンドロ | : | ひっかかっちゃうよーんって感じ。 |
GM | : | まぁ1つは <アンロック> されちゃったけどね(ボソッ)。 |
アーティ | : | にやり(笑)。 |
クロウ | : | おめでとう。 |
GM | : | 仮にA、B、Cでね。Aが先端、Bが真ん中、Cが手前に出っ張りが付いてる。 |
ボーデル | : | よし、向こうに行って鍵穴の方を判定するんじゃ。 |
サンドロ | : | とりあえず船長室の扉を開けとくよ。 |
サンドロ | : | じゃー判定だシーフさん。がんばれクロウ。 |
クロウ | : | うん、がんばるよ(コロコロ)7、達成値『13』。 |
GM | : | これは手前に付いてる。 |
サンドロ | : | ピンポイントで開けてみようか。 |
GM | : | ピーン、ボヒ。 |
サンドロ | : | 中を見てみるよ。 |
GM | : | 中ではね、さっきまでエッホラエッホラ動いてた、青白いオーラを放つ骨共がね、全部キレイサッパリ倒れてる。 |
アーティ | : | 崩れ去ったか。 |
GM | : | 崩れてないけど、普通になんか風化して年代がたったような死体になってる。 |
アーティ | : | オーラが消えたんだな。 |
サンドロ | : | じゃあロープ垂らして降りてみようか。 |
アーティ | : | 何かないかな? |
GM | : | 漁ると、貴金属などで500ガメル相当の利益になるが、持っていくのか? |
アーティ | : | 持ってくでしょう。 |
ボーデル | : | いらん。 |
アーティ | : | いらんのか? |
クロウ | : | 好きにしていいよ。私は構わない。 |
ボーデル | : | (頑として)わしゃいらん。 |
サンドロ | : | 騎士としては、死者を冒涜したくはない。 |
アーティ | : | うわ、なんか・・・・・・持ち出したら怒鳴られそう(笑)。 |
サンドロ | : | 盗る気なのか? |
アーティ | : | うん。 |
サンドロ | : | その気なのか。「うおっ! 目に煤がっ!!」(一同爆笑)。 |
GM | : | サンドロ、フォロー中に悪いが、この状況で発生した煤って、絶対に蛆を燃やした時の煤だぞ(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | いや、あの・・・・・・「ホコリが! ホコリが!! あぁん。」 |
アーティ | : | 今のうちじゃ!(爆笑)。 |
GM | : | では500ガメルゲット。 |
サンドロ | : | 「ふぅ。あー、目が痛かった。」 |
アーティ | : | 「大丈夫かい?」(一同爆笑)。 |
GM | : | 大丈夫かいって差し出した手には、大量に宝石がジャラジャラと(笑)。 |
クロウ | : | 気にするな(笑)。 |
サンドロ | : | 「半耳の手など借りるか。」 パシッと払う(一同笑う)。 |
アーティ | : | おやおや。 |
GM | : | 耳が半分しかないみたい(笑)。 |
クロウ | : | ねーねー、上のファントムさんって何だったんだろうね。 |
ボーデル | : | そいつに鍵あげてもいいだろう。行って何か聞いて見よう。 |
GM | : | ファントムはまだウロウロしてるよ。 |
アーティ | : | 宝って何だったんだろ? |
GM | : | さぁ? 今もまだそれらしき事を言ってるけど。 |
アーティ | : | この 【名もなき杖】 とか? |
ボーデル | : | じゃあお前のスタッフは隠しておこう。【不死の秘薬】 を持ってる奴に持たせておいて。 |
アーティ | : | その 【不死の秘薬】 が宝っぽいね。 |
サンドロ | : | いいよ。ハッキリ言って 【不死の秘薬】 なんか、私にとっては無用の長物だ。 |
ボーデル | : | それはいいんだけど(一同笑う)、2人を放り出して、ウチらだけで話を聞いてみよう。 |
サンドロ | : | そーだね。じゃあクロウは 【不死の秘薬】 と 【名もなき杖】 を持って外にいてくだせぇ。 |
クロウ | : | 外に出よう。じゃ鍵は渡しとくね。 |
サンドロ | : | 「もしもし、そこのファントムさん。」 |
ファントム | : | (生気の無い単調な声で)「あー何だお前等は、死体じゃないのかー?」 |
ボーデル | : | 「死体じゃあ~ない。」 |
サンドロ | : | 「死体ではありません。えー、宝と言っているようですが、どのような宝でしょうか?」 |
ファントム | : | (生気の無い声で)「俺の大切な物だー。」 |
