「謎は(だいたい)解けた!」
GM | : | では、判定もなくグラスランナーの繁殖地に着きました。前もって言ったと思いますが、グラスランナーの繁殖地ははっきり言ってボロ家です。 |
ボーデル | : | ふむ。 |
GM | : | で、ここはボロ家もボロ家で、全部の家が倒壊しています。 |
クロウ | : | へ~。 |
サンドロ | : | (汗)待て待て、倒壊してるだと(笑)。それはボロとかいうレベルじゃないぞ(笑)。 |
GM | : | で、変なモンスターが。[ 怪物判定 ] 2回よろしく。 |
アーティ | : | おっ。(コロコロ)両方『11』。・・・・・・俺ってセージだよな(笑)。 |
サンドロ | : | 『12』とね、『13』 |
クロウ | : | (コロコロ)『14』と『15』! |
GM | : | おっと、では分かる。最初のが『10』以上の人はリザードマンだということが分かる。で、そのうちの一匹がやたらとでかい。 |
アーティ | : | ああ、アレか。 |
GM | : | で、2つ目が『14』以上の人は、ディアトリマというモンスターだと分かる。 |
ボーデル | : | ほう? 自作モンスターか。 |
GM | : | 違う。公式の追加モンスター。リザードマンは3匹で、その内の1匹が大きい。ディアトリマも3匹。 |
アーティ | : | どういうモンスター? |
GM | : | いわゆるダチョウのような感じ。≪突撃キック≫ってのをかましてきます。 |
アーティ | : | ダサッ(笑)。 |
GM | : | 突っ込んできて蹴り飛ばしてくる。小さな種族は蹴り飛ばされます。具体的に言うとドワーフとグラスランナー。 |
ボーデル | : | うほほーう。 |
アーティ | : | こ、転がる~(笑)。 |
サンドロ | : | こんなところに丁度良いサッカーボールがある(笑)。 |
アーティ | : | ゴ~ル(笑)。 |
GM | : | ディアトリマ・スピリアーという大きいタイプなら人間でも蹴り飛ばせるんだが、今回はあえて小型のを出してみました。 で、ディアトリマ3匹にリザードマンが騎乗している感じ。で、グラスランナー達を追い回している。 |
クロウ | : | お、グラランがいた。 |
GM | : | ああっと、一番大きなリザードマンは騎乗してないわ。倒壊した家を挟んで、グラスランナー数匹と『ジェラシックパーク』第一作みたいなやり取りをしている。 |
ボーデル | : | とりあえず助けに行くかな。 |
大トカゲ人 | : | 「ぎゃばぁぁぁ~!」(コロコロ)生きてる。 |
サンドロ | : | さて・・・・・・トドメを刺すか。 |
クロウ | : | いや、もうこの場は治まったんだから。 |
サンドロ | : | 放っておけば侵略にくるんだぞこいつらは。しかもこいつは竜司祭だ、放っておくわけにはいくまい。 |
ボーデル | : | まぁ、それは認めよう。 |
クロウ | : | じゃあ、いいよ。そっちでトドメ刺して。 |
サンドロ | : | バスタードソードをくるっと逆手に持ち替えてドスンといこうじゃないか。 |
GM | : | どこに刺す? |
サンドロ | : | ? 首、かな? |
GM | : | そうか、首か。 |
サンドロ | : | へ? |
GM | : | では、首が落ちました。確実に死にました。 |
サンドロ | : | うむ。他のリザードマンにも止めを刺そう。 |
GM | : | 近くに一匹倒れてる。黒コゲになったリザードマンAはディアトリマの背中にくっついたまま。 |
クロウ | : | そのまま走ってるんだ(笑)。 |
サンドロ | : | 硬直したんだな(笑)。 |
クロウ | : | じゃあトリーを探すぞ! |
GM | : | では、危険が去ったのでワラワラとリザードマン達が(一同爆笑)。 |
クロウ | : | えー!(爆笑)。 |
サンドロ | : | まだいやがったってか(笑)。 |
GM | : | どこから出てきたんだろう(笑)。腹の中から沸いてきたか? |
ボーデル | : | こいつらエイリアンだったのか!?(笑)。 |
クロウ | : | 子持ち~?(笑)。 |
アーティ | : | ワラワラって・・・蜘蛛かよ!(笑)。 |
GM | : | 失敬失敬。ワラワラとグラスランナー達が集まってきます。その数ざっと20人。 |
クロウ | : | 「この中にトリーさんはいらっしゃいますか~?」 |
