君達は何を遊んでいるのか

海原捜索 ： 第七日目
ボーデル：（コロコロ）7だ。『14』。
アーティ：ようやく期待値が出た（笑）。
ＧＭ：では、暗礁地帯に入りました。
クロウ：気をつけないと。
ＧＭ：甲板に上がっているガラーナが前方を見ながら叫ぶよ。
ガラーナ：「おっ･･････見覚えがある。これは･･･これは･･････デジャヴ！？」（一同笑う）。
クロウ：シメたろか？
アーティ：見てきたんだろうが（笑）。
ボーデル：きっと平仮名だ（一同笑う）。
サンドロ：もしくは『Ｖ』じゃなくて『Ｂ』の発音なんだろうね（一同笑う）。
危険だろうからガラーナの手枷と足枷を外そうと思うけど、いい？
ＧＭ：それはアヴィリアが止めますが、手枷は外してくれます。
クロウ：足枷は駄目なの？
ＧＭ：足枷を外すと走れちゃうからね。
アヴィリア：「状況が状況なので･･････」
ガラーナ：「おお、ありがてぇ。」
ボーデル：いざとなったら、ワシが外してやるわい！　うひひひひ～（笑）。
アーティ：いざとなったら、俺も＜アンロック＞で！（笑）。
ガラーナ：「ここからなら、俺が案内してやるぜぃッ！」
ＧＭ：で、しばらく暗礁地帯を進んでいくと島が見えてきます。その島には難破した船の残骸が転がっている。
サンドロ：「おいガラーナ、あの島か？」
ガラーナ：「ああそうさ。ここまでくれば、もう俺の手の平の上さ･･････」
ＧＭ：と、船べりで格好つける。
アーティ：･･････ピシッ（笑）。
ガラーナ：「ああんッ！」（一同笑う）。
ＧＭ：では『冒険者＋知力』で振ってみてください。
サンドロ：（コロコロ）『15』。
クロウ：（コロコロ）『15』。
ボーデル：（コロコロ）『16』。
ＧＭ：『15』以上いった人は、山積みになった船の一隻に聞き覚えのある名前を発見します。
クロウ：まさか、“ラピッド・ストリーム”号？
ＧＭ：当たりでーす。
ボーデル：それも残骸か？
ＧＭ：残骸です。
クロウ：とりあえず行ってみたい。とりあえず看板だけでも持ち帰りたい。
アーティ：ブアウ・ゾンビとかにされてそうだな。
ボーデル：できれば調べたいのぅ。
サンドロ：何人かに絞って上陸しよう。
ＧＭ：では、“モビーディック”号からイカダ･･････じゃなくて、ボートが降ろされます。
アーティ：イカダは嫌だぞ（笑）。
ＧＭ：ボートは四人乗りです。
クロウ：あたしが行こう。
サンドロ：ではクロウと私が行こう。あと魔法が必要かも知れないからアーティも来てくれ。他の人はここで待機。
アーティ：分かった。
サンドロ：ボーデルはラヴェルナ様の護衛を頼む。
ＧＭ：では、判定させると転覆しそうなので無しにして、無事に上陸できました。
サンドロ：では内部を慎重に調べるぞ。遺品があったら持ち帰ってあげよう。
アーティ：航海日誌を探すんだ（笑）。
ＧＭ：ねぇーよ（一同笑う）。白骨はいくつか転がっている。
サンドロ：『こ、このブレスレットは！？』 みたいな物はないのか？
アーティ：こういう時はロケットでしょ（笑）。
ＧＭ：あ、盗賊ギルドで言い忘れていたけど、息子さんは【ミスリル銀製のチェイン・メイル】を着ていたそうだ。
サンドロ：それは私のだ、探せー！！（一同爆笑）。
クロウ：遺品として渡してあげようよ（笑）。
ＧＭ：見つからなかった。
クロウ：ということは、ゾンビになっている？
サンドロ：くそう･･････許せねぇ！！　せっかくの【ミスリルチェイン】を･･･
･･･ミルリーフ･･･許せねぇ！（一同爆笑）。
