騎士の基準たるサンドロ
GM | : | 途中の行程は何も問題ありません。“カーヴァン” の詰め所に到着しました。 詰め所と言っても、木製の建物でそんなに大きな物でもないね。で、20メートルぐらいの見張り小屋が対角に建っている。 |
ボーデル | : | 「た~のも~!」 |
GM | : | では、見張り小屋の上から声がかかるよ。 |
狩人 | : | 「なんだ~? 随分珍しい人が来たね~。何用だ~い?」 |
ボーデル | : | 国王からお墨付きを貰っておるんじゃったかの? |
GM | : | 国王からの許可は得ています。しかし、ここはレンジャー協会が民間で行っている活動だから、それほど関係はない。 |
アーティ | : | 国営じゃないんだね。 |
ボーデル | : | 「ではカクカクシカジカ、こういった理由で森に入れて頂きたいんじゃが、宜しいかの?」 |
狩人 | : | 「とりあえず俺じゃあ分かんねぇから、中に入ってくれよぉ!」 |
ボーデル | : | なら、ラヴェルナさんを伴って戸を叩こう。 ガンガンガンガン、(あるゾンビゲーム風に)ギィ~。 |
アーティ | : | 何だその擬音は(笑)。 |
ボーデル | : | 扉を開ける時はこういう軋んだ音がするもんなんじゃよ(笑)。 |
GM | : | じゃあ、扉の向こうから「あ~。あ~。ああぁ、あ~。」という声が(一同爆笑)。 |
アーティ | : | (即座に銃を撃つ仕草)パンパンパンパンッ!(笑)。 |
ボーデル | : | 扉を開けた直後が危ないのじゃ(笑)。 |
GM | : | では、中にはざっと数人のレンジャーが待機しており、奥にはちょっと偉そうな雰囲気のレンジャーと司祭のような格好の人がテーブルに腰掛けている。 |
アーティ | : | どんな人達がいるの? |
GM | : | おっさんばっかりだろうね。若い女性がいても構わんけど。 司祭は初老の男だ。ちょっと徳を積んでいる感じ。見れば分かるけど、マーファの聖印をかけている。偉そうな人は30台半ばの怖そうなおっさんだ。 |
サンドロ | : | では、その人のところにラヴェルナ様と行こうか。 |
クロウ | : | 後ろから付いていきます。 |
狩人長 | : | 「やぁやぁ、君達は何者だい?」 |
サンドロ | : | まず説明をしようか。「我々は “オーファン” から来たうんたらかんたら。この森の変わった動物を調査したいのですが、宜しいでしょうか。」 |
GM | : | では、男が口を開きます。 |
狩人長 | : | 「そういう事なら協力しよう。この森は他所の森と比べて、非常に安全であると思ってくれていい。我々が管理しているのはこの森の南半分だが、凶悪な魔物もいないし、何よりこの森を根城にしているゴブリン達と折り合いがついているのだ。」 |
クロウ | : | へぇー! |
アーティ | : | ロード種がいるということか? |
GM | : | そうだね。ちなみにこれはオフィシャルな設定じゃなく、あくまでローカルな設定だからね。 |
サンドロ | : | 「ということは、森でゴブリンどもと出会っても戦ってはいけないと?」 |
狩人長 | : | 「うむ。注意して欲しいのだが、森の中でゴブリンと遭遇しても決して手を出さないで欲しい。」 |
アーティ | : | ファリス神官がいなくて良かったな(笑)。 |
GM | : | 難しいところだけどね。ファリスが重んじるのは秩序だから、ここのルールを無闇に破る真似はしないんじゃないかなと思うんだけどね。そりゃあ良い顔はしないと思うけど、少なくともここのゴブリンは邪悪な事をしているわけではないんだし。 |
アーティ | : | ああ、そうだね。 |
サンドロ | : | 互いに勝手に狩をして生きているだけなんだろ? |
GM | : | そう。この森では、互いの需要(食料)に比べて供給(獲物)の方が圧倒的に大きいから、何も争う必要がないんだね。 |
アーティ | : | 互いの縄張りを尊重しているんだね。 |
サンドロ | : | 「了解しました。」 |
アーティ | : | 誰か『ゴブリン語』喋れる? |
ボーデル | : | ラヴェルナさんだけじゃな。 |