GM | : | では、彼等はワラワラとお互いを確認しますが。 |
グララン1 | : | 「いない!」 |
グララン2 | : | 「トリー! いないなぁ。」 |
グララン3 | : | 「おかしいな、さっきまでいたのに。」 |
サンドロ | : | まさか・・・・・・ボーデル、お前喰ったな!?(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | まだ腹は減っちゃおらん(笑)。 |
GM | : | よく見ると、サンドロが倒したノーブル・リザードマンの腹が妙にぽっこりと膨れている。 |
クロウ | : | おー! 喰われてる! |
サンドロ | : | なるほど。ちょっと待て、慎重に腹を掻っ捌くぞ。クロウがやれ。 |
クロウ | : | いいよ。器用度? |
ボーデル | : | 危なかったな(笑)。 |
GM | : | トドメで腹をぶっ刺せば良かったのに(一同大爆笑)。 |
アーティ | : | な~んか、細かく聞いてきたからな(笑)。 |
サンドロ | : | 何の意味があるのかと思ったよ(笑)。 |
アーティ | : | 待て待て。そもそも丸呑みなのか?(笑)。 |
クロウ | : | さっさと掻っ捌く! |
GM | : | では、リザードマンの腹を開くと、中から真っ赤な頭巾を被ったトリーが。 |
クロウ アーティ | : | 赤ずきん!? |
ボーデル | : | 赤い頭巾になっちゃったってこともありうる。 |
アーティ | : | 怖いこと言うな(笑)。 |
サンドロ | : | ボーデル、なかなか面白いことを言うじゃないか。 |
トリー | : | 「狩人さん、ありがとう。」 |
クロウ | : | 「あたしは盗賊です。」(笑)。 |
トリー | : | 「わたしは悪いリザードマンに食べられた、お使い途中のグラずきんです。」 |
ボーデル | : | グラ頭巾ってか(笑)。 |
クロウ | : | 「トリーさんですよね?」 |
サンドロ | : | 「我々と一緒に来てもらおうか。」 |
アーティ | : | っていうか、生きてるの? |
GM | : | 生きてる。丸呑みだったみたい。 |
アーティ | : | 本当かよ(笑)。 |
GM | : | 当然だよ。狼に喰われた赤ずきんだって生きてただろ。トカゲの方がよほど可能性がある。 |
アーティ | : | ああ~・・・・・・そうか・・・?(笑)。 |
ボーデル | : | これまで何してた? |
GM | : | ずっと逃げ回っていたみたい。 |
アーティ | : | グラランだろ? 逃げ切れよ(笑)。 |
GM | : | まぁ、追いかけっこを楽しんでいた節もなくない。 |
アーティ | : | その挙句に喰われてか(笑)。 |
クロウ | : | 「“草原の賢者”さんがあなたをお探しです。一緒に来てくださいませんか?」 |
トリー | : | 「はいよ。」 |
クロウ | : | よし、じゃあ戻ろう。 |
サンドロ | : | じゃあ、ボーデルに回復してもらったことにするから。 |
GM | : | 俺はいいけど(笑)。 |
ボーデル | : | 時々<ウーンズ>をかけたくなることもある(一同笑う)。 |
サンドロ | : | さぁ、帰ろう。 |
クロウ | : | あたしの腕の心配は誰もしてくれないんだね(一同笑う)。 |
アーティ | : | ああ、そんなものもあったね(笑)。 |
GM | : | リストの魔力を使うか? |
クロウ | : | 使いたくないなぁ(笑)。 |
サンドロ | : | ここは草原だ。いいから使え。 |
ボーデル | : | 慎重にやるんじゃ。 |
GM | : | では、2D6を振ってくれ。 |
クロウ | : | (コロコロ)『7』 |
GM | : | 7時の方角に腕が倒れた。 |
クロウ | : | 本当に!?(笑)。 |
サンドロ | : | クロウ、アクロバットで身体を捻るんだ。 |
クロウ | : | うわぁぁ~(コロコロ)『19』! |
GM | : | 上手く倒れました。その達成値ならむしろ1回転して着地したかもしれない。 |
アーティ | : | で、どっちの方角か分からなくなるのね(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 「もう一度やってくれ。」 |
クロウ | : | 酷!(笑)。 |
サンドロ | : | 「クロウ、お前さっきから何を踊っているんだ?」 |