ボーデル：サンドロの正義が燃えた！（爆笑）。
アーティ：こんなことで！（一同爆笑）。
ＧＭ：他にも、“イースト・エンド”との交易品として扱っていたはずの品や、【フレアストーン】も無い。
サンドロ：ミルリーフの神殿に運ばれているかもしれない。さっさと行こう。
クロウ：“ラピット・ストリーム”号の看板とか、持っていけませんか？
ＧＭ：船を飾り付けるシンボルみたいなものがあるよ。
サンドロ：では、それを一つ持って行こう。さて船に戻ろう。
ＧＭ：タイムロスは2時間ぐらい。では操船でもしてもらおうか。『セイラー＋器用度』で（笑）。
サンドロ：（嬉々として）よっしゃー！！（笑）。
アーティ：（嬉々として）サンドロ、お前右を漕げ。俺は左だ！（笑）。
クロウ：やめておこうよ（笑）。
ＧＭ：では、君たちを回収した“モビーディック”号は、ガラーナの誘導で船足早く進んでいきます。
ガラーナ：「あっちだ！　そっちだ！　12時45分の方向！」（一同笑う）。
サンドロ：45分の方向なのか（笑）。どういう方向だよ（笑）。
アーティ：普通、1時とか2時とか言うんじゃないのか（笑）。
ＧＭ：いや、限りなく1時に近い辺りなんだよ（一同笑う）。
アーティ：じゃあそれ『1時』って言おうよ（笑）。
ＧＭ：では、そのまま進むと前方に楕円形の島が見えてきました。島の直径は長い方で1キロメートル。
ガラーナ：「ここだぜ！」
サンドロ：よーし、では上陸準備だ。
クロウ：上陸作戦。
ボーデル：ノルマンディか？（笑）。
クロウ：それじゃ全滅しちゃうじゃん！（笑）。
ＧＭ：では、エイハプ船長が島の近くに船をつけました。
サンドロ：では我々とラヴェルナ様、ガラーナにアヴィリアで出発しよう。
ＧＭ：全員で行こうとすると、エイハプが抗議してきます。
エイハプ：「おい、お前ら全員行ってしまったら、幽霊船が出た時どうすればいいんだ。
怖いじゃないか！」
サンドロ：･･････では、ラヴェルナ様に残っていただこう。
ボーデル：もはや護衛ではないな（笑）。
ＧＭ：では、サンドロの指摘どおりラヴェルナは船に残ることになりました。
ラヴェルナ：「私が船に残りましょう。」
サンドロ：「後で詳しく報告いたします。」
ラヴェルナ：「頼みましたよ。くれぐれも気をつけてくださいね。」
クロウ：「ゾンビになって戻ってきたらごめんなさい（笑）。」
ラヴェルナ：「責任を持って火葬してあげます。」（一同笑う）。
クロウ：そうしてください（笑）。
アーティ：ガラーナの足枷は？
ＧＭ：まだつけたままです。まだ疑いが晴れたわけでは無いので。上陸した瞬間に本性を現す可能性は無くもないぞ（笑）。
サンドロ：『馬鹿め、騙されおって！　うははははっ！』（笑）。
ボーデル：ガラーナの知力でそれは無い。
アーティ：そんな知恵無いって（笑）。
ボーデル：ガラーナなんか使ってるとしたら、ミルリーフも相当頭悪い（一同爆笑）。
サンドロ：『おいおい、部下は選べよ』 って（一同笑う）。
クロウ：では行きますか。
ＧＭ：では、ラヴェルナがポケットを叩くと、【魔晶石：4点】が2個出てくる（一同笑う）。
クロウ：それってビスケットぉ？（笑）。
アーティ：元々は『8点』だったのにぃ！（笑）。
ボーデル：も一つ叩くと『2点』が4個になるんでしょ（一同笑う）。
サンドロ：アーティとボーデルで持っていけ。
クロウ：ありがとうございまーす。
ガラーナ：「洞窟はあそこだ。」
ＧＭ：指差した先を見ると、洞窟がぽっかりと口を開けています。
邪神の洞窟 ： 緩いスロープ