サンドロ | : | どうせロード種なら『共通語』を喋れるだろう。 |
狩人長 | : | 「この森の王は『共通語』を喋れるぞ。」 |
サンドロ | : | 思ったとおりだ。 |
ボーデル | : | 「安全なことは良いことじゃ。」と、護衛役として胸を撫で下ろそう。 |
サンドロ | : | 「凶悪な動物もいないとのことですが?」 |
狩人長 | : | 「そうだな・・・。我々はそうとも感じていないが、ここの動物は他の地方に比べて一回り大きいようだ。だからその点は気をつけた方が良いだろう。それに、多少見た目も違うようだしな。」 |
クロウ | : | 一回り大きいってのは強いの? |
GM | : | 一応、1LV増しぐらいに考えてくれていい。 |
アーティ | : | 「自警団を組んでいるのは何か事件が起きた訳ではなく、ゴブリンの為ということかな?」 |
狩人長 | : | 「一応、そうなるかな。この森を根城にする狩人たちの統制を取る為でもあるが、ゴブリン達と上手くやっていく為と、ゴブリンを森から出さないための牽制としての意味合いもある。」 |
サンドロ | : | こんな連中、根絶やしにしちまえばいいのに・・・ヒャッハァッ!(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | サンドロ、心の声(笑)。 |
GM | : | 聞こえてはいけない声を聞いたような(笑)。 |
サンドロ | : | サンドロ君はね、人型のモンスターを斬ると興奮してくるんですよ(笑)。 |
アーティ | : | 人斬りみたいだ(笑)。 |
GM | : | そのモンスターの分類にはエルフとかも含まれている気がして怖いなぁ(笑)。 |
アーティ | : | ジリッジリッと武器を構えて距離をとります(笑)。 |
サンドロ | : | 特に男性タイプのモンスターを斬るとね・・・・・・ゲッヒャッヒャッヒャッヒャアッ! |
GM | : | 性質の悪いバルキリーか何かにとり憑かれているんじゃなかろか(笑)。 |
アーティ | : | ボ、ボーデル、<サニティ> を!(笑)。 |
ボーデル | : | 駄目じゃ。奴はあれで平静の状態じゃ。 |
サンドロ | : | これが私のスタンダード・スタイルなのだ。 |
ボーデル | : | グローバル・スタンダード。 |
勝手にこいつを世界基準にするんじゃねぇ(笑)。 | ||
サンドロ | : | では一通り情報は聞いたか。 |
狩人長 | : | 「なんなら、案内役に一人つけてもいいぞ。」 |
ボーデル | : | 「地元に明るい人間が居た方がきっと都合が良いじゃろう。」 |
GM | : | では、レンジャーのジョドーさんという人が呼ばれてくる。 |
ボーデル | : | ! “カリオストロ”の執事の名前!? |
伯爵 | : | (声を真似て) 「ジョドー、まさかしくじったか・・・」(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | なるほど、そっちから来たか(笑)。 |
クロウ | : | よく分かったね(笑)。 |
GM | : | ジョドーの能力はファイター1、レンジャー5、セージ1、ハンター7です。 |
サンドロ | : | ハンター7ときたか。攻撃力修正がハンパなく高いじゃないか(笑)。 |
アーティ | : | 滞在予定は何日ぐらい? |
GM | : | 一通り調査を終えたら、と考えている。まぁ長くても一月くらいかな。 |
アーティ | : | 馬車はどうすればいいんだ? |
GM | : | 詰め所に専用の区画がある。馬車は何台か置けるし、馬の世話もしてくれるって。 |
ボーデル | : | では、野宿セットだけ持っていくかのう。 |
サンドロ | : | よし、では皆さんそろそろ行きましょう。 |
ボーデル | : | そうじゃのう。 |
サンドロ | : | 私はラヴェルナ様の後ろにぴたりとついて護衛をしよう。 |
GM | : | 向かう所とかは無いんだね? |
ボーデル | : | うむ、そうじゃのう・・・強いて言えば、南半分を満遍なくといったところじゃな。 |
GM | : | 南半分で見られるところといえば、“ゴブリンの集落”に“エルフの集落”ぐらいだね。 |
