力技で押し切ろう!

アルマの街 : ギオルド宅
GMでは、カデラの案内であっさりと到着だ。ギオルド宅からは明かりが漏れているが、カーテンが邪魔で中を覗く事はできない。
アーティこれは、いるな。
ボーデルよし、近づいて扉を調べろ。
クロウそれで? 踏み込むの?
ボーデルむむ?
クロウ開けるのは表口でいいの?
ボーデルむむむ?
サンドロまて、綿密に計画を練ろう(笑)。

 踏み込みの手順を(いささか遅い気もするが)練り始める冒険者達。この間GMは凄く暇。
 やがて、度重なる悶着の後、行動方針が決定した。

サンドロよーし、正面突破だ!!(笑)。
クロウ[ 忍び足 ] はしないの?
サンドロ無理だ。俺らはシーフ技能なんて持っていない(笑)。
アーティ走りこんでぶっ壊す?
クロウ鍵がかかってたらどうするのさ(笑)。
サンドロモールで扉ごと叩き壊しちまえ(爆笑)。
クロウ・・・・・・いいや。もういいや。ドワーフが突撃すれば全て済むでしょ。
GM・・・・・・で? 結局全員揃って突撃するわけ?
サンドロああ。こいつがモールでぶっ叩けば扉ぐらいぶっ飛ぶだろ(笑)。
ボーデル無茶苦茶言われてるな(笑)。
GM突撃するってんならカデラも付き合うが・・・・・・突撃するのな?
サンドロ忍び込むのは無理だからな。
アーティ強引ではあるけど。ここは一気にカタをつけた方が良いからな。
ボーデルもう決まった事だ。そ~れ突撃~(笑)。
GM(・・・・・・どうにもならん。これはブラキ神の試練だ)
ではボーデルがモールでブッ叩いた瞬間、扉が本当に大爆発を起こす!(爆笑)。
ボーデル「うははは~い!!」(一同大爆笑)。
クロウ馬鹿~!!(爆笑)。
アーティボーデル、凄い破壊力だな(笑)。
GM各自、『レーティング(10)+5』でダメージを出してくれ。クリティカルは『11』で、鎧では減点不可。
サンドロ(コロコロ)あっぶねぇ10だ(笑)。『7』ダメージ。
アーティ(コロコロ)馬鹿じゃねぇの(笑)。俺は『5』ダメージ。
ボーデル(コロコロ)ワシは『5』ダメージじゃ。
クロウ(コロコロ)『4』ダメージ。痛いよ(笑)。
GMでは、中からいい年したおっさんが高笑いしながら出てくる。
ギオルド「がっはっはっはっは! かかったなぁ!! ここまで馬鹿正直にかかってくれると、こちらも嬉しくて堪らんわい(笑)。」
サンドロ「カデラさん、奴がギオルドですか?」
GMカデラはギリッと歯軋りする。
カデラ「ああ・・・・・・アイツだ!」
ギオルド「見よ! あやつらは既に虫の息だ! やってしまえ!!」
GMと、奥からゴロツキが2人現われる。装備はブロードソード、スモール・シールド、ハード・レザーだ。