　ほぼ無意味な激論の末、隊列は前衛：サンドロ、クロウ。中衛：アーティ、ガラーナ。後衛：ボーデル、アヴィリアとなった。
　また、地上の洞窟ということでサンドロとボーデルはいつもの重装備に戻しています。

ＧＭ：では洞窟の入り口です。洞窟は微妙に下って行っているようだね。
クロウ：じゃあ地下に潜っていっているのかな。
アーティ：ＧＭ、床は滑りやすかったりする？
ＧＭ：鍾乳洞とかではないので大丈夫です。
クロウ：つい最近、人が通った痕跡はありますか？
ＧＭ：判定するまでもなくあります。
ガラーナ：「一週間前に俺が入ったぜ！」
ＧＭ：と、ガラーナが可愛くポーズを決めながら言う（一同笑う）。
サンドロ：まぁそれは一発蹴っ飛ばしておいて（一同笑う）。
ＧＭ：それより、暗いよ。
アーティ：では＜ライト＞。どこにつけようか･･････サンドロの剣に（コロコロ）成功。
ＧＭ：またライトセーバーになったな（笑）。
アーティ：アンデッドには攻撃修正無しだ（笑）。
邪神の洞窟 ： ゴブリン砦
ＧＭ：しばらく進むと、前方が谷によって遮られています。
サンドロ：何ィ？　鎧替えちまったよ。
ＧＭ：では状況を説明。
まず対岸に巻き上げられた跳ね橋がある。幅３メートル程度で道幅より少し狭い。これが門の様な感じになっている。
谷の幅は7メートルで、下には急流が流れている。谷の深さは５メートルと言ったところだ。
アーティ：ガラーナが来た時は橋が降りていたのか。ちなみに川の深さは？
ＧＭ：流れが速いので底まで見えません。入ってみないと分からないね。
クロウ：とにかく見渡します。何かありませんか？
ＧＭ：では『冒険者＋知力』
アーティ：（コロコロ）『16』！
ＧＭ：自分らのいる地面ですが、谷の手前２メートルぐらいの地点までが窪んで固くなっている。
サンドロ：橋が降りてきてここに着くんだろう。
アーティ：ここにはまるんだな。
サンドロ：しかし状況は何も解決されていないな。橋を降ろさないことにはな。
クロウ：どうやって降ろそうか。
サンドロ：とりあえず全員下がろう。ここにいるとヤバイぞ（一同笑う）。

　一同、暫し作戦会議。GMはトイレへ。
　結局、巻き上げられて門の様になった橋のわずかな隙間に向かって、命綱をつけたクロウがジャンプすることになった。
　･･････高さ5メートル幅7メートルの谷に対して、命綱の意味がどれだけあるかは秘密だ。

サンドロ：まずは跳んでみろ。失敗したら回収してやる。
ＧＭ：ロープが腰に巻きついていて跳びづらいので、跳躍の目標値に『＋1』ね。気になる目標値はクロウの目算で『12』。
クロウ：『12』か･･････。
サンドロ：楽勝じゃないか？
ＧＭ：ただ、目算を誤っていたとしたら、実際の目標値はもっと高いけどね。それは跳んでみないと分からない。
サンドロ：大丈夫大丈夫、何とかなるって。さぁ行け！　GO TO HELL!!
クロウ：じゃあ助走をつけて飛びま～す。
ＧＭ：では踏み込もうとした瞬間、『冒険者＋知力』でどうぞ。
クロウ：高いの（コロコロ）ああ駄目、『12』。
ＧＭ：じゃあ気づかないのでそのまま跳んで。
クロウ：イヤー！！（一同笑う）。（コロコロ）うう、最低。『10』。
ＧＭ：それじゃあ何にせよ駄目だ（笑）。
向こうに着いたんだけど、足場がボコッと崩れた。
クロウ：ありえないー！！（一同笑う）。
アーティ：そういや壁が崩れやすいって言ってたな（笑）。
ＧＭ：落下ダメージは特殊で、基本の高さを『（落下メートル－受身メートル）／2』にした。ダメージなし。
ボーデル：ザブ～ン。
クロウ：ひ、引き上げてくださ～い･･････。
ボーデル：えいほー、えいほー。
アーティ：たいりょー、たいりょー（笑）。
ＧＭ：待った。急流なので非金属鎧の人は流される可能性がある。『冒険者＋敏捷』で振ってくれ。失敗したら流されるから（一同笑う）。
アーティ：ロープが首に絡む（笑）。
クロウ：うわ～（コロコロ）『16』。
ＧＭ：何とかバランスを保てました。では続いて [ 危険感知 ] 。クロウのみ。
クロウ：えーッ！？
サンドロ：下に何かいるんだな（笑）。
アーティ：ワニとか（笑）。
サンドロ：海にワニがいるか（一同笑う）。
アーティ：それもそうだな（笑）。
クロウ：[ 危険感知 ] は『レンジャー＋知力』！　（コロコロ）『11』！
ＧＭ：あ、気づかねぇや。
クロウ：いやー！！
ＧＭ：では、ロープに引きずられている最中にいきなり襲われます。
（腕で目元を覆って）･･････ワニに（一同大爆笑）。
サンドロ：海にワニがいるのかよ！
ＧＭ：いやー、言われて気づいた。そりゃ海にワニは住んでないよな（笑）。
大丈夫、これミルリーフの創造した眷属だから（一同笑う）。
クロウ：ぶっ殺すよぉ！（笑）。
サンドロ：どうなる？
ＧＭ：[ 不意打ち ] で『回避：－4』で攻撃くらうだけ。見た人みんな [ 怪物判定 ] 。
サンドロ：（コロコロ）『14』。
アーティ：ヤバイ、『8』（笑）。
ＧＭ：大丈夫、知ってるから（笑）。クロコダイルです。
では [ 不意打ち ] 行きます。
クロウ：来いや！
大鰐：（コロコロ）6ゾロ（一同爆笑）。
ボーデル：[ 不意打ち ] とか関係ない（笑）。
クロウ：（コロコロ）無理だよそんなの。
大鰐：大顎で噛み付いて『12』点。
クロウ：『2』点通りました。
大鰐：続いて尻尾が『9』。
クロウ：（コロコロ）楽勝で『14』。
ＧＭ：『－4』だから『10』でギリギリな。ではクロウを持ち上げる人は『冒険者＋筋力』で判定。目標値は『7＋クロウの筋力ボーナス＋鎧の修正』ってところで『9』だ。一緒にロープを引く人がいるなら、その人の筋力ボーナスを達成値に足していい。
サンドロ：じゃあボーデルが引け。私の分で『＋2』。
アーティ：俺も『＋2』な。
ボーデル：うほーう（コロコロ）『12』じゃ。
ＧＭ：じゃあ吊り上った。下の方で大鰐がザバザバ暴れているよ。
クロウ：くそう、番犬ならぬ番鰐がいるとは思わなかった（一同笑う）。
サンドロ：いつまでもいるなら、弓で射殺そう。
ＧＭ：うーん、一応顔を出しているだろうね。
サンドロ：では皆で狙って、ファイア！