サンドロ | : | ゴブリンの集落に行くわけにもいかないから、エルフの集落でも目指してみるか。 |
GM | : | ジョドーなんかも、ゴブリン集落には滅多に近寄らないみたいだね。 |
アーティ | : | エルフの集落との交流はあるの? |
GM | : | 一応あるらしい。エルフとも『互いの縄張りに干渉せず』みたいな協定は結んでいるんだけど、愛想があまり良くないからそれほど付き合いは無いらしい。 |
サンドロ | : | 閉鎖的で排他的なのか? |
GM | : | う~ん・・・閉鎖的ではあるけど、排他的ってのは違うかな。とにかく無愛想なんだって。 |
サンドロ | : | まぁしょうがない。亜人の精神構造なんてよく分からんからな。 |
アーティ | : | 俺は君の精神構造が全く分からないよ(一同笑う)。 |
ボーデル | : | ここの選択はラヴェルナさんに任せるのが筋なんじゃろうが。 |
サンドロ | : | そうだな。ラヴェルナ様の向かうがままに。そうだ、現地民のジョドーにお勧めの場所を案内してもらおう。 |
ボーデル | : | なるべく獲物のいそうな場所を案内してもらおう。 |
GM | : | では狩りをしながら淡々と進んでいきます。 |
サンドロ | : | 聞きたいことがあるのだが、良いか? |
GM | : | ジョドーに? どうぞ。 |
サンドロ | : | 「もし向こうから襲い掛かってきた場合の事だが、自衛の為に戦うのは良いのだな?」 |
ジョドー | : | 「それが動物でしたら、ワタクシの獲物として処理するから大丈夫です。」 |
サンドロ | : | 「仮にゴブリンが襲ってきたとしたら?」 |
ジョドー | : | 「それは相手の協定違反なので、手出しをして構わないと思いますが・・・・・・」 |
GM | : | そんな事を聞かれるとは思ってもみなかったので、ジョドーは戸惑っています。 |
サンドロ | : | いや、仮にも冒険者として旅してきた身だからね。安全と言われても警戒するよ(笑)。 |
GM | : | 正しい態度だと思うよ。そういう状況になったら仕方ないけど、こっちから手を出すのはやめてね。 |
ボーデル | : | サンドロ、血のたぎりを抑えるんじゃ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 大丈夫だ(笑)。 |
アーティ | : | 植物系モンスターは居るのかな? |
GM | : | それこそ見つけ次第根絶やしにしてきているので、移動できる奴が時々現れる程度だね。 それに、ゴブリンもこの森を自分達の住み良い環境にしようと頑張っているから(笑)。 |
サンドロ | : | なるほど。森のクリーン運動に励んでいるのだな。 |
ボーデル | : | ふむ、近年稀に見るゴブリンじゃな。 |
サンドロ | : | ゴブリンの数は? |
GM | : | 北側は分からないが、南のゴブリン集落の人数は200匹程度。 |
サンドロ | : | ふむ。少々キツイな。 |
ボーデル | : | おぬし、何を考えておるんじゃ?(笑)。 |
サンドロ | : | いやいや、冗談だ(笑)。 |
GM | : | では、動物ウォッチングは順調に進んでいきます。白黒の虎に、全身真っ黒のオウムを見かけたり。 |
ボーデル | : | 「アレがホワイト・タイガーじゃな。」 |
アーティ | : | 足が三本の鴉とか(笑)。 |
GM | : | それ、ヤタガラスじゃねぇか。俺も欲しいよ。 |
ボーデル | : | ええい、この森にはアルビノしかおらんのかい! |
GM | : | じゃあ、襟巻きの無いエリマキトカゲ。 |
クロウ | : | ただのトカゲ! |
GM | : | では、大したイベントも起こらないままに一日目が終わった。 |
サンドロ | : | むむ、目的が無いままさ迷うのは厳しいな。 |
クロウ | : | そういえば、詰め所が何箇所かあるって言ってたよね。 |
アーティ | : | 詰め所を全部回ってスタンプを集めると素敵な景品が(笑)。 |
サンドロ | : | レンジャーバッチが貰えるのか(笑)。 |
GM | : | キャンプ用レジャーシートとかな(笑)。 |