クロウ | : | 無視!(一同笑う)。 |
サンドロ | : | よし、帰るぞ。 |
GM | : | では、無事に戻ってきました。賢者の下に戻ると、グラランの数が増えています。 |
サンドロ | : | (心底嫌そうな声で)・・・・・・増えただと? |
GM | : | その数、なんと8人。 |
アーティ | : | 分裂したのか? |
GM | : | 内の6人は、さっきの繁殖地で見かけた顔だ。 |
クロウ | : | はやっ! |
アーティ | : | さすが俊足。 |
サンドロ | : | ・・・8賢者って事はないよな?(一同爆笑)。 |
GM | : | いやいやいやいや(笑)。 |
ボーデル | : | グラスランナーの賢者なんてのがこんなにいたら、人間の賢者が混乱に陥るよ(笑)。 |
サンドロ | : | 「よし賢者殿。情報を教えてくれ。」 |
草原の賢者 | : | 「そうだねぇ。もういっこ、なにかやってもらおうかな。」 |
サンドロ | : | (小声で)「殺すぞグラランが・・・!」 |
草原の賢者 | : | 「そうだなぁ。なにかおもしろいことでもやってくれよぉ。」 |
サンドロ | : | ボーデル、お前の顔でも分けてやれ。 |
ボデパンマン | : | できるかぁ!(一同爆笑)。 |
アーティ | : | ああーっと! サンドロ、手品があるじゃないか!(一同爆笑)。 |
クロウ | : | そうだよ! 手品やれよ!(笑)。 |
サンドロ | : | 「貴様らに“オーファン”に古くから伝わる大魔術を見せてやる!」 「ほぉぉぉぉ~」 「はぁぁぁぁ~」 「ゆ、指が~!!」(一同大爆笑)。 |
グララン達 | : | 「す、すげぇぇー!!」「指がー! 指が取れてるー!!」(一同爆笑継続中)。 |
サンドロ | : | 「うわぁぁぁ!」といいながら後ろに隠す。「・・・繋がっている・・・・・・・」 |
グラランA | : | 「うわ! 繋がってる!」 |
グラランB | : | 「もう一回やって!」 |
サンドロ | : | 「コォォォォ・・・」 や、やめろー(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 素晴らしい演技だったぞサンドロ(笑)。 |
GM | : | おもしれーなぁ(笑)。 |
サンドロPLの気合漲る実演が見せられないのが実に残念である(笑)。 | ||
サンドロ | : | あとはトランプマジック位しかできない。 「私には予知能力がある。さぁ、このトランプを一枚引いてみなさい。」 |
草原の賢者 | : | 「よし、これだ!」 |
サンドロ | : | (トランプを回収して)「それを当てて見せよう・・・(トランプをシャッフル)・・・あなたが引いたのは・・・・・・これだ!」(トランプを引く) |
草原の賢者 | : | 「あ、当たったぞ!?」 |
サンドロ | : | 「私は“オーファン”では“星詠みのサンドロ”と呼ばれていたのだ。」 |
GM | : | 占い師みたいだな。 |
クロウ | : | 中国人? |
サンドロ | : | ・・・・・・中国人ではない(一同笑う)。 |
GM | : | いやぁ、俺が面白かったから合格でいいや。アーティの頭にリンゴを乗せて、サンドロに弓で射てもらおうかと思ってたけど(一同笑う)。 |
アーティ | : | ええっ? 俺、撃つ方がいい!(笑)。 |
GM | : | サンドロが射るからこそ、どっちを狙うのか面白いんじゃないか(一同笑う)。 |
アーティ | : | どっちってどっちだ!(笑)。 |
草原の賢者 | : | 「いやぁ、思いのほか楽しませて貰ったから答えてあげるよ。」 |
サンドロ | : | 「ケンタウロスの集落で起きた殺人事件。真犯人の名前を教えて欲しい。」 |
草原の賢者 | : | 「それは知らないよ。」 |
サンドロ | : | 「えっ?」 |
草原の賢者 | : | 「だって、あの事件は目撃者が一人だけ、そいつもはっきり見ていないというじゃないか。犯人なんか知っているわけないよ。」 |
サンドロ | : | 何だろう・・・・・・無駄働きをさせられたみたいでむかつく・・・・・・・。 |
アーティ | : | 「金色の尾のケンタウロスってもうパダしかいないの?」 |
草原の賢者 | : | 「現在、“ミラルゴ”に生息しているケンタウロスで金の尾を持つ者は3人いるよ。金の尾は突然変異なんだ。」 |
クロウ | : | 「へ~。誰?」 |