　ボーデルの主砲、クリティカル『26』点に刺し貫かれ、クロコダイルはぷか～と浮かんでしまいました。

ＧＭ：では、クロコダイルは腹を上にして浮いたまま流されて消えていった。
アーティ：ちょっと騒ぎすぎたかな。
ＧＭ：なら [ 聞き耳 ] だ。
クロウ：（コロコロ）『15』。
ＧＭ：向こう岸でゴブゴブうるさい。
クロウ：ホブゴブリンがいるって言ってたね。起きちゃったかな。
サンドロ：一度跳んだから目標値わからない？
ＧＭ：ああ、分かる。 [ 跳躍 ] の目標値は『14』で、ロープをつけると『15』。
サンドロ：いや、ロープはつけよう。アーティ、＜プロテクション＞をかけてやれ。
アーティ：そーれ（コロコロ）うわ11（一同笑う）。
サンドロ：流石！（笑）。
アーティ：達成値『17』。完璧にかかった（笑）。
サンドロ：さぁ跳べ！
ガラーナ：「頑張れ頑張れアッネッサンさん！　頑張れ頑張れアッネッサンさん！」
クロウ：ううう･･････（コロコロ）。
サンドロ：はい、1足りない（一同笑う）。
ボーデル：ひゅうううう～。
クロウ：もーーーッ！！
ガラーナ：「あっ、姉さーん！」（一同笑う）。

　命綱がなければ成功していたという（笑）。

ＧＭ：続いて [ 危険感知 ] 。
クロウ：また？　（コロコロ）『13』。
ＧＭ：新たにクロコダイルが寄ってきました。
クロウ：早く引き上げてー！（一同笑う）。

　今回は何とか一命を取り留めたクロウ。その後も [ 跳躍 ] に挑戦するが、これが何故か落ちる落ちる。何とトータルで4回も川にダイブするという、面白い玩具みたいな展開になっていったのだった。