ボーデル | : | どうじゃろう、このまま北側のギリギリまで行ってみるというのは。 |
GM | : | む、それはジョドーがちょっと嫌がるね。 |
クロウ | : | なんでかな? |
ジョドー | : | 「いえ、信憑性のある話ではないのですが・・・・・・この森には嫌な噂がありまして。」 |
サンドロ | : | 「聞かせてもらおうか。」 |
ジョドー | : | 「時折、森に入ったきり戻ってこない者がおりまして。 噂では森の北側には“ダーク・エルフの集落”があるとか。」 |
サンドロ | : | ダーク・エルフ! げっひゃっひゃっひゃっひゃ!(一同笑う)。 |
クロウ | : | そこのその反応は何よ(笑)。 |
ジョドー | : | 「というのも、一度だけ森の中でダーク・エルフの姿を目撃したという奴がおりましてな・・・・・・まぁ、その男は『証拠を掴んでやる!』と森に潜ったきり帰ってこなかったのですが。」 |
アーティ | : | どの辺で見たって? |
ジョドー | : | 「それが、詳しい話は何とも。これも人から聞いた話でして。」 |
サンドロ | : | 「では、一番北の詰め所を目指しましょう。それならば安全でしょう。」 |
というわけで、一向は一番北の詰め所を目指して進みだした。 | ||
ボーデル | : | ランダムイベントの出目は『5』じゃ。 |
GM | : | ああ、ようやくイベントが起こったか。 |
クロウ | : | えー! |
GM | : | 君たちが歩いていると、向こうからバキバキと枝を踏み潰す物音が聞こえる。 |
ボーデル | : | 身構える。 |
サンドロ | : | 警戒。 |
GM | : | では、音の先から「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」と獣のような荒い息遣いが聞こえてくる。 |
サンドロ | : | 向かってくるなら迎え撃つ体勢をとろう。 |
GM | : | では、茂みを掻き分けて三体のゴブリンが現れた。 |
ボーデル | : | おっとゴブリンか。なら下手に刺激をせん方が良いじゃろう。 |
サンドロ | : | 剣を収めようか。 |
GM | : | 涎をダラダラ垂れ流している。とりあえず全員 [ 怪物判定 ] をしてくれ。 |
アーティ | : | (コロコロ)『14』だ。 |
ボーデル | : | (コロコロ)おおー! 1ゾロじゃ! 「ありゃあコボルドじゃ! 根絶やしにしてくれるぞアヒャヒャヒャヒャアッ!」(一同爆笑)。 |
GM | : | 馬鹿は黙ってろ(笑)。『13』以上いった人は? |
サンドロ | : | 私も『13』だ。 |
GM | : | なら、ゴブリンにしては体毛が長すぎる気がした。 |
クロウ | : | ジョドーさんに聞いてみよう。 |
アーティ | : | 「ここのゴブリンはみんなあんな感じ?」 |
ジョドー | : | 「いや、こんなのは初めて見る。」 |
サンドロ | : | むっ、どうしよう。しかし、剣を抜くのは流石にマズイか・・・・・・。 |
GM | : | レンジャーは [ 危険感知 ] 。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『11』。 |
クロウ | : | (コロコロ)『13』。 |
GM | : | 襲いかかってきそうな気配をバシバシ感じた。 |
サンドロ | : | ならばジョドーさんを下がらせよう。 「危険ですから、下がってください。」 |
ジョドー | : | 「いやいやいや、ゴブリンには警戒しなくとも大丈夫ですよ。」 |
サンドロ | : | 「いいからアイツを良く見てみろ!」 テメーはレンジャーLV5もあるんだろう。[ 危険感知 ] ぐらいやれ(笑)。 |
アーティ | : | 俺は分かんなーい(笑)。 |
GM | : | では、ゴブリン達は君らに狙いを定めると、長めの毛をなびかせながら襲い掛かってきた。 |
クロウ | : | うわー、何それ~? |
GM | : | ゴブリンは三体とも気絶して倒れました。 |
サンドロ | : | ロープでふんじばろう。ぎゅっ。 |