草原の賢者 | : | 「パダとアレとコレ。」 |
ボーデル | : | つまり、この辺にはパダしかいないという意味じゃな(笑)。 |
サンドロ | : | なるほど・・・当時の状況を詳しく説明して、何か分からんか聞いてみよう。 |
草原の賢者 | : | 「面白い噂があるよ。」 |
サンドロ | : | 「なんだ?」 |
草原の賢者 | : | 「ノードとノーワットが何度か密会していたらしい。」 |
サンドロ | : | ノードって誰だ? |
クロウ | : | 族長候補でしょ。 |
サンドロ | : | ノーワットって誰だ? |
GM | : | 話聞いててヨ(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 流言蜚語を垂れ流して処刑された男じゃ(笑)。 |
草原の賢者 | : | 「ノーワットが騒ぎ始める数日前から、ノードの部下のレーノって奴が何度か密会していたらしいよ。」 |
サンドロ | : | 「そいつは今どうしてるんだ?」 |
草原の賢者 | : | 「レーノは集落で自由気ままに暮らしてると思うよ。」 |
ボーデル | : | うむ、それはそうと金色の尾のトリックじゃな。魔法ではないらしいし。 |
クロウ | : | 「この辺で、毛を染められる染料はないのですか?」 |
草原の賢者 | : | 「衣服用ならあるけど、体毛を綺麗に染められるようなのはないね。特に金色なんて。ペンキじゃベタベタに固まっちゃうし。」 |
クロウ | : | 「じゃあ、それ以外の方法で、尾を金色に見せる方法ってあるでしょうか?」 |
草原の賢者 | : | 「うーん、そうだね・・・・・・方法は無くもないかも知れないね。そういえば、ドレイスが襲撃されたのは明け方らしいね。」 |
ボーデル | : | 朝日か?(笑)。 |
クロウ | : | ・・・そうだよ朝日だよ。朝日に照らされて金に見えたんだ(笑)。 |
サンドロ | : | ・・・・・・なるほど! |
草原の賢者 | : | 「ごめーとー!」 といって拍手をするよ。 「条件的に考えて、その方法なら金色に見えなくもないかもね。ケンタウロスの毛は特に細いから。」 |
サンドロ | : | よし、白い毛のケンタウロスを探すぞ。確かいたな。 |
クロウ | : | えぇ~それがノードだけど(一同爆笑)。 |
GM | : | (売られていく子牛のような表情)・・・・・・。 |
ボーデル | : | いや~、GMの失望した顔が可哀想過ぎる(笑)。 |
サンドロ | : | よーし、ノードか(笑)。俺は始めっからそうだと思っていた(笑)。 |
アーティ | : | 俺も奴が怪しいと思っていたんだよ(笑)。 |
クロウ | : | じゃあ、まずはレーノから突き崩していこう。 |
アーティ | : | え、こういう時って、本人にそのことを告げれば勝手に自白してくれるんじゃないのですか?(笑)。 |
クロウ | : | だって、ノードはかなりの地位にいるんだよ。しっかり証拠を集めないと。それに、親友だったドレイスを殺した理由も分からないし。 |
サンドロ | : | そういえばそうだ。なぜ殺したんだ。 |
ボーデル | : | まぁいい、行こう。 |
クロウ | : | その前に腕輪を外してください(笑)。 |
草原の賢者 | : | じゃあ、ちょちょいと。 |
クロウ | : | 良かった、外れた・・・・・・。 |
GM | : | では、ラヴェルナは草原の賢者に用があるので。 |
サンドロ | : | 「ラヴェルナ様、事件の真相がもう少しで掴めそうです。我々は一足先に戻ります。」 |
ラヴェルナ | : | 「そうですね。サンドロ、それでは任せましたよ。私は彼と少し話しをしてから戻ります。」 |
サンドロ | : | 「分かりました。お任せください。」 |
ボーデル | : | ほーう。最後の緊急お助け袋がなくなってしまったわい(笑)。 |
GM | : | なんだそれ?(笑)。 |
ボーデル | : | いざピンチとなったら究極のラヴェルナパワーで全てを解決じゃ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 大丈夫だ。そんなものは必要ない。 |
GM | : | ラヴェルナは持病があるから魔法使えないよ(笑)。 |
アーティ | : | どんな?(笑)。 |
GM | : | 魔力が枯渇するやつ。 |
アーティ | : | カーウェスか!(笑)。 |