ボーデル：エイホッ、エイホッ（コロコロ）引き上げ成功。一体いつまでこんなくだらない事を繰り返すのか。
クロウ：だったらお前が飛べよ（コロコロ）やっとだよ･･････。
ＧＭ：では、橋との隙間に『どべしゃっ！』と潜り込む事に成功した。
クロウ：もう何でもいい。成功した事に感動する。
ＧＭ：では感動した人。
クロウ：はい。[ 危険感知 ] でしょうか！？（笑）。
ＧＭ：目の前にゴブリンがいる（一同笑う）。その数、ゆうに7体！
クロウ：えー！　それは嫌だよ。
ＧＭ：連中は、突如現れた君を見てパニックを起こしています。
ゴブリン：「ゴブー！？　ゴブゴブーッッッ！？」
ＧＭ：と悲鳴を上げると、奥に向かって駆け出していきます。
サンドロ：早く、跳ね橋を降ろす装置を探せ！
クロウ：そうだった、探します。
ＧＭ：明らかに、ハンドルが付いていてロープを巻き上げる装置が横にあるよ。
クロウ：あった！　じゃあ橋を降ろします。
ＧＭ：ああ、ちなみにこれは巻き上げ式の奴だから、筋力で判定してもらいます。
クロウ：えっ！？
サンドロ：降ろすだけだから楽なんじゃないか？
ＧＭ：普通に降ろしたら3ラウンドかかる。まぁ、ロープを切れば一瞬で落ちるが。
アーティ：じゃあ切ってしまえ。
クロウ：え、でも、跳ね橋が老朽化していたらそのショックで──
一同：バキィッ！！（笑）。
ＧＭ：ちなみに結構年季入ってます。
サンドロ：やっぱり3ラウンドかけて降ろせ（笑）。
ＧＭ：クロウ、君だけ分かるが、奥の方が慌しくなってきた。
クロウ：い、急いで橋を降ろします。
ＧＭ：では、『筋力＋冒険者』で『目標値：16』。失敗したら橋を支えられなくて落ちるから。
クロウ：はいはい･･･って『16』！？
ＧＭ：人が一人加わるごとに、その人の筋力ボーナスが足せるんだがね。
サンドロ：今は仕方ない。やれ！
クロウ：ううう･･････分かったよ（コロコロ）10だから『17』。
ＧＭ：では30度傾いた。
アーティ：おおっ！　急げ急げ（笑）。
ＧＭ：では2ラウンド目。背後から何かが走ってくる音が聞こえる。
クロウ：やばいよ怖いよ（コロコロ）なんでこんな時に6ゾロなんだよ！！
ボーデル：おお、凄い。
ＧＭ：では、奥から3体ほどモンスターがやってきます。 [ 怪物判定 ] してください。
クロウ：（コロコロ）『13』。
ＧＭ：オーガー並みの体格のスケルトン。
サンドロ：大方、オーガーの骨で作ったんだろう。
ＧＭ：後の二体はホブゴブリンです。目が血走っていて異様に興奮していますが。
ボーデル：こいつもバーサークしているのか。
クロウ：（コロコロ）あ、失敗した！
ＧＭ：では、ロープを支えきれずに橋が勢いよく落ちました。
サンドロ：まぁ、残り30度なら大丈夫だろう。
ＧＭ：そういえば、君たちがどの辺にいるのか確認していなかったな。
サンドロ：当然、跡より下がってるって！（一同爆笑）。
ＧＭ：挟まれた人がいる場合、高さによってダメージが変わるのだ。
アーティ：挟まれないって（笑）。
ＧＭ：いや、ガラーナが（一同爆笑）。
クロウ：本当に？（笑）。
ＧＭ：最前列で応援してたから（笑）。
ガラーナ：（サンドロ）「頑張れ頑張れ･･･ほあぁぁぁッ！！」（一同笑う）。
アーティ：待て、じゃあ俺が「危ない！」と言って前に突き飛ばす！（一同爆笑）。
ＧＭ：じゃあ、ガラーナは落下してきた橋で頭をしこたま打った挙句、川に叩き落されると（一同爆笑）。
クロウ：ワニに食われちゃうよ（笑）。
サンドロ：まぁ、橋が落ちてくる前に引っ張ってやろう（笑）。
ＧＭ：半分冗談だし、それは判定不要でいいよ（笑）。何事もなく橋が掛かった。では戦闘ラウンドに入ろう。

戦闘２　転落したらさようなら

サンドロ：ゴブリンどもはどこに行った？
ＧＭ：奥の方に消えていった。姿は見えないね。
サンドロ：仕方ない。盾を回収して先に進もう。
ＧＭ：この辺りはゴブリン達の居住区になっているね。
ボーデル：今の内に回復しておこう。（コロコロコロ）魔力だけで十分だな。
クロウ：では行きますか。
サンドロ：さっき決めた隊列のまま進むぞ。
ＧＭ：では、道はさらに下っていきます。やがて開けた空間に出る。前方にギリシャのパルティノン神殿ばりの建造物が建っている。
アーティ：ミルリーフの神殿か。
ＧＭ：神殿までは石でできた道が一本伸びていて、左右は海面になっています。波は穏やかで、海面が揺れると石の通路がうっすらと沈みます。
ボーデル：海に浮かんでいるような感じじゃな。
アーティ：滑りそうだ。
ＧＭ：滑る事は滑るだろうね。気をつけていれば問題ないけど。
サンドロ：お約束だと左右から何か飛び出してきそうだな。クロウを先頭にして進もう。
ＧＭ：通路を歩くと、水が跳ねてパチャパチャと音が響くよ。
サンドロ：もうバレてるだろうし、今更どうでもいいよ（笑）。