GM | : | チ。『たかだかゴブリンだ』って油断して、アーティが前に出ていればボコボコにしてやれたのに(笑)。 |
アーティ | : | 死ぬよ(一同笑う)。 |
クロウ | : | とりあえず傷を回復して欲しい。 |
ボーデル | : | では <キュアー・ウーンズ> の三倍がけ。 発動(コロコロ)した、回復(コロコロ)しなかった(一同爆笑)。 |
クロウ | : | えぇー!? |
ボーデル | : | スマン。1ゾロじゃ。 |
アーティ | : | 今回、何かペース早いなぁ(笑)。 |
ボーデル | : | もう一回かけるぞ(コロコロコロ)うし、『10』点回復じゃ。生命点が『22』。 |
サンドロ | : | それだけあれば十分だろう(笑)。 |
GM | : | ゴブリンに襲われるのは初めてだったので、ジョドーも混乱しています。 |
サンドロ | : | 「おいおいジョドーさん、話が違うじゃありませんか。」 |
アーティ | : | 本性が出た!(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 「貴方は騎士に対して嘘をついたと申しますか?」 |
アーティ | : | 打ち首か? 打ち首なのか?(笑)。 |
ボーデル | : | 「サンドロ、やめるんじゃ!」(笑)。 |
GM | : | ジョドーは真面目な人だから本気で青くなっているよ。 |
ジョドー | : | 「も、申し訳ありません!」 |
GM | : | って、土下座している(笑)。 |
クロウ | : | 「やめてあげてよぉ。」(笑)。 |
サンドロ | : | 「いえいえ、そんな気にしないでください。」と、目を吊り上げながら眉間にシワを寄せて言う。 「あいたたたッ、さっきの傷が痛むなぁ!」(一同笑う)。 |
クロウ | : | 嘘ばっかり(笑)。 |
サンドロ | : | 「さて、これからどうしますか?」 |
ジョドー | : | 「は、はい。こんな事態は初めてなので、とりあえず最寄の詰め所に報告に行こうかと。」 |
サンドロ | : | 「では、すぐに詰め所へと向かいましょうか。」 |
クロウ | : | このゴブリンはどうする? |
ボーデル | : | 連れて行こう。ついでに調べてみる。 |
サンドロ | : | セージの無いドワーフが何を言ってやがる(笑)。 |
ボーデル | : | いやいや、平目で判定ぐらい出来るじゃろう。 |
GM | : | お前、このゴブリン自体の判定で失敗しただろう。 |
ボーデル | : | そうじゃった! こいつは毛深いコボルドじゃ!(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | (コロコロ)うおっ、『10』しかいかねぇ! |
アーティ | : | (コロコロ)うわー、『11』。 |
GM | : | ちょっと変わったゴブリンだと思ったね(一同笑う)。 |
アーティ | : | ゴブリンにも個体差があるって事だよ(笑)。 |
ボーデル | : | これまでの意見をまとめると・・・・・・ 分かった、こいつは毛深いゴブリンじゃ!(一同爆笑)。 |
GM | : | そう思ってろ(笑)。 |
サンドロ | : | 分からないものは仕方ない、このまま連れて行こう。こいつらは太い木の枝に手足を縛って、二人で肩に抱えて運ぼう。 |
アーティ | : | また獲物が出来た(笑)。 |
サンドロ | : | 嫌味こそ言ったが、人型の亜人をぶっ叩いて非常に気分の良いサンドロ君であった。 |
アーティ | : | 駄目だ・・・・・・人として終わっている・・・・・・。 |
この後、腹を空かしたホワイト・タイガーと遭遇したりもしたが、PC達の人数が多かったこともあり、遠巻きにうろつかれるだけで事なきを得た。 | ||
サンドロ | : | チッ、身動きが取りづらいというのに。木の枝を肩に掛けたままバッソを抜いて構えよう。 |
アーティ | : | 一匹ぐらいここに置いていったらどうだろう(一同笑う)。 |
クロウ | : | 食べられちゃうよ(笑)。 |
ボーデル | : | (機械的な声で) 「ゴブリンモ、生キテルカラ、見殺シハ、ヨクナイヨ。」 |
一同 | : | 誰だよッ!(爆笑)。 |