戦闘2 魔術師は攻撃魔法がお好き

サンドロふんじばるぞ。魔法の発動体も没収だ。
GMショートソードが発動体だね。
アーティ頂きぃ!(笑)。
サンドロでは、縄でグルグル巻きにしてから [ 応急手当 ] しよう。
GMではギオルド意識を取り戻しますが・・・・・・向こうでゲホゴホ言ってるカデラはどうするんだ?
ボーデル忘れておった(一同笑う)。<キュアー・ウーンズ>(コロコロコロコロ)『8』点回復。
GMでは、まだゴホゴホ言いながらもカデラが 「おかしい。」 と。
アーティ「何がだ?」
カデラ「ギオルドが魔法を操るなんて・・・・・・聞いた事もないぞ。」
ボーデル何ぃぃ? じゃあこいつはカゲムシャ?(笑)。
クロウ他の部屋も調べよう!
サンドロそうだな。家中捜索だ。
GM家を調べるなら・・・・・・特に何もないな。
サンドロどうなってるんだ・・・・・・ギオルドを尋問してみようか。
ボーデルそうだな、聞いてみよう。
サンドロ「何で魔法が使えるんだい?」
ギオルド「・・・・・・・・・・・・ヒヒッ!」
GMと笑うだけで、答える気配はないね。
サンドロよ~し拷問に切り替えだ。まずはそのモールで(一同爆笑)。
GMいきなりメインディッシュじゃないか(笑)。即死だよ。
サンドロいやいや、≪手加減≫ するんですよ(笑)。そしてその都度 [ 応急手当 ](一同笑う)。
アーティなぁなぁ。<センス・マジック> 試してみていい?
サンドロ・・・・・・そうだね。
アーティ(コロコロ)4だから発動した。
GMギオルドの全身は燦々と輝いているね。
ボーデル全身? デーモン?
サンドロ「貴様、何者だ!」
ギオルド「ケケッ! ケケケケケケケケ。」
サンドロ「ケーケケケーッ!!」(一同笑う)。
GM伝染してるんだけど(笑)。
ボーデルどうしよう。ワシも言っておいた方がいいかな(笑)。
GMやめとけ(笑)。
アーティGM、セージ判定とかで何か分からない?
GMいや、『ソーサラーLV+知力B』で振ってみて。目標値は『8』だ。
アーティ(コロコロ)『11』で知っている。
GMこういう反応を示すのは、主に全身に影響を与える魔法を使っている時だ。
サンドロ変身系の魔法か!
アーティじゃあ <ディスペル・マジック> だ。拡大で達成値を増やして(コロコロ)『14』。
GMうわ、解除された。
ボーデル<アンロック> といい、解除系の魔法は強いのぅ(笑)。
GMでは、ギオルドは初老の男に変わります。
アーティ誰だ(笑)。
サンドロ「お前は誰だ!」
老人「ウケケケケケケッ!」
サンドロ「質問に答えろやっ!!」
老人「メケケケケケケッ!!」
アーティ(鈍器を振り下ろす仕草)ゴンッ(笑)。
老人「ケ~・・・・・・。」(一同爆笑)。
サンドロ・・・・・・ [ 応急手当 ] (一同笑う)。
老人「・・・・・・いたいけな老人になんて事を。」(笑)。
アーティゴンッ(笑)。
サンドロ[ 応急手当 ] (一同爆笑)。
GM待て待て、状況を認識していないのか(笑)。
サンドロ「誰なんだこいつは!」(笑)。
カデラ「少なくとも、ギオルドではない事は確かだ。」(一同爆笑)。
クロウそんなの言われなくても分かるよっ!(爆笑)。
サンドロそれにしても、コイツ何かおかしいぞ(笑)。
GMでは、胸からポロッと何かが零れ落ちる。
クロウ何? 調べる。
GMプリーストLV+知力B』で振って。
サンドロ『名もなき狂気の神』か!(一同爆笑)。
アーティ振るまでもなく分かるよ(笑)。
ボーデルほ~れ(コロコロ)『10』。
GM『名もなき狂気の神』の聖印だね(一同笑う)。
クロウこの人危な~い(笑)。
ボーデル嫌がらせに <サニティ> をかけてやろうか(笑)。
サンドロ「カデラさん。どうやらギオルドには逃げられたみたいですね。」
ボーデルこれはマズイぞぅ(笑)。ギオルドを探し出すぞ!
クロウこいつも連れて行きます?
カーザイル「こいつではないっ! ワシの名はカーザイルじゃあっ!!」
アーティいきなりなんだよ(笑)。
サンドロ「ではカーザイル、ギオルドの居場所を素直に教えろ。」
ボーデル「教えないと <サニティ> をかけてしまうぞ。」(一同笑う)。
GMでは、彼は素早く胸ポケットから羊皮紙を取り出し、君達に差し出すね(一同笑う)。
ボーデルこんな脅し方が効くとは(笑)。
サンドロなんだいこれは?
GM手紙のようだ。しかし東方語で書いてある!
アーティ東方語!? 『会話』のみ!(笑)。
サンドロ俺読める~!(笑)。
GM何っ!? そうだっけ?
サンドロ“バイカル”に向かうって聞いた時にな。
アーティゴブリンの時に懲りてるしね(笑)。