ボーデル | : | (同じく、生気の無い声で)「どういう宝じゃー。」 |
GM | : | (生気の無い声で、ボーデルを指差して)「死体がいるぞー。」(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | こいつは無視(笑)。私は騎士として礼節をもって対応するぞ。 |
GM | : | じゃあ彼は消え入りそうな声で・・・・・・スマンが俺、のど痛くてこれ以上(変な)声を出せそうにないから、かいつまんで説明します。 まぁこの船は元来奴隷船だったそうです。で、変な司祭が乗り込んで来て乗組員を片っ端からアンデッドに変えていったと。 このファントムは権力があったのでアンデットにされずに済んだらしいんだけど、代わりに宝物を没収されて宝箱に放り込まれて、鍵を閉めらてしまったそうな。以降、目の前に宝があるけど持ち出せねー、っていう中途半端に遠回しな拷問にあってた訳です。 いずれ年が流れ、こいつ自身が死んじゃったそうなんですけど、無念で無念で自らアンデッド化して飛び回っているそうです。 |
ボーデル | : | じゃあ鍵を渡してあげよう。 「それがお前の宝箱の鍵だ。」って言って。 |
アーティ | : | ・・・・・・触れないんじゃないの? |
GM | : | 触れないだろうね。 |
ファントム | : | (生気の無い声で)「おぉ・・・・・・憑依させてくれるのか?」 |
サンドロ | : | 「違う!(笑)。宝箱がどれかを教えてくれれば開けますが。」 |
GM | : | 普通に机の上に置いてある。 |
ボーデル | : | よし、鑑定しよう。 |
サンドロ | : | 「おい、クロウ。入って来い。」 |
クロウ | : | あたしかよ! |
ファントム | : | (生気の無い声で)「新顔が来た。」 |
クロウ | : | 「気にしないでください。」 |
ファントム | : | (生気の無い声で)「憑依じゃ。」(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 気にすんな、行け、ゴー、ダァー! |
クロウ | : | 嫌だなぁ(コロコロ)『11』。 |
GM | : | わかんない(一同悲鳴)。 |
クロウ | : | しょうがないなぁ。<アンロック> した奴を調べてやれば(消去法で)分かるかな。 |
アーティ | : | あー、そうそう、それ! ナイスだ。 |
GM | : | いいよ、調べてくれ。 |
クロウ | : | (コロコロ)6、『12』。 |
GM | : | 奥についているようだ。 |
ボーデル | : | それじゃない鍵を使えばいいんだな。 |
サンドロ | : | じゃあ開けます。カチャ。 |
GM | : | 宝箱がパカッと開きました。彼は両手を胸の前で握り、天から光が射してきたかのように涙をボロボロ流し、そのまま昇天していきます。 |
クロウ | : | 逝っちゃった。 |
GM | : | BGMでハレルヤが流れています。 |
クロウ | : | ハーレルヤ♪ むしろ歓喜の歌だろ。 |
GM | : | ぷりちーな天使に囲まれて、パトラッシュと一緒に彼は成仏して逝きました(一同笑う)。 |
サンドロ | : | そんなものよりか、箱の中身が気になるが。 |
アーティ | : | もう部屋に入って大丈夫だね。 |
GM | : | 中には彼の家族と思われる方々の写真・・・・・・は無いか。 【愛の思い出】 がある(一同爆笑)。 |
アーティ | : | ぐあぁ。いや、これはきっと金にはならないけど、経験値にはなるぞ(笑)。 |
サンドロ | : | これは船と共に沈めるのが一番だろう。 |
ボーデル | : | わざわざ幽霊船に沈めるのは可哀想だから、持ってった方がいい。 |
GM | : | じゃあ言っていい? 部屋には当然窓が付いてるんだけど、見るとそこまで水が上がってる。 |
ボーデル | : | うぉー? |
クロウ | : | わー!!(爆笑)。 |
アーティ | : | 総員退避! |
サンドロ | : | 写真一枚でも持ってどっかに埋めてやるから。ポケットに肖像画の一枚でも突っ込んで、皆上れー! |
GM | : | じゃあ外に出ると、船はもう半分沈んでます。きみらの船の船縁からラヴェルナが顔を出し、縄梯子をバッと投げてくれます。 |
クロウ | : | やったー! |
ラヴェルナ | : | 「早く上るのよ! 3人目からは判定が必要だわ!!」(一同大爆笑)。 |
クロウ | : | 「あたしが3人目ね!」 とか言って(笑)。 |
GM | : | いや、お前4人目だろ(笑)。 |
アーティ | : | じゃ俺が3人目か(笑)。 |
サンドロ | : | インディ・ジョーンズのテーマが流れてきそうだな(笑)。 |
クロウ | : | 1人目はボーデル、お前だ! |
GM | : | こいつが上ると、縄梯子がブチって切れて終わりだ(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 「アレッ?」 とか言って(笑)。 |
GM | : | 大丈夫、ラヴェルナが <フォーリング・コントロール> だけは掛けてあげるから(笑)。 |
アーティ | : | 落ちるだけ~(笑)。 |
GM | : | まぁ冗談だから。さっさと登るがよい。 |
サンドロ | : | 全員登ったぞー! |
GM | : | 君達が登りきると、目の前で幽霊船はその禍々しい妖気を失い、静かに海に沈んでいきます。本来なら隣で船が沈んだりしたら巻き込まれると思うんだけど、まぁ魔法の船だからね。 |
アーティ | : | えぇ? あ、幽霊船の方がね。 |
GM | : | 所詮、6レベルの <クリエイト・ゴーストシップ> で作られた船だし。 |
サンドロ | : | どっかの神殿に行ったら、この遺物を丁寧に埋葬して貰おう。 |
クロウ | : | だったらボーデルに渡したら? |
ボーデル | : | わしにできるのは打ち直すことだけじゃ(一同爆笑)。 |
GM | : | 1月後にパッと肖像画見たら写真が変わってるのね。 あれ~こ~んな顔だったかな~? な~んでドワーフっぽくなっちゃってんだろう(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 髭が生えてるよー(笑)。 |
サンドロ | : | 夜中にボーデルが何かしてると思ったら、「違う、こうじゃない!」 って書き直してやがるんだよ(笑)。 |
ボーデル | : | 器用度ボーナスが高いから、芸術にでも目覚めるか(笑)。 |
サンドロ | : | 駄目だ、あんたブラキだ。そういうのはヴェーナーの司祭になってから言え。 |
GM | : | まぁとりあえず、幽霊船は沈みました。それと同時に朝日が昇ってきます。パァーッと。 |
ボーデル | : | でも船員がいねぇぜ(笑)。 |
GM | : | いや、いる。運の良い事に船室で休んでいた船員が何人か残っています。まぁとても船が操作できる人数じゃないです。 |
クロウ | : | あたし達が手伝うよ。 |
GM | : | いや無理。セイラー技能が1レベルでもないと無理だな。 |
クロウ | : | じゃあ死に物狂いで動いていただくしか。 |
GM | : | というのをドタバタやってるとですね、しばらくすると前方にガレー船を発見します。 |
アーティ | : | 何処の国だからわかる? |
GM | : | そりゃーバード技能で(笑)。 |
アーティ | : | うぬぬ、なんてこった。 |
サンドロ | : | わーい、海賊といえばあの国だよ~(笑)。 |
GM | : | この辺の海はね、“バイカル”発の海賊船が多いんだな。 |
サンドロ | : | お、俺の言った事が当たりじゃねーか(笑)。 |
GM | : | 船はじわじわ寄ってきます。 |
サンドロ | : | 何隻いる? |
GM | : | 1隻だよ。 |
サンドロ | : | 1隻か。「まっ、奴等を皆殺しにして、その乗組員どもを奪うか。」 |
アーティ | : | おいおいおい。 |
ボーデル | : | 無茶な奴だ。 |
GM | : | 近づいてくるとだね、 |
船員 | : | 「親分!! どこぞの船を発見しました!!」 |
親分 | : | 「よーし、でかした!!」 |
船員 | : | 「親分!! どうやら “ラムリアース” の船のようでやんす!!」 |
親分 | : | 「よーし、大漁だ!!」 |
GM | : | という声が聞こえてくる。 |
サンドロ | : | 「ラヴェルナ様が <ファイアボール> の1発でも撃ちこめばおとなしくなるでしょう。」 |
ラヴェルナ | : | 「サンドロ、今から “バイカル” に向かうというのに、その国の船に対しそれは出来ません。」 |
サンドロ | : | あっ、そうか、次は “バイカル” に行くんだった。彼等と話しをつけるんだ。 |
GM | : | そうすると、いずれ船は隣接します。甲板に1人の男が出てきます。 |
ボーデル | : | おとなしく話を聞くべし。 |