GM『カデラを始末し、その首を持ってくること。
 もし誰かに喋った疑いがあるなら、その相手も始末してくれ。
 我々は第3港の2番倉庫をねぐらにしているから、仕事が終わり次第報酬を受け取りに来てくれ。
 あまり遅くなると、待つのに飽きるから急いでな。
ギオルド』     
サンドロな~るほ~どね~。
ボーデルよ~し、倉庫に向かうぞ。
サンドロいや、溜まり場のようだし、港なら気にしなくていいだろう。ギアースに報告して正規軍を動員してもらおう。ついでにこいつも引き渡そう。
ボーデル縛られたまま海に投げ込まれるんじゃないの?「海に還りなぁ!」って(笑)。
GMその場合、細切れにされて「魚の餌になりな。」ってのが定番だ(一同笑う)。
ギアース邸 : 謁見の間
サンドロでは、カーザイル氏をギアースに突き出そう。そして全て報告する。
ギアース「ほっほーう。」
ボーデル「ふっふーん。」(一同笑う)。
クロウ訳分からないマネはやめて(笑)。
サンドロ「というわけで、“つなぎ”の居場所を突き止めました。ただ、一船団を相手にする事は流石に無理なので報告という形を取らせていただきました。」
ボーデル「相手の人数は分かっていませんが、我々は今日は無理です。」
サンドロ「先ほどの戦闘で少々消耗してしまいました。」
ギアース「そうか、分かった。時間を置いて逃げられては面倒だ、後は我々に任せるがよい。」
GMと言って、ギアースは“銀鮫騎士団”に出動命令を出します。
ボーデルこれで終わりだのぅ。
GMでは、倉庫一帯は慌しくなります。
「囲め、囲め~!」
「親分、外が提灯だらけに! 囲まれています。」
「なにぃ? であえ、であえ~。」
「この紋所が目に入らぬかっ!」
「この桜吹雪に見覚えは・・・・・・。」(一同爆笑)。
ボーデルGM、混ざり過ぎ(笑)。
サンドロいや、我々も一緒に手伝うがな。
GM倉庫には、ギオルド一味の5人が隠れていました。彼らは抵抗らしい抵抗もできず、全員取り押さえられました。
ボーデルできれば自分の手で捕らえたかったが、仕方あるまい。
サンドロ<ライトニング> のクリティカルが痛すぎた。
GMギオルドは無事、ひっ捕らえられます。そして翌日。君たちはギアースに呼ばれます。
サンドロ向かおう。
GMギアースは、つなぎを見つけ出した君達の手腕を褒め称えてくれるよ。
クロウ良かったー。
ギアース「いやぁ良かった良かった。まさか本当に見つけ出してくるとは思ってなかったわ!
クロウ酷いよ(笑)。
サンドロ「海賊について色々学びましたよ。」
ギアース「まぁ、ギオルドに関しては、我々が素敵な部屋を用意したから問題ない。その辺りは詮索しないでもらおうか。」
クロウはい(笑)。
ボーデル怖すぎるわ(笑)。
ギアース「良く働いてくれた。魔女殿が戻られるまで、ゆっくりと休むが良いわ。」
サンドロ「はっ。ありがたき幸せです。」
GMギアースは最初とはうって変わって友好的です。ギオルドが余程色々吐いたのか、上機嫌で宴まで開いてくれます。その席で、
ギアース「お前達が捕まえてきたのは、よりにもよってモグリ達の頭取だったのだ。ここから芋づる式にモグリを捕まえられるぞ。まぁ、いずれ奴が捕まったという噂が流れて身を隠し始めるだろうが、それまでに全力をもって検挙してみせよう。ガハハハハッ!」
ボーデル「ほほぅ。それはそれは素晴らしい。」
ギアース「魔女殿が戻られるのは3日後の予定じゃ。それまでくつろいでくれたまえ。」
サンドロ「ははっ。お言葉に甘えさせていただきます。」 と言って一礼する。
GMあと、盗賊ギルドで支払った金額は、ギアースがポケットマネーから支払ってくれるよ。
クロウやった!
サンドロ「細かな気遣い、ありがとうございます。」
ギアース「なになに気にするな。こういうのは豪快にいかないとな。ガハハハハ!」
GMでは君達は、ラヴェルナが帰国するまで自由にしていてくれ。

 そして、3日後

GMでは3日経ったが、船は戻ってこない。
クロウえーっ!?
サンドロおいー!!?
ボーデル「王よ、これはいったいどういう事か!?」
ギアース「・・・・・・あれー???」
GMとギアースが漏らし、今回のシナリオは終了する(一同爆笑)。
アーティGM、この間に使い魔を調達してきていいか?
GM構わんよ。
サンドロ経験点プリーズ!
GM『シナリオ終了:500』『ギオルドの潜伏場所を告げる:500』『襲ってきた連中を突き出す:100』『カデラ・レニアが生きている:500』だ。それに細かい経験点を加えたのが最終値です。
サンドロよーし、ミッション・コンプリート!
GMそれではお疲れさまでした。