GM | : | 彼はビシッとポーズをつけると、高らかに名乗りを上げる。 |
ガラーナ | : | 「心して聞け! 我々は “バイカル” 国立略奪船 “自由への高飛び号” を駆る、勇猛さで有名なガラーナ海賊団である!!」 |
サンドロ | : | ようは私略船ね。 |
GM | : | 一応国営だけどな。 |
ガラーナ | : | 「死にたくなければ、身包み全部出してそこへ寝そべれ!」 と言ってくる。 |
サンドロ | : | うーん、こっちは事情を話すべきなのかな? 「我々はだな──“オーファン” の王はリーちゃんか──リジャール王の命により全国をまわり、その地図を作成するという任務についているんだがな。」 |
ガラーナ | : | 「知らんなぁ。」 |
サンドロ | : | 次の目的地は “バイカル” なんだが、どうしよう。 |
GM | : | 相手のあまりの態度の悪さに、ラヴェルナは君達に |
ラヴェルナ | : | 「どうやら話の通じない海賊のようです。悪さが過ぎるので懲らしめましょう。」 と言ってきます。 |
ボーデル | : | いいのか? |
ラヴェルナ | : | 「そのかわり、殺してはいけません。」 |
サンドロ | : | 相手は海賊だから、力の差のひとつでも見せつければなんとかおとなしくなるだろうな。 |
ボーデル | : | その程度の海賊ならいいけど。 |
GM | : | で、あっさり完勝します。 |
アーティ | : | なんだよ(笑)。 |
GM | : | ラヴェルナが <パラライズ> を掛けた結果、ガラーナは甲板に落っこって気絶しました(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | ヒデェ戦いだ(笑)。 |
GM | : | こんな面倒な戦闘、今更したくないでしょ? |
サンドロ | : | うん。これはこれで死んでそうだけどね。首の骨折れて。ヒュー、ゴキって(笑)。 |
ガラーナ | : | ガラーナは落ちたままの体勢で、「すんません、貴方様がかの有名な魔女様とは露知らず、ちょーしコキました。勘弁して下さい。」 とピクピクしています。 |
ボーデル | : | 体が動かないから謝ってんじゃないの?(笑)。 |
GM | : | そうだよ(笑)。 |
ラヴェルナ | : | 「“バイカル” といえば、我々の次の目的地です。私達を無事に “バイカル” まで送り届けなさい。そうすれば見逃してあげましょう。」 |
GM | : | と言う事ですね、彼は <パラライズ> 解いてもらって、 |
ガラーナ | : | 「ヘヘッ、魔女様のお望みの通りに。」 |
アーティ | : | 犬だ(爆笑)。 |
GM | : | というわけで、君達はガラーナ海賊団の誘導で一路 “バイカル” に向かう訳でございます。 |
サンドロ | : | まぁ私としては 「うむうむ、よきにはからえ。」 とか言いながら、口から何か垂らしてんだろ。 |
アーティ | : | 何を。 |
ボーデル | : | そういえば、結局、【不死の秘薬】 はラヴェルナさんに見てもらってどんなだったの? |
ラヴェルナ | : | (コロコロ)。「この 【不死の秘薬】 には欠陥があります。18ラウンドしかもたないうえ、効果が切れるとバーサークしてしまい、その後の1ラウンドごとに精神点が減っていき、0になると気絶してしまいます。値打ちは300ガメルといったところでしょうか。」 |
サンドロ | : | どうせ300ガメルなら持ってろよ。 |
クロウ | : | あと宝石見せて。 |
GM | : | 宝石? |
クロウ | : | 魔晶石らしいんだけど、わかってないから。 |
ラヴェルナ | : | 「これは精神点5点の魔晶石ですね。貴方がたの物として構いませんよ。」 |
ボーデル | : | 今回、魔術師が異様にパワーアップ。 |
アーティ | : | まったくだ。 |
ラヴェルナ | : | ボソッと 「私は20点の魔晶石を12個持ってますし。」 |
ボーデル | : | ええー?(笑)。 |
サンドロ | : | さて、事件も解決した事だし・・・・・・。 |
ボーデル | : | さぁ、一路 “バイカル” へ。 |
クロウ | : | 胃液吐きながら? |
ガラーナ | : | 「あねさーん、俺に任せてくだせー。」 |
サンドロ | : | お前は帰って寝とけ。 |
GM | : | シナリオ終了で500点の幽霊船攻略500点、ファントム解放200点でございます。こまっけーのが──計算中──72点です。合計1272点。 ではお疲れ様でした。 |